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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

鷲見ヶ原うぐいすの論証

鷲見ヶ原うぐいすの論証

久住四季:著
カツキ:イラスト
電撃文庫


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何となく、表紙の雰囲気に惹かれて購入した本。
読み終わってから本屋で付けてもらった紙のカバーを外して初めてそこに人物が描かれていた事に気がついた。
ラノベでは表紙は人物の上半身とか顔のアップとかが多いが、これは全身が描かれてるという違いがあるものの、見落とすとは思えない構図。
なんで人物を見落としたのか不明。
表紙の人物はこの作品で探偵役を務め、ヒロイン役である鷲見ヶ原うぐいすである。

この作品はラノベ…であるが、もっと細かく分類するならばミステリであろう。
魔術や悪魔というキーワードが出ては来るが、ラノベのファンタジーにある意味合いではなく、現実世界で言うところの魔術や悪魔と言った位置づけで登場する。
それをヒロインであるうぐいすが論破していくのを、主人公である譲が聞いていくと言う構成である。
ミステリとして殺人事件は起こるのだが、それを解決するというより、数々の事象を証明していく、論証を述べていくというのが本作品。

本の厚さと内容からして、読むのに時間がかかるかなと思いきや、すらすらと読んでいける。
譲が聞き手となることで、探偵役のうぐいすは事細かに事象を説明していくのであるが、これが読者が読みやすいよう、理解しやすいようという感じになっているので、ミステリにありがちな、探偵の台詞を整理して飲み込むと言う作業がすんなりいくので時間がかからない。
子気味良い感じである。
物事をロジカルにロジカルにと進んでいくので、文系よりは理系の人の方が取っつきやすいかなと思う。すごく楽しめた。

うぐいす…デレなのに、気づいてもらえないと言う…。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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