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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

Fate/stay night[Heaven's Feel] II.Lost butterfly

今年の初めに劇場公開されたFate/stay nightの桜ルートの第2章。
第1章を劇場での鑑賞をパスしたので第2章もパスしたという感じで、BDが今回発売されて届いたのでそれでの視聴です。
時間的には本編117分。約3分第1章より少ないんですけれど、内容はなんか詰め込まれていて、かつあんまりゲーム本編からカットされてる印象が無かったというのは驚きでした。
ゲーム本編からあんまりカットされてないという事はですね。士郎と桜の情事とか、慎二が桜に乱暴するシーンとかがマイルドに(それでもPG-12)はなってるもののきちんと描かれていて、台詞があるという状態なんですよ。
それなのに、きちんと必要な分がきちんと描かれていてびっくりしました。もちろん、ひとつひとつのシーンは少しずつ縮めてるんだと思うんだけれども、そういう印象はあんまりなかったですね。
第1章はルートの分岐地点までイメージでスキップされていたので、すごく印象が違いました。
第1章はやっぱりダイジェスト的な印象は受けちゃうんですよね。
第2章はそれは無かったので完成度が高い印象を受けました。

ストーリーは原作しかも全年齢版じゃなくてパソコンゲームの方に沿っている感じですね。
桜さんが堕ちていくとともに、それに士郎が寄り添っていくという選択をするというストーリー。
どっちが重要なんだろうと言えば、士郎が選択として今までさんざ言ってきた正義の味方であるというあり方を捨てるという選択がすごい重いし、それが、このHeaven's Feelの主題であるわけですけれど、その気持ちっていうのは彼にとっては救いなはずなんですけれど、こっちの道も桜があーゆー状態なので超茨の道を、Fateにおける正義の味方というのは少数を切り捨てるというのの代わりに、さらなる茨の道を選択しているわけです。
それをさ、士郎は途中まで桜が堕ちていくのに気が付いてない(気づかないようにしている)んだよね。
始めは自分に寄り添ってくれる大切な存在である桜に対して、桜の為になるようにと選んだことだったけれど、桜があーゆー状態だって気が付いてからも、それを撤回しない。
覚悟を決めていくという話になってますね。
途中で包丁を持ち出して桜を殺そうとするシーン、それでもできなくてその結果彼が選択したことってのが、この映画の結末な訳だけれども、それまでの自分をすべて否定して、新たな価値観を構築していくっていうのはすごい重いものがありました。
今まで、Heaven's Feel編は完結まで描かれたのがゲームしかなくてですね、一連の作品として描いているのってなかったわけですよ。
ゲームだと選択肢がいろいろある訳で、自分が士郎役として選択をしていくわけですよね。それで、何度もバッドエンドを迎えながら先に進むという作業をしていくわけで、続いてるシーンとして見られない面があるんですよ。
それが今回、士郎があり方の選択をしていくまでの過程が一気に見れるというのは新鮮でした。

桜さんが堕ちていくのは規定路線というか知ってて見ているのですけれど。
日常が壊れていって、暗い闇の世界に堕ちていくわけですけれど、桜が出てくるたびに、何かしら桜的に闇に堕ちていく要素があるという状態で、心苦しいものがありました。
結果として第3章で救われるのは知っているわけですけれど、自分が穢れたものであるというところが、今までのFateでは出てなかった面が前面に押し出されてくるので悲しい感じがしましたね。
PG-12である理由ってのは、Réalta Nuaで描かれた桜の堕ちていく理由ってのがたぶん薄く見えちゃったんだろうなと想像しました。
Réalta Nuaはやってないので分からないのですけれど、R-18のシーンがカットされているRéalta Nuaではそこまで桜が堕ちるというのが薄いんじゃないかなぁと思いました。
性的な堕落というのもあってこそ、この桜が堕ちていくというのは顕著に描けるのではないかなぁとこれを見て再確認したような印象がありました。

本編の中のちょっとしたシーンで、Fate/Zeroとのつながりってのも描かれていて、もともとイリヤのシーンでは切嗣とイリヤの関係ってほとんど描写されてないのですけれど、イリヤが士郎に感情移入しやすいようにこれまでFateの作品群が積み重ねてきて補強された分を詰め込められていると思いました。
Fateの本編系はufotableが多く担当しているのですけれど、だからこそか、繋げられる部分は繋げている感じがしました。
こういう補強ってのはすごく良い感じに思いました。

シーンとして印象に残るのは一番は士郎とか桜のシーンじゃなかったです。(笑)
これ、それでいいのかと思ったのですけれど、士郎と桜のシーンって、この作品の中では静のシーンであってそれぞれきちんと印象に残るんですけれど、一番っていうのはやっぱり動のシーンなんですよね。
その迫力がものすごくてですね。アインツベルン城でのセイバーオルタとバーサーカーの戦闘シーンなんですけれど尺はやたら長いし、部屋で見てたら音についてそんなにでかくしてないのに家族からクレーム来るくらい迫力あるし、セイバー対バーサーカーというのは第1章でもあるんだけれども、士郎という不完全なマスターで全力が出せないセイバーというのと、闇落ちして桜、聖杯から魔力供給を受けてるので全力で戦えるセイバーってのがこうも違うのかというのがびっくりしました。
それに対抗していくバーサーカーがやっぱり大英雄なんだと思いました。この戦いができるバーサーカーを追い詰めることができるエミヤすげぇなと思うと同時に、セイバーにとってマスターって枷でしかねぇとおも思いました。
それほど圧巻の戦いを割と序盤に見せつけられるので、びっくりします。
これ、どこまでやるの?って思いながら見てました。

後は第3章。
桜が救われると同時に、士郎が桜の闇と対峙していくシーンが待っているはずです。
すごく楽しみですね。
来年の春。待ち遠しいです。

Fate/stay night[Heaven's Feel] II.Lost butterfly
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