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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係

西尾維新:著
竹:イラスト
講談社文庫(西尾維新文庫)


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人間シリーズ5冊目。
人識の人間関係にはいってから2冊目なんですけれど、あとがきに頭書と書いてあるんですよね。匂宮出夢との関係にも同じように書いてあったんですけれど、どこから読んでも良いってことなんですかね?
でも、この巻を読んでみた限り、人識と出夢の決別について言及してあったりするので、やっぱり読むのに適した順番てのはあると思うんですけれど…。
とりあえず、栞に書いてある順番で読んでいくというのが、僕の方針です。

匂宮出夢との関係では出夢に誘われて、玖渚直を暗殺しに行くという話になっていました。登場人物も最低限で話の中に出てくる名前も数は抑えられていた印象がありました。
その中で、出夢から見た人識を、人識から見た出夢を互いに書いていたという話になっていました。
今回のこの巻は哀川潤に命令されてというか拉致られて、崩子と萌太の故郷というか、闇口衆の本拠地である大厄島へ潜入し、萌太の遺品となるデスサイズを回収を目指すという話になっています。
その大厄島で崩子の父親や母親の態度をみて、人識がちょと怒ったり、崩子の覚悟や今後のような話が展開されていて、ぶっちゃけた話ですね。
人識や伊織が脇役っぽく話しが進んでいきます。
話の主体が哀川潤や崩子、そして敵である我樹丸や憑依の方に多くの印象を受ける話となっています。
強い力を持っている、哀川潤や我樹丸や憑依については、その印象を強くするだけで、独断、心が揺れたりはしないのですが、なんの力もない、ただの女の子である崩子が生涯無敗である我樹丸に立ち向かっていく姿とかには、グッとくるものがありました。
彼女の覚悟は、すこしやけっぱちなところがなくはありませんでしたが、人が覚悟を決める時ってえてしてそんなものなのかもしれません。しかも絶対的な相手に対して、自分が無力であることを承知で噛み付くのですから、それくらいのことはしょうがないのかもしれません。
それでも彼女の言葉や行動は我樹丸に届いた。それはそれでものすごく意味があったこと何じゃないでしょうかね。

で。タイトルにもなっている人識と伊織の関係なんですけれど、何度か言及されるんですけれど、まとめてしまえば家族愛ってものでしょう。
今は人識と伊織だけになってしまった零崎ですが、その家族愛ってのはまだ続いている、受け継ぐ人が居る、互いに想い合う人が居るという確認と、零崎としては半端もので殺人衝動を持っていないかもしれない殺人鬼である人識でも、零崎一賊はちゃんと家族として扱い、双識みたいに愛情たっぷりではない人いたにせよ、人識に寂しい思いをさせるということはしなかった、そういう家族愛。そして伊織からみたら対等でいたい、兄妹という序列はあるものの、家族として頼り頼られる相手で居たいという感情、そういう家族愛。零崎はどこまで行っても家族愛でつながった者たちなんだよという関係の確認をする話だったように思えます。
今は経った二人になってしまったけれど、新しい零崎が生まれる可能性も示唆されましたし、もしシリーズが続けば、零崎はこの先増えるかもしれないですね。
って、そもそも、伊織自身が新しく零崎になった者なのですから、これからもちょこちょこ生まれる可能性はありますよね。

いくつかのバトルを内包していますが、結果的にひとつの大きな話。
零崎の新しい始まりを描いているという感じの話で面白かったですね。
まぁ、現実問題、零崎は殺人鬼集団なんで、いない方が平和ではあるんですけれど。
今の二人には殺人禁止令が出ることですし、この先はどうなっていくんですかね?
人を殺さない零崎一賊なんてのが誕生するかもしれませんね。
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