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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

新約 とある魔術の禁書目録21

新約 とある魔術の禁書目録21

鎌池和馬:著
はいむらきよたか:イラスト
電撃文庫


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新約21巻目ですね。
長い話に決着がつきそうな勢いではあるのですが、幻想殺しについては全然決着に行きつく様子がないので今やってるのが終わってもまだこの作品続くなと予想している次第です。
次の新約22巻でものすごく転ぶかもしれませんが、とりあえずは現状維持的な感じですかね。

前巻からの続きでコロンゾンと相対するためにイギリスへ攻め込んだアレイスター一行が今度は復活した魔術結社「黄金」のメンバーと戦うという話になっています。
コロンゾンの弱点として契約者であるメイザースの墓、遺体を確認しようとしてロンドンにたどり着いたら結果的にメイザースの死体はなく、メイザースが敵として立ちふさがったという話が前巻でしたが、この巻ではメイザース率いる「黄金」との全面対決になっています。
基本的には戦うのはアレイスター、上条ちゃん、一方通行で浜面君は一般人故に逃げ惑う役、インデックスははぐれたためにコロンゾン=ローラについて違和感があるので調べるということでそれぞれ行動をしていきます。
前巻であれだけ自体を混乱させたアレイスターズ・ハザードは前巻の神威混淆でほとんど駆逐され、残っていたのも「黄金」に潰されて姿を消します。
そこからは「黄金」との戦いをずっと描いているのですが、少しずつ状況が変化していく中で、鍵はスコットランドの方にあるということになり、そちらに移動する中での高速戦闘とかに流れていきます。

いろいろ状況は変わっていくのですが、基本「黄金」との戦いをずーっと描いていて、スコットランドにたどり着くまでに1人1人「黄金」のメンバーが脱落していくという感じ。おおよそとして戦ってるのはアレイスターか上条ちゃんで一方通行は途中から別行動で充電および悪魔クリファパズル545を使って情報収集、インデックスはコロンゾン=ローラを調べるのでロンドンから動かず、浜面君は行きがかり上「黄金」の1人であるダイアン・フォーチュンを保護して戦闘に巻き込まれないようにしながら移動という感じです。
当初アレイスターが魔術をまともに使わないので劣性ですが、あるきっかけをもって魔術によるメイザースとの一騎打ちになるという感じに話が展開されます。
上条ちゃんも頑張ったんですけれどねぇ…。
メイザースにはあんまり太刀打ちできた感じがしませんでした。美琴とか駆けつけてくれたんですけれどねぇ…。

最後、アレイスターが教会でオルソラと会話して聖書を手に取って戦いの場に立つシーンとか、インデックスがローラについておかしいと指摘するシーンとか、メイザースが破れ「黄金」が体を維持できなくなっていったり、それに伴いダイアン・フォーチュンも消え去ってしまったりしたのに浜面君が憤ったりするシーンはそれなりに面白いし燃える展開や悲しい展開や人の情動がからんでいい感じのシーンではあるのですが、そこまでが長い!
やたらと「黄金」=現実世界での魔術結社黄金の夜明け団とその構成メンバーについて説明しながら戦闘シーンを描いているのですが、なんかねそこがですね、黄金の夜明け団についてこんなに調べたよ!見てみて!と言われているようで苦痛でした。
たしかに前々からブライスロードの戦いとか描いてたので、黄金の夜明け団のメンバーを出すならここではあるんでしょうけれど、話の展開上必要なのはメイザースとダイアンだけ。魔術結社「黄金」をイメージさせるのでもウェストコットと仮面舞踏会の君くらいが出てればいい話で、外の多数のメンバーまで出す必要があったのかなぁって疑問に思いながら読んでました。
いろんなメンバーをだす必要からいろいろ書かざるを得なくなって、不必要に話が長くなった印象が否めないんですよね…。

コロンゾン編の「転」に当たる部分になると思うのですけれど、もっとなぜメイザースが戦うのかとか、なぜ「黄金」が復活したのかとか、そういう面に視点を置いて描写してほしかったなぁ。
アレイスターとの戦いでメイザース(の形をしたもの)はその心中を吐露しますけれど、そんな数行で終わっちゃってよい話じゃないでしょと思いました。
ダイアンの側との描写量がつり合い取れてない感じ。

しかし、コロンゾンは悪いね。悪い奴だね。
まぁ悪魔だから当然といえば当然なのかもしれないけれど、今まではどちかというと神の使い側と戦うことが多かったので、コロンゾンみたいな相手というのは新鮮ではあるかも。今までの敵にはそれなりに言い分があって、でもそれでも今の暮らしを人の想いを守りたいから上条ちゃんは右手を握ってぶん殴ってきたわけで。
始めからなんか悪い奴っていう感じに出てくる相手というのはこの長い禁書目録の話の中でも割と珍しいかも。
たぶん、次でコロンゾンはどうにかできるんだと思うけれど、どうなるかなぁ。
今回みたいな話の引き伸ばしみたいな展開が無ければいいなと期待しつつ次を待ちます。
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