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ロード・エルメロイⅡ世の事件簿4「case.魔眼蒐集列車(上)」

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿4「case.魔眼蒐集列車(上)」

三田誠:著
坂本みねぢ:イラスト
TYPE-MOON BOOKS


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ロード・エルメロイⅡ世の事件簿4巻目。
エピソードとしては3つ目の上巻となります。城、塔ときて今度は列車です。
ミステリの王道的な感じですかね。列車の中での殺人事件ってのは。
ある意味密室になるわけですし、犯人が特定しやすい状況なはずなのに、特定できないというジレンマを描くにはもってこいの舞台といえるでしょう。
今回の語り部はグレイでした。なので相変わらず魔術的なところというか、ちょっとした説明をする部分は他のキャラクターが行っています。ミステリの語り部としてはそこを他のキャラ任せにするというのはどうかと思うのですが、魔術が絡む分、ロード・エルメロイⅡ世自身が言った通りフーダニットとハウダニットは意味をなさないという状況ですから、サスペンスとして読むのが正しいかもしれません。残るホワイダニットも前3巻で読者が推理するのは難しい作品でしたからね。

さて。TYPE-MOONといえば魔眼。
「月姫」「空の境界」と直死の魔眼を扱った作品がありますが、本作でもちらっと直死の魔眼に言及するシーンがありました。
今回の舞台である列車はタイトルにある通り、魔眼を収集してオークションにかけるという列車になっています。オークションに出品する人からの魔眼の摘出/通常眼球への交換、オークションで競り落とした客への魔眼の移植などを行う特殊な列車ということになっています。
そこにロード・エルメロイⅡ世たちが招待されて乗り込んだところで起こる殺人事件という形になっています。
ただ、ロード・エルメロイⅡ世たちには別の目的があって魔眼に興味があってこの列車に乗り込んだのではなく、招待状を置いていった人物がロード・エルメロイⅡ世にとってというかウェイバー・ヴェルベットにとって命より大切な、英霊の聖遺物=イスカンダルのマントの切れ端を盗んでいったから。
それを取り戻すために魔眼云々関係なく、乗り込まざるを得ない状況にということになってます。
殺人事件とは別に、この盗んでいった人物とコンタクトを取ろうと呼び出された場所へ行ってみると、イスカンダルの腹心ヘファイスティオンを名乗る英霊に襲われるという事態に。
読者からすると第五次聖杯戦争の参加サーバントは既知なわけで、この英霊はサーバントではるものの聖杯戦争とは無関係ということはわかってます。登場人物たちは知らないので聖杯戦争参加者が襲ってきてるのか困惑していますが。読者には聖杯戦争に関係ないサーバントが出てきたけどなにこれという別の困惑が。
しかも、ロード・エルメロイⅡ世いわく、イスカンダルの王の軍勢の中にはいなかったと。
本当にヘファイスティオンなのかというのも疑問符状態ですがどうなんですかね?
しかし、王の軍勢の万に達する英霊の顔、全部覚えてるのかよ…ウェイバー。
このヘファイスティオンに襲われて、ロード・エルメロイⅡ世が負傷、昏睡している間に、何者かの妨害により魔眼蒐集列車が所定のコースから外れて危険な地域に踏み込みそうというところで上巻は終了でした。
どうなるのよこれから!

しかしロード・エルメロイⅡ世の事件簿はFate/stay nightと同じ世界観の物語、つまり正史といっていい話なのですが、他のスピンオフにもロード・エルメロイⅡ世は顔を出していることもあり、その設定をなるべく拾っていこうという三田さんの頑張りが見えます。その結果が2巻3巻で出てきたフラット(Fate/strange Fake)だし、今回出てきた、カウレス(Fate/Apocrypha)やオルガマリー(Fate/Grand Order)です。フラットはほぼ設定そのままで出てるようですが、聖杯大戦が行われていないこの世界観ではカウレスの過去の経緯から聖杯大戦は省かれていますし、その関係か少し性格も違うように見えます。オルガマリーに至っては年齢が11歳で出てきておりGrand Orderの人物とは性格は酷似しているものの立場等は全く違う人物となってました。
でも、同じ人物には違いなくて、あぁ、この世界のどこかには他のFate作品の人物が居るんだなぁと思わせることになってました。
三田さんも苦労しながら書いてるんだろうなぁと思いました。奈須さんにえらい苦労をおっかぶされたものですよ。(笑)

そういえば。魔眼といえばランクがあって、最上級の魔眼は「虹の魔眼」と呼ばれてめったに存在しないものだそうです。
直死の魔眼はこの「虹の魔眼」に当たるランクだそうで…。
式と志貴の直死の魔眼はレベルがちょっと違う(式のものの方が上級クラス)のですが、どうもこの巻の説明をみるに、二人のもの両方とも「虹の魔眼」に当たるようでした。魔眼蒐集列車…イギリス何ぞ走ってないで日本走ってた方がいいんじゃないか?と思ってしまった。式たちの直死の魔眼だけじゃなく、浅上藤乃の歪曲の魔眼だって相当なレベルだろうし。
魔眼持ち、多いぞ日本。

ロード・エルメロイⅡ世、昏睡しちゃってますけど…。
ちゃんと下巻で殺人事件を解決して、イスカンダルの聖遺物を取り戻せるのでしょうかね…。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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