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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

アルスラーン戦記14 天鳴地動

アルスラーン戦記14 天鳴地動

田中芳樹:著
丹野忍:イラスト
光文社カッパノベルズ


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14巻です。
13巻を読んだときに近いうちに14巻、15巻を読むと言っていたのですが、他の本を読んでいるうちに1年が経過していました。おや?
Twitterで最終巻が脱稿されたと聞き、やばい、読まないととなったのでまずは14巻を片づけることに。
アルスラーン戦記は読みやすいのですらすら読んでいけるのがよいですね。

どこもかしこも不穏な動きをしているというのが、この巻の印象でした。
とはいえ、シンドゥラのラジェンドラさんがとってもいつも通りで和ませてくれます。そのラジェンドラさんもパルス軍が放棄したペシャワール城へのこのこやってきたところに魔軍の襲撃にあって慌てふためくというのがなんとも。
我がまま言っているようで、何かとパルスの役に立っている(ナルサスの策略により立たされている)ラジェンドラさんがとってもいつも通りでした。
冒頭だったからすごく印象に残った感じです。

あとはチュルクにイルテリシュが乗り込んできて乗っ取るとか、ミスルで遅咲きの野心家であるテュニプがヒルメスを追い落として国を取り戻すとかあります。ミスルの場合、簒奪したヒルメスを追い出して、再簒奪したというのが正しいのかな?正統な跡継ぎさんを殺害しているから、簒奪を企てていたヒルメスを追いだしたというのではなく、テュニプによる簒奪と考えてよいでしょう。
チュルクやミスルでの件はイルテリシュが魔軍を使っているものの、なんとなくですが、普通の戦いを描いていた印象がありました。
あんまり、魔軍の怪物とかの印象がなかったからだと思います。

アルスラーン周りではギランでの戦いがやはり印象的。
十六翼将が何人もそろってる状態での魔軍との直接的な戦いになります。やはり空を飛べない人間に対して、空を飛べる魔軍の怪物は脅威で、十六翼将でも苦戦するというのが、わかる話となっていました。
というより、ザッハークを退治するに当たり、部下の損失を覚悟しないといけないというアルスラーンに、その通りだと突きつけんばかりの展開となります。
グラーゼとジムサの戦死はすごく唐突で、厳しいものだと思いました。
まだ、この段階ではアルスラーンの覚悟は決まり切っていないのに、それでも部下を失ったことを現実として受け入れないといけないという現実。
文章は淡々としていて、紙面の関係か割とあっさり流されている感じがしましたが、やはり堪える部分ですね。
グラーゼとジムサの前には、ザッハークの起こした地震による建造物の崩落でアルスラーンを守ったトゥースもあっさりと亡くなってますし、この巻では一挙に3人もの十六翼将が欠けることに。
前巻のザラーヴァントと合わせると4人が亡くなったことに。
それに伴って、人事が動くわけですが、キシュワードが責任を重く感じないようにアルスラーン自信が罰しないといけないとか割と重い事柄が描かれてました。キシュワードそんなに弱い人かなぁと思いながらも、その危険を排除するのも王の役目なんだなぁと思いました。空席となった大将軍職は代わりにダリューンがその地位へやっと着くことに。
トゥースの代わりにはクバードがとなるのですが、この辺の人事を受ける側にもそれぞれの覚悟ってのが見えていて、なんか最終局面に向けて悲壮感がただただ、漂ってる感じがしました。

さて。
地震とか天変地異まで起こしてくる蛇王に対して、人間でしかないアルスラーンたちはどうやって戦うのかしら。
イルテリシュみたいに人間の姿をして出てきてくれればまだ、ダリューンとかが対処しそうですけれど…。
皆殺しの田中さん、何人生き残らせるつもりなのかしら…。最終局面で全滅とかやめてほしいです。
たぶん、次の巻も何人か十六翼将から死人が出るんだろうなぁ。覚悟して読もう。
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