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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

アトム ザ・ビギニング

手塚治虫の鉄腕アトムの前日譚として書かれた漫画作品のアニメ化。
1クール12話で放送されました。原作の漫画はまだ連載中で未完ですので、切が良いところまでのアニメ化となっています。原作漫画の6話までに準拠していてオリジナルの展開が差し込まれていたようです。

原因不明の大災害が発生した後の日本が舞台となっており、災害復興のためにロボット工学が急速に発達したという設定で始まります。
この舞台背景はあまり物語には関係してこないで、現代風の日常の中にロボットが自然にいる状態を生み出すための下地だけだった感じでした。僕はアトム世代よりちょっと後なので、アトム詳しくないのですが、鉄腕アトムもこんな設定だったのかしら?
ちょっと気になりました。
物語は大学の研究室で、天馬午太郎とお茶の水博志(後の天馬博士とお茶の水博士)がロボット研究をしているというストーリー。その産物がA10-6という主役ロボットで、作品世界でもかなり進んだAIを搭載した自律思考型の人型ロボットです。
このメンバーが中心となって、日常の中で発生する問題や大学の研究費稼ぎやらを経て、ロボットレスリングでA10-6が同じような自律思考型の人型ロボットのマルスと戦うことで、思考を超えた感情のようなものを抱き始めるというところまでを描いています。

鉄腕アトムでは、天馬博士とお茶の水博士の間には特に関係性があったわけではないように思いましたが(記憶がさだかじゃないです)、この作品では二人が意見をぶつけ合いながらA10-6を開発していく姿が描かれています。
主役はA10-6ではなくて、この二人の研究生なんですよね。この作品。
鉄腕アトムでの描かれ方同様におおらかで人の好い博志と、独善的で自分勝手なところがある午太郎、二人の対比がメインになっていました。
最初はうまく行っていたのですが、決定的な亀裂を生みそうになったところでぎりぎりで決裂せずに次のステップへ進む(A10-6の後継機を作る)というところまでで、話が終了します。
もともと、僕はあまり鉄腕アトムにあまり思い入れが無いというか、あの作品をあまり面白いと感じてはいなかったのですが、そのせいもあってか、この作品もあまり面白いとは感じられませんでした。ひとつの作品として完成度は高いなとか思ってはいましたが、なんか、乗り切れない自分がいた感じ。
たぶん、鉄腕アトムに思い入れがある人が見れば、かなり面白いと感じられるのではでしょうか?
僕には正直ちょっと合わなかったかな。
途中から、午太郎の独善的なところが目につくようになっていくのですが、それがあってすごく気になってました。
もともと、彼は最強のロボットを作ろうとしていて、自律思考型AIのアイディアを持ってきたのは博志の方だった。ただ、意気投合して二人でAIであるベヴストザインを作り上げたのは確かですが、A10-6の命ともいえるベヴストザインの開発、A10-6の開発をさも自分の手柄のように語る彼の姿が、すごく気になった。
簡単に言えば嫌な奴に思えてしまった。彼自身には彼自身の葛藤というものがあって、そうなってるのでしょうけれど、画面を見ている限り、葛藤とかそういうものよりも、自己を誇示するのが目立ってしまって、嫌な感じがしてしまった。
その辺も僕が合わなかったところかもしれません。

NHKだから、原作のストックが溜まったら2期あるかな。
アトムの名前を連想させるA10-6がその後どうなっていくのか興味はあります。
アトムとは別の機体だと思うので、この話がどう鉄腕アトムに繋がっていくのだろうかと思うところはある。
興味はあるから見るだろうけれど、あまり続けて見られる自信はないなぁ。
というくらい僕には合ってなかった作品でした。

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