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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

魔法少女育成計画

同名のライトノベルを原作とするアニメ。1クール12話で放送されました。
原作は未読で視聴。
いわゆる魔法少女ものにありがちな、かわいいキャラクターデザインとポップな感じの公式サイト。
いかにも女の子向けですと言わんばかりの本作ですが、なぜ、この作品を見たかというと、そういった魔法少女もののお約束のような要素てんこもりの割に、作品のインフォメーションに書かれた内容曰く、「16人の魔法少女による、残留をかけた、過酷な椅子取り合戦が始まる」的なものだったからです。
これは、普通のほんわかした女の子向けの作品ではなく、ラノベ原作であることあって、割と男性向きなそれも低年齢層向きではないと判断して視聴することにしました。

物語は魔法少女に憧れる少女、小雪が魔法少女育成計画というソーシャルゲームで遊んでいるところから始まります。このソーシャルゲームを遊んでいるプレイヤーから、実際の魔法少女に抜擢された人物がいて、小雪は15人目の魔法少女として選ばれます。
魔法少女に憧れていた小雪は当然承諾して、魔法少女になり、人助けにいそしむという出だし。3話にして、16人選ぶのだが、1つのエリアに16人は多すぎるという事で、マスコットキャラのファヴから成績(人助け)の悪い人物と解約するということが告げられます。
実際に最初の脱落者が発表されて、その魔法少女の契約解除=死であることが判明し、困惑する魔法少女たち。
そこから、バトルロイヤルが始まるという展開になっていました。

魔法少女の資格を失う=死であることで、大半の魔法少女が成績を上げる事を考えるのではなく、他の魔法少女を蹴落とすことを考え始めるのがすごく悲しかった。
魔法少女って人助けをする職業ですよね?と普通に主人公である小雪と同じ考えで居たので悲しかったです。
確かに「残留をかけた、過酷な椅子取り合戦」なわけです。人から成果を奪い取るという事も可能で、それを選択するものもいれば、直接、脱落者を出す為に戦闘を仕掛けてくるものもありでまさにバトルロイヤル。
3話以降も主人公は確かに小雪=スノーホワイトではあったのですが、それぞれの魔法少女の視点から戦いを描いた群像劇のようになっていました。

結果的につぶしあいに比較的巻き込まれなかった小雪が最後まで生き残り、このバトルロイヤルを仕掛けたのがファ手ヴの身勝さ、クラムベリーの傲慢さによるものだったという事があかされ、小雪ともうひとりの生き残りであるリップルの手で管理用端末を破壊して終了という流れになっていました。
戦いの中で強くなくてはいけないと思った小雪が、新たな道を進み心やさしい真の魔法少女を目指しているのは救いだったかもしれません。

これ原作はもっと長い話で完結してないらしいです。
ただ、ある一定の冊数で区切られているようで、アニメになったのは無印の魔法少女育成計画。その後のものはサブタイトルがつくのが出ているようですね。
話は無印の部分でもきちんとまとまっているのでアニメとしてはこの形はよい終わり方だったと思います。
面白かったけれど、人の純心さだけでなく、醜いところ、幼さ故の残酷さ等、清濁併せた人間模様が描かれていて、なかなかヘビーな感じのストーリーでした。
また、男の子が魔法少女になるケースもある(その場合、魔法少女としての姿は少女の姿となる)事や、同性のカップルが出てくる等もあり、ちょっとセクシャルマイノリティを考慮した作品になっていたのかなとも思いました。
しかし、まどか☆マギカ以降こういった、ほんわかした雰囲気で始まるくせに、蓋をあけるとヘビーな展開ってのが増えた気がします。
魔法少女も昨今、殺し合いが日常茶飯事ってちょっと悲しいなぁ。

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