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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

アクセル・ワールド21 -雪の妖精-

アクセル・ワールド21 -雪の妖精-

川原礫:著
HIMA:イラスト
電撃文庫


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21巻目。
本の内容以外でちょっと気になることが。
電撃文庫は見開きの左側のページの上に本のタイトルが刻印されているんです。
当然この巻では、「アクセル・ワールド21 -雪の妖精-」と刻印されているはずなんですけれど、実際には「アクセル・ワールド21 -大天使の再臨-」となっています。
これ、たぶん、出版間際になってタイトルを変更したんだと思うんですよね。で、雪の妖精に書き直さないといけなかった部分がミスで直されないままになってしまった結果、こんな感じの事が発生したんだと思います。
ただね。この二つのタイトル。直す前と直した後のタイトルを見て、そして本を読んだうえで思ったんですけれど…。あんまりアクセル・ワールドはその巻の内容にマッチした内容のサブタイトルがついてないような気がすると思いました。前の巻は割といい感じについてたんですけどね。この巻についてる「雪の妖精」は敵のオシラトリ・ユニヴァースのメンバーの一人でしかありませんし、重要な敵のギミックを担うメンバーではありましたけれど、話のテーマに対して重要度がそれほどじゃないんですよね。「大天使の再臨」も確かにこの巻で起こることを示していますけれど、それだって話の一場面でしかなくて…。もっといいタイトルがあるでしょうと思わないでもなかったです。
たぶん、タイトルからストーリーを推測されるのを嫌ったんでしょうけれど…。

さて、タイトルの事はおいておいて。
ガチでネガ・ネビュラスとオシラトリ・ユニヴァースの戦いが始まって、ずっと戦ってる巻だったという印象です。
ただ、戦っているだけじゃなくて、ひとつひとつ、少しずつですが、今まで張られた伏線が少しずつ処理されて行ってる感じの巻となっていました。いままでの、戦いの中で語られてきた要素、ステージの変遷や、エネミーのテイム、全損したバーストリンカーの復活、災禍の鎧、そういった少しずつ語られてきたことが、すべてひとつにつながって、この戦いへ繋がっていったこと、全部にオシラトリ・ユニヴァース=ホワイト・コスモスがかかわっているということが語られていきます。
そして、一歩、対応が遅れていたら全員全損してブレイン・バーストから排除されてしまう危機となるような心意技の連携をもって、待ち伏せ、対処してくるオシラトリ・ユニヴァースの怖さってのが語られてました。
考えてみれば、前にも加速研究会には自分の脳波クロックを落としてダイブしたまま長い時間待つことができるバーストリンカーがいるっていうのがあって、待ち伏せされたことがありました。それと同じ状況に今回はレギオンごとはまってしまい、あわや全員全損というピンチ。かろうじて抜け出したシルバー・クロウとメタトロン、不測の事態により合流した黒雪姫とニコの助力があって、ピンチは切り抜けられましたが、本当に危ないところでハラハラしながら読んでました。
全体的にネガ・ネビュラス側が弱いと感じました。個々は確かに強いのかもしれないのですけれど、それはあくまで個々の強さであって、連携した強さじゃない。かつて、スカイ・レイカーとアーダー・メイデンでコンビを組んだ技があったという話はよく出てきていますが、それにしたって、集団対集団を意識したものではなく、個々の能力の顕現でしかないんだなぁって今回つくづく思いました。
オシラトリ・ユニヴァース側は心意技ではあったけれど、連携して集団をつぶしにきた。しかも無限PKができるギミックを組んでです。かかった人数は3人。それで14人を一気に巻き込んで全損させる危機に陥れるほど、連携を練りこんできてるというのが最後の敵にふさわしい脅威だなぁと思いました。
空を飛べるシルバー・クロウと救い出されたライム・ベルは無事でしたが、攻撃チームが全部やられてしまうという事態になるとは思ってもみなかった。
個々の強さってのがクローズアップされてたアクセル・ワールドだったから、集団戦の怖さ、集団としての強さってのを見せつけられた感じでした。

結果的に痛み分けとなった今回ですが、クロウが飛べなかったら、メタトロンが居なかったらなど、ネガ・ネビュラスだけで(プロミネンスと合併したとはいえ)、オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会を攻略するのは無理っぽい要素がいっぱい。
それでも彼らはあきらめないんでしょうけれど、もうちょっと作戦練らないと勝てないっぽいんですけれどというのが気になりますね。
最終的には青や緑のレギオンが参戦してくれそうですけれど、それでも勝てるかなぁというのが気になりました。
でも、だいぶ、伏線が消化されてきているから、決戦まであとちょっとなんだろうね。
決戦の描写自体が長々とかかりそうではありますけれど。
あんまり強い人が出てくると、シルバー・クロウの活躍の場が減るんだよね。今回も飛んでる以外はなんか見せ場に乏しかったし。(おいしいところはリードやメタトロンが持って行った)
シルバー・クロウ。主役っぽく最後を飾れるのかなぁ。心配になって来たぞ?(笑)
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