FIL:Blog

とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

Fate/strange Fake③

Fate/strange Fake③


成田良悟:著
森井しずき:イラスト
電撃文庫


このアイテムの詳細をみる
3巻目です。
3巻目にして訳が分からない状態になってきたぞと感じました。
ちょっと登場人物が多いのと、説明が少し不足しているので、この聖杯戦争が一体どういうものなのか見通せないというのが実情としてあるのを感じました。
どうも冬木の聖杯戦争が本物の聖杯戦争であるとして、このスノーフィールドでの聖杯戦争は偽りの聖杯戦争であるのは間違いないのですけれど、それをつかって黒幕たちは何かをしようとしている。偽りでしかない聖杯戦争を本物にしようとしているのか、そうでないのかあまり判別しないのですが、欠落部分を埋めて何かしらの効果を得ようとしているのは確かなようです。黒幕がちらほら動いていて、次々と召喚される2人目のサーバントたち。
どうも1人目のサーバントたちは聖杯戦争にたいしての贄であるというようなことのようで、本当のスノーフィールドの聖杯戦争でのサーバントたちは2人目が該当するということのようでした。
ばらばらと群像劇をやっている中で拾える情報から僕が拾ったのはそんな展開が繰り広げられているということでした。
群像劇で描写されていて、だれかを主人公に据えてという風な書き方をされていないので、各々の情報が断片的なんですよね。そのせいで、見通しが悪くなってる印象を持ちました。

いろいろ状況が動いている印象を持たせながらも、その実、この巻は状況はあまり動いていないようでした。
舞台設定が徐々に整いつつあるのと、何人かのサーバント同士がやりあったというのはあるのですけれど、基本は黒幕たちが自分たちが考える聖杯戦争の舞台が整いつつあるので、自分のサーバントを召喚し始めたというところ。その最初の方のサーバントが、前の巻のラストで出てきた2人目のアサシンであり、ライダーであり、アーチャーというところ。この巻では追加で、バーサーカー、キャスターが呼ばれ、特殊なサーバント(複数人で構成されている?)が1人呼ばれました。バーサーカーはまぁ、ふつうに呼ばれた感じでしたが、特殊なサーバントは存在自体が不安定であるようでしたし、マスターにたいしてランサーに該当するようになれと言ったり変な感じです。
またキャスターは召喚者自体が呼ばれるという特殊な事例。つかこの2人目のキャスターの召喚者、フランチェスカですが、女性名だったから気が付かなかったけれどフランソワ・プレラーティなんですね…。Zeroでジル・ド・レィが持っていた魔術書の装丁として皮が利用されちゃってた人物です。プレラーティ・スペルブックがジル・ド・レィの宝具でしたが、その本来の持ち主ってことのようです。
ただ、フランチェスカとして現代に生きていて、さらに女性の体を持っているのはなんでかは全く書かれていなくて、これからだよといった雰囲気です。
実に参った感じです。
謎が謎のまま一切解決しない巻なのです。

そんな混迷を極める内容の中、なんとかこの人物が主人公なのでは?と思えるのはアヤカ・サジョウ。ProtoTypeで出てきた沙条綾香っぽい人物。前巻から登場していますが、金髪なんですね。あんまり気にしていませんでした。ProtoTypeの綾香は黒髪ですから別人である記号ではあるのですけれど、また、立ち振る舞いがちょっと、綾香っぽくないところはあるものの、名前がそうであったからProtoTypeでの綾香なんだろうなと考えていたらどうやら違うらしい。
この人物、今のところ偽りの聖杯戦争では呼ばれないはずだったセイバーと一緒にいるのですが、悪い人物には見えないんですよね。
逆に極端にいい人に見えるのですが、それだけでは終わりそうにないです。ロード・エルメロイ2世が沙条綾香に連絡をとるという行動をして、このセイバーと一緒にいる人物が沙条綾香ではないことの裏付けをとってしまった。つまり似ているけれど別人。
この謎も解決するどころか、謎が立ち上がってきたところで紙面がつきてしまっていて、謎のままで終わっているのです。
ただ、どうも偽りの聖杯戦争では呼ばれないはずのセイバーという存在が召喚されているということから考えるに、このセイバーはどうやら2人目の組に入るんだなということが想像できました。これで人数的なつじつま合わせはできていることになります。
偽りの成敗戦争ではセイバー不在で6人。そのうえで本来の聖杯戦争に近い状態でということで呼ばれたサーバントが7人で数はあうということのようです。
となるとやっぱり黒幕たちは本来の聖杯戦争を冬木以外の地でやろうとして、こんな回りくどいことをしているのでしょうか…?
ちょっとこの辺の謎解きというか説明は次巻以降ということのようです。

謎が謎を呼んでフラストレーションがたまる巻。
それがこの3巻目だったという印象ですね。
しかし、最初に呼ばれた6人が後に呼ばれたサーバントより強い気がしてならないのは気のせいですかね?
だって、ギルガメッシュやエルキドゥとかとんでもないサーバントが混ざっているし、ライダーはペイルライダーだし…。どうやってこれを処理するつもりなんだ?という感じになりますね。
明らかに2人目より強そうなのが1人目にそろってるんだもん。
それにしても、ProtoTypeも含んで、Fate関係の作品をひとまとめにしようというのだろうか…。成田さん豪気だなぁと思いながら読んでました。
まぁ、謎が多すぎるよという文句の方が多く感想として出る巻でしたけれどね。

スポンサーサイト
Comments

Body

« »

10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
アクセスランキング

ぽちっと押されよ。
プロフィール

はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アフィリエイト