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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

劇場版 PSYCHO-PASS

劇場版 PSYCHO-PASS

深見真:著
Production I.G、浅野恭司:イラスト
マッグガーデン


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劇場版 PSYCHO-PASSのノベライズです。
本のタイトルが劇場版 PSYCHO-PASSなのが、ちょっと微妙ではありますが、まぁ、他にタイトルつけようもないのでしょうがないところでしょうか。
劇場版で脚本を務めた深見さんによる執筆となっています。
そういえば、PSYCHO-PASSの脚本は虚淵さんも書いているのですが、虚淵さんが書かれたPSYCHO-PASSのノベライズや小説作品ってないですね。読んでみたいものです。
深見さんの作品は安定して面白いので、それはそれで構わないのですが、虚淵さんが書くというのにも興味はありますね。

さて、本ノベライズですが、基本は劇場版そのままです。不足はありません。
劇場アニメで英語だった台詞とかは日本語になっていますが、それは可読性の問題からその方が良いでしょうし問題はないと思います。全体的にすごく読みやすかったです。
まぁ、劇場アニメを見ているのでその辺は読みやすく感じてしまうのは仕方ないところかと思います。
劇場アニメから増えた要素といえば、公安のメンバーの内心の心理描写が増えたこと。特に朱の心情描写が増えたことによって、物語にさらに厚みが出た印象がありました。
朱の心理描写として増えていた部分で特に印象的だったのは、彼女の心の中で、アニメの1期の時の公安刑事課一係と劇場版の時の一係を比べてどちらがライトスタッフに感じられるかという部分。物語の当初では朱の心情として過去の一係の方がメンバーの適正や信頼度といった面で上に感じています。それが今回の事件を通して、現在のメンバーもライトスタッフで、このメンバーで大丈夫だと感じられるという風に変化していく過程が、なかなかにグッとくるものがありました。霜月監視官とか朱に対して、嫉妬心や反抗心を丸出しなのですが、それをも受け入れて朱が成長するのがなんとも心強い感じがしました。また、宜野座さんや霜月監視官などの心情も追加されていて、狡噛さんをどう思っているとか、朱に対してどういう心情で接しているのかとか分かって、すごく満足のいくノベライズになっていました。
アニメはアニメであれでいいのですけれど、こういった心理描写が追加されるのは、文字媒体である小説として読むことの醍醐味だなと思いました。

もともと好きなアニメ。面白かったアニメでしたが、ノベライズでまたより深く楽しめた感じです。
劇場アニメを見た人も楽しめるので、追加で読むのもいいと思いました。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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