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ソードアート・オンライン17 アリシゼーション・アウェイクニング

ソードアート・オンライン17 アリシゼーション・アウェイクニング

川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫


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17巻です。
16巻から引き続いてアンダーワールド大戦の続きなのですが、大規模戦闘の描写は16巻ほど多くなくて、乱戦が続く中、アスナたちのようなスーパーアカウントでログインしたリアルワールドの人が大規模破壊スキルを使ってどうたちまわって行くのかという面にシフトした感じです。
敵側が新VRMMOのベータテストとして集めてきたアメリカ人、そして追加として韓国人、中国人が大挙してログインしてきて、アンダーワールド人を殺戮し始めたので、人界、ダークテリトリーの分け隔てなく、フラクトライトを守る戦いへシフトしていってます。そのため、手勢が少なくて困っているところに、キリトの仲間たちがALOからキャラクターをコンバートして参戦するという盛り上がる内容になっていますが、戦闘自体は割とあっさりとした描写でした。
ALOからコンバートしたキャラはそれなりに強いけれど、ベータテストだと信じてログインしてきてる人は1レベルの雑魚キャラなんですよね。その差がある戦いの描写になってます。数はコンバート組の方が少ないので、多勢に無勢なのですが、一方的な戦いに精神的に追い詰められるアスナやコンバート組。また、相手が多勢であるが故にだんだんと物理的にも追い詰められていってるというのがアンダーワールド大戦としての状況でした。
それよりも、物語の描写は個々人の戦いをメインに描写していた感じです。アスナの葛藤や、シノンの恐怖、リーファの感じる苦痛、シウネーの無力感等、個々人の戦いで感じていることをメインに描写していた感じがありました。

アスナ、シノン、リーファがスーパアカウントでログインしてるのですが、それぞれがそれぞれの場所で戦う展開に。
本来ならキリトを起こす為に3人そろってキリトに会わないといけないのでしょうが、状況がそれを許してない感じです。
アスナはベータテストと信じて乱入してきたアメリカ人、韓国人、中国人と戦い、シノンはガブリエルを追って行き、リーファはなんか変なところにログインしてしまったので、オークたちを率いて合流するために移動中という内容。どうしてこうも上手くいかないのかという感じです。
ガブリエルが一度、ベルクーリに倒されて次に用意したのがGGOのアカウントでのログインでした、これが15巻でシノンがGGOで戦ってたキャラ。GGOでのバトルの続きをシノンが体験するという形になります。一度敗れた相手に対して、立ち向かっていかないといけないという状況がなかなかに手に汗握る展開でした。
アスナの方にはヴァサゴが再ログインで入ってきてプレッシャーを掛けてきます。SAOでのラフィン・コフィンの首領であったPoHのアカウントで。
また、リアルワールドではキリトを起こすために奮戦する比嘉や神代の姿が描かれますが、単身危険な賭けに出たところを裏切り者(情報を米国側へ漏らしていた人物)である柳井に襲われることに。この柳井がALO編でどーもアスナに絡んだ須郷の元部下っぽいんですよね。
ここへきて、これまでの伏線の未消化分がどどーんと消化されていく感じでした。PoHの謎の行動もそういう理由だったのねという事で明かされていき、だんだん最後が見えてきた感じでした。

伏線が明かされていく=終りが近づいていくのに、起きないキリト。
最後にちょっと意識の片鱗が夢を見ているという形で描かれますが、まだ起きなかった。アウェイクニングってタイトルなのに起きなかった。
まだ続くのか!まだ起きないのかよ!とやきもきしてしまいました。

それにしてもSAO編で登場した人物はキリトの仲間、そしてPoHとして、ALO編で出てきた人物はキャラクターコンバートして助力してくれた各種族領主やスリーピングナイツとして、GGO編で登場した(というかGGOがらみの登場人物として)ガブリエルのアカウントであるサトライザーとして登場してきていて、いままでの集大成としての物語なのだという事が如実に感じられました。
これ終わったら、ソードアート・オンラインは終わるなという予感がますます強く。
でもキリトはまだ起きてないんですけれどね。

それにしても手勢を追加するために、ガブリエルが韓国、中国からベータテストを装って人集めしているのですが、日本人との間にいざこざが。日本人が相手だと躍起になるというのは現実世界でもあるのですが、作中でもそれを強調して描かれてました。
ソードアート・オンラインの世界は10年くらい先の世界ですけれど、その時代でも周りの国と上手くいってないのかと悲しくなりました。
シウネーのような橋渡しをしてくれる人が居るのが救いではありますが、その話を聞いてもらえないというのは悲しいなと感じました。
昨今の国際情勢を見て、ものすごくそこがリアルに感じられてしまって嫌な感じがしましたね。日本の事を分かってもらえないんだなぁって言うのは悲しいですね。フィクションであっても。

さて、次の巻では起きるんだろうな。キリト。
と言っても、キリトが起きたところで、リアル側でなんとか事件を解決しないと行けなさそうな感じなんですよね…。
どういう風に決着がついていくのか楽しみです。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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