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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

シュヴァルツェスマーケン

同名のラノベ原作のアニメ。1クール12話で放送されました。
アニメと同時にゲーム化もされた模様です。マブラヴというタイトルが入っていませんが、マブラヴ、マブラヴ・オルタネイティブのスピンオフ作品となっています。
マブラヴ系のアニメを以前にも見たのでその流れで視聴。原作は未読。

マブラヴの作品世界では異世界からの来訪生物であるベータと戦っていて、人類はかなりの損耗を強いられている。それが、時代でいえば第2次世界大戦くらいの時代から続いているという背景をもっていましたけれど、今までのアニメではそれら歴史上の背景はあまり感じさせるものではありませんでした。
今回のシュヴァルツェスマーケンでは東西冷戦時の東ドイツ(東ベルリン)を舞台にしていて、シュタージの監視下で生きることを強いられている主人公たちという、現実の世界でもあった時代背景を全面に押し出してきてのストーリー展開になっていました。

主人公のテオドールを中心としてストーリーが展開していき、テオドールの心情の移り変わりがメインとなってるのですが、わりとぽんぽんと心情がシフトしていくので、ちょっと困惑しました。
テオドールの所属する666部隊は精鋭部隊だけれども、任務のために味方の救援要請に答えないとかいう面があって、怖がられている部隊らしいのですが、基本、特殊任務に当たっている上、それがベータとの最前線で戦うことだったりするのがこの部隊として描かれていたので、忌み嫌われているという設定と齟齬を感じました。部隊員ですら救助に当たれないのに他の部隊の面倒までは見切れないよなぁというのが僕の思ったことでした。
また、終盤に出てくるヴェアヴォルフ大隊がそのシュヴァルツェスマーケンが言われてたことそのものの動きをするのでそっちの方が目立ってた感じです。シュヴァルツェスマーケンは味方を守るために必死でいて、ヴェアヴォルフ大隊は平気で味方を見捨てるという印象がありました。

テオドールの心情としては、最初、部隊長のアイリスディーナに反抗するような態度をとっていました。仲間を見捨てるような行動をとる隊長は認められないみたいな心情です。
ですが、それがカティアが合流するとカティアとくっつく様な動きになり、アイリスディーナのことはどうでもいいとは言いませんが、反目するようなことが減っていきます。
カティアとくっつくのかと思えば、今度は義妹のリィズが出てきてそっちに気をひかれていく感じになる。そうなるとリィズしか見えてなくて、部隊の他の隊員がリィズがシュタージの回し者なのではないかと疑っているのに反抗してリィズを守ったりと、主人公であるテオドールの相手役がぽんぽんと入れ替わっていくのがちょっと気になりました。
これは作品の母体が美少女ゲームであり、各ヒロインと主人公が関係を持っていくというのを踏襲しているからだと思います。なので仕方ないことかなーと。
しかしリィズが義妹であるというのが、名前を名乗ったときに苗字が違うことでしか描写されないので、実は放送終了まで本当の兄妹なんだと思ってました。義兄妹にしてはリィズがお兄ちゃんお兄ちゃんと執着するのが目立ったので。

そんなテオドールですが、最後にはアイリスディーナにずっと惹かれていたと告白します。でも作中の様子からするとそんな感じじゃないと思いました。
気にはしているけれど、それは部隊長だからということに思えて、人として、女性として見てたような描写はありませんでした。
たぶん、1クール12話で物語を完結させるというのがあったので、だいぶテオドールの心情変化の描写とか削られたんだと思います。
その辺があれば、かなり面白かったんじゃないかなと思うのですが。
歴史上実在した秘密警察であるシュタージを相手取って、未来を勝ち取っていくというのは結構燃えるネタだと思いますし。
物語の年代がちょうどベルリンの壁崩壊直前ですので、こういうことがあってベルリンの壁が崩壊し東西冷戦が終わっていくんだよという描写はなかなかに面白かったです。
ただ、あれだけヴェアヴォルフ大隊の目的のために利用されてしまった軍隊で、ベータを駆逐してベルリンを今後守りきれたのかが不安ではありますが…。
最後、西側が助けてくれてましたけれど、相当、攻め込まれてたぞと思いました。

2クールだったらゆっくりテオドールの心情などを描けて良かったんじゃないかなぁと思いました。その辺がちょっと残念かなぁ。

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