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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

小説ハルチカシリーズを原作とするアニメ作品。1クール12話で放送されました。
原作は未読で視聴しました。アニメを見ていると原作はラノベなのかなと思ってしまいますけれど、原作はラノベブランドから出ている小説ではなくて、普通の角川文庫から出ている小説のようです。
最近では増えてきた一般小説のアニメ化の1作と言っていいかもしれません。

ストーリーは部員数が少なくて廃部寸前の吹奏楽部に入部したチカが、幼馴染で吹奏楽部部員であるハルタと部を立て直すべく奮闘する話…。なはずなのですけれど、小説のジャンルはミステリなんですよね。つまり謎解きがメインになっているのです。アニメでも当然そこは踏襲されていて、ストーリーのメインは日常の中で巻き起こるちょっとした謎を解いていくというものになっています。謎を解く探偵役がハルタで、依頼人や謎の中核にいる人物の心をときほぐしていくのがチカの役目となっています。
その謎を持ち込んでくる人物が吹奏楽部に勧誘したい吹奏楽の経験者だったりして、だんだんに部員が増えていくという内容になっています。そして、コンクールに出れるまでに部員が集まり、当初、フルート初心者だったチカもそれなりに演奏できるようになって、コンクール入賞を目指すという流れ。
副題にあるように「青春する」というならば吹奏楽部の立て直しや練習風景をもっと描いてほしかった感じです。作中の時間の流れが結構早くて、12話で1年半くらい経っていました。1年生で新入部員として入部したチカが最後には次期部長に選ばれるかもとドキドキするシーンがあるようなくらいの時間経過がありました。

謎ときとしては、視聴者には伝わらない情報で謎を解いていく面もあって、視聴者がアニメをみて謎を解いていくのは無理な感じがあります。そこはアニメなので仕方ないところかなぁと思うのですが、小説でもたぶんこんな感じではあったのかなぁと思いました。登場人物の視覚情報であれば画面をつうじて視聴者に伝える手法もあるのですが、この作品ではすっぱりその辺はあきらめていた感じがしました。
それよりも、ハルタが次々と謎を解決していくのを楽しんでねという、そういう感じの展開になっています。

見ていてそれなりに面白いのですが、やっぱり青春ものとしては吹奏楽部の立て直しや練習風景を重視して描いてほしかったなぁ。
その辺が描かれなかったのが残念でした。
また、吹奏楽部の顧問の先生が、過去に有名だった指揮者という設定があったので、吹奏楽部が廃部寸前という状況にも少し疑問を抱きました。
そこにこの先生がいることは秘密でもなんでもないのですから、それなりに知れ渡る事項でしょうし、そうであるならば、先生を目当てに入部する人物がもっといてもおかしくないと思ったのです。高校とかって教師で選ぶってことはざらにあることなので、その辺に少し違和感を感じなくもありませんでした。
それと、ハルタの性別と教師と生徒という関係を乗り越えた先生Love度が高すぎて笑えた。チカがドン引きしてたのが救いですが、ほかの登場人物は割とそれが平常であるようにふるまってたのは何故なんだろう。
その辺のギャップというか、平常じゃないことが平常であるように描かれてしまったのもちょっと残念かなと思います。
どうやら原作だとハルタの禁断の愛と、チカで先生を取り合うような恋愛模様も展開されるようですが、その辺までは描かれていませんでした。せいぜいが、チカが先生と仲良くしかけるのをハルタが邪魔をするくらい。もともとハルタとチカは幼馴染なので、それは気の知れた者どうしの他愛のないやりとりに見えていました。
まぁ、ハルタの先生Loveは行き過ぎとは見えてましたけれど。

それなりには楽しめた。
ただ、ものすごく面白かったかといわれると物足りなさを感じる作品でしたね。

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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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