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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

フルメタル・パニック!アナザーSS

フルメタル・パニック!アナザーSS

大黒尚人:著
賀東招二:原案、監修
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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通算13巻目。本当の最終巻。
9巻と同じように短編集となっています。
ドラゴンマガジン誌上に掲載された4編に書きおろしの1編を加えた5編が収録されています。
書きおろしの1編はフルメタル・パニック!アナザーという作品の本当の締めを担当しているエピローグ的な作品となっています。

基本的に本編とは違ってコミカルな展開しているのは、富士見ファンタジア文庫のシリーズもののテンプレート通りです。
本編からつながっている最後の1編もそれは踏襲しています。

時系列がかなり前の段階からの短編がそろっていて、もう一度、フルメタル・パニック!アナザーの流れを復習している感覚を持ちました。
主に菊乃の立場がテロリスト時代、合流直後、最終戦後と出てくる短編毎に異なっているので、これだけ読むとなんだろうと思っちゃいます。
前作であるフルメタル・パニック!であった短編とリンクするような作品もあって、なかなかに面白かったです。

エピローグは本当にエピローグ的だなぁと思いました。
というか、これ本編のラストに入ってるべきだよね?って感じです。
戦闘から遠ざかり、戦場の緊張感から解放されて日常へ戻りつつある達哉の姿と、リーナとの関係がどうなったのかが描かれています。
リーナとの関係は主人公とヒロインの関係なのに、本編ではほとんど進展せずに終わってしまって、何事もなかったかのようだったのですが、今回のエピローグを見ると…。少しだけ進展している感じですね。
達哉がリーナのことを意識しまくっているのが面白かったです。リーナの方は割と平常運転でしたが…。
彼女の方が戦場にいた時間が長いから、その感覚から解放されるまでの時間も長くかかる。そのギャップがさりげなく描かれていたり、日常を取り戻した達哉との感覚のギャップをいぶかしむシーンとかがあって、はっとなりました。
彼女はまだ戦場にいる、戦場にいつでも戻れる姿勢を保っている。そんな必要はもうないのに。
そこが少し悲しかったですが、あの達哉と一緒にいればいつかは彼女も開放される日が来るんでしょうね。
かつての宗助がこのアナザーで出てこなかった、クルツが今の生活があるからと呼ばなかった理由と同じように、リーナも一之瀬建設で暮らす日常ってのが早く感じられるようになってほしいなと思いました。
しかし、下心を読まれまくってる達哉くんかわいそうだったな。(笑)

これでフルメタル・パニック!アナザーも終了。
最初の方、あまり楽しめなかったけれど、最後は面白かった。
作者さんもデビュー作でしたし、成長したんでしょうね。
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