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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

PSYCHO-PASS 執行官 狡噛慎也 理想郷の猟犬

PSYCHO-PASS 執行官 狡噛慎也 理想郷の猟犬

深見真:著
Production I.G、Nitroplus:イラスト
マッグガーデン


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PSYCHO-PASSのスピンオフ小説。
執行官 狡噛慎也となっていますが、狡噛さんが監視官だった時に発生した事件から始まって、執行官になった後に同様の事件に遭遇してというストーリーじたてになっています。
ずっと、槙島を追い続けた猟犬としての狡噛さんを、別の事件から見たという感じのエピソードとなっています。
登場人物がコミック展開されているスピンオフの執行官 狡噛慎也ときちんと重ねてあり、設定の齟齬はありません。細かい事かもしれませんが、かなり他で展開されているスピンオフや、本編であるTV版や劇場版を意識した作品となっています。

PSYCHO-PASSの世界では犯罪率は低いけれど、起こる犯罪は猟奇的であるという設定がありますが今回の事件もまた猟奇的な感じです。
こういった事件ばかり扱っていたら、そら監視官の色相濁るよなと思いました。事件としてはTV版にあった標本事件に似ている事件で、今回は学生らがターゲットになるのではなく、とあるスポーツクラブに所属している人物が犠牲者という感じになっていました。
狡噛さんが監視官であった時に一応の解決を見た事件が、8年後に発生した事件と似ていて、本当の犯人は執行されていないのではないかという感じの流れ。
狡噛さんと朱の視点の違いとかがあって面白かったです。
狡噛さんは気が付けなかったけれど、朱は気が付くみたいな違いってのがおもしろいですね。狡噛さんは刑事として優秀で、それこそ理想郷=シビュラシステム下での猟犬であったわけですが、それよりも朱の洞察力は上を行くというのが面白いところです。
朱って立ち位置が普通の監視官、執行官より1つ上ですからね。思考能力等も含めて。

話の前半が狡噛さんの監視官時代、後半は執行官時代となるのですが、この間の彼の立ち振る舞いの変化が1冊で見れる作品は少ないので、すごく楽しめました。
優等生が、ちょっと擦れたワル的な振る舞いを纏うようになる変化というのが、そこにはあるのですが、その間にあったことは別作品で語られてるので、今回は語られませんけれど、槙島の事件があったという事だけは明確に表現されていました。
彼の槙島へのこだわりというのが再確認できた感じでした。

また、ボーナストラックとして収録されていた短編は、TV版1期ラストで行方をくらませた狡噛さんが日本を脱出して劇場版の仲間と合流していく話。
抜けていたピースが埋まって行く感覚が味わえてすごく面白かったです。
PSYCHO-PASSの世界では日本以外は無法地帯になってるという話でしたけれど、それを再確認した感じ?
中国とかかなりひどいことになっているようでした。

コミックでのスピンオフが展開中ですけれど、やっぱり深見さんとかが書いた小説でのスピンオフは楽しみですので今後もやってほしいなぁ。
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