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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

トカゲの王Ⅳ -インビジブル・ライト-

トカゲの王Ⅳ -インビジブル・ライト-

入間人間:著
ブリキ:イラスト
電撃文庫


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4巻目。3巻を読んでからずいぶん間があいてしまいましたが、続きを読み始めました。
現状、5巻までが刊行されてるのかな?
この巻は、3巻の結末を受けて、石竜子君とナメクジさんの行く末を描いて行きます。
石竜子君は倉科の残した教団の乗っ取りに成功して、下地固めを始めたと言うところです。ナメクジさんは巣鴨への復讐心によって行動するのですが、足かせとなる人物と一緒にいたり、前巻から引き続き殺し屋に追われていたり…。
主人公って石竜子君だよね?ナメクジさんじゃないよね?と思いながら読んでいました。3巻目でもそう思いましたけど、石竜子君、影薄いんだよなぁ。

石竜子君もナメクジさんも復讐のもとに生きているのですが、石竜子君の復讐心というのは底が浅い気がしますね。
家族が宗教にころんで家庭が崩壊したと言うのはあるのですが、やっぱり、持って生まれた能力を生かしてなんか大きな事がしたいというのが石竜子君の本心なんでしょうね。そのせいか、彼の行動指針っていうのが、余りはっきりと伝わってこなくて、シラサギや巣鴨に流されている様に見えるんですよね。

対して、ナメクジさんの方は明確に巣鴨への復讐心という、その1点で動いていて、ただ、その前に立ちふさがる障害が大きすぎると言う感じです。
今回は、ミミズが襲ってくる事になりますが、それを退けるだけの意志力を発揮するだけの信念が彼女には感じられます。それこそ狂気と言って良い程の。
その信念の強さ、なにものにも流されていない彼女の生き方が、彼女を主人公らしく見せています。

一般人だった、成実やナメクジさんも超能力者になったようなので、登場人物が皆、能力者であるという方向になっていっています。
しかし、インビジブル・ライトというサブタイトル。ライトはLightだと思ったんですよね。はじめ。
見えない光。そう言うタイトルだと思っていたのです。
したら、Rightの方だった!ナメクジさんの右手の話だったですよ。
サブタイトルを読み違っていなければ、最初からこの巻はナメクジさんが主人公だと思って読んだろうに。

それにしても、石竜子君のパートは単調で面白く無いです。ナメクジさんのパートはアクションがあって動きもあって、面白い。
パートによって面白さに差が大きいですね。主人公が出てる時の方がつまらないというのは致命的な気がしますが。(笑)
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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