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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

Fate/stay night [Unlimited Blade Works](後半クール)

後半1クール分13話。
前半クールでは1時間枠の特別な話がありましたが、後半にはありませんでした。
その分、若干急ぎ足で話が進んでいく印象がありました。
キャスター戦後半からラストまで。
キャスターが本来のマスターを裏切って殺害するエピソードや、エピローグとして凛と士郎がロンドンの時計塔に留学しているエピソードも盛り込まれていて、尺きつきつなのによくここまで入れ込んだなぁとか思いました。
最終話でロード・エルメロイ2世(Fate/Zeroのウェイバー・ベルベット)が士郎と会話するシーンとかはFate/Zeroからのつながりを意識して制作された本作ならではのファンサービスだったのでしょうか。そのほかにもギルガメッシュが聖杯について説明するシーンとか、原作であるゲームより、Fate/Zeroを意識してセリフ回しが作られている気がしました。

Fate/Zeroでもテーマとして正義とは何か、正義の味方とはどういった存在なのかというのが、主人公の切嗣の言動を通して語られてきました。本作ではアーチャーと士郎の視点から正義の味方とはというものがどういったものなのか、どのような正義の味方になりたいのかが語られていきます。
アーチャーは切嗣と同じ方向性で正義の味方を目指した結果、絶望していくことになった。だから、絶望する前の士郎を廃除して絶望する自分が消えることを望んでいました。実際には輪廻の輪から外れてしまっているアーチャーは士郎が居なくなっても、士郎が自分と同じ道をたどらなくても、消えることはないと知りながらも、絶望した自分を救おうとしていました。
正義の味方という存在は子供が無邪気にあこがれる存在ではあるけれど、実際になろうとすると多くの人を選別して殺していかないと成り立たないという矛盾した存在であるという現実がアーチャーを押しつぶした。
士郎はそれに対して、そうであっても決して自分は諦めたりはしないと言い放ちます。アーチャーと自分は同一人物であると認めながらも、理想を捨てない姿を見せる。その上でアーチャー自身に勝ち、ギルガメッシュを倒し、理想を少しだけでも肯定できると言う事を証明して行く。
アーチャーもそれを見届け、自分が間違っていなかったと言う答えを得る。
正義の味方という存在のありようの答えを。
そう言う話になっています。
そう考えるとFate/Zeroから繋がる一連のストーリーとして、このUnlimited Blade WorksはFateのテーマをになっていると言って良いのだろうなぁと思いました。
ゲームの時にも、主人公である士郎のストーリーとして明確にこの話は中心にあったわけですけれど。

絵は綺麗だし、すごくクオリティの高いアニメだった。
ストーリーはFateなので知っていたけれど、十分楽しめた。
これくらいのクオリティの作品が一杯出てくれると嬉しいんだけどなぁ。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱ
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