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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ヘヴィーオブジェクト 七〇%の支配者

ヘヴィーオブジェクト 七〇%の支配者

鎌池和也:著
凪良:イラスト
電撃文庫


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8巻目。
今回は「島国」が相手国となって攻防する話となっています。
「島国」本土は流石に「安全国」という扱いのようで、話の舞台は人工フロートやニューカレドニアなどの太平洋上の島や施設となっています。
そこで、これまでの中でも最強に困ったオブジェクトを相手にあれやこれやする話。
いつも通り三章構成で、敵オブジェクトと遭遇、会敵、決着ときちんとしていて読みやすいです。第三章のボリュームが多いのはいつもの事として。

「島国」=日本という事なんですが、日本を敵国として描いている作品を読むのは、何となく不思議な感覚がありました。
普通、日本の作品では日本は味方というか、主人公の出身国で有ることが多いですからね。いつもとは違う視点というのは真新しい感じがしました。
日本が敵となってやっかいだと思われるのはなんだろうと考えれば、その技術力の高さでしょう。今でこそ、兵器類は積極的な開発はしていなくて、その性能は軍事費を大量に導入している国々に較べれば後塵を拝する結果になっていますが、本気で兵器開発に乗り出したらと言う仮定の結果がこの作品で提示された感じありました。
最初のオブジェクト。核の時代に終止符を打ったオブジェクトが「島国」製のオブジェクトで、12機のセットものだったことが語られました。その中の1機をもって核を駆逐したと言うのが、さらっと書かれていたのですが、すごくこの作品世界を知る上で、もの凄く重要だった気がします。

敵のオブジェクトであるメガロダイバーは潜水タイプのオブジェクトでした。
そもそも、オブジェクトって地上や水上で活躍するタイプの兵器で、水中に居るってのは新しい感じがします。
この作品の世界では海の中での戦闘行為ってどうなってるんでしょうね。潜水艦がある様な描写はあったけれど、潜水艦が海から地上なんかを攻撃することはオブジェクトが居るので意味がないと言う所でしょうか。
メガロダイバーは色々ギミックがある上に、海から天候を操作すると言う化け物兵器でした。流石、日本製、考える事が大仰でやることのストッパーが効いてないと思いました。副題の「七〇%の支配者」ってのは地球の7割が海である事からです。海上であれば無敵を誇るオブジェクトと言う事ですね。
それでも欠点とかがあってそれを見つけて対処するのが主人公達なんですけどね。
日本のオブジェクトがある意味、今まで出てきた中で、最強を誇ったのは何となく嬉しかったです。負ける運命ではありましたが。

5巻に登場したマリーディも再登場したのが嬉しかったです。
主人公達とは絡まない、ゲスト的な登場でしたけれど、キャラクターの再登場が少ない話なので、こう言うサービスは嬉しいですね。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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