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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

絶対ナル孤独者2 ―発火者 The Igniter―

絶対ナル孤独者2 ―発火者 The Igniter―

川原礫:著
シメジ:イラスト
電撃文庫


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作者自身が続巻が出るかは分からないと言っていましたけれど出ましたね。
2巻目です。
そもそも、アクセル・ワールドやソードアート・オンラインの人気度合いを鑑みれば、作品のファンというよりも作者のファンという人も一定数居るとは思うので、作者の川原さんは出せば売れる状態の作家さんなのではないかと思います。であれば、この作品の1巻もそれなりの数は出てると思うので、続巻が出るかどうかの正念場になるのはこの巻以降になるのかなと思います。
割とラノベ業界はその辺シビアで、予告もなしに続巻が出ない作品ってごろごろしてますからね…。
まぁ、川原さんの作品は大丈夫だと思います。
面白いし。

今回から、ルビーアイ討伐をしている組織に参加することになったミノル君があれこれ頑張る話。
他者との関係を否定し、記憶に残ることを是としないミノル君が、超後ろ向きな理由によって参加した組織で活躍してしまう話となっています。
結局、人は人と交わることを避けては生きられないし、完全に孤独者として確立されるとしたらそれは死んだときだけだと思うんですよね。ミノル君の能力は他者と隔絶する防御壁を作ることだけれども、それによって彼自身はいろんな人に記憶されていくし、それを利用してルビーアイと戦う毎に彼に関する周りの関心は高まっていくという状態です。
そもそも、目的があったにせよ、「組織」に参加してしまった時点で人との係り合いを拒める状態にはなくなったということだと思いますね。それはユミコにしろオリヴィエにしろ、関係してくる人物からみると当然ではあるよなと思います。
今後、「組織」の人たちの思いや、義姉である典江の思いであったりすることに触れて、ミノル君が過去のトラウマから解放されて、孤独になるなんていう悲しい目的を捨てされる方向へ成長していければいいなぁと思いました。その片鱗は見え始めていましたし。
ジェット側のサードアイって、寄生者のトラウマを治す方向に作用しているんじゃないかなと思いました。ユミコの加速もそんな感じでしたし。

前回の敵が直接攻撃系だったのに対して、今回の敵の発火者は搦め手を使ってくる敵として存在感が大きかったです。
近寄れないという状況を作り出したり、能力を欺瞞していたり、身分自体を偽っていたり、ミスリードされる部分が多かった。それが何となくミステリーっぽい雰囲気をだしていて面白かった。
しかし、隣の住人は文句言いに来た時に入れ替わってる事に気がつかなかったのかな?あれ?ドア越しに話してるとかあったかな…?
ドア越しであっても隣人の声の違いとか分かりそうなものだけれど。
付き合いがなかったのかな。
しかし、酸素を自由に操れるってものすごいアドバンテージだなぁ。
ただ硬化した歯でガジガジしてた前回の敵に比べて能力が格段に便利で強い。
それに知恵で対抗したのはいい感じでした。

アクセル・ワールドやソードアート・オンラインの刊行も考えると次が出るのには、時間がかかりそうです。
面白くなってきたところなのでちょっと残念ですね。
売れっ子作家さんで何本もシリーズ抱えてるから仕方ないですけれど。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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