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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

フルメタル・パニック!アナザー10

フルメタル・パニック!アナザー10

大黒尚人:著
賀東招二:原案、監修
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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アナザーも10巻の大台に乗りました。
10巻ですが、9巻が短編集だったので8巻から続くストーリー展開となります。
ストーリーも佳境に入ってきているようですし、盛り上がりを期待したのですが、この巻ではじりじりとした展開が待ち受けていました。
華々しいAS戦とかあるにはあるのですが、それよりもそれぞれのキャラクターの心理的な描写に重きを置いてストーリーが展開されていたように思えます。書いてある文章はストーリーの状況説明が多いのですが、合間に挟まってくる各キャラの心理描写が重いこと重いこと。
レイヴン対レイヴンという熱い展開があったにも関わらず、それほどAS戦に盛り上がりがなく、あっさりと片が付いてしまうあたり、やっぱり心理描写を重視している感じがしますね。

レイヴン1号機、4号機が戦場に置き去り、2号機は所在不明という状況から物語再開ですが、リーナが無事である描写があることから2号機が無事なのは分かっていた気がします。達哉や菊乃は知りえないのは仕方ないですが。
1号機、4号機はボロボロになりつつも応急修理等をしつつ、安全圏な国へ脱出を試みるのですが、その過程で発生する戦闘で、達哉は人の命のやり取りを否応もなく受け入れざるを得ない状況に。その心理ストレスやリーナが死んだと思っていることなどから、かなり追い込まれているのがわかって辛いですね。いつかはこういう時が来るというのは分かっていた事なんだけれど、平和な日本で育った少年である達哉が、人殺しをして生き残らねばならないという事態に陥っているのが見ていて辛いものがありました。彼自身が選んだ結末ではあるのですが。

また、展開としてフルメタル・パニック!本編とリンクした設定も大々的に出てきました。名前こそ変わっていたけれど、ベヘモスが再登場。
日本の自衛隊の下村さんがあの事件の時にベヘモスと対峙した自衛官さんだったとか、なかなかにリンクしてるのが楽しめる展開に。
何個か同時に事件が展開しているけれど、どれもレイヴンがないと切り抜けられないというのがお約束な感じですね。

心理的に追い詰められながらもリーナのことを念頭に置いている達哉を見る菊乃の心情はいかほどのものだろうか。
また、リーナが生きていたと知った時の心情は。
冗談っぽく接していましたけれど、彼女の本心が結構気になりますね。
達哉に惹かれてのことですが、結構いい人っぽいところとかも見せているので、これまでの悪女的な印象とはまた異なった面を見れて面白かったです。そして、頼もしかった。
追い詰められた時って男より女の方が強いよなぁとか思いながら読んでました。
これからの菊乃は一歩退いた位置から達哉とリーナを見守っていくポジに収まるのかなぁ?諦めないで、ドタバタして欲しいなと感じます。

ボロボロではありますがレイヴンも元どおり新生D.O.M.S.へ戻れそうですし(まだ危機は脱してないですけれど)、最終的な敵のASはどんなのになるのかなぁ。今回口絵に出てきたトゥリヌスになるのかしら。
レイヴンが4機あるからそれぞれの活躍、それぞれの敵というのを見てみたい気がしますね。
何にせよ続巻に期待したいです。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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