FIL:Blog

とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

風立ちぬ

昨日金曜ロードショーでやっていたのを録画して本日見ました。
ゆっくりと。
宮崎監督の長編映画引退作品という触れ込みだったのが印象に残っている映画です。公開当時、劇場に行こうかとも思ったのですが、都合が付かなくて見に行けませんでした。

宮崎監督の趣味丸出しの映画だなあと感じました。
それと同時に宮崎監督らしくない舞台設定だなと思いました。
宮崎監督が実在の人物をモデルとした作品を作るとは思っていませんでした。勿論脚色されてノンフィクションとは言いがたい作品となっているのですが、今までの作品が完全にフィクションであったのに対してノンフィクションの印象が残る作品というのは意外に思えました。
それだけ、これが描きたかったという宮崎監督の心情が伝わってくる気がしましたし、これが最後なんだという覚悟みたいなものを感じました。と言っても、死ぬまで宮崎監督が作品作りを辞めることは無いと思っているので、また長編作ることもあるだろうなという風には思っています。というかこれが引退作品であるとは思っていなかったりします。

零戦を設計した堀越二郎の半生に、堀辰雄の「風立ちぬ」のプロットを混ぜ込んで、作り上げたのがこの映画です。
描かれているのは堀越二郎の夢を追いかけている姿がメインとなっていて、夫人となる菜穂子とのロマンスとかはあまりウェイトを掛けては描かれていません。
それでも、出会いから恋に落ちる瞬間の描写、そして別れまできちんと描かれていて、流石に押さえる所は押さえてある感じです。
見ていると、二郎に対して菜穂子のそばに居て上げて下さいと言いたくなるのですが、夢を追い続けている二郎だから、彼女の心を掴んだのだと思います。きっかけは関東大震災での出会いであったとは思いますけれど、その後、再会した後、彼に惹かれていったのはその姿があるからだと思うのです。
そう考えれば、あの別れは必然だったのかも知れません、明確にシーンとして描かれている訳ではないのですが、悲しい結末を迎えて居る。
そして、夢を追い続けた二郎の結末も太平洋戦争という悲劇で締めくくられる。
二郎の淡々とした印象にごまかされがちですけれど、彼は夢を汚されて、夢を戦争に利用されてその活動を終える。そういった、悲しい映画でした。

宮崎監督の趣味として兵器について楽しむ姿と、戦争を否定する言葉の答えがこの映画だったのだと思いました。
作品で語るというのが監督の姿であるんだなぁとつくづく思いました。
宮崎監督、唯のロリコンじゃなかった!(笑)
いや、ポニョの時のインタビューがロリコン丸出しだったから。(笑)

風立ちぬ

スタジオ・ジブリ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


このアイテムの詳細をみる
スポンサーサイト
Comments

Body

« »

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
アクセスランキング

ぽちっと押されよ。
プロフィール

はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アフィリエイト