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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

S.I.R.E.N.3 -次世代新生物統合研究特区-

S.I.R.E.N.3 -次世代新生物統合研究特区-

細音啓:著
蒼崎律:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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3巻目。
何となく、読むタイミングが次の巻が刊行される直前になってしまっているシリーズで…次の4巻が刊行直前です。
この巻では前の1巻目や2巻目とは違って世界の成り立ちや、舞台設定を説明する話というよりは、単発のエピソード的な印象を受けました。
最強といわれるバイオテスタが放浪していて、それと邂逅するエピソードとなっています。

バイオテスタという存在の悲しい側面を描きつつ、ミソラや奈々といったバイオテスタに理解のある人物を掘り下げたというところのエピソードなんですけれど、これ以上ない「最強」を冠したバイオテスタを割とあっさり対処しちゃうので、何となく拍子抜けした読後感がありました。
紙面の半分くらいを使用して竜人キリシェの特異性や強さを強調していた中、ミソラが事態の収拾に当たったとたんに事件解決してしまって、《方程式》の便利さやフィオラミリスの助力があったにせよあれれー?と思ってしまった。
ミソラが事態を解決できたのなら、他の人でも対処方法を考え付くんじゃないかなぁと思ってしまったり。まぁ、竜の息吹は見た人いなかったみたいですけれど。

語り合う前にはとりあえず、拳を交えるぜという展開になっているのですが、よくあるパターンではあるものの細音さんの作品には似合わないかなと思いました。
なんとなくですけれど、それで語り合えるのであれば最初から語り合える余地があるのではないか?語り合えないほど愚かな人物なのかな?この登場人物たちはと思ってしまったんですよね。
話を聞け、まずはそれからだ。というのが何となくですけれどできるのではないかと感じてしまう。キリシェは過去の経験から人間を否定していますけれど、奈々の件やミソラの言葉が通じないほど頑なであったのなら、そも拳を交えてみたところで解決しないんじゃないのか?と感じてしまう雰囲気というのが細音作品にはあると思うんですよね。
人と人(この場合はバイオテスタですが)は分かりあえる前提で物語が成り立っているというのがあるので、何となくですけれど、殴り合いはいらないのではないかと思ってしまうという感想に結びつきました。

キリシェは一回限りのゲストキャラではなく、再登場するような振りで終了していますが、この物語はどれくらいの長さを想定しているんですかね。
人間型ですし、キリシェも学友になるのかしら。
そんな展開を今のところ予想しています。(笑)
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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