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GALAXY EXPRESS 999 ULTIMATE JOURNEY 下巻

GALAXY EXPRESS 999 ULTIMATE JOURNEY 下巻

松本零士:原作・総設定・デザイン・監修
和智正喜:著
グライドメディア


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下巻です。
エターナルに999が到着するところから始まり、最後決着がついて、再生された地球から鉄郎とメーテルが新しく旅に出るというところで幕が下ります。
何かと理由をつけてはストーリーの最後で離れ離れになってしまう鉄郎とメーテルがやっと一緒になって旅に出るというエンディングは僕らファンにとっては最高のエンディングであろうかとは思います。
そこにたどりつけてよかったのですが…。
小説としてはあまり面白いと思える読後感はありませんでした。

未完であった999のストーリーに決着がついたのは、とてもすばらしいことで、そこへ至るまでの苦労やなんかは計り知れないものがあったと思います。
なにせスターシステムを導入して松本零士作品をひとつにまとめていくということをやりながら、失われた太陽系の話や、別の宇宙からの侵略者であるメタノイドとの戦い、メーテルを女王として認めない機械化帝国との戦いとかそういった諸々、沢山のストーリーをひとつひとつ描いていかないといけないというのは、それはそれは大変だったでしょう。
でも、読者側からすると、そんなことしなくてもという感想がまず出てきちゃう流れだったんですよね。
999のストーリーですから読みたいのは鉄郎とメーテルの冒険であって、Gヤマトやまほろばの戦いじゃないし、ましてや規模がでかくなりすぎた神々の戦いではないのです。
紙面がそっちに大きくとられていて、鉄郎たちの冒険がさらっと終わっていくのがすごく悲しかったです。
鉄郎に苦労してもらいたいというと語弊がありますが、それなりに冒険らしい冒険をしてもらいたかったです。
なんつーか、何もしてないのよ彼。今回。
エターナルへ行った。メーテルを見送った。メーテルが帰ってくるのを待った。それだけな印象ばかりが残ってしまいました。
もちろん、戦闘はありましたからそれなりに戦ったりしてるんですけれど、ゲストキャラが目立ちすぎちゃって鉄郎の活躍どこ行った?って思っちゃいます。
つかスタージンガー目立ちすぎだよ。(笑)

ともあれ、いつもながらのテーマである夢をあきらめない限り光だって追い越せるよというところはぶれなく。
鉄郎の思い、メーテルの思いそれがハッピーエンドへ結実したという感じでした。
ファンなら読んでおいてこう999のストーリーが幕を下ろすんだよというのは知っておいたら良いんじゃないかな?
小説としては前述したとおりあんまり面白くなかったです。
どう考えても詰め込みすぎなんだよなぁ。要素が多すぎるもの。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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