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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

RPF レッドドラゴンⅥ 第六夜(上) 夢幻回廊

RPF レッドドラゴンⅥ 第六夜(上) 夢幻回廊

三田誠:著
しまどりる:イラスト
星海社FICTIONS


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豪華なマスター、プレーヤー陣、バックアップ体制で行われているTRPGセッションのリプレイ本も6冊目。セッションとしては最終シナリオという事になるらしいです。
1冊1イベントという形で進んで居るので、普通のTRPGのキャンペーンシナリオよりボリューム的には少ない様なイメージがありますけれど、実際はそのマスターやプレーヤー陣が特にプレーヤー陣が作家さん達であるという事で、妙に濃密な内容の濃いシナリオ展開となっていた本作もあと少しで終わりと言うことになるようです。
なるようですと言うのは最終夜と語られていながらもこれが上巻であって、話しは全く途中で終わってしまうからです。
実際のセッションも2夜に分けて行われたようですし、これを六夜、最終夜を7夜としても良かった気もしますが、そこはシナリオが分断されているかいないかによって分ける分けないを判断したんでしょうね。
なんとなくマスターの矜持的なものなのかもしれません。

上巻下巻に別れてしまった事で、この巻でやられているのは最終決戦に向けての舞台の用意というところ。
最後はばらばらになってしまったキャストが一箇所へ勢揃いすると言う展開で終わりますが、それまでの間に大規模戦があったりと、TRPGとしてはフルで必要そうなルールがきちんと用意されたシステムなんだなぁと思いました。
ただ、どうも見ていると処理に時間が掛かったり、マスターがサポート要員を必要としたりとしている様が描かれているので、プレイ速度はあまり速くない「重たい」システムなんだろうなと思いました。なんとなくですが、初期のベーシックロールプレイ、いわゆるルーンクエストに似たシステムなのではないかと、ここへきて感じました。なんかこう、1回戦闘するにも算出するボーナスやペナルティの値の数の多さが尋常じゃないんですよねこのシステム。
潤沢な予算と潤沢なスタッフ陣で支えてるから出来るシステムなのかなぁと思いました。それをこの作品、本を執筆する為だけに用意してプレイするなんて何て贅沢なんだろうと言うのが僕の正直な感想です。

内容的には最後の舞台である契りの城に各々突入するまでの大規模戦闘の様子と、突入した後に夢幻回廊とサブタイトルにあるとおりの回廊で過去と対峙して各々の行く道を再確認すると言うだけの内容になっています。
ここまで来ると割と選択肢って無いもので、ほとんどのキャラクターは予定調和的に今までの要素を再確認しただけになってましたが、ここへ来てエィハだけ選択肢が増えてしまったり行動の順番で悩まされたりしているのが面白かったです。
彼女は忌ブキの付き人としてここへたどり付きましたが、運命的にはニル・カムイも黄爛もドナティアも背負ってないんですよね。その彼女に一番の大きな選択が化されるのは凄く面白かったです。プレイヤーが必死になってるのも伝わってきて面白かったです。
彼女がどういう選択するのかが鍵っぽくなってきましたけれど、これはTRPGですので、結果的にはどうなるのはまだ読めません。
普通のお話であれば、忌ブキとエィハの組を主人公として描かれるのがまっとうでしょうけれど、スアローや婁にもその権利があるのがTRPGならではのおもしろさだなと再確認した感じがしました。
ハッピーエンドを期待したいですけれど、ハッピーエンドになると死んじゃう人が何人も居そうってのが難だよなぁ。
あと1冊。どうなっていくんでしょうねぇ。
戦力的にはエィハは少しスアローや婁に劣るように思えますけれど。思いを遂げることができるのかなぁ。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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