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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸-オービエ・クレア-

氷結鏡界のエデン12 浮遊大陸-オービエ・クレア-

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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13巻で完結が予告されている中、その手前の12巻です。
現状示されている人類が生き残る道は、シェルティスが犠牲になるか、ユミィが犠牲になるか、異篇卿の双子が犠牲になるかの3パターン。
どれもハッピーエンドにはほど遠いパターンです。
異篇卿の目指している「楽園幻想」がどんなモノかは天結宮の面々は知らないので、人類を救う手段は異篇卿から第7天音律をまず取り戻さないといけないという状況の上で話が進んでいきます。
なんか、まだ余裕があるような話をしていたのに、イグニドに第7天音律を奪われただけでずいぶんと話が急展開になっています。
もし、異篇卿の理想を正しく理解していれば、もう少し違う何らかのアクションをとれたのでは無いかと思わないでもないそんな巻でした。
結果的に、イグニドは別として世界を救おうと考えて居る異篇卿と天結宮の面々の全面的な闘争という形で幕が切って落とされてしまった。
すごく悲しいことだと思います。
お互い、譲れないところってのは有るんでしょうけれど、対話を拒絶して始まっていますからその辺が残念過ぎる。
イグニドの思惑ってのが効いているのでしょうけれど。

結果的に現状しめされている人類を救う手段ってのは、どれも犠牲者が出るやり方です。シェルティスが消えるか、ユミィが何百年と拘束されるか、双子が生涯にわたって拘束されるかという誰かが犠牲になるやり方。
多分、登場人物全体の中で、誰もが救われるやり方を目指している人が1人だけ居る気がするんですよ。それはイグニド。
彼女が別のユミィである事は確実なのですが、どういう立ち位置なのか良くは見えない状況。多分、彼女の思惑がきちんと表明されて最後には全員がハッピーエンドで終わると信じているのですがどうなるんでしょうね。

この巻の前半は戦いの為の準備が淡々と行われているのをコミカルに描写して、後半は異篇卿と天結宮の戦いを描きつつ、幽幻種に襲われて危機を迎える浮遊大陸の状況が描かれました。
そんな中、イリスがもとの体を取り戻したりとスピンオフ読んでないといきなりだなぁと思える展開もあったりして、関連のは読んどくべきだなぁと思わせる一面もあったりするなか、緊迫感が盛り上がって行きます。
異篇卿が次々に負けていくのはお約束なんでしょうけれど、なんかあっさりしすぎじゃないかなぁと思ったり。
あれだけ強力な面々であると言うのをこれまで前面に押し出していたのに、大体1対1の戦いで負けてるってのはどーゆーことなの?
天結宮側でもう少し数に頼った戦いをしてもよかったのに。(笑)

さて後1冊です。
この素敵な綺麗な物語は是非ともハッピーエンドで終わりを迎えて欲しいものです。
今の所その兆しが無いんだよなぁ…。イグニドさんが何とかしてくれると信じたいです。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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