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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ブラック・ブレット6 煉獄の彷徨者

ブラック・ブレット6 煉獄の彷徨者

神崎紫電:著
鵜飼沙樹:イラスト
電撃文庫

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6巻。章ナンバーは5巻から続いて居ます。
濡れ衣を着せられて逃亡者となった蓮太郎ですがここから反撃開始という感じの話です。敵がガストレイアではなくて人である事、パートナーが延珠でないこと、いつもと違うことづくしで進んでいくストーリーはちょっと新鮮に感じました。
結局のところ、蓮太郎無双で終わるんですけれど、やっぱりぼろぼろには成る点が、他のラノベの主人公とは違うところですかね。
蓮太郎、傷だらけすぎです。
傷だらけになるからこそでしょうか、改造された体の限界を引っ張り出すという事ができる。次のステージが見えるっていう展開は燃えますね。
しかし、菫の管轄していた「新人類創造計画」は他の四賢人に比べると若干劣った性能で有るように思えます。それが故に蓮太郎が苦労するわけですけれど、それは菫の良心がそうさせたのかしらね?他の四賢人の作品はどのキャラクターも、ちょっといっちゃっているし、破格の性能を示す代わりに何らかの代償を求めている気もしますので。
作中で描かれる菫は変人なのでどこまでが本気でどこまでが仮面なのか分からないですけれど。

今回の話はすごく悲しい物語だった。
蓮太郎の視点で蓮太郎の動きを追っていくことになるのですけれど、本質的には一時的に蓮太郎のパートナーとなる火垂の物語です。
居場所を得ているイニシエーターである、延珠やティナとは対象的に居場所を今回の事件で失ってしまった、悲しいイニシエーターの物語です。
憎まれ口を叩きながらも、自分の居場所と言う部分にこだわった火垂。パートナーの鬼八を失ってから宙ぶらりんだった自分の立ち位置を求めていくという姿がすごく悲しい感じがしました。
結局のところ、彼女の姿というのが、蓮太郎が失敗した後の延珠やティナの姿であるという事を臭わせつつ、蓮太郎が追い詰められていく姿が描かれるのは胸が苦しいところがありました。
蓮太郎が反撃のきっかけを掴んだ事で安心した所であの結末というのは悲しすぎる。
死から遠いはずの彼女なのに、その死に捕まれてしまうのは、このストーリーがただアマアマのハーレムラノベでは無いと言う事でしょう。

今回の事件は一時的にも天童民間警備会社の面々と切り離された蓮太郎がその居場所を確認するという話であったと思います。
その結果、木更を選び木更に選ばれるのだけれど、それは何となく破滅の道な気がして成らないんですよね。
今回は活躍がなくて延珠の体内浸食率は変わらないですけれど、滅びへの道をドンドン進んでいる気がして怖くなりますね。
貼られる伏線が悪い方向悪い方向へ進んでいるのも気になりますね。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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