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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

黒猫の水曜日4 Live and Die on this Day

黒猫の水曜日4 Live and Die on this Day

地本草子:著
鵜飼沙樹:イラスト
集英社スーパーダッシュ文庫

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最終巻です。
のっけからマイケルの回想から始まって、マイケルが禊を引き取って育て始めるまでにどのような事があったかを描いた上で、これまでの禊に関わる伏線をドンドン回収していった感がありました。
それで面白かったかといわれれば、面白かった。
禊というキャラクターのバックボーンを振り返りながら、今回の事件の動きを追っていく映画を見ているような感覚で読めました。

今までは禊と正臣の考えかた目的にずれは無かったのですが、今回はずれています。
あくまでCI社との対決を有利に進めるために行動する正臣と、「正義の味方」として行動しながらもマイケルの過ちを正そうとする禊の間には利権の問題で大きな溝があってどうしても相容れない。
それが、今回のキモでありながら敵であるCI社側の敵の中にも、かつての復讐を見据えているマイケルや、戦えればそれでいいマキシミリアンや、腹に思惑を隠したままのサーフェイスなどそれぞれの思惑のぶつかり合いが次々と襲いかかってきて、息をつかさぬアクションが展開されてもうお腹いっぱい。
アクションの中にそれぞれの葛藤がきちんと描かれて居てそれが有るからこそ、アクションが盛り上がったんだろうなと思います。

それまで裏がある事が語られていた禊の能力の理由や、正臣とミリアムがあの年齢で会社や組織をまとめ上げる才覚を魅せている理由なども語られて、それが1つにまとまっていく形は見事で、最後に正臣がその才覚と目的を棚に上げたのと、禊が最後に運命を断ち切ったのが対比されていて素敵な感じでしたね。
文庫で4冊で綺麗にまとまっていますが、黒猫商会の面々の活躍が少なかったのが残念ですね。せっかくそれなりに人数が居るのに。特にソフィ。
いざと言う時には怪我してた印象。
もし、続編が執筆されるなら今度は黒猫商会の面々の活躍をもっと大々的に見てみたいですね。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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