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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

Robotics;Notes プロジェクト・プレアデス

Robotics;Notes プロジェクト・プレアデス

5bp.:原作
foca:著
村崎久都:イラスト
ファミ通文庫


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Steins;Gateに比べるといまいち盛り上がってないRobotics;Notesのスピンオフ小説。
日高昴を主人公として、親に隠れながらもロボットにかける情熱と挫折、そして再び立ち上がってROBO-BANで優勝するまでを描いています。
日高昴は割といけすかないキャラクターとして設定されているので(Robotics;Notes本編ではいちいちあき穂につっかかる)、あまり好きじゃないキャラクターだったのですが、この作品を読むと好きになれました。
意外と主人公としてみると面白いキャラクターで、彼には彼なりの苛立ちや情熱があるし、その態度が不器用な性格の裏返しであるというだというのがよくわかって面白いです。

昴の挫折というと、親からロボット趣味を禁止されていて、それが親にばれるというのが一番大きなものなのですが、Robotics;Notes本編でもありますけれどこの作品中でも同じような状況が。何度繰り返してるの!と突っ込みたくなった。
そして、それでもあきらめられないライバルとの再戦のために生み出されたのが、あのミスタープレアデスというコスプレ変人。(笑)
ミスタープレアデスが生み出されていく過程が割と細かく描写されてて笑った。そこ頑張るところなんだ。
ミスタープレアデスは一人でROBO-BANに参加して優勝したようにRobotics;Notes本編では描かれていて、昴が割と孤独な人っぽく描かれていたけれど、実際は助力してくれる人達は居たし、親友とよべる友達も居た。その辺の本編で語られなかった描写を掘り下げていたのがすごく良かった感じです。

この作品を読む前に別レーベルから出ている別のスピンオフ(瀬乃宮みさ希の未発表手記)で、昴の父親がかたくなにロボットを認めない理由ってのを知ってしまているので、すごく切ない感じがした。
実際、ロボット趣味って実際にロボットを作るのであれば、工学系、情報系の知識や実践が必要なので将来につながるお遊びとはまた一線を画した趣味であるはずなんですよね。漁師を継いでもらいたいという気持ちが父親にあるのはわかりますが、別の道を選ばせる度量とかそういうのが得意な子供を持った喜びや自慢というのが、洗脳によって阻害されてしまっているという設定を知ってしまっているので、すごく悲しい。
昴も説得すればいいのにと思わないでもないけれど、腕っ節で父親に勝てないから黙るしかないんだろうなとまた悲しくなりました。
洗脳がなければいいお父さんなのになぁ昴の父親。
その辺の、各スピンオフ間での齟齬があまり無いのが科学アドベンチャーシリーズの良さだと思うので、これから読む他の作品とも齟齬が無ければいいなあと思いました。

しかし…。
本編を描いて居る富士見の奴は続き出ないですし、出しているラノベブランドもばらばらですし、なんかSteins;Gateとはかなり扱いが違う感じ。
盛り上がってないなぁ。Steins;Gateとはまた違ったおもしろさがあって良い作品だと思うんですけどねぇ。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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