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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

灼眼のシャナSⅢ

灼眼のシャナSⅢ

高橋弥七郎:著
いとうのいぢ:イラスト
電撃文庫


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短編集。最終巻で予告されていた通り刊行されました。これで灼眼のシャナとしては最後の作品と言う事です。
実質的なエピローグが1冊分の分量になってしまう為、こういう体裁を取ったのかなと思いました。そのやり方というか展開にはあまりうまさを感じないんですよね。
長く続いた作品ですからそれなりにエピローグが長くなるのは分かるんですが、最終決戦からきちんとしたエピローグを描いてこそ、上手い作家さんなのではないだろうか?
エピローグだけで1冊になっちゃうと言うのは、豪勢であるけれどちょっと疑問に感じる。
だって、本編は読んでるけど短編は要らないって言う人はこの実質的なエピローグを読まないでシャナを終えてしまう訳で、それはあまり良い感じはしないから。
本編で語られていた、悠二の弟か妹の名前の話や、選んだ彼が選んだ道行きがどういうものかということを本編として描いていないのはちょっと足りないと思うから。
だからこの巻は本当は、最終巻に含まれるか最終巻の番号を振られて刊行されるべきだと僕はちょっと思った。

構成は大地の四神とフリアグネが出てくる新作、エピローグに当たる2作。映画の時に書かれたもの(電撃の映画の文庫に収録されていた)の再録、そして毎度のフリアグネ。
つか、作者どんだけフリアグネ好きなんだよ。
シャナは結局フリアグネで始まってフリアグネで終わったよ。

結局、事件の起こした爪痕は大きく影響を残していて、それを記憶している人、してない人、双方に何らかの影響を残している。
でも、それは収束に向かいつつあると言うのが現世側の状況。悠二の思いが坂井夫妻に届いたのが少し嬉しかった。逆に、シャナと悠二が彼らの仲間達の中にいないのはやはり寂しい。
そして、新世界に渡った方は前途多難だなという感じですが、ラブラブしてたのと、割と上手くやってるようだったのが安心しました。
先にも書きましたが、ココまで書いて終わるのが普通しょう。

四神の話は南北アメリカ戦争に絡んだ話で、フレイムヘイズ側が悪役になってる話で面白かった。でも、四神の話とフリアグネの話を絡めなくても良かったのになとおも思わないでもない。
なんか無駄に話が長くなる「癖」みたいなのを感じた。
この癖は高橋さんだけじゃなくて「電撃文庫」の癖なんですけどね。
実際、本棚眺めてみると電撃文庫厚いんですよね…。他のと比べると。内容的な容量はあまり変わらないし、文字の大きさも変わらないので、無駄に長いと言う印象をどうしても持っちゃう。
僕が読んでる(読んでた)中で最たるものがこのシャナ。次点は禁書目録かな。もう少し、無駄な文章省けば良いのにと思わなくも無いです。

難にせよ。
10年だそうです。シャナが始まってこの巻がでるまで。
10年。僕はこの作品を読み続けたんだなとちょっと時間が後書きに書かれていたので感慨に耽ってしまいました。
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