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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

氷結鏡界のエデン10 黄昏讃歌-オラトリオ・イヴ-

氷結鏡界のエデン10 黄昏讃歌-オラトリオ・イヴ-

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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10巻です。
前作の黄昏色の詠使いが全10巻でそれと同じところまでたどり着いたと言う感じ。
でも、終盤ではありそうですが物語はまだ途中です。
前巻で穢歌の庭へ落ちたシェルティスとユミィが、世界というか穢歌の庭がなんであるか、この世界がどういった状況に置かれているかを説明される回でした。
結果としてスピンオフである不完全神性機関イリスと完全にリンクしている事が分かる上、アマリリスやアマデウス、ミクヴェクスといった存在が出てくることで、黄昏色の詠使いとの関連性も確定したと言う感じです。
シャオも出てきますしね。

やはり穢歌の庭はナウシカの腐海みたいなもので、世界を浄化している役割を持っていることが語られました。
そして、その浄化システムの要である禁断水晶が限界で時間が無いことが語られます。シェルティスとユミィはそれぞれ選択を迫られたという感じ。ただ、これはシェルティスやユミィだから選択肢として成り立つという感じではあるんですけれど。
語られはしませんでしたが、禁断水晶を枯渇するまで利用した上で時間を稼ぐと言う選択肢もあるわけす。与えられた選択肢の1つはそれに近い選択肢なんですが、禁断水晶を救えると言う面において少々違う選択肢であると思います。
選択する人物が善性の人物だからこそ、2つの選択肢だけが与えられたのだと思います。勿論、アマデウスやミクヴェクスが禁断水晶=アマリリスを枯渇させる方向へ導くすることはしないと言う事もありますが。

シェルティスが犠牲になって一瞬で穢歌の庭を浄化するか、ユミィの時間を犠牲にし禁断水晶が耐えうる範囲で時間を掛けて穢歌の庭を浄化するかが問われます。
勿論、犠牲がないのであれば一瞬で浄化できるのがベストなんですが、ユミィには一瞬で浄化する方法の真の意味は隠されました。
シェルティスがその選択を決定する事になると言うのが今後の展開かな。
どう考えても、ユミィの時間を犠牲にする選択肢は取らないでしょう。ユミィがシェルティスに降りかかる犠牲を知れば、そちらを選ぶのでしょうけれど、それはシェルティが語らない気がしますし。
どちらが犠牲になりますか?と言う選択肢ってのはきついな。
シェルティスの魔笛が浄化出来ればいいのですが。今後はそちらの方法を模索する感じでしょう。

シェルティスとユミィの方はまったりしながら世界の謎に向き合ってましたが、まわりが大変。
超人じゃない面々が超人じゃないときつい所に向かうとかそう言う流れになってます。
モニカとかいい人達だなぁ。仲間であるからと言う理由だけでこういった苦労や危険を顧みない仲間が居てくれるのはすごく素敵な事だと思いました。
話としてはシェルティス達の方がメインなんですけれど、なんかそちらは展開の説明ですので読んでいて気分が盛り上がったのはむしろモニカ達の行動の方でした。割合としてはカナリ引くいんですが…。

後2~3巻で終わりかな…。
もう少しセラフェノ音語をクローズアップした感じにして欲しいなぁ。せっかく綺麗な世界設定なのに黄昏色の詠使い程には活かされてないので。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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