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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

新約 とある魔術の禁書目録5

新約 とある魔術の禁書目録5

鎌池和馬:著
はいむらきよたか:イラスト
電撃文庫

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舞台が久しぶりに学園都市に戻ってきたのですが、全然前の旧約以前の禁書目録の雰囲気が無い印象です。
登場人物こそ、青髪ピアスや小萌先生、吹寄といった上条の学校の面々がでているんで、そこが学園都市である事は分かるんですけれど、やっていることがバゲージシティの延長である印象が大きく、各勢力がそれぞれの思惑をもって動いている。しかも刹那的な奴もいれば、ちゃんとした長期展望を持っている奴もいる。
そんなのがばらばらに、「今現在」の思惑でくっついた勢力に所属したまま戦っているので、理解するのが大変です。
しかも、それぞれが何と戦っているのか良くわからない。
それは上条ちゃん自身もそう思っていると言及していますし、何を信じて良いか分からない状況で何をすべきか、今までのように行動するわけには行かない。その責任を負えないと彼自身が言っています。
敵対勢力群はそれを狙っているのだと思うんですけれど。
それにしても、もう少し勢力を絞っても、話は十分展開出来るのにもかかわらず、旧約以前で色々出し過ぎてしまったが故に「あの人は今!」的なエピソードも盛り込まないと行けないジレンマに陥っている気がします。

今までで上条勢力だと明確に分かってる人以外で、上条に近づいてくる人間の怪しいこと怪しいこと。そして、それを意識してあえて離れる方向をとったバードウェイが実はまともなのではないかと言う、きちんと考えて居るのではないかという感じが強調されてる感じがします。今回バードウェイは本当に一瞬でしたけれど、もう私を信じることは出来ないよね、で、今、お前が信じられるのは何なんだい?と言うような疑問を上条の所に残します。
上条ちゃんはその右手のせいできがついて居ないかも知れないけれど、彼が「助けてくれ」とたった一言言えば無償で助けてくれる人間関係をこれまで築いてきた。美琴だって、文句はたれそうだけど一方通行だって、インデックスだって、イギリス清教の面々だってそうなんです。もしそうしてたら、たぶん問題はアッと言うまに方が付くのに。
でも彼はそうしない。そうしないからこそ、アレイスターにエイワスに各勢力につけ込まれて良いように利用されてしまう。
上条はそこで善性を行った人間を容易く信じてしまう。それは偽装かも知れないのに。彼の美徳と欠点です。それを再認識した様な巻でした。
しかもアレイスターとエイワスは上条勢力を端から排除する方向に走ってきた気がしないでも無いです。
僕は声を上げて言いたい。「にげてー!絹旗にげてー!(麦のんではない)」

なんか文化祭である一端覧祭の準備とか本編とか些末すぎてどうでも良い感じになってます。
しかしなんで、確かにもう巻き込まないと言う決意があるにせよ、上条はかたくなにインデックスを頼らないんだろう?
彼女の頭の中には黄金の書も、その解も入っていると言うのに。
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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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