FIL:Blog

とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

神崎紫電:著
鵜飼沙樹:イラスト
電撃文庫


このアイテムの詳細をみる

前2巻で人類がな陥っている絶滅の危機とその状況で自分のことしか考えていない偏執狂の恐怖を描いて置いて、この巻はひとまず箸休めのような内容になっています。
まあ、もちろん上げて落とすんですけど。

ガストレアも強さに段階があって最上位のゾディアックは一度、一巻で主役の蓮太郎がぎりぎりながら倒しています。蓮太郎だけの力ではなく固定武装の力でもってですが。そのゾディアックはタイプとしては単純で、おそってくるだけのタイプ。
今回、そして次の巻であたるアルデバランはゾディアックに続くステージⅣにも関わらず東京を壊滅の危機にさらすという、ガストレア。力の見せ方がうまいなと思いました。
東京を守る結界であるモノリスを一つ溶かしにかかるとか、中の人間にはさぞかし恐怖でしょう。猶予があるだけ特に。

で、人類側(東京側)は、モノリス溶かしにかかってる奴倒しつつ、新たなものリス建造と言う二面作戦を強いられます。二面作戦って格好良いけど必ず負けてる側の作戦だよね。で、プロモーター、イニシエーターペアは軍の最小単位、アジュバンドを組むために行動ということで。蓮太郎たちも活動するのですがなかなか最小人数も足りないと言う感じに進みます。
そんな戦時状況下で呪われた子たちがどういう扱いを受けるかが描かれたのがこの巻で、本格的な戦闘や盛り上がりは全部次の巻に持ち越しに成っていますので、ご注意。
読むなら4巻までを一気に読むのが、良いと思います。

呪われた子の扱いってのはもの凄く惨いものです。彼女らは何も悪いことはないのに、未来に思いをはせることも赦されず、今日の命すら簡単に蹂躙するかのように、奪われる。さもそれが当然のように。
この世界観では仕方ないのかもしない。確かに延珠のようにティナのように運のよい子もいる。生きながらえる可能性を模索してもらえる子も中には居る。でも殆どは運が悪く、人権も与えられずに扱われるかなしみが今回、描かれていた。

今回は本当に東京地区に迫った崩壊の序曲と、その中にあっても夢や希望を持つことを蓮太郎に教えてもらえた子たちの悲劇をゆっくりと迫ってくる危機と悲劇を書いていました。
蓮太郎はつよいな。と思います。延珠が居るからと言う強さだとは思いますが、ふつうはその力を別のことに使うのではないかなと。彼女たちの復習に。その場の人々を殺戮する事に使うのではないかと。僕は感じたし、なぜにそうしてやらないとまで、感じた。そんなことは看護婦やスチュワーデスといったふつうの職業を夢見た彼女たちは望まない。鬼神のような蓮太郎を彼女たちは消して望まないだろうから彼は踏みとどまるけれど、僕は踏みとどまれないだろうと思う。

悲劇的状況ではある。
でもだからといってやって良いことダメなこと。それを明確に明瞭に描いていたのだと思います。
蓮太郎には止めてくれる仲間が居てよかったと思う。ほぼフリーランスの孤独な人物かと思ってたら意外と人脈あったのが面白かった。

この後の戦いが絶望で終わらなければいいのに。
スポンサーサイト
Comments

Body

« »

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
アクセスランキング

ぽちっと押されよ。
プロフィール

はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アフィリエイト