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ギルティクラウン レクイエム・スコアⅢ


ギルティクラウン レクイエム・スコアⅢ

ゆうきりん:著
redjuce、平沢下戸:イラスト
トクマノベルズ


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ギルティクラウンのノベライズ3巻目。
涯が一度死んだ後、復活して集の前に再び現れる所まで、アニメの17話までとなっています。このノベライズは章立てがアニメの1話分がちょうど1章分なのですごく分かりやすいです。

このノベライズシリーズは2巻までは涯視点で描かれて居て、集視点であるアニメ本編と対になるように描かれて居ました。
この巻では涯が居なくなっている時期なのでどうなるのかと思えば、アニメ同様に集視点というか各キャラクターの視点からの群像的な描き方になっていました。仕方ない感じではあるのですが、今までかたくなに涯視点でしたので、涯視点が出来なければ集の視点で固定して欲しかったと言う印象を持ちました。
集個人の視点で描くより、ストーリーや各キャラクターの考え、思いを把握するのには良いのですが、ちょっとポリシー的な所で残念かなと思いました。

この巻で描かれて居るのはちょうど集が王様になり、そしてその王位から引きずり下ろされる所となります。
やはり特筆するべき部分は祭が颯太の失敗から死んでしまう所でしょう。颯太の考えや思いが、どういうことだったかというのが文字になるとすごく直接的に伝わるので(画面でも十分伝わりましたが)、彼の焦りや怒りというものもすごく分かりますし、より彼に同情したくなる。颯太はたしかに祭が死ぬ原因を作ってしまったけれど、それは集や谷尋のミステイクというか人の気持ちを後回しにしてしまった結果なんですよね。
アニメ本編の画面よりそういった葛藤や心のやりとりはやはり、ノベライズは分かりやすいです。

ノベライズとアニメの違いをすごく意識しました。
ギルティクラウンは画面ではすごく迫力があり、綺麗な映像でしたが情報をそこから読み取るのがちょっと大変な作品でした。
こちらのノベライズは迫力がどうしても読者のイメージ補完頼りである代わりに、キャラクターの心情の描写は細かく描かれて居ます。
重要なキャラクターが多いので彼らを巡るように描写されているのは良い感じでした。集に集中して欲しいと言う印象は別として。

ギルティクラウンが好きな人がギルティクラウンを復習するためのノベライズという印象になってきています。
それは画面から伝わりにくかった事を重視して描いてるからだと思います。
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