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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

RPF レッドドラゴンⅠ 第一夜 還り人の島


RPF レッドドラゴンⅠ 第一夜 還り人の島

三田誠:著
しまどりる:イラスト
星海社FICTIONS


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三田さんの著作とクレジットされてますが、実際はTRPGセッションのリプレイ本です。ですので、三田さんはゲームマスターと言う事であって、この作品の物語は実は三田さんを含めて6人の作家さんよって紡がれていると言う、作品になっています。
プレーヤー5人は奈須きのこさん、虚淵玄さん、紅玉いづきさん、成田良悟さん、そしてイラストのしまどりるさん。
最近、人気の作家さん達ばかりです。
なんですかね、1人でもすばらしい作品を生み出す人達が本気でTRPGしたらこうなりますよと言う感じのものです。
これは冒頭部分といった感じですかね。

TRPGのセッションリプレイなのですが、既存のルールを使っていません。
この豪勢なプレーヤー達の為に独自に作られたルールを利用しているので、データ関係の描写は少なめ。書かれても読者には分からないのでしょうが無いところでしょう。
そして、プレーヤーキャラクターは一般人に毛が生えた程度のキャラクターではなく、強い運命、星のものとに生まれたキャラクターばかりです。
これを読む限り、プレーヤーに知ろうと臭さはありませんから、皆、TRPGは経験してるんだろうねぇ。

用意されてるシナリオ自体は、それほど目新しさを感じるものではないのですが、演じてるプレーヤーがプレーヤーなので、やることがえげつない。と言うかすごく目立つのは虚淵さんのキャラクター婁。このキャラクター、要は暗殺者なんですが、動きがすごい。暗殺者はこうやると言う好例なんじゃないかなぁ。すごいとしか言いようが無いです。
元々、奈須さんのスアローと、虚淵さんの婁は互いの所属する組織の思惑があるのですが、容赦なくその思惑で動く。しかも婁自体はその思惑さえも自分の目的の道具にしている。この徹底さがすごいと感じた。
これをTRPGのセッションの流れの中でやってるとなると、すごく頭の回転が速い人なんだなぁと感心する。
虚淵さんがすごすぎて、周りの人は若干かすむのですが、皆上手いんですよね…プレーヤーとして。もちろん本にまとめる時に若干の訂正なんかも入っているのでしょうけれど、セッションをやってる以上、似たようなことはやったんでしょうしね。

キャラクターが皆、婁を代表として魅力的なので、オーソドックスなストーリーでもすごく面白い。今のところは唯旅をしているだけなのに。
なお、成田さんもプレーヤーとして参加していますが、セッションに合流するのは最後の最後。くせ者が増えましたよと言う所で1巻は終了でした。
成田さん、待機してるのが辛かったろうに…。でも奈須さんを引っかける為にプライベートまで利用してるとか面白すぎた。
すごく楽しそうだなぁ。
すごくうらやましい。
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