ソードアート・オンライン15
アリシゼーション・インベーディング
川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫
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15巻にして驚愕のキリト君が全く活躍しない巻。(笑)
というか、前巻のラストでリアル側の問題から脳に負荷を負ったキリトがどうなっているかが不安要素でした。結果的には廃人状態という感じ。
一応、反射的な意思表示はするけれど、基本自立的な行動が出来ないという状態で、アリスに世話になっているというストーリー展開。
今回は2割くらいはリアル側というか外側といか、アリス視点では無い(キリト視点が実質不可能なので主人公はアリスです)視点が描かれます。それはアスナだけじゃなくて、敵側の姿も描かれています。
これがなかなかに面白いというか、人の魂とは?という部分に踏み込んでいて、ソードアート・オンラインとしてはどういう感じに扱って居るのかと言うのが描かれてます。割とありがちでは有りますけれど、こういう話題を扱って居るので、その辺をきちんと描いてくれるのは嬉しい所ですね。
その上で、魂に対して歪んだ思いを抱くものを敵として据えるってのは、面白いですね。
冒頭で明らかにシノンと分かるキャラクターがGGO内の戦闘で負けるのはやはり、アニメの第2期を意識してのシーンだったんですかね。
キリトが前述した通りなので割と淡々と状況が動いて行くのを描いて居るという流れなんですが、敵味方両方に時間制限的なものがあるのが面白いですね。
しかし、ソードアート・オンラインというヴァーチャル世界内を主なストーリーの舞台としている関係で、ゲーム内に常に端末が置いてあって、それにアクセスする必要があるというのはお約束なんですけどね。
またこのパターンかと思いつつも、キリトが居ないというだけで緊迫感が違うんですよね。それと、心意について段々、ソードアート・オンラインでも描かれてきていて、後にアクセル・ワールドに繋がっていくんだなぁという片鱗が見え始めています。
このアリシゼーション編で展開されているAI人格が魂を持った存在になり得るかというテーマも面白いです。
アリスは自覚無くも魂を持ち得た人物となって話しの中心になっている。今後、アリスがどうなっていくのかがすごく気になります。戦闘の矢面にも立っているし。
キリトが何時復活するかも気になりますし、この巻が繋ぎの話であったので早く先を読みたいですね。
でも次はアクセル・ワールドなんだよね。
アリシゼーション・インベーディング
川原礫:著
abec:イラスト
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15巻にして驚愕のキリト君が全く活躍しない巻。(笑)
というか、前巻のラストでリアル側の問題から脳に負荷を負ったキリトがどうなっているかが不安要素でした。結果的には廃人状態という感じ。
一応、反射的な意思表示はするけれど、基本自立的な行動が出来ないという状態で、アリスに世話になっているというストーリー展開。
今回は2割くらいはリアル側というか外側といか、アリス視点では無い(キリト視点が実質不可能なので主人公はアリスです)視点が描かれます。それはアスナだけじゃなくて、敵側の姿も描かれています。
これがなかなかに面白いというか、人の魂とは?という部分に踏み込んでいて、ソードアート・オンラインとしてはどういう感じに扱って居るのかと言うのが描かれてます。割とありがちでは有りますけれど、こういう話題を扱って居るので、その辺をきちんと描いてくれるのは嬉しい所ですね。
その上で、魂に対して歪んだ思いを抱くものを敵として据えるってのは、面白いですね。
冒頭で明らかにシノンと分かるキャラクターがGGO内の戦闘で負けるのはやはり、アニメの第2期を意識してのシーンだったんですかね。
キリトが前述した通りなので割と淡々と状況が動いて行くのを描いて居るという流れなんですが、敵味方両方に時間制限的なものがあるのが面白いですね。
しかし、ソードアート・オンラインというヴァーチャル世界内を主なストーリーの舞台としている関係で、ゲーム内に常に端末が置いてあって、それにアクセスする必要があるというのはお約束なんですけどね。
またこのパターンかと思いつつも、キリトが居ないというだけで緊迫感が違うんですよね。それと、心意について段々、ソードアート・オンラインでも描かれてきていて、後にアクセル・ワールドに繋がっていくんだなぁという片鱗が見え始めています。
このアリシゼーション編で展開されているAI人格が魂を持った存在になり得るかというテーマも面白いです。
アリスは自覚無くも魂を持ち得た人物となって話しの中心になっている。今後、アリスがどうなっていくのかがすごく気になります。戦闘の矢面にも立っているし。
キリトが何時復活するかも気になりますし、この巻が繋ぎの話であったので早く先を読みたいですね。
でも次はアクセル・ワールドなんだよね。
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