FIL:Blog

とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-

1クール12話で放送されました。
本放送終了後1クール空けて再放送がされたのですがそちらで視聴しました。
再放送版はエンディングが異なっている、CM枠を使ったショートアニメが追加されている、エンドカードが変更されている、特別編としてエンディング曲を歌うTridentの特番が付加されていると割りとお得感がある変更がされていました。
本放送終了後すぐに再放送された割にはずいぶんと気合が入った変更がされているなと思いました。この変更分ってBDやDVDには収録されないんだろうなぁと思いながら見てました。
同名のコミックが原作のようですが、内容については軸は同じだけれどずいぶんと展開等は異なっているらしいです。僕自身は原作未読。

ブラウザゲームである艦隊これくしょんが流行っているこの時期にこのアニメってのは、なかなかに良いタイミングだったと思います。
本放送時ではエンドカードが艦隊これくしょんとのコラボがなされたり、艦隊これくしょん側でコラボイベントがあったりしました。
なんか、この作品と艦隊これくしょんのおかげで、太平洋戦争時の日本海軍の知識が増える増える。(笑)

さて、このアニメ本編の感想ですが。面白かったです。
霧の艦隊という謎の存在が世界中を襲って、人類やばいというところから始まって、霧の艦隊に対して有効な武器を持たなかった人類が、やっとこ武器を開発してそれを開発した日本から量産できるアメリカへ輸送するという話になっています。
その輸送を担当するのが、霧の艦隊の裏切り者状態のイ401という潜水艦とそのクルー。
霧の艦隊の主要艦にはメンタルモデルという人の形をした思考存在が居て、それがこの作品の肝になっています。
霧の艦隊の目的というか霧の艦隊を支配しているアドミラルコードに従っているか、それを超えて、互いを理解しあい協調していける道を探るかするメンタルモデルに分かれて戦いを繰り広げていく。
最初は人類に味方する艦はイ401だけだったのに、イ401と接触することでだんだん味方してくれる艦が増えていくのは興味深かったです。
主人公は千早群像というイ401の艦長を務める青年ということになってるんですけれど、彼の視点で物語を見ちゃうと中途半端になってしまうんですよね。あくまでイ401のメンタルモデルであるイオナの視点で物語を見たほうが楽しめると思います。
人間の優しさや思いやりに触れて、それを理解して広めていこうとする彼女の思いっていうのがこの作品のテーマになっていると思います。
最後まで強情をはり戦うコンゴウと心を触れ合わせることが出来た時点で話が終了しているのもそれで納得いきます。
きっとこの先にあるのは霧の艦隊との和解や理解だと思えるんですよね。そういう終わり方でした。
群像視点で見ちゃうとここで終りなの?霧の艦隊ってなに?戦いの行く末はどうなるのというのが気になっちゃって困るという事態になる。
だからイオナ視点でみるのが正しいのだと思います。

しかし、霧の艦隊…。太平洋戦争時の艦艇の形をしているのに戦闘能力が圧倒的で惚れ惚れします。
CGアニメなので絵の崩れはありませんし、かっこいい戦艦とかっこいい潜水艦ががちで戦うわけですよ。燃えるわけです。
それにプラスしてメンタルモデルがかわいかったりと、抑えておきたいところを抑えたらこうなりましたという作品だなぁと思いました。
メンタルモデルが女性なのも、船というのは一般に女性扱いだって言うことらしいので納得いきますし、うまい設定考えたもんだなぁと思いますね。

どうやら、劇場版が製作決定されたようで…。
そちらも期待したいですね。

スポンサーサイト

 

シドニアの騎士

同名のコミックが原作のアニメ。1クール12話で放送されました。
面白かった!
ハードSFに少しラブコメ要素が入った感じの作品で、非常に緩急のバランスがとれていてすごく楽しめました。
惜しむべくは、また最近の作品にありがちで、アニメの感想に毎回書いている気がする事ですが完結しないで終わってしまうこと。
ただ、第2期の製作が発表されており、さらに一応は切りの良いところで終わっているので、これはこれでという気にもなります。
これ、面白かったからひいき目で見てるかなぁ…。

地球を離れた移民船「シドニア」が新天地を求めて宇宙を彷徨う物語。
その期間はすでに地球をはなれてすでに1000年がたっていて、人工的に人類が進化していたりして(光合成が出来るようになっている)なかなかにSFとして面白い設定がてんこ盛り。
奇居子(ガウナ)と呼ばれる宇宙生命体が襲ってくるのでそれを退けつつ、新天地を目指しているというのが大筋なんですが、人類は奇居子に対して有効な戦闘方法を保持していなくて押され気味ってのが、ハードな所でしょう。
放っておくとシドニアは全滅しちゃう道しか残ってないギリギリのところで戦っていますというのが、シリアスでなかなか良い感じでした。

そこで奇居子と戦う為のロボットが出てくる訳ですが主人公の長道はこれの操縦士。
最初はシドニアの地下区画(宇宙船なのに地下区画)で、かつての英雄が育てた野生児みたいな感じでした。彼は進化してないノーマルの人間なので光合成が出来ないとか、なかなか面白い設定です。
光合成できる人間ってすげぇって思いましたが、宇宙空間で資源が限られている以上、そう言う進化は必要でしょうね。理に適っていてなるほどなぁと感心してしまいました。
その長道がパイロットになって活躍して行く話で、最後に巨大な奇居子を多大な犠牲を払いながらも撃退するところで幕が引かれます。
その間にも、奇居子が、長道と良い感じになるヒロインである星白を取り込んだり(星白自身はその時点で戦死)、その取り込んだ奇居子が作ったクローンの様な星白が出てきたり、今後が愉しみなんですけれど…。
いかんせん1クールという尺の短さによってその辺は、何にも解決しないまま2期へという形になっています。

しかし、操縦士の生存率が低すぎてびっくりする位。
クローン技術全面的に解禁、利用されているようなので、失った人材は補充する事になるんでしょうけれど、アッと言うまに操縦士が居なくなってシドニアやばいじゃんって言う雰囲気がビリビリ伝わって来ます。
奇居子との戦闘シーンなどはCGアニメである利点を生かしたスピーディで迫力のある絵がみれてすごく満足。
CGアニメって絵が崩れないからこういうSF描くにはすごく向いてる気がしました。
早く、2期目見たいですね。

 

ブレイク ブレイド TV Edition

劇場版として全6作で公開されたブレイク ブレイドをテレビアニメ用に再構成したものが放送されましたのでそれを見ました。全12話。
劇場版は1話、2話を地上波でやったことがあったのでそれは見た事があるのですが、後半は見た事無し。原作も未読です。

劇場版の再構成ですので絵的な事を言えばクオリティは破格に高かったと思います。
ただ、そのクオリティの高さを活かせる絵柄でないのは残念だったかなぁ。普通に感じてしまった。
最近はCGメインで絵が崩れない作品とかも多いので、それと比べてしまうと酷かなぁとは思いながら見てましたが。
劇場アニメとTVアニメの予算の差ってのを見た気がしました。

ちょっと前に流行ったような、ロボットファンタジーものです。
面白かったのですが、たった一点の残念な点がこの作品をダメにしている気がします。
それは原作に忠実に製作されているのでしょうけれど、お話がぶつ切りで終わってしまうこと。
伏線やなにもあったものじゃありません。
一応、切りの良いところで終わるのですが、この先の話はどうなるの?というのが印象に残ってしまって後味が悪い。
この先は原作読んで下さいねって言うスタンスなのはどうなんでしょう?
劇場版でやったアニメの作り方としては何これ?って言う疑問がわいてしまった。
途中まで見たという意味での感想では本当に面白いんですよ?
ただ、それは途中までという感想であって、ブレイク ブレイドという作品全体を通しての感想になり得ない。
そこが残念で成りませんでした。

世界中の人が魔法の力をもっていて、それを動力として利用している世界観。
主人公のライガットは100万人に1人生まれるかという魔力を持たない人で、苦しい生活を強いられているという割とありがちな設定で、古代兵器として掘り出されたロボット(ゴゥレムと言う呼称がされていました)であるデルフィングは逆に魔力があると動かせないというのも、ありがちといえばありがちです。
でもそのデルフィングに乗り込む経緯や、ライガットが軍に所属するようになって戦うようになる間の葛藤、そして軍に入ってからも続く戦う事への葛藤など、その辺の描写は秀逸できちんと描かれて居て、視聴者であるこちらに響いてきていました。
何気ない仕草を描くって言う重要性とか、絵の作り方が本当に丁寧な感じがしましたね。
ストーリーも前半の敵国の兵となっているゼスと、自国の国王であるホズルの間に立って、学生時代のように仲直りさせようとするライガットの苦労を描いたり、どうしても戦争は止められなくて、クリシュナ王国とアテネス連邦の激化する戦いを描いたりと押さえる所は押さえられていて本当におもしろいんですよ。
続きが見たいと思わせる作品でした。
でも続き…。無いんですよ…。
それがなんでここまででアニメ化した!と思わざるを得なくてすごく残念。
原作のストックの問題とかも有るんでしょうけれど、原作完結した残りの部分の製作をして欲しいなぁ。

 

絶対ナル孤独者1 ―咀嚼者 The Biter―

絶対ナル孤独者1 ―咀嚼者 The Biter―

川原礫:著
シメジ:イラスト
電撃文庫


このアイテムの詳細をみる
アクセル・ワールド、ソードアート・オンラインの作者さんによる新シリーズ。両シリーズとも完結していないのに新シリーズかよとも思ったんですが、どうやら作者さんが自分のHP上で公開していたものを手直しして出版した作品のようです。出版経緯はソードアート・オンラインと同じですね。
年6冊の刊行ペースを崩したくなかったからというのが、刊行理由のようにあとがきには書かれていますが、だから刊行しますねといっても編集さんが普通に許すわけはなくて、売れると見たから出版されたんだと思います。
まぁ、すでに作者のネームバリューで売れるだろうと思えるレベルにはアクセル・ワールドもソードアート・オンラインも売れてますからね…。
という状態の中での新シリーズ「絶対なる孤独者」です。

アクセル・ワールドもソードアート・オンラインもオンラインゲームを題材にした作品で、バトルものではあるもののそれは仮想空間内でのバトルであるというのがこれまでの、川原さんの作品の特徴でしたが、これは異能バトルものとなっていて、主人公と敵がバトルするのは変わらない構図であるものの、現実世界を舞台とした作品になっていてこれまでとはちょっと違う雰囲気なのかな?と思いました。
それと、主人公の後ろ向き具合が徹底していて、ちょっと怖いくらい。異常なほど他者との接触を拒み、他者の記憶の中に残ることを嫌う空木ミノルという高校生が主人公となっています。
ミノル君がそういう生き方をするようになったのには原因があるのですが、これがなかなかヘビーな感じで一家惨殺されたけど自分だけ生き残ってしまったというもの。
それが原因で、彼は後ろめたさとトラウマを抱えて生きているということが前提となっています。
異能バトルですがその異能を与えるのはサードアイという空から降ってくる何か。その中でルビーとジェットという2種類があってルビーを手に入れた人は殺人衝動に目覚めてしまうという設定。ミノル君が手に入れたのはジェットの方で、今回の敵役である咀嚼者が手に入れたのがルビーだったという形になっています。

そのミノル君が突如、空から降ってきたサードアイを手に入れて、異能者となったことから物語が始まるのかと思いきや…。
巻き込まれ型の展開でびっくりしました。
普通はこういった突如手に入れたパターンの異能バトルものって、その能力とかを手に入れたい他者から襲われるという形で話が進んでいって、物語の中心にいるのは主人公である人物ってことになるんだけれど…。
今回の悪役である咀嚼者がターゲットにした人物の回りに、たまたまミノル君が居たため、巻き込まれたという展開になっています。
斬新だなぁと思いました。

さらっと読めちゃう内容で、思ったほどバトル描写は多くなく、ミノル君と咀嚼者のトラウマ描写を描いている方が多かったように思います。
どうも川原先生は登場人物の能力をトラウマ由来のものにするのが好きなようで、これはアクセル・ワールドと同じですね。
アクセル・ワールドのハルユキ君は空を飛ぶための翼を得ましたが、ミノルくんは他者を絶対的に拒絶するバリアー(何せ空気やら熱、炎、衝撃までも拒絶しちゃう個人用シェルター)を手に入れることになります。咀嚼者はその名のとおり噛む力。サメ以上の噛む力を手に入れた敵と戦うってことになります。
しかし…。
途中少しだけですがミノルくんが、外界と接触を持つような行動をとり始めて、事件が良い方向に彼に作用しているなぁと思ったら…。
最後に結局、彼は自分が悪いと責め結局もとより殻に閉じこもってる度合いが強くなっちゃった感じ。
ジェットのサードアイの持ち主として、ルビーを持っている人物と戦う組織が出てきますが、その一員になるのは承諾しているっぽい終り方ですけれどはっきりしないですし、なんとも後ろ向きなまま終わっちゃいます。
ただ、それでも少し前を向いたかなと思えるところもあって、それは歓迎したいところではあります。

ちょっと意外と思える展開もあったりして、面白かったです。1とタイトルにあるのでこれは1巻なんですけれど、この先が出るかどうかはわからないと、あとがきにありました。が、まぁ順当にいけばそのうち出るでしょうと思います。
あまり新しい設定とかぼこぼこ出さずに、さらっと完結するシリーズとして書いてほしいなぁ。
何回か戦ううちにミノル君が大切なものを見つけて、前を向いてくれたらなぁと思う作品でした。
いや、だってここまで後ろ向きな主人公、ちょっと居ないよ?
敵役のほうが目立ってるってそうないから。(笑)

 

昨日までの影響か?

朝から目眩がして辛い1日。
なんとかお仕事はこなしたけれど、ちゃんと出来ていたかはあまり自信ない。
今日やった分は要見直しだなぁと思う。

今日は天候は比較的安定するって聞いていたし、実際朝から安定してたみたいなんだけどな。
昨日までかき乱された影響が残ってるのかなぁ。
勘弁してほしい。

今日は後、もうゆっくりしよう。

 

急な気圧低下の先に来るものは。2日目。

本日もゲリラ豪雨と雷雨。
急な気圧変化がありました。
会社のある三軒茶屋では雷がすこしなったのと30分ほど激しく雨が降っただけなんだけれど…。
意外に気圧の方は影響があったみたいで、午後は眩暈がくーらくら。
これが結構きつくて大変でした。

今は何とか落ち着いてテレビとか見れるようになってます。
これが一番非道い場合は立ち上がれなくなるんですよね。
だから、まぁ動けるというのはまだマシなんだけれど、2日連続ってのも辛いものです。

明日は安定するようなので、そうあって欲しい。
たのみますよー。天気…。

 

急な気圧低下の先に来るものは。

気圧が急に下がるとまあゲリラ豪雨が来るわけですけど。
そこだけ局所的に低いんですよね。ゲリラ豪雨や雷雨の時って。
僕みたいに自律神経失調な人にはこういう気象変化は辛いんです。

今日はめまいが来てしまって、午後半分くらいぼーっとしてしまってました。
辛かった。
外はゴロゴロ雷なってるし…。

最近は雷とかでもわりと耐えれる様になってたから油断してた。
というか最初から眠りが浅いせいでの寝不足気味のところにこの気象変化は辛かった。ついていけない。

あまつさえ血糖値は下がるし。(これは退勤後におやつで回避)
踏んだり蹴ったりな感じでした。
まだ、降ったり雷なったりするんだよなぁ予報だと…。
勘弁してほしいなぁ。

 

おやつ。

会社からの帰り際、ここのところ、おやつにコンビニで何か買ってぱくつくことが多いです。
カロリー過多にならないように、あまり甘過ぎるものとかは避ける傾向にしていますがたまにエクレアが続いたりします。
エクレア好きなんですよね。特にクリームがカスタードではなくホイップクリームになってるやつ。

今日のおやつはローソンのブランパンでした。ブランのメロンパンにしようと思ってたんですけど、その横にほろにがチョコとホイップクリーム入りのブランパンが。
なんとなくそっちに惹かれてそれにしました。
おいしかった。
まぁ、味わいがエクレアに似てるのはご愛敬ですかね。(笑)

そこで気がついたんですけど、僕、ホイップクリームが好きなんだなーと。
考えてみればシュークリームなんかもホイップクリームのが好きです。
自分の嗜好なのになにを今更な感じなんですけど、ここまで好きだったかなぁと。なんとなく思ったんです。
よくよく考えてみて、あぁ好きだなと改めて認識しました。(笑)

ホイップクリームうまい。

 

ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 東京動乱

ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 東京動乱

榊涼介:著
きむらじゅんこ:イラスト
電撃ゲーム文庫


このアイテムの詳細をみる
久しぶりに続きを読もうと思って手に取ったんだけど、これの前の巻である「九州奪還0 荻 幽霊戦線」を読んでから3年くらい経ってしまっていました。しかもこの巻自体の刊行は2009年末だったりしす。
でも、ストーリーはちゃんと覚えてる辺り、印象が深い作品なんだろうなぁと実感。
原作ゲームのストーリーをベースにその後のストーリーを独自展開している榊ガンパレですが、ここからは本格的に独自展開色が強くなる印象があります。
何故かと言うと、いままではゲームでも舞台であった九州周辺が物語の舞台だったのですが、今回から舞台の場所を大幅に変わって行きます。
逆襲の刻は舞台が北上していくのですが、その第1巻目となるこの巻は東京が舞台になっています。

前巻まででカーミラとの間で和平が成立して、九州での戦闘に終止符が打たれましたが、鹿児島は幻獣側に渡ったままとなっていて、主戦派には気に入らない。そう言う状態で何が起こるかというのを描いています。
この榊ガンパレは架空戦記物としての一面も持っていますけれど、この巻で展開されたのはまさにその面が強調された話ですごく面白かった。
カーミラとの和平に納得できない主戦派がクーデターに出るという話です。
架空戦記ものでは良く有りそうですが、僕が普段読むジャンルのラノベは架空戦記ものの面はあまり強くないモノばかりでクーデターってどうやって発生していくのかとか、描かれたものを読んだことは無かったです。
初めて読んだクーデターものは、どうやってクーデターが発生して、そしてそれを目指した人達が何を考えて行動しているのかというのが良くわかる作品となっていました。
勿論ガンパレード・マーチですので、ただの架空戦記物ではない都合の良い部分とか有りましたけれど。
それでもクーデターを起こした主戦派と、首相官邸側の駆け引きとかすごくおもしろかったです。

ぶっちゃけて5121部隊とかおまけ要素でしかないんですけれど、最後は人型戦車で締めるとかちゃんと押さえた所は押さえた流れになっていました。
やっぱり榊ガンパレ面白いわ。
こっから舞台が北上するんですよね…。次巻の名前が津軽強襲となっています。
いきなり青森ですよ。(笑)

 

フェノメノ 伍 ナニモナイ人間

フェノメノ 伍 ナニモナイ人間

一肇:著
安倍吉俊:イラスト
星海社Fictions


このアイテムの詳細をみる
5巻目です。
前巻のラストで凪人が事故で死んだ様に思わせられる描写を引き継いでこの巻となるのですが、語り部となる霊体の「己」が凪人なのかはきちんと明確になっていない状態で物語が語られていきます。
今までの巻で展開された現世からオカルトの世界をのぞき込む形ではなく、今回はあの世、死者の視点から現世を見ると言う形で語られていきます。
また、今までは章毎に短編形式で語られる事が多かったですが、今回は章毎で物語が終わるのではなく、1冊で1つの長編のストーリーが語られるという形になっています。

読んでいて直ぐ気がつくのですが、これが過去の話であって、夜石の過去を扱って居るんだな?という事。
そのうちに明確に本編(凪人が事故った時点)より10年前の出来事である事が語られます。
霊的なものが残す「違和感」って言うものがテーマとして扱われていますが、その説明とかも淡々としていて今までの巻で感じたような怖さってのは前半は感じ無いですので、淡々と読んでいけます。ただ、明らかにこの子が夜石だろうという女の子を語り部である「己」が「M」と呼称していて夜石と繋がらないのは何故だろうと思っていた所で、がらっと恐怖が舞い込んでくるという作りになっています。
そこからのテーマは一転して「違和感」ではなく「悪意」という事になるのでしょうかね。もともと「夜石」の名前を持っていたモノの悪意が前面に押し出されて、その怖さがひしひしと伝わって来ました。
あの世側からの描写がされていますので、「夜石」は人に取り憑く悪い霊なのですが、この悪意が、昨今の理解出来ない犯罪心理と重なって怖かったです。こういう「理解出来ない」って言うのはすごく怖いモノだと思うんですよね。
だって、何をするか分からない、その動機も分からない。それでは相手とコミュニケーションを取ることも出来ないですし、何かされそうになったときに、それを回避する術すら残っていないんです。ただ何かをされるのを待っているしかない状況というのは本当に怖いものだと思い知った感じがします。

そして事件の末に、「M」が我々読者が知る夜石になってしまった経緯が語られます。その悲しさが苦しい。
描写から悪意に取り込まれた訳ではないのは分かるのですが、少なからず影響を受けたのは確かで…。自らその名前を名乗る様になるに至る経緯が悲しすぎて切なすぎて胸が苦しかった。
救えなかった、救いようがなかった、仕方なかったというのがこの物語の結果なんですが、それでも救いを求めてしまう。そう言う内容になっています。
続きの巻で凪人が夜石を救ってくれると信じたいです。
そうでなければ、あまりに夜石が可哀想過ぎる…。
しかし、それには凪人にまた立ち上がって貰わないといけないんですけれど…色んな事がエピローグで語られるのですけれど、彼、立ち上がれるのかしら…。
夜石を否定してしまったけれど、また夜石のために動けるのかしら…。
次巻で終わりらしいですけれど、どうまとまっていくのかな?夜石には救われて欲しい。本当に。

 

ガンパレード・マーチ 九州奪還0 荻 幽霊戦線

ガンパレード・マーチ 九州奪還0 荻 幽霊戦線

榊涼介:著
きむらじゅんこ:イラスト
電撃ゲーム文庫


このアイテムの詳細をみる
実はこの本、2011年の2月に読んだらしいのです。書評をテキストの文書で書いた後に、ブログにアップするのを忘れていたのに気がついたという次第。
この本の後に刊行された「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 東京動乱」を読み始めたのでその書評を書く前にアップしておこうと思った次第です。
ですのでこれ以下の書評記事は読んだ当時2011年の僕が感じた事になっていますのであしからずです。
ということで以下本文。(笑)

榊ガンパレの九州奪還編の前日談。
これが出る前には九州奪還が終わったので榊ガンパレがこれで終わりとか言われてた。
実際にはこの本が出た後、逆襲の刻編が始まって今は2K編とまだまだ続いている。何処まで続くかは逆襲の刻編もまだ未読なので想像も付かない状況なのですが、ガンパレード・マーチ自体はかなり深い設定世界を持っているのでどんどん続いていけるのだと思います。
読んだ後、抱く感想はいつも同じなのですが、それで飽きられない戦記物としてのおもしろさが有ると言うこと何だと思います。
キャラクターの動き的には基本的に固定化されてきてますからね。5121部隊はもはや人の域に居る人が少なくて、本来の主役である彼らを見ているより榊ガンパレオリジナルのキャラクターを見ている方が面白いです。5121部隊にこだわるなら見ていて面白いのは整備班の面々ですね。

さて、この巻ですが。
何でこの話をあえて書いたのかと言うのがよく分からないです。
書き下ろしではなく連載ものをまとめたと言う事ですから、九州奪還本編と平行だったのかも知れませんが、九州奪還が完結した後にこの話を持ってくる意味がよく分からなかった。ストーリー展開としては確かに山口防衛から九州奪還が開始されるところに少し間があったのですが、そこを埋める役目以外には余り必要性が無い感じでした。
と言うよりも九州奪還で各キャラクターが積み重ねたものや、心のあり所というのが巻き戻ってしまって居るのですが、読んでて違和感を少し感じた。
特に森さんとカーミラ。
九州奪還という話の中でものすごく立ち位置が変わったキャラクターです。成長したと言っても良いキャラクターなのですが、それが一番酷いときの話になるわけです。ですが、完結した九州奪還の中の成長分が少し加味されてしまったような印象を受けました。
九州奪還の時点ではもっと酷くなかったかと言うのがその印象。
物語を描く時に時系列が飛ぶのは良くある事ですが、ちょっとその難しさを感じた巻であった。

安定したおもしろさは相変わらずなので、このシリーズが出続けているのは分かる気がする。
コアなファンが居る作品であると言う事も有るのだろうけれど。

 

悪魔のリドル

1クール12話。高河ゆん原作となっているけれど、ニュータイプ誌上で連載されているマンガ(作画は高河ゆんではなく別の人)は途中で追い抜きました。という事はオリジナルアニメでマンガの方がコミカライズって考えて良いんだとおもいます。

設定はかなり特殊。
ミョウジョウ学園という学校に集められた13人の少女。この13人が暗殺のターゲットと12人の暗殺者という事で、ターゲットの暗殺に成功したら何でも1つ望みが叶えられるというもの。暗殺者の1人(東兎角)がターゲット(一ノ瀬晴)のボディガードをすると言う流れになって、暗殺者vs暗殺者というお話が始まるというものでした。
全員女の子で、妙に同性愛っぽい表現が多かったのも特徴かも。暗殺者の1人の犬飼伊介の両親(義理の親)はゲイカップルみたいでしたし。

兎角が晴の人格に惹かれて(かつ自分が殺せない暗殺者であるということ)がなければ、勝負になってないよなぁずっと思いながら見てました。
兎角がボディガードでなければ、ルール無用のバトルロイヤルになっちゃって暗殺者vs暗殺者は描けるかも知れないけれど、それが片付くまで晴はとりあえず安全って言うことになるよなぁとか思ってた。
むしろ、兎角がボディガードをやっているせいで、まず兎角を倒さなければ成らないという図式が成立しうるので順番が守られた感じ?
じゃなかったら暗殺者同士で殺し合いってのが見れただけになってしまっていたかも。晴を殺すのに予告状はルール上必要だけど、暗殺者同士で殺し合うのに予告状は必要ないですからね。

その特殊な図式も、ミョウジョウ学園側というか、晴の特殊能力を引き出したい彼女の一族の思惑によるものだったので、兎角ないし誰かがボディガードになるのは織り込み済みだったみたいですけれど。
最後の方に怒濤のように開示されていく設定も含めてそれなりに楽しめました。
見ていて飽きないしそれなりに盛り上がるし普通に面白い作品だったなぁという印象。
長すぎず、短すぎず、ちょうど良かったかな。
最後の、兎角の選択や思い、呪縛からの脱出とかちょっと悲しい感じでした。そう言う風にしないと自分を証明出来ないと言うのは悲しいかな。
結果的に晴の身体の特殊な状況によって上手い具合に転がりましたけれど。

リドルとは謎かけのことです。毎回のように人を喰ったように兎角に対してリドルが出されてました。
最後の問いかけ。世界は□□に満ちているというやつ。
あれは「慈愛」ではなかったのかな?と思いました。
結果的に、誰も死んでないし。不幸になった人物が居ませんでしたし。
あんな事があった中でも晴は兎角を親友として愛している。それは慈愛と言っていいものじゃないか?僕はそう思いました。
割と、どんな言葉を当てはめても上手くとれてしまうように作られてたストーリーだったようにもおもいます。
スタッフずるい。(笑)

 

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金

ノイタミナ枠の全11話で放送されました。
同名のラノベが原作ですが、ノイタミナではラノベ原作って珍しいかな?
タイトルから冒険をして埋蔵金を探すタイプのお話なのかなぁと思っていたのですが…。どちらかというと、かつて七々々が集めたアイテムを再収集しながら、互いの思惑を通す為に思考戦を繰り広げているというタイプの作品でした。
予想外。

各キャラクターが冒険部って言う部活動を中心に集まっているのですが、冒険部の面々が仲間という絆で繋がっているのではなく、それぞれの思惑で繋がっているだけで場合によっては敵にも味方にも成るというのは面白い展開だったと思います。
でも、11話という短さがネックになっている感じですかねぇ?
全部が中途半端になってしまっている感じで、ちょっと残念な感じです。
最後はまぁ綺麗にまとめたのかとは思いますけれど。

設定はおもしろいんですけれど。
冒険というか遺跡が思いっきりテーマパークだろこれ!とかツッコミどころが多かったです。ヒロインがいきなり地縛霊になっていて影が薄いとか…。
全体を通すと、まだアニメ化するのはやかったんじゃないの?と思わざるを得ない。
面白いのは面白いんだけれど、原作が終了していない為にアニメで展開出来ない部分が多くて、11話という短さと共に何か煮え切らないものが残るんですよね。すっきりしない感じというか。
全然話に決着がついてないですしね。
最終話のCパートでは2期があるような終わり方だったけれど2期あるのかしら?
ノイタミナはこれからサイコパス関係で枠の圧迫が結構きついですけれど。
2期があったら2期も見よう。

 

単独で脱線なんて珍しい…。

小田急線 脱線事故で一部区間不通

帰宅途中にtwitterを見ていたらびっくりするようなニュースの情報が入ってきました。
小田急線の脱線。
帰宅時間帯の脱線事故という事で一瞬ぞっとしました。
僕は小田急線は使っていませんが、人が乗っていたらどれだけの被害が出たんだろうと思ったのです。
情報を調べてみたら車庫から出てきた所で脱線したらしく、運転手や車掌さんにも怪我もなかったらしく人的被害は無かった様です。
不幸中の幸い。

それにしても珍しいなと思いました。
この日本の進んだ運行システムで管理されている電車が脱線なんて、本当に珍しいと思います。
置き石や踏切進入なんて言う外的要因が有ったわけじゃないのに、脱線事故が発生したというのは何かシステム的なトラブルがあったんでしょうね。
ソフトウェア的な問題かな?って思ってしまうのは僕がソフト開発に従事してるからでしょうけれど。大体、こういうのってソフトウェアシステムのトラブルだったりするんだよなぁ…。

何はともあれ、今回の事故ではけが人とかでなくて良かったと思います。
小田急としては大変でしょうけれど。

 

CDの売れ行き≠楽曲の人気。

CD販売枚数 AKBが上位独占

AKBがCDの売り上げ枚数を上位独占したというニュースですけれど…。
これってさ、売り上げ枚数=楽曲の人気度合いではないんですよね。いわゆるAKB商法で1人の人が何枚も同じCDを買うから…。
そら、他のアーティストでも熱心なファンは視聴用、保存用とか買ったりする場合もあるでしょうけれど、AKB商法はちょっと行き過ぎている気がするんですよね。
なんか社会現象になっているように見られがちだけれども、実際はそんなに人気無いんじゃないかなぁとか思ったりもする。
まぁ、アイドルとしては破格に人気はあるのかも知れないですけれど、握手券とか付いてなかったらこんなに売れないんじゃないかなぁと思ったりするわけです。

最近のオリコンのチャートの上位はAKBと嵐が独占するらしいけれど、嵐はそういう商法していないから純粋に人気があるんだと思うんですけれどね。
AKB関係のグループはどーも人気の度合いってのが世間が騒いでいるほどじゃないんじゃないの?と思ってしまう。
もちろん、それだけお金が動いているんだからすごい影響力はあるんだとは思いますけれど。
一部のアイドルオタな人が騒いでるのを横目に見つつってのが普通のスタンスなんじゃないの?

CDも売れなくなっているって言う話だから、こういう商法で稼がないといけないというのは理解できるんですけれど…。
アーティストは、やっぱりその作品で勝負してほしいなぁって思ったりするわけです。
このニュースみててそう思いました。
アナ雪のほうは作品で勝負して獲得した人気ですからねぇ…。サントラに握手券が付いてくるわけじゃないですから。

 

RPF レッドドラゴンⅥ 第六夜(下) 果ての果て

RPF レッドドラゴンⅥ 第六夜(下) 果ての果て

三田誠:著
しまどりる:イラスト
星海社FICTIONS


このアイテムの詳細をみる
7冊目。最終巻となります。
なにやらRPFとしてはこのレッドドラゴンを下地にしてまだメディア展開とかある様ですが、TRPGセッションリプレイとしてはこれで幕が下ります。
イベントとしてはこの7冊目は最終幕ですのでエピローグがあるのは当然として、その前は…戦闘しか有りません。
白熱するラスボス戦の様子をずっと描いているという状況になっています。
リプレイ本は数有れど、このB6版と普通の文庫より大きな版で価格帯も高いのに内容が戦闘とエピローグだけというのも豪勢な誌面の使い方だなぁと思ったりしました。
普通のリプレイと違い、物語性が高くなっていることや、短い瞬間の会話でもあっても、そこはプレーヤー陣が著名な作家さんたちであると言う特徴からか、けして読み応えがないとか、戦闘だけでつまらないという事がないのがすごいと思いました。

ボス戦と言う事ですけれど、赤の竜と戦うだけではなくて戦力もドナティア、黄爛、ニル・カムイの三つどもえの状態で、各PCの思惑が交差していてすごく手に汗握る感じでですね。
1つの物語としてこのリプレイを見た場合、主人公としては忌ブキがそうなんでしょうけれど、リプレイとしては全員が主人公。ダイス目次第ではスアローや婁が主人公として活躍することもあるのがTRPGのおもしろさなんですよね。
エィハが目指した正解とは少しずれた形で進んでいくのも、婁が倒そうとした相手が移動しちゃってあれ?って成るのも、スアローのふらふら度合いがさらに拍車がかかったように見えるのもダイスが物語に偶然性をもたらし、物語を紡いでいるのがFM(GM)1人ではなくてプレーヤーも含めた全員で物語を紡いでいるからだと思います。
それがTRPGのおもしろさで魅力なんですけれど、それは十分に伝わってくる作品でしたね。

それにしても、ルールが複雑な分、サポートがかなり必要なのは理解出来るんですけれど、ディオラマを利用したタイルシステムやら、専用のフィギアやら、専用BGMやら星海社はアホなのか?と思う位、豪勢なプレイを盛り上げるためのアイテムを用意して行われているセッションにすごくうらやましさを感じましたね。
僕ら普通の人がTRPGを遊ぶ時にはここまでのサポートやアイテムは用意出来ませんからね。もの凄く、このセッションに参加していた奈須きのこ氏やしまどりる氏、紅玉いづき氏、虚淵玄氏、成田良悟氏がとてもうらやましい。
僕もこんな環境で1回で良いからセッションに参加してみたいなぁ。

ストーリーとしては7冊を費やしましたけれど、割と短くまとまっていたキャンペーンだったと思います。
でも面白かった。
作家さん達のがちのぶつかりあいって感じだったからでしょうね。
メディアミックスも含めて今後が楽しみです。

 

田舎の空気と都会の空気。

普段気にはしない都会の空気の臭い。
こちらで生活している僕にとっては無臭の空気です。でも、田舎から叔父が出てきた時にはごみごみしていてほこり臭いと言っていました。
今回田舎に帰ったときに新幹線のホームでふと、田舎の空気の香りって言うのに気がつきました。田んぼの匂いっていうのかな?
澄んで汚れていない中に田んぼの匂いっていうのかな?そう言う香りが混ざった空気。
ずいぶん違うものだなぁなんて思いました。

空気としては当然、田舎の空気の方がおいしいだろうし、身体に良いんでしょうね。
田舎も大分開発が進んで民家やビルなんてものが増えてきているけれど、まだまだ、「田舎」の匂いの空気が感じられる環境でしてた。
そういう環境はドンドン日本から消えていっているんだろうけれど。少しは残しておかないといけない風景の香りだろうなと思いました。
目で見る以外の五感で感じる自然や昔ながらの日本の姿ってのも重要だよね。
今回は、空気でそんなことを感じました。

でも都会で暮らす僕は、都会の空気の方が落ち着いたりするんですけれどね。(笑)
中毒なのか?これ。(笑)

 

儀式。

祖母の葬儀、初七日法要を終えました。
お寺さんの都合とか、うちの方(神奈川)で仮葬をやってから本葬と言う形をとったとかで初七日どころか、亡くなってからもう半月経ってるのが何となく微妙だったりしますけれど。

田舎での葬儀に参加すると驚かされるのがその儀式の複雑さ。
都会だと葬儀会館でお坊さんがお経をあげておしまいってのがスタンダードだと思いますけれど、田舎だと葬列を組んで歩いたりします。お坊さんがあげてるお経も複雑な感じがします。

故人を偲ぶやり方も、田舎と都会とそれぞれのニーズに合わせての形になってるのかなと思いました。
田舎のやり方は儀式が面倒と思う反面、故人との思いでや関係を大切に扱っているのかな?なんて思います。
対して、都会はドライなやり方だけれど、でも大切な人の為に必要なことを考え抜いて省力化したやり方と言うような印象。
どちらが良いとは言い切れないなという印象を持ちました。

なにはともあれ、祖母の葬儀を無事終えられて良かったと思います。
お坊さんの話がジンときて泣きそうになった。お坊さんずるい。
泣かしにきてるよなー。なんて思いました。

おばあちゃん、ゆっくり休んでね。

 

魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)

魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)

秋田禎信:著
草河遊也:イラスト
TOブックス


このアイテムの詳細をみる
オーフェン新シリーズの最終巻となります。
ひと言で言えば壊滅災害という危険をはらんでいた原大陸の問題が全て、収まるところに収まって、発生した状況が全てある程度収まりをみせるという内容です。
終わってみれば、やっぱり主人公はオーフェンだったのかなぁと思いました。オーフェン、この巻では殆ど活躍しない(というより新シリーズ全体を通して活躍しませんでした)のですけれど、彼の状況がどうなるのかというのが話の根本だったのかもしれません。
その事件を複雑にしたのは、彼ではもうどうすることも出来なくて、立場というものに縛られて身動きがとれなくなっていたからで…。それを解き放つ為に、マヨールやベイジット、ラッツベイン、エッジ、ラチェットと言った若い世代が台頭してきた事で、物事を託したという所でしょうか?
結果として誰も勝たない、全員負けという状況で物語に幕が下ります。

全員負けという状況はなんだか悲惨にも思えますけれど、結果的には原大陸の状況はそれで良かったんじゃないかなと思えました。
ベストでは無いけれど、ベストがなんなのかは見えないし、ベターな方法はこれだろうという所でしょう。
勝たないと未来が見えないのではなく、負けてもまた未来を目指せば良い。
動けなくなってただ滅びを待つよりも、未来を見つめて歩み続ければ良いのではないか?というメッセージが込められていたように思えます。
負けることはけっして悪い事ではなくて、時に選択としてはそれもありなんだよという今の世の中には合ったメッセージなんじゃないかな?
ただ、先に進む事を忘れなければ良い。そう言う事なんだと思います。

最後に事をなしたのが、シリーズ中、己の無力さを痛感させられ続けたベイジットだったのもそういうことなんだと思います。
彼女は無力である事を自覚しながらも前に進む事だけは止めなかった人物でしたし、それだからこそ、最後の決着を任されたのだと思いますね。

何となく誰も勝たなかった、これからも混沌とした原大陸の状況は続いていくというのはあるのですけれど。
開拓するぞ!新天地だ!という勢いってのが有るのは良いですね。
人間希望を忘れないというのは良い感じです。
そして最後のクリーオウの台詞「とっととやることをやりなさい」というのは本当にその通りだと思います、この一言がきっとこのシリーズで言いたかったことなんだと思います。
閉塞した世界をどうにかしないといけない。じゃぁどうしようとあーだーこーだ言っている中、最後にひと言、クリーオウが言う訳ですよ。「とっとやることをやれ」と。
そして解放されたオーフェンは開拓というはぐれ旅を続ける訳です。
再び。
魔王なんていう彼には似合わない束縛から解放されて。

なかなかに読みごたえがあるシリーズでした。
おもしろさでいえばやっぱり第1期と呼ばれる部分の方が面白いんですけれど、ファンとしては大人になった彼らが見れたのはすごく嬉しかったですね。
そして、彼らの後継者達を見る事が出来たのも。
まだ、外伝が書かれるようなのでそちらにも期待したいと思います。初回限定版の付録CDが女神未来までたどり着いてないから出るのかなぁなんて勘ぐっています(笑)

 

雷雨。

お仕事中。もの凄い雷雨がありました。1時間ほどで治まったんですけれどもの凄い感じでした。
雹なんかも降ったみたいで窓を叩く音とかすごかった。
それは本当にゲリラ豪雨という呼び名が似合う豪雨でしたね。まぁ、日本ではゲリラ豪雨と言ってますが、まぁ、にわか雨の強い奴でしかないんですよねぇ。基本は。

家に帰ってみると家の方では、雷の音が遠くに聞こえたけれど雨は降らなかったということで、本当に局所的だったんだなぁと思いました。
こういう局所的な雨ってのはこれからドンドン増えていくんですかね?
ここ数年は少なかった感じですけれど、今年は多い様な気がしないでもないです。
ゲリラ豪雨が増えると雷で電車がとまって大変な目に遭ったりするので、なるべくならゲリラ豪雨は止めて欲しい所なんですけれどねぇ。

 

不眠の気がなおらない。

もともとの不眠症の気はあるんですけれど、それが出てくるのは大体寒い間で…。
こんなに暑くなってもまだ夜寝れないってのは初めてです。
そのおかげで寝不足が続いて居て集中力が持続しませんし、頭が良く回らない。
なんかお仕事に支障が出てる感じです。
頭が回らないから上手くロジカルな思考が出来てないのでちょっとまずい感じ。

なので、思考に頼るのではなくアナログな手法ですけれどTODOを洗い出して、そのTODOをこなしながら、やることを詳細化して、少しでも前に進めるような工夫をして何とか先に進もうとしている状態です。
とりあえず、TODOをつけて明確にするってのは頭が回っていない時にはすごく有効。
本来だったら頭の中だけで出来るんでしょうけれど、こういうときには書き出した方が良いですね。
ノート術とかに書いてあることってこれを、習慣づけるってことなんだろうね。

習慣づけしておいた方が体調的不安を抱えてる時に有効だよね。
そのためにノート術とかってあるのかも知れないなぁ。

 

アジサイ。


今年は梅雨入りが早かったんですが、アジサイはちゃんと梅雨にあわせて開花していたようです。
ちょっと前まではつぼみも小さかったんですけれどね。
いまはしっかりと咲き誇り、昨夜の雨にぬれてしっとりとしている感じでした。

梅雨の花といえばアジサイです。
というより他のこの時期に咲く花を知らないだけはあるんですけれどね。
それにしても、梅雨入りが早かったのにちゃんとそれにあわせて咲くんだなぁとちょっと関心してしまいました。
なんか、気配的なものとか植物に作用する何かがあるんですかね?
例年だと梅雨入りが今くらいで、そろそろ咲き始めますよという感じであるような気がするのに、実際にはこのとおりもうしっかりと咲き誇っています。
自然ってうまく出来ているなと感じると同時に、不思議さに少し驚かされた朝でした。

アジサイを見ると梅雨のうっとおしい湿気を少し忘れられるのもちょっと不思議。
さわやかな印象があるんですよねぇ。
実際はじめーっとしたときに見る花なのですけれど。

 

噴水。


三茶パティオの噴水。
三茶パティオって言う呼び方がどれだけ浸透してるのか分からないですけど…。三軒茶屋駅の田園都市線、世田谷線間の連絡通路の吹き抜け部分です。
同じ三軒茶屋駅なんですけど、改札が別なので駅の外なんですよね。施設的にはキャロットタワーの一部と言うことになるのかしら。

で、ここに壁一面を使った割と大きい噴水があって、写真がその噴水です。
今日はちゃんと動いてました。
この噴水、節電なのか節水なのか動いてない時の方が多いんですよね。冬は止まりっぱなしだった気もします。
なにも、湿気の多い日に動かさなくても…。暑い日なら分かりますけど今日はそんなに猛暑ってレベルじゃないですし、真夏は逆に止まってることのが多い気がします。

いったいこの噴水はどういう基準で動かすかを決めてるのかいつも疑問に思ってるんですよね。
今日はたまたま動いてたので写真に撮ってみました。

まさか、雨水利用で雨降った後だけとかないよな…。
まさかな…。でも雨の後動いてること多い気もします。
身近な疑問のひとつですね。

 

豪雨。

午後以降、雨が降ると言う予報だったように思うんですが、職場のある世田谷三軒茶屋には雨の気配は全く無く…。
家に帰るまで、全然雨には遭遇しませんでした。
でも家族の話ではすごく豪雨が降ったという事で、ちょっとびっくり。ゲリラ豪雨の時期なんですかね。
そしてこれを書いてる今、ものすんごい勢いで雨が降っています。

僕の部屋の前にちょうど自転車置き場の屋根がくるので雨が降ると割とうるさいんですけれど、それが半端じゃない感じ。
日本ではゲリラ豪雨って言う言い方をしますけれど、これもうスコールなんじゃね?とか思わなくもないです。
温暖化で関東辺りまでは亜熱帯圏になってしまったのかしらねぇ…。

それにしても日本の気象予報システムはすごいなぁ。
前日の予報であれば大外れって殆どないですもんね。

 

機動戦士ガンダムUC

2010年にEP1が劇場、OVAとして公開されてから4年。
EP7をもって全エピソードをアニメ化して終了を迎えました。
ガンダムとしては一番長い期間を期間を使って作られたエピソードになるんじゃないかな?
それまでは1年とか長くても2年とかでしたよね。
まぁ、00は映画まで含めれば長い期間を使ってた気がしますけれど。
それだけ大きいプロジェクトが終了したという感慨と、物語の壮大さが印象に残る作品でした。

言っていることは何となく単純で、大人のしでかしてしまった間違い、すれ違いと、それを背負った上で未来へ向かわざるを得ない子供達の物語。
富野さんが監督をしてない場合にはあまり描かれない、ニュータイプにまつわる物語が展開されました。
ニュータイプとはなんなのか、ニュータイプはどのように宇宙世紀を進んでいくべきなのかが描かれて、ミネバの口を借りて語られます。
EP7でミネバの演説が演出上途切れ途切れだったのがちょっと残念だったかな。そこがキモであったので。
それにしても、ガンダムは製作順が宇宙世紀の年代順ではないので、このミネバの演説を受け入れて良い方向に人は進んでいったのかというとそうじゃない事は、Vガンダムや閃光のハサウェイなどの、このUCの後に続く話を見れば分かってしまうのが悲しい。
まだ、ミネバの演説を聴いてその進むべき道を正しく選択していけたのは、少しの人達だけだったんだよなぁと考えると悲しくなりますね。

EP1の段階ではほぼ原作通り進むのかなぁと思っていたら、ドンドンオリジナルの展開がされていき、EP7ではテーマと基本的な流れは変わらないものの、展開は殆どオリジナルに変更されていて、原作を知っていても次の展開が愉しみであるという楽しみ方が出来ました。
オリジナルの展開に変更されたのは、原作のボリュームがアニメ化には大きすぎるというのがあったのと、商品展開で稼ごう(プラモデルの展開ね)という思惑が有ってのことだと思いますけれど、それが上手くマッチして良い物ができた感じですかね。大人の都合が上手くファンサービスになっている珍しい作品でした。
なんといっても、映像が綺麗。
ユニコーンガンダムという見た目が美しいガンダムの表現もさることながら、劇場公開されるという面と、家庭の視聴環境がハイビジョン化されてきているのが前提に作られた作品ですので、すごく映像が事細かく作り込まれていた気がしますね。

ミネバが語った人類の希望、行くべき道。
それは現代の人にも言えることで、ニュータイプと限らなくても人は互いを理解しあって、良い道を選んで進んでいかないといけないと思います。
それなのに上手く行ってない気がしますね。今の世の中。

 

StarRingChild



機動戦士ガンダムUC EP7のエンディングテーマソング。
今までEP1~EP6まではそれぞれ違うアーティストの楽曲がチョイスされてきましたが、EP7はEP6と同様にAimerさんの楽曲。作詞曲も澤野さんとEP6のRE:I AMと同じタッグによる楽曲となっています。
もの凄く、ガンダムUCのストーリーを意識した楽曲となっており歌われるテーマはガンダムUCのそれと基本は同じだと思いました。

大人になるにつれて世の中を渡っていく上で、都合の悪いことから目をそらし、夢を追いかけていく事を諦めた締まった大人と、子供の頃に描いて居た夢、無邪気な想像、あふれんばかりの希望を対比して描いています。
ガンダムUCではそんな大人から子供達へ時代をバトンタッチしていくのが描かれていましたけれど、この曲ではその大人でも過去の思いを希望を思い出してと説いて居る内容になっています。
それをAimerさんの語るような訴えかけるような歌い方でダイナミックに歌い上げられています。

曲のテンポ、展開がすごくドラマチックで、最後のさび部分に流れていくところがもの凄く印象的になっています。
その部分に歌詞的にも答えが集約されていて、5分半のドラマを盛り上げてくれます。
すばらしい楽曲。

StarRingChild
Aimer
DefSTAR RECORDS


このアイテムの詳細をみる

 

お別れ。

祖母の仮葬を終えました。
火葬まで終了してしまい、祖母とはもうお別れです。
本葬は田舎で行うのでまだ先ですが、祖母とお別れをしたという実感が胸の中に刻まれた感じがします。

人はいつか亡くなるものです。
いつか、お別れが来る。それが先になるか近くになるか、僕らには分からない。
ですが、ただ、その時を漫然と待つのではなく、その時に向けて準備をしていかないといけないのかも知れないと思いました。
そうやって人は面々と何かを受け継いできたんでしょうね…。
それが人って言うものなのかな。

 

それは「若い」じゃなくて「幼い」な範疇だよな…。

Twitterをやってると性格診断みたいなWebアプリの紹介が回ってくることがあります。
診断メーカーっていうのを利用した面白診断が大半ですけど、中には割とちゃんとしてそうなのもあります。

で、精神年齢診断ってのがあったのでやってみました。
結果…実年齢より22歳ほど若い診断が…。(汗)
診断には若返ってますって出てたけど、それ、若返ってるのを通り越してるというか、僕の歳だと幼いって言うんじゃねーの?
つか、まあ、ぎり青年と言っても良い歳では有りましたが…。

実際問題、あまり面白味のない青春時代を送ってきた僕は、30過ぎてから青春時代にやるようなことやってたり、青春だと感じたりはしてましたが。
さすがにこの結果はどーなのさ。
普通は±5歳以内に入るらしいんですけど…。落差激しすぎでしょう。ちょっと。

 

眩暈。

やっと治まってきた。
今日はかなり状態が悪かったなぁ。気候が不安定というわけではないし、やっぱり、原因は葬儀の打ち合わせに遅くまでかかった上、昨日無理したからかな…。
今日は会社をお休みして、ゆっくりさせてもらいました。

何かあると眩暈くるの早く治らないかな…。
辛い。
精神的なものだから難しいだろうけど。

 

ばたばた。

祖母の葬儀などの関係でばたばた。
その辺のことは母と叔母がやっているはずなんですけれど、何故か僕のほうで処理しないといけないこととか出てきて、仕事してる最中なのにばたばた電話やり取りしてました。

もともと、祖母がこちらで生活していたのは介護の必要があるんだけれども、介護できる人がいないということでこちらに来ていました。
元々は田舎で暮らしてたんですよね。
なので葬儀なんかもこちらで簡易的に済ませて本番は田舎でするとか、いろいろあってごちゃごちゃしてます。
葬儀についての考え方ってのも首都圏と田舎では違ってたりして、意識的な齟齬が出ちゃったりしてて、すごくなんか大変な状況に…。
こんなばたばたしてるのも故人も望まないでしょうに…。

しかもなんかいろいろお寺さんの事情とか絡んでしまって長丁場になりそうです。
困ったものだ。
早く、おばあちゃんをゆっくり休ませてあげたいのになぁ。

 

« »

06 2014
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
アクセスランキング

ぽちっと押されよ。
プロフィール

はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アフィリエイト