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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

新しいお財布

20121231 New財布120121231 New財布2祖母から資金を頂いていたので新しいおお財布をネットで選択して導入で有ります。
まだ、入れ替えはしてないんですが、なかなか気に入った感じです。

前は吉田カバンのPORTERのものでした。
布製で使っていると味が出ますと言うのが売りで味が出て過ぎてると言うのが微妙でした。
そこへ来たのが今度はcorbo Curiousというどこぞの電池ガンダムのような(あ、あれはオリオスか)のL字ファスナータイプのものです。基本は同じなんですがこのCuriousタイプにはいくつかのバージョンがあります。基本は小銭入れの形状やタイプによるものですが、このL字ファスナーのタイプというのは男性用になっている感じです。L字なのは男性向きかも。

色は写真で見ると結構茶色濃い様に見えますが、割と薄めです。ダークブラウンをチョイスしたんですけど、他のメーカーだとダークって付かない感じの色あいです。
皮なので使ってると濃くなっていくのを考慮しての色あいなのかな。

なんにしても中身の入れえは明日行い、新しい気分のお財布で来年を迎えたいと思います!
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PCもスマホもタブもあるけど紙のノートは捨てがたいんだよね。

紙のノートを利用するとか言う試みを2011初頭の僕はやってるんだよね。実は。
今も紙も利用すると言うのはやってる。
プライベードではあまり上手く行ってない(スマホやPCのが便利)だけど、仕事面では紙のノートや裏紙、メモってのはすごく便利だと感じてる。

僕のやり方だとプライベートではデジタル、ビジネスだと紙の方がやりやすい感じ。
それは間違いないと思うんだよ。
ただそれが、スタイルの違いなのか、ただ赦させたデバイスの差なのかが分からないのが残念。
ビジネスだと使えるデジタルデバイスがPCに限られちゃうので、他のデバイスの恩恵を考慮できないのがね。すこし不利で不公平な感じ。

僕はデジタルデバイスとアナログデバイスは両方ちゃんと使いこなせる人になりたいのです。それぞれの良さってあるのは分かってるつもりなのです。

 

フルメタル・パニック! アナザー4

フルメタル・パニック! アナザー4

大黒尚人:著
賀東招二:原案、監修
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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3巻がぶっちゃけた話、あまり面白く無かった。(3巻の感想ではぼかしてましたけれど)そのため、4巻を買うのが不安だったのですが、ストーリー見聞きするのを途中で止めてしまうのは気持ち悪いので、きちんと購入して読みました。
これが、大当たりで3巻で発生した心配を吹き飛ばしてくれました。

1本目が秀逸です。
結局、この作品の雰囲気を作っていたのがタツヤの気分の所在であることが良くわかりました。
彼はまだ学生であり、いままで工事現場の危険はよく知っていても、生き死にをやりとりする覚悟とかはまだ、映画とかでみた範囲でしかない。それが言葉を交わしたことのある相手が敵になったり死亡したりという経験は今までなかった。戦いは言葉ではなんと言っていても、ゲーム感覚の延長でしかない。そんな感じだったのでしょう。その彼が途上国のやむにやめれぬ事情でそれらを経験する話でした。
この話を経てタツヤの信条がどう変わっていくのかが今後に期待ですかね。

2本目はアメリカだー!って話。
アメリカのドラマなんかではよくありそうな話に、得体の知れない用心棒(クルツなんですけどね、最初からバレバレ)でどたばたが面白かったです。

この巻のクオリティーをずっとというのは難しいんだろうねぇ。

 

6年たちました。

20061229 6年前は不安でした。20121229 6年経ちました。今日12月29日は、うちが愛犬くぅを迎え入れた日です。くぅが打ちに来て6年が経ちました。
うちにきた時にすでに成犬で1歳8ヶ月といった所。なので来年にはもう8歳です。
上の写真が来た直後の写真。知らない所につれてこられて困惑している表情をしているのが分かります。すごく不安そう。
下の写真はなにどこがどこだかわからないですが身体を丸めてしっぽに顔を付けて寝てる図です。安心仕切ってます。

くぅを迎えるには紆余曲折あり、初めて出会ってから4ヶ月後に正式うちに迎え入れました。
そのため、僕や家族には慣れているんだけれど、場所には慣れてないと言う事ことでこのあと軽く吐いちゃったりしてどたばたしたんです。
今では良い思い出。
犬を飼うにあたって色々前準備して調べて望んだつもりでしたけど、いざ、迎えてみたらそんなマニュアルは多少の参考になった程度。後は経験して覚えていった感じです。

くぅは僕の鬱を癒やす為、常に犬を飼いたいと言っていた僕のため、あまり動物が好きでは無い家族が「いいよ」と言ってくれて飼う事になった犬です。
ですから、僕にとってはとても大切な存在。我が子。まさに天使のような存在です。おとなしくて辛いときにひっそり近くに居てくれると言うそう言う存在です。
その辺は性格なのでしょうけれど、べたべたすると言うより、一緒に近くでまったりしようよと言う子なので、僕の症状にはぴったりでした。

そしてあれから6年。
僕が朝出かけるときは必ず行ってらっしゃいをしてくれて、帰ってきたらお帰りなさい。お休みを言って寝て。
休みの日には僕と楽しそうにお散歩をしてくれます。
悪戯をして怒られればすねて、嬉しいことがあれば飛びかかって来て喜んでくれる。
6年、その繰り返し。
大切なとても大切な繰り返しです。毎日の営みです。くぅが居てくれたから味わえた大切なとても大切な瞬間、瞬間です。

12月29日という記念日に。
くぅが与えてくれた大切なものをいつも思い出すようにしています。
これからも、僕の近くにいて、その笑顔を僕に向けてね。くぅちゃん。
来年もまた、お迎え記念日を元気出迎えようね。

 

フルメタル・パニック! アナザー3

フルメタル・パニック! アナザー3

大黒尚人:著
賀東招二:原案、監修
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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前作の無印のフルメタル・パニックが2時間の映画のシリーズであるなら、こちらはテレビシリーズと言ったところです。
1冊2話なのでこれで半クール終了という所でしょうか。
ちょっと印象がつかめなくて困惑しています。

前作では明確にかなめを保護すると言う目的の下、かなめが位置する場所が舞台となっていました。かなめ以外の要因ってのもあるし、一度ミスリルが崩壊してからは、対アマルガムと言う形で明確な目的と行動指針をもって登場人物が動いていました。
このアナザーでは一応の指針はあるんですけれど、就職活動中というなんかあやふやな印象であり、目的は各話毎に異なる。そして舞台も目的がアルのでは無くて、たまたまそこにと言う印象が付きまとってしまい、少々困惑感を感じています。
面白く無いわけでは無いんだけれど、これ、このまま続けられても盛り上がりに欠けるよね?的な印象を受けるんですよね。
1巻、2巻はまだ出だしでしたので許せましたが3巻にもなるとちょっと気になり出しました。

いろんなASを出して巻末に解説を入れると言うやり方は成功していると思います。出来ればメカ絵がカラーだと良いのですけれど、そうも行ってられない感じですからそこは我慢ですかね。

ストーリーはやっと少し動いてきて、テレビの各話がシリーズ物を呈してきたと言う所でしょうか。それでもまだ、キャラ紹介に紙面が使われて居て、敵の目的も、敵がそもそも何がしたいのかも分からない状況です。今回は味方キャラの掘り下げに使われてましたから特にそう言う感じを受けました。
その辺は前のは上手く隠蔽と開示が出来てましたけどアナザーは厳しい感じ。
その辺をキャラの特徴で押し切ってる感があるなと言う印象でそこはあまり良くない。
ラノベ的なキャラが前作より多い感じですかね。総登場人物数は少ないのに。

ユースフは良いライバルキャラになりそうです。
ただ、アデリーナも含めてタツヤも同じタイプのパイロットなんですよね。PMCのチームとしてはその方が良いかもしれないですけれど、マオ、クルツ、宗介とタイプの違うパイロットが組んでいたのとどうしても比較して読んでしまっていました。
悪くない、けして面白く無い訳ではない。
なのに、なぜか読後感が前作との比較ばかりになってしまう。
そんな作品だなぁと思ったり思わなかったりです。

 

記憶の中から

78年。僕の年齢のほぼ倍の時間渋谷駅には東急東横店があったわけです。
昔の写真をみると文化会館があったり、観覧車があったり、はてはロープウェイみたいなのも。さすがに観覧車やロープウェイは知りませんけれど、僕の印象にある渋谷と言えば真ん中に駅、東横店。両サイドに文化会館とプラザと言う構成の東急の街的なイメージです。

文化会館がなくなりヒカリエに成りましたが、まだまだ渋谷駅の再編工事は長い間続いていきます。
そのひとつがプラザ側、ヒカリエ側、センター街側を分断する駅の再構成です。
どんなビルになるのかは、新しい風景はとても楽しみですけれど。

また一つ。僕の知っている記憶から姿を消すことに成ります。
寂しいようで楽しみのようで。
でも、やはり寂しいかな。

何事も新しくなっていくのが今の世。その流れには逆らえませんけれど、僕みたいに少し鬱をやっている人間には、その流れが急すぎるときもあって、たまにそれがすてきなことなのか、悲しいことなのか分からなくなります。

すてきなことのはずですのにね。

 

amazonとかの評価

amazonとかの評価ってさ、持ってる/持っていないと5段階の☆評価なんだよね。
あれってすくなくないかなとおもうんだ。

たとえばさ、持ってて好きだったけれど、諸般の事情で売ってしまったとか。シリーズものを買ってたけど飽きてしまったからと途中からは買ってないとか。CDだとダウンロード販売とかで半分だけ持ってるよとか。
そういった細かい情報面ってのは度外視した評価だよね。

買った=持ってる。
好きか嫌いか=☆マークで評価。
なんかおおざっぱな気がしてならない。

というのも、amazonのお勧めが割ともう飽きて買ってないシリーズをお勧めしてくるとか星マークはなにに影響してるのか今一わからないから、そう思ったんだけどね。星マークなんてさ5が普通だったりするでしょ。絶対なんかおかしい。マケプレの評価だと特にその傾向あるし。

でさ。細かいそう言う詳細な情報を入れられたらもっと良い感じにお勧めできるんじゃね?とかさ思うわけですよ。もちろんパターン解析は難しいかとはおもうけどさ。
amazonだけではないけれど、本や楽曲なんかの評価データベースってこれからの売りになるんじゃ無いかと思ったりするんだよね。どうなんだろ?各社今くらいの、アバウト評価でいいのかなぁ?それとももう、細かいサンプリングデータを得るシステムは構築済みなのかなぁ。

僕にはそれをアイディアとしては出せるけど実行に移せる環境にないけれど、もし仕事でからめたら面白いだろうなと思ったですよ。
うちの会社もそういうのもやってくれないかなぁ?
面白いと思うんだけどな。

 

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z 刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼③

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z
刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼③


神野淳一:著
矢立肇・富野由悠季:原案
中島利洋・KOMA:イラスト
電撃ホビーブックス


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宇宙編第3巻。
もうね嫌な流れしか感じ無い状況に。
戦況はグリプス戦役終盤にさしかかり、ティターンズが追い詰められていくのがアーネストにも分かっていくと言う状況です。しかしアーネストは結果的に悪手しか打たないんですよね…。
何が悪いってヴァンやダニカの側がちゃんとアーネストを救おうとしているのにもかかわらず、アーネストがその手を振り払ってしまっていること。
悲しいのは当然、彼らが相まみえるのは戦場であって、片方がそれに屈すると言う事は捕虜化という道が待っている可能性もあると言う事ですが、少なくともアレイオーンに向かう事をすればそれは避けられそうな気がします。
そしてそこにはかつてのロスヴァイセを知るアルヴィース博士も居るわけで。
ロスヴァイセが居なければ、アーネストは簡単にヴァン達の手を取る事もできただろうに少し、彼は不幸によって毒されすぎて視野狭窄に陥ってしまっていて、正しかったはずのティターンズに固執しすぎてしまっている。すでにティターンズの色々な悪行を見てしまっているにも関わらず。

ティターンズで出来る事はエゥーゴでもできるんだよ。
まして戦況が苦しくなったティターンズで出来ない事でも、余裕が見えてきているエゥーゴ(連邦軍本体)ならと言う感が方が何故出来ないんだろうと思って読んでいた。
勿論、彼らは軍人だから敵前逃亡罪とかあるのでそう簡単にいかないけれど、MSに乗る以外、もう少女どころかロボットでしか無いロスヴァイセの姿が痛々しくて、そしてそのロスヴァイセが少しでも記憶を取り戻せるようにと行動するアーネストの空回りが悲しい。アーネストががんばればがんばる程、悪い方向に行ってるようにしか見えないんだよね。結局、さらにロスヴァイセをマシン化するためのガンダムに乗ることになってしまったし、もうこの先、幸せな未来が待っているってのはあり得ないのかと絶望を感じながら読んでた。
1巻の時はまだ、いつか合流してロスヴァイセも元に戻る、良い感じなエンディング、強化人間が救われる数少ないエピソードになるかも知れないと思っていたのに。

ここへきて新ガンダム「スコル」ですか。
この刻に抗いし者では各陣営にガンダムが少しずつ居て、ちろちろクロスしているのが面白いんですが流石にガンダム多すぎだろうと思ったりも。
本編に出てくるZ、MK-Ⅱ、百式、ティターンズの旗の下でのTR-1、TR-6、これのケストレル、スコル…。うーん。
実は時系列を考えればSガンダムとかFAZZとかも居るんだよねこの時期。
少し多すぎだよなあ。
物語を読んでると出てこないんですけれど。

 

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z 刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼②

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z
刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼②


神野淳一:著
矢立肇・富野由悠季:原案
中島利洋・KOMA:イラスト
電撃ホビーブックス


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宇宙編2巻目です。
この巻では流れの的を大きく絞っていた印象がありました。
コンペイトウ攻略。原作Zガンダムでも最初のADVANCE OF Zでも描かれた大きな事件です。
この事件にヴァン達が、そしてアーネスト達がどうか変わっていったかを描いていた印象が残りました。
そして強い女ダニカ。
もちろん、年相応のもろさや少女らしい弱さをもった素敵なキャラなんですけれど、ここ一番の強さは何なのかしらと思うくらい活動的で、過去に内省的な性格だったとか言われても信じられません。
原動力としてはヴァンが居てこそ何ですけれど、ヴァンがそこに居るとなったときの彼女の瞬発力は何なんでしょうか?こんな強い子他に居なかった気がします。
だって、ニコシア艦橋に突っ込んだおかげで変な扱いはされなかったとは言え、ジオン扱いされているエゥーゴ兵がティターンズにですよ?それも微妙な扱いを受けている人(バーダー少佐)が居る所関係で捕虜になってまともで居られるはずがありません。
多分、彼女なりの葛藤やテクニックや、影なる味方のおかげもあるんでしょうけれど、彼女は無事「ほぼ自力」での脱出を計り、ヴァンと再開しました。
そら、強い子って(運も含めてね)という感想も出るというものです。

ダニカと対比されるのはロスヴァイセかエーヴィなんでしょうけど、僕はタイプが同じでやっぱり強い子である片鱗を魅せるエーヴィや、強化によって自我を失って壊れていくという悲劇さえ出なければおそらく同じタイプだったロスヴァイセよりも、そのロスヴァイセを改造したリュング女史を比較対象に上げたいと思うんですよね。読んでいて少ししか出番のない彼女の言動がいちいち心に突き刺さる感じを受けました。自分で幸せや何かをつかもうとしている、アーネストやロスヴァイセ、ヒンカピー、新兵の女の子たちと比べて、彼女の幸せってあくまで他者基準で、アーネストたちの幸せとの比較であって、彼らはこうなのになんで自分は?みたいな思考なんですよね。要は妬みで構成されてるんですよ。でなければ戦果はそれなりに上げ、専用機は失ったものの安定しているロスヴァイセを下手な強化でより不安定した上、退行させるなんて事はしないでしょう。制御する人間が1人必要になるから軍隊としては負担増だよ。
要はアーネストとロスヴァイセの関係への嫉妬。アーネストのロスヴァイセへの愛情は恋心もあるけど幼いダニカへの罪滅ぼし的な側面もなくもないのは語られている通りですから、恋人を見るというよりは家族を見ると言う側面が強いのに…。とばっちりを受けたロスヴァイセが不幸すぎる。ロボットみたいにまでされていまって。
彼女の弱さってのは戦争で頼るモノが自分しか居なくてと言う人の弱さなのかな?彼女には頭脳という才能があったけれど、ダニカやエーヴィ、そして改造されちゃう前のロスヴァイセが持っていた人との繋がりってのを持っていなかった。
そんな悲しさを感じました。

しかし、フレームに何か、仕込むのは流行なんですかね?ユニコーンで、確立された技術だからあんまり、この時代のMSには登載されてて欲しくないんだけな。まぁやっぱりガンダムや強化人間用は別格扱いなんですかね。

しかし、ネモディフエンサーが出来るならGMⅢディフエンサーができたはず。かっこいいと思うんだけどなぁ模型化とUCでの映像化を望もう。

 

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z 刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼①

機動戦士Zガンダム外伝 ADVANCE OF Z
刻に抗いし者 エゥーゴの蒼翼①


神野淳一:著
矢立肇・富野由悠季:原案
中島利洋・KOMA:イラスト
電撃ホビーブックス


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1巻表記ですが刻に抗いし者の実質5巻。宇宙編開始です。
地球→宇宙と舞台が移行するガンダムは多いですけれど一貫してここまでがっつり半分で分けてるのは珍しいと思いました。
僕はこのエゥーゴの蒼翼の1~3巻を一気に読みました。
なので、感想が少し前後してるかも。

地上編から大きく変わったのは、アーネストを導く人が居なくなったこと、ダニカが捕虜に成ってること、バーダー少佐が別行動であること、そしてヴァンの機体がガンダムに成ったことですかね。そしてZガンダム本編や前のADVANCE OF Zの作戦内容をより意識したストーリーの流れに成ってることだと思います。地上編でも香港やダカールを意識した作戦タイミングというものを描いていましたけれど、宇宙に上がってからはそれが如実になった感じ。
元々がZガンダムのストーリー自体がダカール以降がきつきつだからかも知れませんが。

ヴァンはニュータイプの素養が少なからずあるのか、ダニカの無事を確信している節があって割と達観した印象を受けました。ことある毎にダニカを思い出しての行動は挟まるのですが普段は焦りとか無くて、むしろ歴戦の兵士然とした雰囲気を得ました。彼の周りにはルシアンも残ってるし、新しく入った仲間もいい感じだったからかもしれません。それに対して、立場的にはヴァンに比べて安定しているはずのアーネストが壊れていくというか戦争と責任に押しつぶされていく様が読んでいてきつい。
彼にはまだ相談出来る上官(アルベール小佐)は居るのにも関わらず、その性格からどんどん自分を追いつめて行ってしまうのがなんとも悲しかった。
そして乗ってるMSもガフスレイとあまり良い印象が無い機体。ジェリドがマウアーを失った機種。幸いにしてロスヴァイセがこの巻で戦死なんてことは無かったけど。

後半の展開がアムロとシャアかよとか思ってしまった。休息中にコロニー内で邂逅とか。状況的には1stのようにヴァンとロスヴァイセだけででの邂逅。それにアーネストが割り込んでと言う形でした。
状況的にアーネストを置いてロスヴァイセがエゥーゴ側に来てくれればなぁとか思った。この時、すでに彼女に降りかかってた災難を回避する手段、人材がエゥーゴ側に揃ってたのは皮肉すぎる。

それにしても、全くそのままとはでは無いけれど強化人間用のガンダムを乗りこなしちゃうヴァンって…。(笑)

 

そう言えば

三軒茶屋キャロットタワー付近のクリスマスイルミネーション。
考えても見れば、今日ってクリスマス当日でしたね。

一番盛り上がるイヴがお休みで普通に家で過ごしてたから今年はクリスマス気分が皆無ー。(笑)

基本的にクリスマスツリーになってるのとまるまるクリスマス然としたもの以外はウインターイルミネーションとして残りそうですけどね。

でもなんだろ、こー。
イルミネーションをみる度に電源はどうなってるんだろうとか少しでも考えるようになっちゃったなー。各地のイルミネーションもその辺は意識してて、ソーラー利用したりジルコニア利用したりしてるみたいだけど。
ぼくは推進派でも反対派でもないので大きな声はたてないまま、夜空に浮かび上がる光のモニュメントを楽しみたいと思います。
せっかくですしね。

 

「Automatic」って実は良くない言葉なんじゃないか?と言う疑問

自動化という言葉。
聞き覚えは良いし、自動化されると言うのは近代社会において必須になっていると言う面もあるとおもうんだけれど。
自動化=Automaticって実は後ろ向きでよろしくない言葉なんじゃないかと考えた。

勿論、良い自動化はたくさんあるのではあるけれど。
結局はユーザー次第というか、人間はまだそこまでAutomaticに対応できる頭を持っていないんじゃないかと言う疑問とかね。

たとえば人が出来ないこと、しにくいことが自動化されるのはとても良いことだと思う。車のオートマタティック・クラッチとかね。
でも、人間はそういった便利なものに慣れぎると、もともと自分でやっていたことをしなくなる悪癖があるんじゃ無いだろうか?

たとえばAutomaticで仕入れた知識をもとに応用していったりAutomaticでは与えられない知識を自分で模索検索したり。そういうことが出来るのが、人間本来のAutomaticではない部分に対する行動だと思うのだけど、最近はすべてに置いてAutomaticすぎて、何でもかんでも待っていれば手に入ると思っている人が多いのではないかなと思ったんです。
そういうことが赦されがちな場所、職業はあるけれど、僕らの仕事では絶対ダメ。
なぜならAutomaticを提供する側なんだから。

それにしても最近は自動化=Automatic化してなけば、最初から自分で動くしかないことも動かない人が多いような気がするのね。
必要なことが全部Automaticで手にはいるのは金魚鉢の金魚くらいですよ?
人か生きていく面で、仕事で、勉強でAutomaticに手に入れられるのはそれをはじめるための切っ掛けだけであとは、すべて自力だよ。部分的にAutomaticを再利用できてもそれはたまたま。

何でそんなこと思ったかというとちょっとAutomaticに扱われたからなんだよね。
なめられてるのか、甘く思われてるのか、便利に思われてるらなのかわからない。でもそう使われた。使おうとされた。それは僕のわがままなのかもしれないけど、出来る範囲と出来ない範囲はある。
それを越えてAutomaticに情報を寄越せと要求され続けて、さすがに、ちと切れた。
僕はAutomaticな機械では無くて、人間なのだから。

だから最近Automaticという単語が比較的良くない単語で、人間をダメにすると言う意味だよね的にとらえつつある。
そんなはがねちゃん。

 

お風呂って実はかなりの思考の場だよね

お風呂ってさかなり思考するのにすぐれた場所なのでは考えた。
特に湯船に浸かってる時。
他に特にやることないし(僕の場合は本を持ち込んでたりするけれど)、思考すると言うのに向いた空間と時間だと思う訳ですよ。

本を持ち込んでいる人でも、湯船につかるタイミング全部で本を読んでることは少ないだろうし、そういった空いた時間を有効活用するって良い事じゃない?
というかそう言う時間を有効活用出来る人が成功者っていわれる人なのかななどと考えたしだいです。

とうのもさ、風呂以外の時間って基本なにか集中を必要とすることをやっていて何かを思え浮かべたり、考えたりというのには不都合が多い。
逆に風呂は持ち込めるものが限定されてるし、やることがらふつうに固定化されたルーチンだから頭の方にはタスク処理の余裕があるわけでさ。
余裕がある脳は色々考えを巡らすわけで。

その中には変なことや嫌なこともあるけど、そんな時に浮かんできたことを真剣に考えて見るのもまた良いんじゃないかなと思ったりもしたのです。ま、大した話じゃないですが。(笑)

 

ソードアート・オンライン

同名原作のアニメ化。2クールでちょうど第2部となるフェアリィ・ダンス編までで切りよく終了した感じです。
僕は同名原作のファンですので、その視点からみての感想になるのですが、キリト以外の活躍や小ネタが少し不安定に突っ込まれていた気がします。
特に、殺人ギルドの関係が不安定で出すなら出す、結果この程度でしか描けないならもう少し露出的な所を押さえても良かったのでは無いかと思います。
この先、GGO編とかもアニメ化するのであれば少し聞いてくる仕込みですけれど、今の段階ではそうなってもならなくても良い演出をした方が良かったんじゃ無いかな?
見てる人からすれば「ラフィン・コフィン」てさもキリトに影響する様に出てきたけれど、全然絡まなかったねで終わるので。

1クール目がアインクラッド編、2クール目がフェアリィ・ダンス編。話数分け方もちょうどだし、丁寧というか昔ながらの作り方的な印象をうけました。ストーリーの分量的には、フェアリィ・ダンス編の方が多いのでリズのエピソードはともかく(二刀流にからむので)シリカのエピソードとか圏外事件とか削っても良かったんではないかと思います。その分、少しフェアリィ・ダンス編が駆け足な印象をうけました。

素直な感想としては面白かったし、録画したものをもう一回ってなるレベルではあるんですけれど、少々不満が残らなくも無い作品でした。
せっかく、剣と剣がぶつかり合ったり、魔法を駆使した戦闘を描けるアニメであるのにもかかわらず、戦闘シーンにあまり迫力が無いんですよね。
あくまでオンラインゲームですから、その雰囲気は上手くでてるんですけど(基本ボスはたこ殴られる)、やはりなんかぽこぽこ戦っている印象は否めなかったです。
キリトとアスナ、そしてヒースクリフばかり強さがクローズアップされている感じでした。それはそれで良いんですけれど、あまりに突出しててねぇ。
特にキリトが。
ちょっと、アニメでやるには設定が少し難しいネタですよね。
人の意識の完全なデジタル化という事が絡む作品なんですけど、それが真骨頂になるのはガンゲイル編やアリシゼーション編と後の方なので、まだアニメだと足りない感じですよね。
せっかくなんだけれどプロローグで終わってる感じ。
それでも、未帰還もの問い言う作品では大規模を扱ったと言う面や、その後の事件や、その事件に関わった技術が起こすさらなる危険とか、もの凄く面白いネタがあるのにまだこの段階だと展開されてないのです。
かろうじて須郷の事件がその片鱗でしたけれど。

恋愛事情はキリトがアスナ以外は本気で友達もしくは妹としてしか見てないので、分かり易くサブヒロインが可哀想でした。
原作でもそれ、一切くずれないんだよね。(笑)

 

BTOOOM!

同名原作のアニメ化。原作は未完。
原作の8巻までの内容をほぼ忠実にアニメ化したと言う感じかなぁ。
ネタばれちゃうけれど平さんが死ぬ所までを時系列にそってアニメ化。
原作は坂本とヒミコの過去話が長くて時系列が崩れかかかる印象があったけれど、アニメではそれらは完全に1話以内に押し込まれているか、坂本のモノローグが上手く機能していいて冗長な印象も混乱もなく見れた感じです。

この作品では何とも無責任なアンケートで抽出された人がリアルボンバーマンゲームに参加させられると言う内容ですけれど、これは誰にでも起こりえる事ですごく怖い。
原作を読んだ時に思ったんですけれど、ちょっと誰かと喧嘩解かしてたときに相手にその紙が届いたら書かれちゃう訳ですよ。
実際、都市伝説として流布している描写がありましたから相手は気軽に書くでしょうしね。その辺の恐怖感っていうのかな、原作で繰り返されてた部分なんですが、その辺の印象は低くなってました。

逆に高くなったのは、現実でモラルが低い人ほど、このゲームに巻き込まれると良い人化すると言うか、モラルが高くなる傾向があること。
勿論、キラの父親みたいな最初から一貫してクズな奴もいるんですけれど、一般的な社会で普通の人だった人ほど、ゲームに積極参加していて、リアルではニートだった坂本や他者を顧みなかった平が良い人になると言う逆の効果が出ている面白さってのがアニメではクローズアップ点となっていたようでした。

残年ながら1クールで、2クール目はやるかどーか良くわからないエンディングでした。
やるようにもとれるし、ここで止めるかもかも知れないと言う終わり方。ゲームをコンティニューするかはユーザーであるあなたが金を入れるか(この場合BDとかDVDとか買うかだと思う)によりますよと言う終わり方の表現が面白かった。
終了ポジションとしては平が心だ事で坂本、ヒミコのところにあと1つチップがあれば帰れます世という条件が整い、システムに故障が発生すると言うところでの終了です。
本編ではこっから盛り上がるぜ!と言うところ(チップに関係無く強奪という手段が執れるヘリが来てたり、システム側の人間でかつ坂本をしってる人間が来るので)、なので是非2期をやって欲しいな。
あんまり人に進められるアニメじゃないけれどパニック映画に分類すればいいかと思うし。どーせレーティング付けたらZ指定確定だしさ。

 

新約 とある魔術の禁書目録5

新約 とある魔術の禁書目録5

鎌池和馬:著
はいむらきよたか:イラスト
電撃文庫

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舞台が久しぶりに学園都市に戻ってきたのですが、全然前の旧約以前の禁書目録の雰囲気が無い印象です。
登場人物こそ、青髪ピアスや小萌先生、吹寄といった上条の学校の面々がでているんで、そこが学園都市である事は分かるんですけれど、やっていることがバゲージシティの延長である印象が大きく、各勢力がそれぞれの思惑をもって動いている。しかも刹那的な奴もいれば、ちゃんとした長期展望を持っている奴もいる。
そんなのがばらばらに、「今現在」の思惑でくっついた勢力に所属したまま戦っているので、理解するのが大変です。
しかも、それぞれが何と戦っているのか良くわからない。
それは上条ちゃん自身もそう思っていると言及していますし、何を信じて良いか分からない状況で何をすべきか、今までのように行動するわけには行かない。その責任を負えないと彼自身が言っています。
敵対勢力群はそれを狙っているのだと思うんですけれど。
それにしても、もう少し勢力を絞っても、話は十分展開出来るのにもかかわらず、旧約以前で色々出し過ぎてしまったが故に「あの人は今!」的なエピソードも盛り込まないと行けないジレンマに陥っている気がします。

今までで上条勢力だと明確に分かってる人以外で、上条に近づいてくる人間の怪しいこと怪しいこと。そして、それを意識してあえて離れる方向をとったバードウェイが実はまともなのではないかと言う、きちんと考えて居るのではないかという感じが強調されてる感じがします。今回バードウェイは本当に一瞬でしたけれど、もう私を信じることは出来ないよね、で、今、お前が信じられるのは何なんだい?と言うような疑問を上条の所に残します。
上条ちゃんはその右手のせいできがついて居ないかも知れないけれど、彼が「助けてくれ」とたった一言言えば無償で助けてくれる人間関係をこれまで築いてきた。美琴だって、文句はたれそうだけど一方通行だって、インデックスだって、イギリス清教の面々だってそうなんです。もしそうしてたら、たぶん問題はアッと言うまに方が付くのに。
でも彼はそうしない。そうしないからこそ、アレイスターにエイワスに各勢力につけ込まれて良いように利用されてしまう。
上条はそこで善性を行った人間を容易く信じてしまう。それは偽装かも知れないのに。彼の美徳と欠点です。それを再認識した様な巻でした。
しかもアレイスターとエイワスは上条勢力を端から排除する方向に走ってきた気がしないでも無いです。
僕は声を上げて言いたい。「にげてー!絹旗にげてー!(麦のんではない)」

なんか文化祭である一端覧祭の準備とか本編とか些末すぎてどうでも良い感じになってます。
しかしなんで、確かにもう巻き込まないと言う決意があるにせよ、上条はかたくなにインデックスを頼らないんだろう?
彼女の頭の中には黄金の書も、その解も入っていると言うのに。

 

ソードアート・オンライン プログレッシブ1

ソードアート・オンライン プログレッシブ1

川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫


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ソードアート・オンラインの新シリーズ。
今までのストーリーの続きとか言う訳ではなく、1巻に相当するアインクラッド編を1層から順に描いていくと言うコンセプトになっている話となります。
作者さん曰く、1巻と描写に矛盾がありますと言う事で、キリトとアスナの出会いが前倒しになっています。
1巻の描写ではかなり上の層で初めて会話したと言う事になっていましたが、アニメ版と同じく1層ですでにパーティーを組んで戦っています。
アニメから入った人は逆に分かりやすいし良いのではないかと思ったりしました。正直、細かい矛盾があるのは承知の上として読んでみると、あまり違和感はありません。
確かにアスナとの出会いが前倒しになっていますけれど、それ以外は取り立てて今までの作品との違いがあるようには思えなかったりします。
また、全部が描かれて居るわけではなくて、2巻とかで描かれた外伝の話と同じ扱いです。つまり、はじまりの日とかそう言う部分は省かれています。今までの部分との重複は無いと言う所。
1巻のこの巻では1層、2層突破までが描かれて居ますが、作者が恐れる通り、このペースだと流石に…。終わるまでに35巻とか出るのかしら。
流石に1層、2層というのはまだ攻略が開始された直後なので描くべきエピソードも多いでしょうし、その分、書くことが多かっただけだとは思うのですが。

1層の話はアニメの1話とほぼ一緒。キリトがビーターと名乗るようになる経緯や、戦闘システムの説明、2層の話はスキルシステムとかそういった所の説明話となっています。1層の話はともかくとして、2層の話は圏内事件と同じようなテイストのストーリー。スキルやなんかの抜け穴テクを開示してる感じ。
普通によんでいれば、もうすでにソードアート・オンラインで描かれる主要な要素が出そろってきています。特に2層の話のボリュームがでかいのですけれど、後のラフィング・コフィンとかその辺の影が見え隠れしてます。
基本的にソードアート・オンラインのファン向けのシリーズです。

普通に面白いですけれど、ソードアート・オンライン本編を知らない人がいきなり手を出しちゃう可能性があるので、その点は注意ですかね。
何だろう、ゲームとかのサプリメントとかで良く有る、これを愉しむ為には~~本体が必要ですってあれ、この作品にもその注意書きをすべきだと思った。

 

クリスマスNゲージディオラマ

トレッサ横浜クリスマスNゲージディスプレイ-01

トレッサ横浜クリスマスNゲージディスプレイ-02

トレッサ横浜の北棟リヨン広場にディスプレイされていたNゲージディオラマ。クリスマス仕様。
時間が合えばNゲージがちゃんと走っていたようでうですが、僕の行った時間は残念ながら外れでした。
ちっ。

感じからしてSL系の車両が走るんだと思うんですけれど、昔のデパートに比べて最近のショッピングモールはこういったイベントに対しての反応が迅速でかつ、やる気ありますよね。
昔は垂れ幕だけだった印象があるんだけど。
今も昔もそれぞれ良いところはあるけれど、こういう所は今の方が断然良いね。
気分が華やかになるしね。

 

ペースとか

ここのの所blogの更新ペースが過剰というかカナリ速いのは年末進行だからです。
一応、去年読んだ本の書評が夏先まで掛かったと言う事も有って、なんとか今年中、悪くても1月そうそうには今年分が片付くようにと考えてペース配分してみたらコーなったというね。
なんかおかしいです。

それとは別に自分のペースを崩してしまう出来事があったは確実で、お薬をんでる事もあって自分の中の自制とか聞いてない感じが無くもない気がします。
なんだろう、決してダメな行動はちゃんと普通に判断できるんだけれど、普通、そこはリミッターかけるよね?と言う部分は全然リミッターが聞かないというかそう言う状態です。
そのお薬を飲む原因になったことについては、だいぶん落ち着いてきていて、調整して減らしていく傾向ということになはなっているのですが。

自分のペースが崩されるというのは意外と「来る」もので、私生活はともかく、自分を取り巻く環境が少し変わりつつあるこの状況。
何時この「来た」のになれるかと言うことが重要なんだと思いますが、今の所はまだすんなりとはいかないようです。ままならない状況が続いているのですが、せめて趣味、そしてプライベートのことだけは自分のペースや自分のやりたい事、自分である事を維持していきたいと考えています。

ちょっとプライベート以外ではもの凄くぷりぷりしっぱなしなんですけれどね。
その状況についてはもう仕方ないから、諦めるか、僕自身が全てを破壊して改革するシヴァになるか、どちらかだと思います。
上手い落としどころがあれば良いのですけれどね。
まぁ、もともと口うるさい子がさらに口うるさくなったと思われているだけなんだろうなぁ・・・。

ちょっと支離滅裂ですいません。

 

憑物語

憑物語

西尾維新:著
VOFAN:イラスト
講談社BOX


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物語シリーズファイナルシーズン1冊目。
物語シリーズは終わる終わる詐欺が続いていますが、流石にネタも無くなってきていると言うか、真宵や撫子が退場した以上、流石にファイナルシーズンを超えて続きが出るってことは無さそうです。
今回は余接ドールと言う事で斧乃木ちゃんがヒロイン的にフィーチャーされた巻となっていますが、流石にヒロインというにはきつい扱いではあります。
元々、阿良々木君になびいているキャラでは無いのでそれは致し方ないと言う所でしょう。

これまでの流れでは1エピソードで1つ何かしらの話が片が付く感じでしたけれど、この巻ではそういった印象がありません。
決定的に何かが変わると言う状態にならず、ファイナルシーズのプロローグを展開しただけと言う所でしょう。
阿良々木君が少しピンチな状況に陥って、それに付随して何か起こるかなと思わせておいて何も起こらず終わったと言う所でしょうか。
実際には事件は発生するのですが、阿良々木君は巻き込まれただけで、何も状況が変わらないまま事件は終了します。
唯々、阿良々木君に起こっている身の回りの変化が描かれて居るだけという印象を受けました。
勿論、物語シリーズなので、紙面の半分は雑談です。

これ1冊使う必要があったストーリーなのかしらと疑問に思わなくも無いです。余接、余弦がいるので正弦がいますよと言う話がやりたかったのは分かりますけれど、後半が何も盛り上がらないまま終わっちゃうのはどうなんだろう?
物語シリーズの中ではいまいち盛り上がらない巻で終わってる感じ。
アニメ化したら(そして物語シリーズは少なくともセカンドシーズンまでは全部アニメ化が決定している)インパクトがある話ではあるけれど…。
そのインパクトを持ってくる話なのかも知れないですね。
ファイナルシーズンで1クールみたいな感じで。この巻は2話か3話で終わりますといった感じで。
実際の話の内容のボリュームはそんなもの。1冊使っているけれど、話のボリュームは化物語の各エピソードのが倍は大きい。そんな印象が残る巻でした。

 

偽物語 アニメコンプリートガイドブック

偽物語 アニメコンプリートガイドブック

講談社BOX:編集
講談社BOX


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化物語のアニメ化の時にも出たコンプリートガイドブックの偽物語版です。
内容もほぼ一緒でスタッフやキャストインタビューに加えて、各話のダイジェストと書き下ろしの短短編が収録されています。
冊数は4冊で短短編は戦場ヶ原、火憐、月火、忍のエピソードになっています。
化物語の時は1シーズンと2シーズン目を繋ぐエピソードでしたけれど、今回は2シーズンとファイナルシーズンを繋ぐエピソードではなく、偽物語のエピローグ的エピソードでした。

基本的にはアニメの制作などに興味がある人以外では、この本は短短編を読む目的で購入されるんでしょうけど…。高い。何せフルカラーなうえ装丁なんかの関係で高価にならざるを得ないのは仕方ないのですけれど、この価格設定はどうなのかと思う。
短短編だけを目的にしている人はちょっと手が出ない金額ではないだろうか?言ってしまえば同人誌より高価な印象が否めないのです。
アニメの制作の舞台裏や、化物語との比較なんかはすごく興味がありました。これは制作に興味がある僕は楽しめたけれど、普通の人はどうかな。ここまで高いパンフレットを購入するかと言う所なんだけれど、売れてるみたいだし、やっぱり物語シリーズはすごいんだろうなぁ。

短短編は阿良々木君が妹たちを戦場ヶ原さんに紹介する前および後(忍のだけ後)のエピソードで基本、各ヒロインとデレると言う話。
戦場ヶ原さんのデレっぷりと火憐のお兄ちゃん子ぷりが怖すぎる。
そしてやっぱり羽川さんはすごいんだなぁと言う感じ。月火のだけ普段とあまり変わらない感じで印象が薄かった。
こういう短短編ってあまり見ないので面白い。
イメージ的には化物語アニメ化の時にでたドラマCD「佰物語」みたいなショートエピソードなんだけれど、こういうのが積み重ねられるっていうのも良いなと思った。

このコンプリートガイド…傷や2シーズン以降のアニメ化の時にも出るのかしら?

 

ブラック・ブレット4 復讐するは我にあり

ブラック・ブレット4 復讐するは我にあり

神崎紫電:著
鵜飼沙樹:イラスト
電撃文庫


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4巻。3巻からの連続エピソードで章番号も継続されたものが振られています。
3巻の内容を読んだ人なら誰もが復讐するのは蓮太郎であって、悲しくも未来を奪われた呪われた子たちの為の復讐なんだと思うことでしょう。僕もそう思って読んでました。多少なりはそういった面が無くはない内容ではありますが、全くのミスリード。復讐を望んでいたのは誰でそれは、何の復讐なのかが明かされるともに、凄惨なこの世界観がさらに凄惨なものに。

モノリスを浸食するガストレアとの戦いの描写が殆どをしめてます。必勝のはずの布陣が通用しなかったり。親のゾディアックがちがうのだから前の戦いは流用できないことくらい思いつかないのかしら?と思って読んでた。戦時中というのはどうしても連絡手段が重要になるのは近代戦の常識だけど、この作品の自衛軍はプロモーターたちを見下してるし、プロモーターたちはいわばファンタジーの戦士なので横の連絡が弱いなと思ったら案の定。蓮太郎、懲罰ものになってるし…。

結果的に影胤と連携したり、彰磨を失ったりしながらも東京を守り抜く事に成功はするんですが、今後東京地方はどうなるんでしょうね。
恒常的にガストレアという敵に混まれているのに、戦力を殆ど使ってしまった。
蓮太郎や影胤が居たり木更といった業のプロモーター、延珠、ティナ、朝霧といった強いイニシエーターも居ます。でもその実、現在の日本政府の様にぐだぐだな内情を抱えたままでどうやって守っていくのだろう。

結局、木更が戦ってる相手が判明したのが今作品でした。
それが、結果的に東京のこと為になるとは思えない、結果東京を滅ぼす結果になりそうな流れになる。だから、蓮太郎は延珠に最後の言葉を言ったんだと思います。
苛烈過ぎる復讐心。
それは周りをも破壊して厭わないやり方という臭いってのですかね?それを蓮太郎は感じ取ったんでしょう。
木更が怖すぎて、最終章だけ印象が違いすぎです。この巻のサブタイトルはその最終章に付けられたものだと考えます。それまでは3巻の続きであって、そこに付くサブタイトルも3巻のものであったと思います。
最後だけ、本当に最後の章だけ、木更の話、木更の復讐の話で恐怖をまき散らすエピソードでした。

それまではバトルアクションだったのに、リベンジホラーになってもーた感じ。

 

這いよれ!ニャル子さん8

這いよれ!ニャル子さん8

逢空万太:著
狐印:イラスト
GA文庫


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そろそろネタが無くなってくるんでは無いかと思う8巻。
アニメも好評だったようですが、これはアニメ化直前に出た巻だったと思います。
帯にはアニメ化決定と書いてったり。

今までは基本的に真尋が主人公でヒロインがニャル子という形は崩れていなかったのですが、この巻ではだいぶその形が崩れた感じになっています。この2人の関係は全くと言って変わっていないのですが、物語の中心にいるのでは無くてサイドから主役を盛り上げるタイプの立ち位置に変化しています。
まぁ、あくまでこの巻だけの処置でしょうけれど。

この巻の主人公はハス太で、ヒロインがルーヒーになっています。
ニャル子とクー子もそうなんですが、クトゥルフ神話上敵対している組み合わせです。ニャルラトホテプとクトゥグア、ハスターとクトゥルフ。禁断の愛的なモノが好きだねこの作者さん。
ハス太とルーヒーだと年齢差があるので異色カップルなんですが、まぁ、地球人と旧支配者の組み合わせよりは普通だよね。

なんかエリートコースからドロップアウトした女性の、新しい恋の物語。大切なのは自分の心という感じでどこのトレンディドラマ?と思いながら読んでた。
トレンディドラマだったら天海祐希さんとかがルーヒー役やってそう。そんな感じのストーリーです。
相手役がハス太なので何とも頼りないですが。

今回はぶっちゃけガンダム00かよと思ったことが多かった。
ガンダムネタは分かりやすいね。

 

RPF レッドドラゴンⅡ 第二夜 竜の爪痕

RPF レッドドラゴンⅡ 第二夜 竜の爪痕

三田誠:著
しまどりる:イラスト
星海社FICTIONS


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作家陣によるTRPGセッションの2巻目。
ストーリーのボリューム的にたぶん1冊分で1日くらいのセッションなのかなと想像したり。もしかしたら本に含まれている1章分で1日のセッションなのかしらとも思う。TRPGをやる身としてはどれくらいの頻度でこれがプレイされているのか知りたいなとも思いました。

この巻から成田さんが本格的に参加する形になりますが、虚淵さんの婁と成田さんの禍グラバがバチバチやり合ってて面白い。
こういった、陰謀面というか駆け引き的なプレイってのはやってみると分かるんですが、とんでもなく難しい。
プレーヤーの能力も問われますので、ただひたすら感心。小説を書く能力がこういった面で現れているのでしょうけれど、小説を書くのと違ってその場の流れの中、限られた時間の中でこれが出来るのはすごいなぁと思います。
この思考スピードがあればこそ、作品を次々と生み出すことが出来るのかなとおも思います。

前巻ではストーリーが出だしで、狂った竜を退治する為に集められた一行が竜の情報を得るために動き始めたと言う所でした。
今回はそれで、竜の情報を得た(ぶっちゃけプレーヤーの1人がその情報に近いってのも面白かった)ので、その情報を元に動くと言うTRPGらしい流れ。
それで1巻で世話になった人と戦う羽目になるというのが何とも悲しいなとは思いますが、この作品、元々ストーリーがかなり「重い」んですよね。
これは奈須さんや虚淵さんが参加していることからも明るくなるはずもないかなと思うべきなのかも知れないですけれど、奈須さんが割と明るくプレイしているので忘れがちになってました。
奈須さんのキャラが真面目になると急に印象ががらっと変わって来る。
話の緩急をプレーヤーが付けると言う、面白い作りだなと感じます。
このセッションのマスターやってる三田さんすごい。
もの凄く疲れるだろうなぁ。

各々のキャラクターの目指すところが何となく見えてきたと言うところです。
これまで曖昧だった婁以外のキャラクターが明確になってきて、これからどうなっていくのか楽しみです。
きっと、婁は他のキャラクターの敵になる。その前に立ちふさがるのはスアローなんだろうけど、彼がどう動くのかがこれからの鍵ですかね。

 

魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防

魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防

秋田禎信:著
草河遊也:イラスト
TOブックス


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ラチェットでてこねぇ!(問題はそこなのか?)

読んでいてすごくわくわくする所はあるモノの、事件の背景はとても政治的なモノが大きいです。キエサルヒマ大陸の利権者と、原大陸の人々の思惑の交差とか、カーロッタ派を初めとする旧キムラック協会の思惑とかそう言うのが入り組んだ結果、複雑で分かりにくい状況になっている。
しかもその中心で登場してないくせに愉しんでる奴がいる。スウェーデンボリーがその当人で、でも結局何もしていない。恐らく回りをけしかけて状況を作っている。自分の望むような。人では理解出来ないようなその思惑を動かそうとしている。
オーフェンやエド(この呼び方がやっとしっくり来るようになった)は、それを分かっていながらも神人通しの馬鹿な争いに対処しなくてはならない上に、原大陸の人に植え付けられてしまった対魔術士への恐怖感との戦いと言う2面、3面の戦いを強いられている。
しかも、その本来の能力を使えば、悪い結果が待っていると言う状況下が何とももどかしいです。
オーフェンが問答無用で脱獄してきてもあんまり状況変わらなかった。爽快感はあったけど。

そんな中がんばるのはやっぱり子供世代。
ラチェットは未来が予知できる=たぶんネットワークの片鱗を利用出来るので、他の人物に比べて有用性が高く効率良く動けるキャラである事がこの巻で良くわかりました。
オーフェンやエドすらも把握仕切れない彼女の動きってのはやはりそれだろうし、考えても見ればオーフェンもエドもネットワークの完全な管理者ではないんですよね。だから、それ以上の使い手が居ると出し抜かれる。
しかも小娘に。なかなか痛快でした。
子供達は結果的に学校に集まっているし、大人達もばらばらの立場ではあるけれど原大陸の人は殆どが、オーフェンを慕って集まった人達。

現在の戦争状況のはじまりが、どのように流れていくのかが興味があります。
この巻はあくまで途中の舞台背景の説明巻だったので。
読んでいくことで、関係している勢力が分かってきて、それぞれの利権なんかが分かる。そして、あのコギーやドギーといった面々やオーフェン、エド、イザベラたち、あの戦乱やドタバタを切り抜けてきた人達の青筋がそろそろやばい感じになってるのが、面白いというかわくわくしてしまう。
状況は決して芳しくないし、世界が掛かっていると言う嫌な状況ではあるんですけれど。

文句タレながらも諦めないで、へりくつで理屈を押し曲げて、力ある言葉で相手を上回る暴力で解決していくと言うオーフェンのスタイル。
まだ少し、大人になってしまったからなりを潜めていますけれど、あと少しで出てきそう。彼自身が、本当に彼しか対応出来ないような相手(エドがいるから少ないんだけど)にであったら、かの往年のオーフェンが見られそう。
そのわくわく感が楽しい。
でも話を読んでると鬱になるのは秋田仕様です。(笑)

そういえば魔術学校攻防ってそう言う攻防かよとオーフェンの台詞に突っ込みました。そこがキモだと思います。

 

OUT OF CONTROL

OUT OF CONTROL

冲方丁:著
ハヤカワ文庫JA


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僕から言われたところで冲方さんはうれしくもないだろうけれど、これれまで何シリーズか冲方さんの作品にふれた上でこの本を読んだ感想が、冲方さんどんだけ天才なんだ?と言うことだった。
天才故に悩み、天才故に色々な表現でもって普遍的なテーマを描いていると思う。
このOUT OF CONTROLに収録された7編の小説はある状況下に置かれた人間の心の変化にテーマが置かれてる。しかもそれはホラーだったり、歴史小説だったり、SFだったり、自伝的なものだったりと描き方はもうバラバラも良いところである。僕が冲方さんを天才だと思うのはこういうところだ。筆を選ばなさすぎる。もっともそのテーマを描くのに適した舞台を持ってくる。その姿勢とそれをやるための準備、努力を惜しまない人なのだなと思うのです。

人間とは?人はある状況下でどのように考えどのような行動をとるのかか?この短編集に収録されていた各エピソードはどれもが特殊な状況化を提示した上で、登場人物がどう考えて行動しどうなるのかと言う形にまとめられている。定型と言えばその通りなのですが、それを感じさせない雰囲気が、冲方さんのすごい所だと思う。
特に最初の『スタンド・アウト』、『日本改暦事情』、『箱』なんてのが同じ体裁、流れでもって描かれているのなんて普通は気が付かない様な気がするんですよね。

天地明察を読んだ直後に『日本改暦事情』を読んだのでとても面白かった。
同じ事件、同じ人物を描いているのに長編として仕上がった天地明察と『日本改暦事情』では少し人の考え方が違う。『日本改暦事情』の方が急であって、それはやはり長編と短編の差を思い、感じさせるものがあった。
『スタンド・アウト』は作家になる前の冲方さん、そして『OUT OF CONTROL』は作家になった後の冲方さん。常に苦しんでる人だなぁと思った。
作家さんのものの考えってのはこうなのか、現実と創作の境の一歩が危うくなるようなそんな世界に彼らは住んでるのだろうか?そう思わざるを得ない。
もちろんそれは僕がその作品が大好きでしょうが無い冲方さんだからかも知れないけれど。

 

天地明察

天地明察(上)

冲方丁:著
角川文庫

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天地明察(下)

冲方丁:著
角川文庫


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冲方さんの吉川英治文学新人賞を取って直木賞の候補となった作品。
文庫落ちしたので読んでみた。
文庫は上下巻の2分冊。このたび映画化もされることになった。

いままで冲方さんの作品はSFであるかファンタジーであるかのどちらかだった。(少なくとも僕の読んだものは)
そのため、僕にとって冲方さんはそういったジャンルの作品を書く人であるという認識があったのは否めないのだが…。何でも書ける天才なんだなこの人と思った。
時代小説であり、しかも実在の人物、出来事を描いている作品。

渋川春海による改暦を扱って居るのだけれども、改暦ってのはいわば国家事業。
今でこそかなり正確な暦で世界共通で動いているけれど、江戸時代にはそんな精度の物は無かった訳で…。
今まで使っていた暦法がずれているから作り直しましょうと言うお話。
ただ、はじめから春海がそれに興味を持っていた訳ではなくて、彼が興味を持っていたのは算術=数学であって、暦法については幕府の偉い人に言われて参加した測量事業を通じてのめり込んでいくと言う流れになっている。
そして、彼が生涯をかけてその事業に挑むと言うこと、その心境が細かく描写されている。
算術勝負や碁の勝負(元々春海は碁打ち)などで、命をかける様な勝負を描いた上で、彼の改暦という勝負が描かれる。
実際にそれで命を失う訳では無いけれど、命が掛かっているような勝負を描くのはマルドゥック・スクランブルのカジノシーンに通じるものが有ったように思う。そして命が掛かってないのに命がけな勝負を描くのが本当に冲方さんは巧い。すごくのめり込める。
恐らくそれは冲方さんが文学という勝負を命がけでやっているから何だろうと感じた。

春海の様な人は幸せなんだろうと思う。
生涯を通じて挑める勝負。そして自分を認め支えてくれる人達。そういった人生はすごく豊かなものだろうと思う。
春海の様な人生を送れる自身があるかと言われると、すこし引いてしまうけれど、そう言う人生にあこがれは感じる。
才能である訳では無いと思う。春海をそうさせたのは彼の才能ではなくて、彼の姿勢、彼の生き様がそうさせたのだと思う。
少なくとも春海の真摯さと言うのは誰もが見習うべきものだと感じた。

クランチ文体が出てこない冲方さんの作品、久しぶりに読んだ。新鮮に感じた。

 

STEINS;GATE 比翼連理のアンダーリン③

STEINS;GATE 比翼連理のアンダーリン③

5pb.×ニトロプラス:原作
海羽超史郎:著
huke、池田靖宏:イラスト
富士見ドラゴンブック


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比翼連理のアンダーリンとしては最終巻。
原作ゲームの方は本編しか知らないのでこの話がどういった位置づけなのかはよく知らなかったのですが、こういうオチを付けてきたかとひとしきり感心した。
元々シュタインズ・ゲートという作品は幾つもの世界線が存在していると言う設定が有る以上、無数のスピンオフを全て、オカリンが本編作中に経験したある世界線の内容だとすることが出来る、二次作品に対して懐が広い面があるのだけれど、その反面、そのルールに縛られると言う面があると言う事。
一般ユーザーが作った二次作品はそういった面は考慮外にするだろうけど、公式に近ければ近いほど、スピンオフは最後が固定される様な気がします。すなわち何かが起こってオカリンがタイムリープによって世界線を移動すると言う結末です。(実際にそういったスピンオフが多いかは別として)
この作品ではそういったルールを少し破壊した感じがあったのでそこに感心した。
あぁ、そういう事なんだという感心。そこに戻るんだっていう感心。タブーを犯して巧くまとめるってのはそれだけで巧いと感じさせるものがあると思った。

シュタインズ・ゲート本編のトゥルーエンドは結果的にはまゆりも紅莉栖も見捨てること無く2人とも救うエンドだった。でもストーリーの流れ的にヒロインとして存在するのはやはり紅莉栖であってまゆりでは無いんですよね。
このアンダーリンでは最終的にはまゆりをヒロインとした描き方をされていて、それがとてもしっくりくるというか、素敵な感じがした。
不器用でシャイなオカリンだけれども、普段の行動は厨二病だけれども、彼はすごくいい人で人の為に動ける人。だからこそ彼の頼みがあればラボメンは協力するし味方で居てくれる。それを再確認しつつ、まゆりに良い目を見させてあげられたのはすごく素敵だと思いました。本編だとまゆりは割と悲惨なので。

だが…このエンディングだと…。
本編の先も気になるじゃないか。結局オカリンはどっちを選んだんだろう?
ロボティクス・ノーツやると分かるとか有るのかしら。

 

僕の学校の暗殺部

僕の学校の暗殺部

深見真:著
ふゆの春秋:イラスト
ファミ通文庫


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ボーイミートガールものなのですが、話のネタとしては人の主権を侵す得体の知れない謎の存在が人間に紛れ込んでいて、それと主人公である少年が戦うと言う話になっています。
直近でそんなの読んだ気がすると思ったのですが、西尾維新の悲鳴伝と設定が類似していました。たまたまっぽいですけれど。

主人公である零士君は身長が低い事がコンプレックスの普通の高校生なのですが、ひょんなことから学校の暗殺部に勧誘されて才能を開花させます。
その才能って要は戦士としてやっていけるかと言うもので、一般的な普通の日本人ではあまり養えない精神的な構造で突出しているタイプです。
その辺も含めて悲鳴伝と似てるなと思いました。

悲鳴伝と違って、異常者が敵側だけで、少し特殊な面があるにせよ主人公サイドは至って普通の感性を持っているのですごく読みやすかった。
普通に女の子に一目惚れして、彼女の気を惹きたいと思いつつ、生き残る術として暗殺部に所属して、戦いの中で彼女を失ってと言う流れで、1人の男の子の初恋とその終わりを描いています。
ストーリーというか舞台設定は深見さんの作品ですので、銃器いっぱい、その描写細かめですが、本質はそこじゃ無いのであんまり気にしないで読んだ方が良いのかも。

喪失のショックの描写がすごくて、呆然としている零士の姿というのが目に浮かぶ感じでした。そして復讐を果たすのですが、それでも彼女は帰ってこないと言う悲しい結末が何とも言えず寂しい。
1つの映画としたら面白いかも知れないです。
映画のネタも相変わらず仕込まれていますし、そういった尺を意識して描かれている感じです。
続きを描きたい様なことが後書きに書かれてましたが、これはこれで完結なんじゃ無いのかしらと言う感じ。描かれるとしたらどう書くのかしら?
ネタばれちゃうけどヒロイン死んでますしねぇ…。

 

ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

神崎紫電:著
鵜飼沙樹:イラスト
電撃文庫


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前2巻で人類がな陥っている絶滅の危機とその状況で自分のことしか考えていない偏執狂の恐怖を描いて置いて、この巻はひとまず箸休めのような内容になっています。
まあ、もちろん上げて落とすんですけど。

ガストレアも強さに段階があって最上位のゾディアックは一度、一巻で主役の蓮太郎がぎりぎりながら倒しています。蓮太郎だけの力ではなく固定武装の力でもってですが。そのゾディアックはタイプとしては単純で、おそってくるだけのタイプ。
今回、そして次の巻であたるアルデバランはゾディアックに続くステージⅣにも関わらず東京を壊滅の危機にさらすという、ガストレア。力の見せ方がうまいなと思いました。
東京を守る結界であるモノリスを一つ溶かしにかかるとか、中の人間にはさぞかし恐怖でしょう。猶予があるだけ特に。

で、人類側(東京側)は、モノリス溶かしにかかってる奴倒しつつ、新たなものリス建造と言う二面作戦を強いられます。二面作戦って格好良いけど必ず負けてる側の作戦だよね。で、プロモーター、イニシエーターペアは軍の最小単位、アジュバンドを組むために行動ということで。蓮太郎たちも活動するのですがなかなか最小人数も足りないと言う感じに進みます。
そんな戦時状況下で呪われた子たちがどういう扱いを受けるかが描かれたのがこの巻で、本格的な戦闘や盛り上がりは全部次の巻に持ち越しに成っていますので、ご注意。
読むなら4巻までを一気に読むのが、良いと思います。

呪われた子の扱いってのはもの凄く惨いものです。彼女らは何も悪いことはないのに、未来に思いをはせることも赦されず、今日の命すら簡単に蹂躙するかのように、奪われる。さもそれが当然のように。
この世界観では仕方ないのかもしない。確かに延珠のようにティナのように運のよい子もいる。生きながらえる可能性を模索してもらえる子も中には居る。でも殆どは運が悪く、人権も与えられずに扱われるかなしみが今回、描かれていた。

今回は本当に東京地区に迫った崩壊の序曲と、その中にあっても夢や希望を持つことを蓮太郎に教えてもらえた子たちの悲劇をゆっくりと迫ってくる危機と悲劇を書いていました。
蓮太郎はつよいな。と思います。延珠が居るからと言う強さだとは思いますが、ふつうはその力を別のことに使うのではないかなと。彼女たちの復習に。その場の人々を殺戮する事に使うのではないかと。僕は感じたし、なぜにそうしてやらないとまで、感じた。そんなことは看護婦やスチュワーデスといったふつうの職業を夢見た彼女たちは望まない。鬼神のような蓮太郎を彼女たちは消して望まないだろうから彼は踏みとどまるけれど、僕は踏みとどまれないだろうと思う。

悲劇的状況ではある。
でもだからといってやって良いことダメなこと。それを明確に明瞭に描いていたのだと思います。
蓮太郎には止めてくれる仲間が居てよかったと思う。ほぼフリーランスの孤独な人物かと思ってたら意外と人脈あったのが面白かった。

この後の戦いが絶望で終わらなければいいのに。

 

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Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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