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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q

見てきました。
今年はアニメの映画が豊作で困る。009、GTMとみて1月あまりの間に3本目。エヴァQを見てきました。
事前情報は全く入れず、まぁ、TVで公開された冒頭6分38秒分は見てましたが、それ以上の情報は仕入れない様に注意しておいたおかげで、殆ど事前情報は全く無いような状態でした。
面白かったです。そして謎がいっぱいでした。あぁ、エヴァだと思ったのはこの面白いのと謎がいっぱいで考える事を強要されている感覚というのが有ったからかも知れないです。

以下超絶ネタバレ。

ぽかーん。(笑)
TVで公開されていた分を超えて数分経った後の僕の感覚です。
14年という年月はエヴァの中ではTV版が放送された時からのキーワードの1つでしたが、それが今回またクローズアップされた感じです。
シンジ君が起きてみたら14年経ってましたっていう舞台設定でスタートという、何とも視聴者置いてきぼりな状況。
シンジ君が感じている疎外感や何も分からない状態の困惑というのを視聴している観客にも強要してくるというすごく挑戦的な作りでした。
これに付いてこれるか?これが庵野監督が思い描いている新劇場版のエヴァだがお前らはどうこれを受け取るんだ?賛美か拒絶かそれをはっきりさせろ。そういった感じの作品でした。
旧作の焼き直しでは面白く無いでしょう?と言われているようでもあり、旧作と同じモノを要求するなら見なくて良いよと突き放されてるようでもあり、さてこれをどう受け取れば良いのかと言うのが、見終わった後にまず思ったことでした。

面白かったかと問われれば確実に面白かった。
序、破と続いてきて作り替えられたエヴァは、Qでこのように昇華しましたという感じです。あの破の続きとしてこれがあり、描かれなかった14年分の年月を想像する余地を残してあったり、この後、シンジ君が、ゲンドウがどうなっていくのか、アスカやミサトは?と言う疑問、すっきりしない感じ、待ち遠しい感じ、人類補完計画は一体新劇場版ではどのような事を指すのか、そういった事がないまぜになった感じです。
そもそも、まだ最終章が残っているのでそう言う感想になるのは致し方ないかと思っています。

TV版の展開とはもの凄く異なったものになっています。新しい要素がありはしても基本TV版と同じ展開をなぞっていた破までとはここからはもう違うのだと言う事を実感させられました。
世界は壊滅し、ネルフの真相をしったのかミサト達はネルフから離反して対ネルフ組織を作っているし、人を使徒から守るためのエヴァは逆に呪いとして認識されている。ミサト達のヴィレもエヴァは利用するけれど、それはそうするしか対抗手段がないからであってと言う舞台。もう、なんか全然、前のエヴァと同じところがありません。一見ね。
シンジ君の立場はTV版以上に辛いモノになってしまっています。テレビ版や旧劇場版では彼は原因にはなっていませんでした。
人が原始のスープになってしまっても彼が悪い訳ではなくて、それはぜーレやゲンドウの行動の結果だった。それが、今回は彼がレイを救おうとした結果、世界が滅んでしまったと言う結果を見せつける。何も知らないシンジ君に14年分の思いを拒絶や否定という形で表してくる親しかった人達。シンジ君がそれでも救えたとすがろうとしたレイは例のごとく「別の」レイだし…。彼は激しく追い詰められます。
そこへ手を伸ばしてくれるカヲル君、そしてカヲル君はあっという間に居なくなってしまう。今回も形は異なりますが、結果的にはカヲル君の死の原因を作ったのはシンジ君でさらに精神的に落とされて世界を拒絶した所で幕。

考えてみると舞台背景やストーリーがもの凄く変わっているのですけれど、ベースになっている要素や流れは実は全く変わっていませんと言うことに気づきます。
これはシンジ君から見た部分という意味なのかも知れないですけれど、シンクロ率400%から回復してみると状況が変化してしまい、出撃を申し出ても許可されない、レイの無事を喜んでみると別人で困惑、カヲル君との邂逅、カヲル君の死、絶望。
ベースになっている要素は実は変わっていないんですよ。
同じ要素を別のアレンジで料理してみるとこうなりますという感じ。
宇宙で2号機&8号機が戦った使徒は紐状(長いテープ状)で、TV版でエヴァ初号機が封印された時に零号機、2号機が戦った2つの使徒をプラスした様な感じでしたし、最終局面でセントラルドグマでエヴァ同士が、初号機と似た13号機と2号機が戦うのも、TV版で2号機と戦ったのをベースにしてるのだと思います。
舞台が異なっているので、一見、全く違ったモノに思えますけれど、よくよく租借すると流れているものは変わらないのかなとも思いました。
勿論、シンジ君自身の状態があまりに変わりすぎているので、同じ結果にたどり着くとは思えませんが、この先、本当にどうなっていくのか。
新しく盛り込まれた要素がQで前の要素を上回りました。恐らく次は殆ど前の要素は内のでは無いかと思います。

あと1編。
最後のヱヴァンゲリオン新劇場版:Iを見た時にどう思うのか。
最終的な感想はそこでにしたいと思う。

ヱヴァQパンフ
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ギルティクラウン レクイエム・スコアⅢ


ギルティクラウン レクイエム・スコアⅢ

ゆうきりん:著
redjuce、平沢下戸:イラスト
トクマノベルズ


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ギルティクラウンのノベライズ3巻目。
涯が一度死んだ後、復活して集の前に再び現れる所まで、アニメの17話までとなっています。このノベライズは章立てがアニメの1話分がちょうど1章分なのですごく分かりやすいです。

このノベライズシリーズは2巻までは涯視点で描かれて居て、集視点であるアニメ本編と対になるように描かれて居ました。
この巻では涯が居なくなっている時期なのでどうなるのかと思えば、アニメ同様に集視点というか各キャラクターの視点からの群像的な描き方になっていました。仕方ない感じではあるのですが、今までかたくなに涯視点でしたので、涯視点が出来なければ集の視点で固定して欲しかったと言う印象を持ちました。
集個人の視点で描くより、ストーリーや各キャラクターの考え、思いを把握するのには良いのですが、ちょっとポリシー的な所で残念かなと思いました。

この巻で描かれて居るのはちょうど集が王様になり、そしてその王位から引きずり下ろされる所となります。
やはり特筆するべき部分は祭が颯太の失敗から死んでしまう所でしょう。颯太の考えや思いが、どういうことだったかというのが文字になるとすごく直接的に伝わるので(画面でも十分伝わりましたが)、彼の焦りや怒りというものもすごく分かりますし、より彼に同情したくなる。颯太はたしかに祭が死ぬ原因を作ってしまったけれど、それは集や谷尋のミステイクというか人の気持ちを後回しにしてしまった結果なんですよね。
アニメ本編の画面よりそういった葛藤や心のやりとりはやはり、ノベライズは分かりやすいです。

ノベライズとアニメの違いをすごく意識しました。
ギルティクラウンは画面ではすごく迫力があり、綺麗な映像でしたが情報をそこから読み取るのがちょっと大変な作品でした。
こちらのノベライズは迫力がどうしても読者のイメージ補完頼りである代わりに、キャラクターの心情の描写は細かく描かれて居ます。
重要なキャラクターが多いので彼らを巡るように描写されているのは良い感じでした。集に集中して欲しいと言う印象は別として。

ギルティクラウンが好きな人がギルティクラウンを復習するためのノベライズという印象になってきています。
それは画面から伝わりにくかった事を重視して描いてるからだと思います。

 

不完全神性機関イリス 154cmの最終兵器


不完全神性機関イリス 154cmの最終兵器

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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氷結鏡界のエデンのスピンオフ作品。
作者、イラストの担当がエデンと同じコンビになっていて、繋がりがかなり意識されている作品。
タイトルにもなっているイリスが主人公ですが、エデンではイリスは主人公シェルティスが持つ水晶型の人工知性体とされています。
本作ではアンドロイドです。
エデンの世界とはほぼ同一ですが、両作品に出ているイリスの言動からこちらが先の話でありエデンの世界の1000年前と言う事がうかがえます。
技術レベルは1000年前のが上である感じで、浮遊大陸などがまだありません。人類がまだ地上に居られた時代の話として描かれて居ます。

イリスは主人公なのですが、視点はイリスの主人となる凪というキャラクターが持っています。凪からみたイリスの姿というのがこの作品の流れになります。
エデンではお茶目ではあるけれど、それなりに完璧な部分がある人工知能であるイリスですが、戦闘用アンドロイドをメイド利用していると言う事でなかなかにダメメイド。
それが面白いです。戦闘用アンドロイドを別用途で使うってのはありがちで、最近ではメイドとして使うってのは使い古された感がありますけれど、それはそれ。面白ければ良いかと思います。
まして、エデンでの完璧さを知っているが故に、ダメさが面白いです。
エデンではユミィやシェルティスといった人物にツッコミを入れる側ですが、本作ではイリスは突っ込まれる側です。

この作品はただイリスのダメメイドっぷりを描いているだけではなくて、エデンの世界観の補完として創作されている為、あの世界がどうやって成り立っていったかが、分かる様になっています。
凪やミカエルやシィといったキャラクターがどうなったのかは分かりませんが、彼らがこの作品中で暮らしている世界はエデンでは無くなってしまっているわけで、その時に彼らがどうしたのかが気になりました。
この作品だけを見ていれば、ハッピーエンドで終わりそう(イリスがすごく強いので)なのですが、エデンを知っているが故にそうならないが分かってしまう感じがします。
かなり悲しい終わり方を迎えるんじゃないかなと…。
凪達は軍学校の生徒ですし、すなわち戦いが恒常的に行われる世界であるので、先の暗さが気になります。
ただ、まぁ、今の所は気楽に楽しめた作品でした。
イリスが可愛いなぁ。

 

機動戦士ガンダムAGE

とことん評判が悪かったガンダムAGE。
ガンダムってことで一応ちゃんと全部見ました。
正直言って面白かったか?と言われるとつまんなかったですと言う感じです。ガンダムという看板を背負ってなかったらたぶんこれ、1年やることは許されなかったんじゃないかなと言う感じではあります。
ガンダム作品って視聴率が低かったのでも後々評価されることは多いですけれど、AGEはどうですかね…?
正直、素人が作りましたと言う感じがしないでも無い作品でした。(実際脚本の日野さんはアニメは素人なんでしょうけれど)

何が悪かったかと僕が思っているのは脚本。
支離滅裂なことが多かったです。なにしろことが起こるのが突然。戦いだすのも突然であれば共闘するのもたいした理由がなしでアッと言うまに共闘してたりする。
これはいただけない。
あと無駄にゲストキャラクターの情報に時間を掛けすぎ。昔のガンダムでいえばランバ・ラルや黒い三連星といったゲストキャラクターに人気が出ましたが、それでも彼らの説明って作中でそんなになされている訳ではないですし、登場人物との絡みに時間をかけて重みを作っていたのに対して、AGEでは突然、しかも主人公と何ら絡みの無いゲストに時間を掛けたりしてました。なんか配分がおかしい。
全体的にずっとそんな感じ。
あと、過去のガンダムの影響を受けまくり。
勿論それで成功するガンダムもあるのですが、AGEは失敗だったようです。オマージュなんでしょうけれどぱくりに見えてしまった。

要素要素や基本的な設定はすごく面白いと思うし、メカデザインも過去のガンダムを踏襲した味方側と今までのガンダムには無かった敵側デザインと棲み分けも出来ていたし、良かったと思うんですけれど。
そして、ガンダムには珍しい復讐劇。しかも主役の。(シャアとかも復讐うんぬん言ってますが政治的な色のが強い)
3世代に渡るストーリーと言ってたけれど、結局、主人公は最初のガンダムパイロットであるフリットでした。彼の人生をかけた復讐劇。ただそれは成就するのではなく、家族の思いなどによって昇華されていくと言う話だったのです。
それはそれで良いし、いい話に出来る要素は十分にあるんですけれどね…。盛り込みすぎたのかなんなのか上手く機能していなくて、後半というか2世代目のアセム編にはいってからずっと、フリットが復讐に狂ってる異常者にしか見えないと言う問題も。

なんか、ボタン掛け違ったら大惨事だったと言うそんな印象が残った作品でした。


 

花の詩女 ゴディック・メード

公開二日目に見てきました。
公開劇場が少なくて見れるか不安だったのですが、地元と言える場所の映画館が数少ない上映館の1つだったので、今回は見れた感じです。
マルドゥック・スクランブルとか見れなかったので。

この映画は面白かったか?
と問われた場合、「面白く無かった」と答える人と「面白く無かった」と答える人と両極端だと思います。
ある条件を満たしていれば「面白かった」と答えるでしょうし、そうで無ければこの映画は恐らく「面白く無い」「駄作」と言われるタイプの映画。
僕にとっては「とても面白かった」です。

これを製作するので監督の永野さんはFSSの連載を止めて、製作に当たっていた訳ですが、アニメ映画としてどうかと言うと微妙かな?と思わなくもない。
シーンの切り替わりとか意識してそうしたのか、フェードアウト、黒、再開というプロセスが取られるのですが、それが明確に間として存在するので何となく絵本的。
悪く言えば昔のアニメみたいな感じがしました。
意図的なら流石という感じで、そうでないなら監督向きではないな永野さんというところ。
ストーリーはすごく駆け足で70分という尺で描けるぎりぎりの所という感じですかね。もう少し盛り上がりがあっても良い気がしますけれど、それはこの映画の主旨というかそういったモノとはちょっとずれ込む気がしないでもないです。
作りの面での感想はそんな感じですかね。絵的な所は全部永野さんの絵柄なので永野さんの絵が好きかどうかで決まると思いますし。
全体的に柔らかいタッチであると思いました。ゴティック・メードは流石にシャープでとんがってますが。

さて、これを面白いと感じられるかの条件ですが…。
FSSが好きであるかどうかです。
何故、このタイミングで連載を止めてまでこれを作ったか、情報をひた隠しにしていた理由などは見れば分かります。

以下超ネタバレ。

まるきりFSSです。
ロボットのことをゴティック・メードとか言っていますが、何というかFSSの中でもロボットが全部、モーターヘッドと呼ばれている訳ではないんですよね。マシン・メサイアと呼ばれていた時代もある。要するにロボットがゴティック・メードと呼ばれていた時代があったって言うことなんですね。
話の内容はフィルモア帝国建国物語です。そして、フィルモアが何故アトールの守護国の1つなのかが描かれて居ます。
トリハロンはフィルモアの初代皇帝ですし、ベリンはアトールの巫女なんですよね。違う話であると見せかけておいて、思いっきりFSS。しかも、マンガの方でちょうどネタになっているフィルモアの話とアトール=ハスハの話。
これからのキーワードになってくるところのエピソードの1つを映画化したというところでした。
エピローグには町やエスト、クリスが出てましたし、敵側の登場人物としてツバンツヒが出ています。ゴティック・メードの設計者はブラウニー博士だったり、事件の裏で手をひいてるのがシオの番人だったりします。
ここまで書けば分かると思いますが、FSSが好きな人は待ちに待ったFSSの新エピソードとして多いに楽しめるのです。
ゴティック・メードのもの凄い稼働音とか動く様とか、モーターヘッドはこう動くんですと言う事ですし、騎士の動きを常人が見たらどうなるのかとかが良くわかる映画でした。そしてちりばめられた要素にいちいちクスっと笑ってしまうというか、ファンサービスがそこら中にある映画でした。
FSSのファンである僕はすごく楽しめました。

ではFSSにあまり興味がない人だったら?
詰め込み過ぎと尺が足りないせいで、盛り上がりに欠ける映画と言う事になると思います。勿論、この話はFSSの一部ですのでこれで良いのだと思いますが、この映画を単体で評価するならば、もっとトリハロンとベリンの関係を深く描くべきでしょうし、事の裏側がどうなったとか、事件がどうなったとか描くべきでしょう。
その辺はFSSの一部ですのでと言うことでカットされている為、たぶん面白く無い、盛り上がらない映画であると評価されると思いました。

FSSの映画です。その一言につきる。(笑)

 

TARI TARI

P.A.WORKS製作のオリジナルアニメ。
P.A.WORKSは原作無しの作品といえば花咲くいろはが思いつきますが、テイストとしてはアレと同じようなテイストの作品です。
恐らくターゲット層を同じ所にしてあるのだと思います。

なんか見たときの僕の精神状態が悪かったのか、キャラクターの性格設定がうざいと思ってしまってあまり楽しめなかった。
声楽部からドロップアウトした主人公達が合唱部を作りと言う話。でも結局、学校自体が卒業と共に無くなってしまうと言う話で、大人ともめながらも自分の夢や青春と向き合っていくと言うとてもいい話なのです。
でも、主人公の1人である来夏の性格がとても前向きで良い感じなはずなのですが、割と自分勝手な部分もあってうざかった。最初この来夏が主人公だと思っていたのですが、どうもwikipediaとかで見ると和奏の方が主人公だったらしい。
なんとも影が薄いというか視点が基本、来夏側にあるので和奏が主人公だとは見終わるまで思ってなかったりもした。
和奏を初めとする合唱部の面々にはそれぞれ最後まで悩み続ける面があるのに対して、来夏の悩みはそうそうに解決してしまい、周りを巻き込んでいくきっかけを持ってくる人物ので彼女が主人公に見えるんですよね。

この作品は大人にあまり魅力が無いと思った。主人公達を支えてくれる大人は居るんだけれど、どこか等身大すぎるし、主人公達と対立する大人はなんかこう、大人の汚さや身勝手さがある雰囲気で、花咲くいろはと比べると魅力がないんですよね。
教頭や校長は良い味出していたけれど、インパクトは薄い感じでした。
最後に校長が子供達の為に理事長に逆らう所とかはとっても素敵だったのに。
教頭が良いキャラなのに心情描写が繊細すぎてアニメだとこれはきついなとも感じなくも無い。

全体的に花咲くいろはとどうしても比べてしまい、2番手故の残念さが出てしまったのかな。そんな印象。

 

アクセル・ワールド

同名ラノベが原作。
というか川原さんの作品はこれと1クールずれでソードアート・オンラインもアニメ化されていて何というかすごい人気だなぁと思う訳です。
灼眼のシャナとかが終了した電撃で一番山積みになってるのって川原さんの作品2本だと思います。

ほぼ原作通りというか原作通りのアニメ化でした。
気がつかない部分で細かい変更とかはあったんでしょうけれど、気がつきませんでした。原作の4巻まで+10巻に収録されている短編分。禁書目録が2クールで6巻まで行ったことを考えると短めなのかな?
でもエピソードの切れ目としてはちょうど良いところですし、上手い切り方かも。ただ、2期目とかやる勢いだよな…これとは思っています。

内容はほぼ原作通りなので、感想といっても困る感じ。普通に面白かったです。
ハルユキの太さ(丸さ?)を強調するために他のキャラクターが細めの造形になっていて違和感があるかなと思っていたけれど、それは流石の猿飛な感じで納得した。でも、原作だとハルユキは「デブででかい(幅が)」な感じの表現がされているのですが挿絵イラスト準拠で背が低いせいかでかい印象が無かったです。
パドさんと同じ椅子に腰掛けるシーンとかみても、ちっさいという印象が。
その辺は気になった。
キャラの造形としては好きなんだけれど、やっぱりあの絵のまま動かれてしまうと、原作の表現との乖離とか細かいことが気になってしまった感はあった。
そう言うこと知らなければ良い感じ。

惜しむべくはラノベ原作のアニメ全体に言える事だけれど、最後の盛り上がりというのがいまいちなことかな。シリーズ途中でのアニメ化だから致し方ないこととは言え、どうしてもその辺はオリジナル作品や原作完結後に製作された作品とは違うなと思った。

 

うぽって!!

同名コミック原作のアニメ。
もの凄く特殊なジャンルだと思うんだけど、アサルトライフル擬人化アニメです。
原作にはもっと各種銃の説明があって分かりやすいんだけれど、アニメの方はどちらかと言えば擬人化されたキャラクターの描写の方に重きを置いていました。
正直、何故これをアニメ化したし!と思ったのがアニメ化発表を聞いて最初に思ったことだった。
面白かったかと言われると、ギャグアニメとしては平均的なんじゃないかな?
僕は原作を読んでいたし、各キャラクターや元になったアサルトライフルについての知識がある上で見ていたけれど、そうじゃない人にはちときついかも知れない。
似たキャラクターも居るし。いちろくといちはちとか…。
擬人化キャラ好きな人には良いだろうね。

 

氷結鏡界のエデン9 決戦限界-アマリリス・コーラス-


氷結鏡界のエデン9
決戦限界-アマリリス・コーラス-


細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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9巻です。
いろんな思惑があって、主人公サイドからみれば敵対者である異篇卿。でも、その異篇卿も人であることには変わりなくて、思惑はあるものの共通の敵に対しては共同戦線を張ることも出来ますよと言うのが示されたエピソードになっています。
普通こういった話の敵対者側って、世界が滅んでしまっても、人が暮らしていけなくなっても良いといった、破滅思考である場合があるのですが、この作品では、異篇卿は別のアプローチをもって世界に変革をもたらそうとしていると言うのが分かります。
それは、強行的であるけれど、それはそれで間違ってはいない、別の考え方、別のありようと言うものであると思います。言うなれば社会主義と資本主義みたいな感じですかね。方法論であってどちらが間違っていると言う訳ではないという。

そういった状態で、世界(浮遊大陸)に対して強力すぎる幽幻種が襲来してきて、それに対抗する為に共同戦線を張ると言うストーリーです。
天結宮と異篇卿だけではなく統制庁も含めての共同戦線で、今まで出てきた戦えるキャラクター総動員といった戦いで、それだけでも「やばい」戦いだというのが伝わって来ます。
強さマックスな人達が必死にならないと対処出来ない自体ってのは、作品の表現としては難しいと思うんですけれど、この作品では上手く行っていると思います。
結果、バトルバトルな巻になってしまっていますけれど。

そんな中、非常に重要な転機が。
イグニドの正体が何となく見えてきました。どうもユミィ自身。少し成長した感じのユミィの様なのですがどうして、そういった行動をしているのか、本当にユミィなのかはまだ謎ですが、素顔が明かされたと言う状態です。
つか、女性だったんだ…。
そして、ネタバレになりますが、再びシェルティス、穢歌の庭に落下、今度はユミィもと言う流れになっています。
ただ、この穢歌の庭って、それほど悪い存在に思えないんですよね。セラフェノ音語のコードを共通で使っているし、今回出てきた幽幻種の名前、アマデウスとミクヴェクスと言うのがありますので。
アマデウスとミクヴェクスは前作でキーになっていた存在ですし、悪である存在ではありませんでした。アマデウスなんてむしろ主人公の親役でしたし。
なのに今回は明確な意思を持たないなんか、唯の敵みたいな感じです。ただ「虚像」と言ってますから本体は別なんでしょうけれど。そのアマデウスやミクヴェクスといった存在が居るのが唯の毒の世界とは思えない。
言うなれば、ナウシカの腐海みたいなものなのじゃないかと推測しています。
さて実際の所はどうなんでしょうね…。

 

STEINS;GATE4 六分儀のイディオム:前編


STEINS;GATE4 六分儀のイディオム:前編

5pb.×ニトロプラス:原作
三輪清宗:著
坂井久太:イラスト
角川スニーカー文庫


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このシリーズは3巻まで助手視点でTrueルートを描いていました。3巻で最後まで書ききったから終わりだなと思ってたら終わりじゃなかったみたいです。
ヒロインからの視点という点は変わっていませんが、この巻は助手だけではなくバイト戦士の視点のエピソードが収録されています。
エピソード2編収録されている短編集と言った感じになっています。

バイト戦士=鈴羽の話はこの巻を読んだときちょうど、コミックのブラウニアン・モーションも読んでいてシンクロしながら読んでた感じでした。
鈴羽が過去に飛んでからのエピソードで、1975年からの秋葉原でどう彼女が過ごしてきたかと言うエピソードになっています。
そこには鈴羽が過ごした人生があったわけですが、STEINS;GATE本編で語られている通り、あまり幸福とは言いがたい人生だったと思います。1人で居ることが多い人生でしたし、やはり未来、というか2010年に置いてきてしまった思い出とかそう言うものが彼女の奥底にはあって。でも彼女はかけがえの無いものをラボメンから受け取っていて、それを誰かに伝えていくと言うストーリーになっています。その誰かはミスターブラウンな訳ですけれど。
結果的にはすごく素敵なエピソードでした。時間を跳躍して覆すことがテーマになっていたSTEINS;GATEでは、数少ないながらもこうやって紡がれていく思いってのは大切にされているなと感じた。
過去にとんだ鈴羽が橋田姓を名乗る理由も描かれて居てちょっとニヤリ。

もう一編はまた助手視点のエピソードで、今度はもうオカリンに恋をしていると自覚した後のエピソードです。
オカリンに恋をしてパートナーとなるべき人を得た訳ですが、やはり天才少女である紅莉栖は孤立してる時間が長かったですし、仲間という存在に対して少しドライに構えているところがある。それは彼女にとって仲間というのは、むしろライバルといえる存在が多くて、あまり普通の友達がいないということが上げられると思います。
その紅莉栖がラボメンを仲間、友達であると認識していくストーリー。
なんかすごくほっこりするエピソードでした。

前編となっているので、後編があります。
そちらもきっと、ヒロインズの誰かに視点が当たった短編集でしょうね。

 

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Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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