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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ブラック★ロックシューター

元々はただのイラストと初音ミク利用の楽曲なんだよなー。
ノイタミナ枠でのアニメーション化です。以前にもOVAでアニメ化されてますけれどテーマ的なところは同じですけれど、OVA版とは異なったストーリーになってます。
OVA版では出てこなかったチャリオットが追加されたり、登場人物が増えている。
2012年の第1クールでの作品なんですが、テルマエ・ロマエがあったのでこの作品は8話と1クールに足りない作品になってます。

思春期の心の痛みとどう向き合っていくかと言う作品。
結局、ブラック★ロックシューターたちあの世界で、現実世界の痛みを緩和させるために戦っていたのだけれども、その痛みを肯定した上で成長していかないといけないよねと言うテーマ。
割と独占欲が引き金になってるキャラクターが多くて(ヨミ=デッド・マスター、カガリ=チャリオット、未完成の少女=こはっち先輩)、生々しさを感じなくも無い。

元のイメージのhukeのイラストはあまりアニメに向いてないと思うんだけど、巧くアニメのデザインにしてあった。
STEINS;GATEも同じなんだけど、実はアニメにむいてるのか?
テレビアニメのOPに初音ミクの楽曲がそのまま使われていた。びっくり。


ブラック★ロックシューター Blu-rayBOX

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ギルティクラウン

ノイタミナ枠の作品。原作が無いオリジナルアニメーション。
すごく面白かった。
視聴者側にものすごく思考を強要してくるI.G.らしい作品です。
攻殻機動隊など、プロダクションI.G.が手がける作品は力が入れば入るほど思考を強要してくる作品になる傾向があるけれど、これは最たるものかなと思いました。
僕はこういった思考を強要されるタイプで、かつ主人公が悩んだり苦悩したりしつつ、時に後戻りなんかをしながらも前に進むと言うタイプの作品はあ大好きなので、すごく楽しめた。

ただ少し、歯切れの悪さを感じるところがあったりするのが少し残念。その歯切れの悪さというのが視聴者への情報の提供を絵に頼っている分、解りづらかったり物足りなさを感じたりするのが原因だったと思う。
2クールで22話の作品だったのだけれど、フルの2クールつまりあと4話有ったのならこのスタイルでも視聴者に十分に情報が提供できたんじゃ無いかな?

友達や家族と一線を引いてどうつきあって良いのか臆病になっている集が、その距離感に戸惑いながら事件に巻き込まれて成長していく話なんだけれども、その距離感を見つめ直す、本当に人とつきあうってことは痛みを伴う事もあるし、良いことだけでは無いけれども、それでも人とつきあう事で得られる大きなものに気がついていくと言うテーマ。
人付き合いが希薄になっている現代、特に若い世代には集の進んだ道ってのは痛いんじゃないかな?
登場人物がほとんどみんな不器用なので、あぁ!もうっ!と思うことが多いですけれど、大切な事って割と単純ですぐそこにあったりしますよね。失ってしまってから気がつく事も多いけれど。

内容以外では楽曲と絵がすごく秀逸。
すごくぐりぐり動くアニメーションと何度も聞きたくなるテーマソングやサントラがすごく良い。それだけでもかなり価値あり。



 

ごきんっ

本日は水曜日ですが。
月曜日の朝、「ごきんっ」と言う音が腰からしまして。
家族がびっくりするぐらいの音だった訳ですが。
ぎっくり腰やってしまいました。

これがまた、親不知の痛み止めにロキソニンを飲んでたせいなのか、月曜日は痛くなかったんですよね。
そんなには。
家に買い置きの湿布もなかったので夜までそのままで会社行って仕事しました。
湿布を貼って寝たんですが火曜日(つまり昨日)の朝には激痛に。
寝てる間はロキソニンの追加がないので夕食から約10時間後には完全に切れちゃうわけで。
いてーのなんの。
お医者にいって折れてないかの確認をしてきました。
結果的には折れてはいなかったので一安心。昨日1日安静にしてたらだいぶ良くなりました。

しかしまー。
口腔外科でロキソニン処方されてさ、それが終わる頃、今度は整形外科で処方されるとかね。
もう、まわりから踏んだり蹴ったりというお言葉をさんざんいただきましたよ。
とほほ…。

 

新約 とある魔術の禁書目録3


新約 とある魔術の禁書目録3

鎌池和馬:著
はいむらきよたか:イラスト
電撃文庫


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上条組と言って良いんだろうなぁ。
上条ちゃんの右手に関わって、結果的に善性の象徴的な一団となった感じの人達が初めて最初から1つの集団として動く話。
ただ、今まで上条ちゃんの魔術サイド味方として動いていたイギリス清教関係のキャラクターはインデックスを含めて全く出てこないと言う。
もうね、インデックスって扱いがむごすぎると思うんですけどね。
ストーリーが魔術サイドの話から、対学園都市という方向へ流れたので仕方ない部分では有るのですけれど、それでもインデックスには出ていて貰いたいし、ステイルや神裂さんとか、上条ちゃんが築き上げてきた仲間との絆は引き続き描いて欲しいんですけれど。

魔術要素と科学要素が両陣営で展開されてきていて、だんだん垣根が無くなっている。
何らかの目的があって動いている人達が、複雑に絡み合っていて全貌が見通しにくくなっている。
上条ちゃん達は学園都市に降りかかりそうな災厄を振り払う為に行動しているけれど、その情報をもたらしたバードウェイには別の思惑があって、しかも上条ちゃん達が救いたいと思っている場所は、実際は諸悪の根源が居る場所でもあってと言うのが絡み合っているので、複雑な状況を生み出している。
話がどんどん大きくなっていく一方。今回の舞台がハワイで米軍が出てくるとか言うこともあるのだけれど、大戦という舞台背景だった旧約ラストに比べても規模が大きく見える。
この巻で発生した状況はとりあえず終了するものの、前巻から持ち越されている状況については好転していないというか、あからさまに次に持ち越し。これまで、状況の終了にともなってストーリーに区切りが付いていた禁書目録では珍しい展開になっていました。
こういうのが入ってくるのが新約ならではなのかも知れないですね。

バードウェイの言動ってのが次以降の鍵になっているのですが、ちょっと上条ちゃんが誤解している感じがする。
バードウェイは恐らく上条ちゃんたちが見えてない部分(アレイスターの考え)の一端が見えていて行動している。そこで次に動くべき部分で差が出てしまい上条ちゃん達から見ると敵と同じに見えてしまっている気がします。
少なくとも僕が読んでいる感じでは、バードウェイは良い奴では無いですけれど悪い奴でも無いんですよね。
その辺がちょっと悲しいと思いつつ、今後どうなっていくのかが楽しみです。
その他ではやはり美琴にはがんばって欲しいですね。
今回、上条ハーレムの構成員は美琴だけですので。キャラいっぱい居るのにどちらかと言うと一方さんがらみの人が多い。上条ハーレムがどちらかと言うと魔術サイドに偏っているから仕方ないのですけれど、いままで不遇なヒロインであったのでどこまでもついて行ってあげて欲しい。でもそうなるとさらにインデックスが不遇になるんですよねぇ。困ったものです。

しかし、一方通行と美琴。2人のレベル5が本格的に軍隊相手に戦っている描写がありましたけど、確かにこのレベルの能力があると軍隊レベルが相手できるんだなぁって思いました。
もちろん戦い方ってのはあるんでしょうけれど、大規模戦略兵器を使われない限りは何とかなるってのがすごいなと思いますね。
レベル5がいっぱい居る(7人ですけれど)学園都市が驚異になるのは分かる気がする。これで一方さんも美琴も、能力自体は純戦闘用能力では無いんだよなぁ。
応用性が高いと言うのが最強ってのは良くわかりますね…。
この2人を含めたレベル5の本気を描くと、大規模戦闘にならざるを得ないのかも知れないと思いましたね。
今後他のレベル5が出てくるか微妙ですけれど。

禁書目録のストーリーの最後の敵はアレイスターだと思っているので、なんかすごく遠回りしている様に感じますね。
人気作ですから仕方ないのかも知れませんけれど。

 

氷結鏡界のエデン8 悲想共鳴-クルーエル・シャウト-


氷結鏡界のエデン8
悲想共鳴-クルーエル・シャウト-


細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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8巻。
この巻から第2部ということでサブタイトルにカタカナの読み仮名が付くようになりました。微々たる変化ですけどずいぶん印象が変わった気がしました。
といっても特にストーリーに変化があったわけでは無いですけれど。
第1部が世界設定の構築とキャラ紹介。第2部から本編っていうことなんでしょうかね?第1部の事件がそれぞれ少しずつ関係性を持っていても、基本的には単発だったので、この巻からの事件は大きく1つのまとまりを持っていますと言う感じでしょうか。

前巻でシェルティスの正体(と言うか秘密)がイグニドによって暴露されて、一度人間関係をリセットという感じ。
シェルティスは追い詰められた状態になり、設定上はあるものの仲間が出来てきて希薄になってしまった危うさが復活。
天結宮の中での立場ってのが危うくなってます。その上でシェルティスがこれまでに築いてきたものは失われてないですよと言う確認も行われます。
仲間はちゃんとシェルティスの人格を信じてくれていると言う話なんですが、シェルティスに恋心を抱いている人ほど、揺らぐ。モニカの揺らぎっぷりが半端ない。まぁモニカが揺らいだ時の為に華宮やヴァイエルと言った面々が居る訳ですけれど、今回はユミィが大きかったかなと。
それにしてもモニカは精神的に主要登場人物の中ではかなり弱くて、この子が巫女になってたらどうなってたのだろう?とか心配になった。だからこそ落第したのかも知れないけれど。

レオンと春蕾の組みが大変な事になっていますが、こちらの話が動くのは次巻以降みたいです。何となくこのまま行くと最大の敵になっちゃいそうな勢いがあってこれもまた危うい。
イグニド次第って事なんでしょうけど、彼の思惑がいまいち読めないしツァリとかともなんか色々あるみたいなんですよね…。
世界設定がまだ完全には公開されてませんからその辺はどうなっていくのか謎のまま。
塔の上が汚染された穢歌の庭に繋がっていると言うのも、繰り返し語られますがいまいちだからどうしたの?と言う気にもなりますし。表裏一体なのは分かりますからどちらが善でどちらが悪という話でも無いでしょうし。
なかなか、話が進んでいきません。小出しにされている感じ。でも停滞感は無いので継続して楽しめてる。
話が進めば進むほど、セラフェノ音語がたくさん出てきて雰囲気が良くなってる感じ。

どうでもいいけど、教官がかっこよかった。
どうしてこう、女性教官ってのは格好いい人が多いんだろうね。

 

親不知

抜いてきました本日。

前々からかかりつけの歯医者に定期検診に行くたびに抜いた方が良いと言われいまして。
前回の検診の時に虫歯になりかけているから時間を取って下さい口腔外科を紹介しますと言われています。時間がとれなかったので前回の検診から半年経ってしまいましたが、今回の検診時に紹介状を貰って口腔外科へ行ってきました。
大きな病院の口腔外科なので平日しか行けないのが難点ですね。

今日は受診だけのつもりだったのですが、たまたま予約キャンセルがあって今日ならすぐできる。そうで無ければ1ヶ月先…とのこと。
そして2本抜く予定の片方が虫歯になってるとのことだったので悪化する前にと思い今日敢行しました。

抜くの自体は痛くないと聞いていたのですが本当に痛くないのね。
んで今、腫れてきてます。
そして麻酔が切れた今、少し痛みがあります。
でもこれなら普段、たまにある頭痛の方が辛い。これなら何とか耐えられそう。
つば飲む度に血の味がしてるのが微妙ですが…。これは「自分の血で鉄分補給!」とか言って笑い飛ばすことにしました。
早く血とまって腫れが引くといいなぁ。

 

灼眼のシャナⅩⅩⅡ


灼眼のシャナⅩⅩⅡ

高橋弥七郎:著
いとうのいぢ:イラスト
電撃文庫


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最終巻。
あとがきによればまだ短編集か何かが追加で出るみたいだけれども本編としてはこれで終了。長かったこの物語も完結を迎えました。
この巻が出てアニメでも最終章をなぞる形で第3期が放送されたりでなんだかんだ言いながらも人気作だったんだなぁと思いました。正直、最終章は読んでて辛かったけど。言いたいことややりたいことを無理矢理引き延ばしてる感が有ったので。

シャナの為にと言って祭礼の蛇の事を受け入れて行動してきた悠二の思いがやっと語られました。もちろん朧気にはもともと語られてはいたんだけれども明確に言葉として語られ、それにシャナが答えを出して新しい世界へということで閉幕。
その為に犠牲になった者への償いを覚悟してたという悠二の選択が釈然としないものがあった。
シャナの為と言いつつも彼女のアイデンティティを無視、もしくは根底から揺さぶるような事を相談もなしに押しつけしていることもそうだし、シャナ以外のフレイムヘイズや徒を巻き込んで犠牲にしていることもそう。祭礼の蛇が可能性を提示したから藁をも掴む思いでの行動なんだろうけれども、その犠牲をそれまでの悠二であれば良しとしないと思うのです。

特に吉田さんへの配慮がない。恋愛事に疎いとはいえ、他人への配慮ができるのが悠二であったのに、シャナを選ぶという答えを出したからと言っても、目的のために利用したうえ、自分が新世界へ去るにあたり置き去りにしちゃってるんだよね。悠二が自分とシャナのどちらを選ぼうともと考えていた吉田さんに対して余りに配慮がない行動で納得がいかない。最終章に入る以前の彼ならばもう少し配慮した行動するんじゃないかなぁ。そのところが凄く読後に違和感、しこりとして残った。

大地の四神に依頼されて彼らが実行したことは所謂「恐怖による支配」を敷設であって、こういう方法は確かに紅世の徒には有効だろうけど主人公サイドが取っちゃダメでしょとビックリした。
途中何やってるか今一理解できなかった四神。彼らの立場ならこういうことするのも有りかと納得できるんだけど、やはりシャナが持ちかけた話ってのが読後感にわだかまりを残す感じでした。

面白い話だったのに最終章で悠二もシャナも急に極端になってしまって悲しかった。目的の為に手段を選ばなすぎる。

伏線がいくつか未消化。ストーリーの太極には影響ないところだけど、悠二の弟ないし妹につけられる名前とか、緒方さんや池君についての言及が無いまま終わる。
この歯切れの悪さはダブルブリッドの伏線未消化を思い出した。
本編終わってるから良いのだけれども、読んでいた人にとってはきれいな終わり方ってものが有るんじゃないかなと感じた。とくにラノベの様な長くシリーズ化する傾向の有るものは特にそうなのではないかなと思う。

 

キノの旅ⅩⅤ -the Beautiful World-


キノの旅ⅩⅤ -the Beautiful World-

時雨沢恵一:著
黒星紅白:イラスト
電撃文庫


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安定の年1回のキノ。
今回、収録話数が多い感じがしたんですけれど、本自体はそのまんま。いつも通りな感じです。
口絵が織り込みポスター風で裏表で1話ずつあるのでそれでかも知れません。
とりあえずキノを買ったらカバーを外してとか色々隅々までチェックするのですけれど、今回は特にいたずらは無かった感じ。

印象に特に残ったのは2話。「ケダモノの国」と「フォトの日々」。
それとこれを話数に入れて良いのかと思うんですがプロローグ、エピローグの組でした。

「ケダモノの国」は人間と動物、どっちがケダモノかと問いかける様な話。
人間の行いがいかに冷酷で愛がない事があると言うのに対して、動物(猛獣)でも持っている家族や同族への愛情を待避している皮肉。
ペットを飼っていると分かるのですが彼らの愛情ってすごく優しいんですよね。犬でも猫でも元々は猛獣の類いだったはずなのに、人と暮らすことができ、人を愛することができる。野生でも群れる動物は仲間を大切にする。自然界では非常にならざるを得ない時もあるけれど揺るがない所ってのがある。
それに対して人間はそれが揺らぐ。非情に冷酷になることができる。
「ケダモノ」という言葉は良く動物に使われる単語だけれども、その実、動物を指すよりも人間を指す言葉としてのが正しい気がしてきます。そんな話。

「フォトの日々」は前巻で新しい旅人かな?と思わせて登場したモトラドと元奴隷の少女のその後の話。
割とそうそうに旅が終了して安住してるし。それはそれでありだと思うけれど。
人として扱われてなかった少女が安住の地を見つけたのは良いこと。そして善行は跳ね返ると言う事かな。
フォトという新しい名前を得た彼女は、でも前巻と同じく基本善人で、キノや師匠といった悪人や善悪混合した人とは違う。キノ達が旅を続けるなか、善人である彼女が定住できてるのはすごく意味深に思えた。
まぁ、キノは旅を続けるのが良いのでしょうけれど。
人の善性が描かれてた珍しい話だった。

エピローグ、プロローグは「ケダモノの国」とテーマが被っているような内容でした。
人がどこまで非情に残虐になれるか?という感じの話で、こちらは境遇を忘れていると言う面はあるのだけれど、「フォトの日々」とは逆に人の悪性をたたき付けてくる様な話。そして、それに気がついた時の人の絶望が描かれてる。
相変わらず厳しい話が多いけれど、「フォトの日々」があることで人は悪であるだけでは無いと言われているようで複雑な気分になった。

これでまた1年後(この巻は2011年10月刊行)なのかな。
キノは。

 

氷結鏡界のエデン7 空白洗礼


氷結鏡界のエデン7 空白洗礼

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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7巻。
これが第一部の終了となる巻らしく、次巻の8巻からはサブタイトルにカタカナの読みが付いてます。

異篇卿はまぁやっていることは敵認定されて当たり前の人達なんですけど、何となく理由があるように思えるので、読者である身からすればその理由がはっきりするまで決戦的な事はないだろうなと思っていました。
ところが、なんか天結宮と統制庁の共同で異篇卿のアジトへ殴り込みとか展開が早いと思いました。
今までは人数や構成人員がイグニドとマハ以外ははっきりしていなかった異篇卿もずいぶん登場。レオンと因縁の有る人物とか含まれていて世界がせまいなーとか思ったりもしましたけど、この世界、かなり狭いんですよね。浮遊大陸とか言ってますけどそうそう大きい感じではありませんし、限られた場所を結界で護りながら人々は生活していると言う世界なので、人の数が少ない。
人間関係の範囲の狭さが何となくそんな雰囲気を連想させました。

登場人物の中で力不足感があるモニカ達は留守番でシェルティスとかレオンとか、ホルンとかにユミィや春雷の遠隔サポート付きで派遣するという万全の体制だったと思うんですけどね。
それでも異篇卿の方が一歩上手でと言う展開でした。
まだ先が見えないシリーズですから困難なイベントは色々起こるでしょうけど、大丈夫かこれ?って思うくらいダメージがでかい。
ネタバレになるけどレオンは重傷を負って生死不明だし、シェルティスの秘密は公開されちゃうし。これまでのように行かないと言うところまで追い詰められてる感じです。
だからこそ、ここで第1部が終了なんでしょうけれど。

イグニドは色々と世界のことを知ってるようだし、ツァリとか世界の根幹に関わってる人がなんとも思わせぶりでなんとかならんものか。
この辺の人たちが世界をきちんと語ったら、作品終わりでもあるのだろうけど。
なんか世界設定が抱えてる歪さ、不自然さがこの作品のきもである事が良くわかった巻だった。世界設定が先行で作品の物語組み立ててるんだろうなぁこれ…。

 

氷結鏡界のエデン6 水晶世界


氷結鏡界のエデン6 水晶世界

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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6巻。
これまではシェルティスやレオンを始めとしてモニカ達も含めて護士側つまり護衛側の戦士の皆さんに話しのスポットが当たっていました。
主人公がシェルティスなので当然と言えば当然なのですが、護られる側であるユミィ達巫女についてはちょろちょろ出ては来るもののメインで話の中核には居なかった印象がありました。といっても世界設定に深く関わっていますからないがしろにされていたのではなく、必要な分だけ紹介されていた印象です。
この巻では初めてユミィにメインのスポットが当たって話が進んでいきます。

と言ってもユミィは基本、天結宮の中に居ますので、事件自体は外で起きて護士達が活躍する話では有るのですけれど、ストーリーの中核に居るのがユミィになってました。
巫女が5人いる(作中には4人しか登場していない)のですが、皆同じく結界の維持に従事しているのですが、彼女らの力はRPGで言えば僧侶が得意とするような力で、いくつかの系統があるというのがちらほら語られてました。その中でもユミィは癒やしとか浄化とかそういうのに特化した力を持っていると言う事をキーにして、それでも救えないくらい魔笛に汚染されちゃってる人も居るという事実がどれくらいユミィにプレッシャーが与えられているかと言う話になっています。

作中ではシェルティスは間違いなく一番魔笛に汚染されているのですが(と言うよりそっち側になっている)、その彼を救いたいと言う思いがあるものの上手く行かない。シェルティスだけでなく、他に高度汚染された少年の浄化にも失敗した事があったりして、千年獅の1人に攻められ、苦悩すると言う流れです。
そして、その苦悩を乗り越えてと言うユミィの成長が描かれています。
彼女の負っている思いってのは正直な話、シェルティスより広い目をもっていますし、覚悟も決めている。彼女が失敗すれば世界が滅ぶ(フォローは他の巫女がするのでしょうが)可能性があったりと、シェルティスとは背負っているものが全然異なっていて、彼女のがんばりを見ているとシェルティスを攻めたくなる。
ただ、ユミィは背負いすぎてるかなと思いもする。もう少し気軽にやって良いのでは無いだろうか?メイメルも指摘していたけれど、シェルティスへの思いが強すぎてか気負いすぎてる。

まじめな人ほど、失敗を許せないと言う事は有るだろうけれど。
今回登場したホルン・ノヴァという人物のやりようが好きになれなかった。彼女の立場やユミィの役割を考えれば、確かにユミィが失敗したと言う事なのかも知れないけれど、それは元々今回キーになっている少年を救えなかったのはホルン自身だし、その責任転嫁でユミィに八つ当たりしている様に見える。実際に作中でもそういう後悔はあるのだけれど、ちょっとやりようがえげつないと言うか…。
立場がある人がそれ言っちゃ行けないでしょ?と言う気になった。
癖のある人物なのでちょっと好きになれないのだけれど、ユミィ自身が納得しているのは解るし互いに歩み寄りができ、わだかまりが無くなったのは良いことなんだけれど。
ちょっとホルンというキャラが好きになれなかった。
第一印象が悪すぎるというか…。
変なところが気になってしまった。ユミィの成長と覚悟を描いたすごくいい話なのになぁ。

 

偽物語

化物語の続編。
な訳だけれども、本来、これは傷物語の後に来るべき話であり傷物語のアニメ化も発表されているのだけれど、映画として公開されるのが遅れているのか、後に発表された偽物語が先に放送されてしまいました。
その為に本来、偽物語を良く理解する、より楽しむ為に必要な描写が欠落した状態になってしまっています。
本来、傷物語で語られているべきである、阿良々木くんとファイヤーシスターズの関係が語られないままスタートしてしまっている。そのせいで火憐ちゃん、月火ちゃんとの関係が希薄なままストーリーが展開されてしまって、なにやら気持ち悪い兄妹の関係だけが描写される有様に。
これ、本当に仲の良い兄妹の関係が描写されない、信頼がそこにあるのにその信頼の描写が偽物語の分だけになってしまっていて、すごく残念。

ぶっちゃけた話。
これは化物語があってこそ、傷物語が有ってこそのストーリーであり作品。
と言うよりも、傷物語はともかくとして偽物語は化、傷のファンディスク的な作品なのでこれ単体ではどうなんだろうと思いながら見てた。
化物語のような勢いがあるわけでは無い作品だしねぇ。

 

あー…とうとうかな…?

このblogは2ndって付いているんですが。当然1stがあるわけで。
1stはNews-Handlerってサービスのところでやってたんですけど、メンテナンスとか全然やってくれないサービスになってしまっていたので…。
こちらを作ったと言う経緯があるんですよね。
ちまちま折を見て1st側から記事をサルベージしていたのですが…。

サーバーが落ちてるみたい。
たまに落ちてることはあるんだけど、毎回とうとうかな?と思うわけで。
でも少ないながらもNews-Handlerでblogやってる人は居るわけだし。
復旧はしてほしいなぁ。
でも駄目かもなぁ…。とうとうかなぁ?と今回も思う。

 

氷結鏡界のエデン5 絶対聖域


氷結鏡界のエデン5 絶対聖域

細音啓:著
カスカベアキラ:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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5巻。
ジルシュヴェッサーという名前を持つキャラクターが出てきました。
前作をいやがおうにも連想させる単語。
どんなキャラかとおもったらすごく強いかわりにめっちゃシスコンのお姉さんだった。
想像の斜め上を行くというか、前作のエイダのようなストイックさを持ったキャラクターだと思ってたのですが、ストイックさが隠れ蓑でもう妹しか見てないキャラだとは予想外です。
といってもそれでも世界の為に戦う事は変わらないのですが。

主人公の居る小隊ですから仕方ないとは言え、シェルティス達は重要任務に就きすぎてると言う気がしないでも無い。
シェルティスとモニカが居るので実力は折り紙付きなのですが、それでも彼らの小隊はできて間もないし、見習い連中の集まりでしか無いのに、千年獅や錬護士筆頭と行動を共にするってどうなんだろう?
たぶん、噂になるだろうし、うらやみややっかみの対象になるのではないだろうか?それはあまりシェルティスの為にはならない様な気がすると思いながら読んでた。

だんだん敵が見えてきたのと同時に世界というかこの作品の中で、人々がどのような社会で暮らしているのかが見えてきた感じです。世界を護る天結宮と人々を統べる統政庁と別機関であるとか見えてきました。それぞれに思惑とかあって一筋縄では行かないあたりなんか、少し人の醜さが見えてしまって嫌な感じ。
天結宮の面々の方が純粋さがあるように思えますね。立場的なものもあるのでしょうけれど。特に、シェルティスの周りに集まった面々は。

なんか、色々な要素が出てきて困惑してきてる。
敵である異篇卿の行動指針が見えてこないのがもどかしい。ただシェルティス側から見れば明確に敵なんだけれど、前作を含めた世界設定を考えるとただ単純な悪ではなさそうで先が見えない。
勢力としてはシェルティス達天結宮、統政庁、異篇卿となるんだろうけれど、力配分が微妙。そしてユト=ツァリやイリスといった存在。この辺がどう絡んでくるのかが今後の楽しみ。
それと同時にこの巻で明確になりましたね。やはり繰り返す世界のうちの1回がこの作品に当たる様です。この作品でもやはり繰り返しの終わり付近なのかしら。イリスがどうもいちど終わりを回避してるように思うんですよね。
どうなんだろう?

 

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はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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