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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ADVANCE OF Z 刻に抗いし者②


ADVANCE OF Z 刻に抗いし者②

神野淳一:著
矢立肇・富野由悠季:原案
中島利洋・KOMA:イラスト
電撃ホビーブックス


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第2巻。
さらに泥沼化。

徐々に歴史がZガンダム本編に近づいていきカラバとかZの設定が垣間見れるようになってくる。1巻ではティターンズと30番地事件がキーだったけれど、この2巻では反ティターンズ運動が活発化していく、1つの流れにまとまっていく過程みたいなものが描かれていく。
ガンダムの本編ではアニメ的な制約からかどちらが悪でと言うのは分かりやすいように描かれていた。1年戦争ではジオンは悪役ぜんとして描かれているしZではティターンズが、ZZではネオ・ジオンが一見して悪役として分かる描写がされていた。
わかりにくいと言われたZガンダムですらそうだった。
近年のサイドストーリーなどでは戦争という舞台をクローズアップしている関係か、双方にちゃんと言い分があるように描かれている。
この刻に抗いし者でもそうで、ヴァンの視点、アーネストの視点両方で納得がいくし、2人の立場ではティターンズを選べない、ケラウノス(カラバ)を選べないと言うのはよく分かる。
ただ、相変わらず読者は神の視点での俯瞰を強要されてしまうのでアーネストのからまわりっぷりが悲しい。

ガンダムだと当たり前のようにある状況ではあるんだけれど、知人やかつての仲間と戦うというシチュエーションが直接的にこの巻では展開された。
アーネストとヴァンは直に戦闘でまみえてしまった。意外だったのが突きつけたのがヴァンの方だったこと。ヴァンからして見ればティターンズの悪事を知っているだけに盲目的なアーネストの兄貴面は許せないと思うけれど、戦う意思を固めたからといってその直前とかできっかけになる事件とかがあったとしても、アーネストに銃を向けるなんて事はして欲しくなかった。
それがなければ、ヴァン達の正義とアーネストの立場を橋渡ししてくれるであろうキャラクターは登場しているのだし救いがあったのに。
そう考えるとアーネストはやっぱり大人で自分が得られる情報の中で正しい道を選択している感がある。それがミステイクなのが読者には見えてしまうのがやはり悲しいけれど。

主役として描かれているのはヴァンなんだけれど、一番時代に振り回されているのは明らかにアーネスト。
アーネストが実は僕的には一番感情移入ができて、悩みつつも割と簡単に行動に移れてしまうヴァンや、そもまっすぐ自分の主張で動くダニカなんかに比べると、周りの状況や自分の置かれている立場、情報、それらを判断して理知的に時に感情的に動くアーネストは一番人間ぽいというか普通の人に見える。
だからこそ彼は共感出来るキャラクターなんだと思う。
アーネストは兄貴風吹かせたい人物なんだというのが分かってちょっと子供っぽいところもあるところも良い感じ。

刻に抗いし者のMSが出そろってきた感じ。
ヴァン用のワグテイル(GM改のカスタム機)、ダニカのアイリス(ハイザックのセンサー向上機)、ヴァナルガンド(ハイザックの強化人間用カスタム)と出てきている。
アーネスト専用のMSが出てないけれど、下っ端だしなぁ…。
特徴的なのはガンダムがいない事。今後、ワグテイルがガンダム化するような振りはあるけれど。
ワグテイルやアイリスは試験用の部品をどんどんかっさらってきてはくっつけてると言うまさにエゥーゴやカラバのやり口なんですが、細かい設定が面白い。
でもこの時代でGMⅢのパーツってのはどうなの?GMⅢのベースになるであろうMK-Ⅱだって世に出てない時代なのに。
ヴァナルガンドは今回出てきたロスヴァイセのMSですがこのロスヴァイセも含めて4人の人間模様がこの物語の主軸になりそう。
あとはキーマンであるライネス大尉が今後どう動いていくかが見物。この人がアーネストが救われ右鍵っぽいだけに生き残って欲しい。

次が早く読みたい。
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ADVANCE OF Z 刻に抗いし者①


ADVANCE OF Z 刻に抗いし者①

神野淳一:著
矢立肇・富野由悠季:原案
中島利洋・KOMA:イラスト
電撃ホビーブックス


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Zガンダム劇場版と平行するように企画されていたADVANCE OF Zの第2弾。
前作となるティターンズの旗の下での続きという訳ではなく独立した別のストーリー。
一年戦争時に敵味方を越えて連邦、ジオン両方に助けられた少年少女がグリプス戦役時にどう時代に飲まれていくかを描いています。
もちろん、普通な感じでは巻き込まれませんからそれなりに事態に巻き込まれる素養があるのは確かですけれど。
一年戦争からグリプス戦役の間というのは、期間が7年空いているのとMSの開発の過渡期であることから新しいガンダムのストーリーが描かれると大体ここという事なんですが、これもタイトルの通り例に漏れずグリプス戦役直前が舞台になっています。

まだティターンズの暴挙が明るみに出ていない時代で、主人公の1人であるアーネストはティターンズへの配属を希望していたりする。
神の視点から見える読者からすると、このアーネストの行動は何から何まで裏目にでていて可哀想というか馬鹿に見えてしまうのですが、実際のところ彼の立場を考えると自然な流れだろうし、主役級のキャラの中では一番安定しているようで一番不利な方向へ押し流されている。
対して、アーネストの妹であるダニカや、主役としての一番の視点を持っているヴァンはティターンズの毒ガス事件の情報を偶然得てしまったことから、反ティターンズ組織に逃げ込む事になる。
この2人の行動は神の視点から見ると正しい方向性を持ってるんですが、キャラの視点からすれば時代の波や思わぬ出来事に流されてしまい困惑していると言う状態。
アーネストとダニカ、ヴァンで読者の視点とキャラの視点の状況への見方が逆になっているっていうおもしろさがあった。

戦争状況に突入しつつある状態で何を信じて良いか分からない。
信じていた家族同然の人と銃を突きつけ合わなければならない状況に流されていく悲しい流れが序盤からひしひしと伝わってくる。
この1巻ではダニカ、ヴァンが連邦の士官学校から逃げ(情報を得てしまったことから命が危なくなっている)、反ティターンズ組織(ケラウノス)に参加を決めるところまで。
その間にアーネストはティターンズへ配属になるし泥沼って居る状況が整えられていく。読み手としてはどうなっていくんだろうと気になる展開。
Zガンダムに繋がっていくこの時代のストーリーが好きな人にはたまらない展開何じゃないかな?(もしくはこれ以上この時代をいじるなと言う反感か)

ADVANCE OF Zシリーズは模型誌の展開なのでMSなんかはちょっと展開が微妙。
既存のプラモデルでそのまま使えるようなMSが出てこない。(笑)
それはMS好きとしてはうれしいところで隙間を縫うように上手く設定しているなと思う。
ガンダムファンは設定の齟齬なんかには結構厳しいから、その辺はちゃんとしてそう。
何故か映像にならない方がガンダムは設定の齟齬を少なくする傾向があるなぁと思ったり。

まだ序盤も良いところなので続きが楽しみである。

 

十五夜

今日は十五夜だったそうです。
久しぶりに夜空を見上げて月を見ました。
ビックリする位、まぶしい月がそこにありました。

だんごを食べながら月を見るなんて風流な事はしませんが。
月を見上げてその美しさを楽しむとかそんな余裕を失っていた気がします。
ゆっくりで良いので穏やかに静かな一時なんてのを楽しむ余裕を取り戻したいなと思った。

 

10年経った&半年経った

911。アメリカ同時多発テロから10年。
311。東日本大震災から半年。
それだけの時間が経った今日。TVではいろいろ特番なんかが組まれてました。

911。当日は平日だったのですが、深夜までニュースを見続けたのを覚えています。
1機目が突っ込んだ後、ニュース速報でLIVE映像が流れていました。
それを友人と電話だかチャットだかしながら見ていました。
つまり…2機目が突っ込むシーン、ワールド・トレード・センタービルが崩壊するところは生で見ていました。
事件の直接的な影響は僕自身にはありませんでしたが、これから世界が変わると言うのを感じました。
現実、ここ10年。世界は停滞してしまったように思えます。
対テロ戦争、経済不安、不況…。
良くない方向へ方向へと進んでいった気がします。
そして、僕自身はこれが原因ではありませんがこの10年を振り返るとおおよそ5年くらいしか経っていない感じがします。
と言うのも軽鬱、自律神経失調によって僕自身の時間の感覚が止まってしまったから。

311。金曜日でしたね。当日は仕事をしていました。
東京でも激しい揺れを感じ、会社でプチパニック。
3時間かけて歩いて当日中に家に帰りました。(ルートは知っていたし裏道も把握してた&スマホで地図が確認出来ることをチェックした上でスタートした)
この時、自宅の家族には連絡が取れていましたが東北地方(岩手)の田舎には連絡が取れておらず(実は後にメールが届いていたのですが、携帯のメール機能が回線パンク回避措置のため、手動受信しないと行けなかったのが分かった)、心配しながらの道中でした。
当日は何をともあれ家に帰るのに必死でした。
家に21時について家族の無事を無事を確認した以降、テレビを見ていました。どのチャンネルも恐ろしい映像を流し続けていました。特に津波の映像が恐ろしかった。
ショックを受けました。恐怖を感じました。その間も揺れ続けてました。
とんでもない事が起こったと思ったのを覚えています。
どうなってしまうのだろうと不安になり、ショック症状が出てしまい精神科でトランキライザーを処方してもらいました。
情報を遮断してネットもテレビも見ないようにしました。twitterには震災情報があふれていたのでこれもカットしました。
それから半年。
原発事故が影響を残しています。復興はあまり進んでいないようです。
都心でも煉瓦敷き詰めの歩道などはぼこぼこと破損したままのところが多いです。
お盆前に田舎に帰ったのですが、東北自動車道の防音壁はあちこち破損したままでした。
これからの世界は日本はどうなっていくのでしょうか?
不安でいっぱいです。
ですが、僕は信じています。
人はこの危機を乗り越えていけると。
震災のとき、世界から「日本人すげぇ」と言われました。
日本は今大変な状態ですが、10年後やっぱり世界各国に「日本すげぇ!」言われる国になっていると思って居ます。

これからも生きて行きます。前を向いて。
とりとめもない文章ですが、今日、この日は特別な日だと思うので今の心情を書いてこうと思ったのです。

 

まりあ†ほりっくあらいぶ

第2期。
基本的に安定して1期の雰囲気をそのままに少し主人公であるかなこの内面補強を強くした感じに進行する。
話数が少ないのでストーリーがそんなに進む訳でもない上に、基本的にかなこが美少女に欲情して鼻血を出したり、かなこの暴走でトラブルが起こると言う流れが繰り返されているので真新しい感じはしない。
安定している感じではあるけれど、この展開のままだとちょっと飽きるかなぁと思ったりもする。

そのテコ入れ的に1期の時にはぼかされていたかなこや鞠也の家族について少し展開があった。鞠也と静珠の賭けの原因となった理事長についてや、かなこの妹が登場したりといった展開がありましたが、なぜかその辺の話が面白くなかった。
それよりも、サチと誕生日とかなこの誕生日の話が対比やストーリーの展開なんかが面白かった。かなこって自分が気がついてないだけで幸せな人生送ってたりするよね。
周りが良い人ばかりというのが、その原因なんですけど鞠也がなんだかんだ言って良い人なのが一番大きいと思う。

このまま人気が維持されたら3期もありそう。
普通にみるだろうな。面白いし。

 

緋弾のアリア

2011年4月開始のアニメの中では最も期待していた作品だったが…。
フタを開けてみたらがっかりだった。
NOIRやMADLAX、Phantomといった作品に近いイメージの作品であると想像していたのだが、全くもってそんなことは無くラブコメだった。
それでも銃器の扱いや戦闘などの描写についてそれなりの表現がされていれば納得したのだろうが…。

ではラブコメとして面白かったか?と言うとそうでもないと感じてしまい。
どっちつかずの作品だなぁと思った。
ヒロインのアリアが釘宮さんでツンデレキャラなのだが、釘宮さんでツンデレキャラ出しておけば受けるだろう的な意図が見え隠れする気がして途中からげんなりしていた感じ。
いっぱい女の子キャラクターがでてくるのだが、キャラクターだけで押し通そうとしている感じがした。ラブコメだったらもっと主人公のキンジと惹かれあう所の描写を強化して欲しかった。
つか、白雪だけが突出して描かれていて、正ヒロインであるアリアの描写すら薄い感じなのはどうなの?

1クールという尺の問題か、ストーリーの主な背景であるアリアの母親が無実の罪で捕まっていると言う経緯や敵対組織との関係がよく見えないまま、ストーリーが進んでいき、そして終わった感じ。
そもそも、敵対組織であるイ・ウーの目的とかよく分からなかったし、なんでアリアの母親がそんなことに巻き込まれてるの?とか全く分からない。
冤罪であるとアリアは語るけれど、その冤罪がどんなものであったのかすら語られない。
ストーリーを楽しむ為の要素がごっそり抜け落ちて、キャラクターを少なくしても良いからこの辺をもっと丁寧に描けば良いのにと思っていた。

 

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Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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