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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

変ゼミ

1話15分のアニメ。アザゼルさんと連続して放送していた。
こちらもほぼ原作通りのアニメ化でちょっとエッチな描写などが多い作品。
基本、これもギャグなんだよ…ね?
深い事考えると人間誰しもが持っている普通と違う部分に視点を当ててマジメに考えたり、それについて考察したりする作品なんだけど…。
どうしてもエッチな描写の方に気が行ってしまって深いテーマとかは考えられなくなる。
見て感じたのが間の取り方の問題なのか、絵が動かない原作の方が良いなぁと思ってしまったこと。
あまりアニメ化するメリットを感じない作品だった。
これも妙に声優さんが豪華だったなぁ…。

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新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ2 贖罪の輪舞(下)


新機動戦記ガンダムW
フローズン・ティアドロップ2 贖罪の輪舞(下)


隅沢克之:著
矢立肇・富野由悠季:原案
あさぎ桜・カトキハジメ:装画
角川書店


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基本的に話の進展というのはなくて、上巻からの続きで過去トレーズがどの様な道筋を歩んであのTV版のポジションへ至ったかという話になっています。
TV版で鮮烈に記憶されている五飛の何人死んだのかと言う問いかけに答えた覚悟に至った話などが語られるなか、徐々にガンダムパイロットの過去にも絡んできて、ちょっとご都合というか、天才は天才を呼ぶということでしょうか。

結局、この贖罪の輪舞で出てきた人物ってTV版等で登場した人物がほとんどなんですよね。トレーズの人格形成に大きな影響をした母と弟については新しいキャラクターなんですが、その他の人物はTV版や小説とかで出てきたキャラクターが上手くちりばめられている。
この過去物語は物語で気になる伏線が幾つか消化されていないのですが、それは今後の展開と言う所でしょうか。

真新しい感想は上巻に比べれば無い感じですかね。
どうしてもご都合主義的に各キャラクターがTV版の物語以前に関係を持っていたと言うのが気になった位で話としては面白い…けどそれだけで終わっちゃうかなぁと言う所でしょうか?
まだリリーナとかカトル、トロワが本格的に出てきませんからまだまだ序盤と言う所でしょう。

気になるのはヒイロ(とリリーナ)が冷凍睡眠していた理由や、ヒイロを起こした理由、それに最後に任務に赴くヒイロとデュオ(二世)が恐らくはMSの名前らしき名前を言っていることですかね。
MS出すのかが興味あります。
これ描いている作者さんはエンドレス・ワルツとかにも関わっていますから、Wの世界観ではエンドレス・ワルツ以降MSが作られなかったというくだりは知っているはずなのでどう処理していくのかが気になる所です。
作られなかっただけで元からあったMSがまだあった可能性があることや、あのくだりを無視してしまう事までどうやるのかなというのがすごく気になっているところです。

あのドロシーが大統領になってるのもすげぇきになるけど。
それはTV版知らないと分からない感想だしなぁ。
やっぱり基本的にガンダムWのファン向けであり、新たにここからガンダムWへ入ってくる人を考慮しては居ない作品だと感じる。

 

新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ1 贖罪の輪舞(上)


新機動戦記ガンダムW
フローズン・ティアドロップ1 贖罪の輪舞(上)


隅沢克之:著
矢立肇・富野由悠季:原案
あさぎ桜・カトキハジメ:装画
角川書店


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ガンダムエースを購読している訳ではないんですが、何故かここ最近ガンダムWが密かに盛り上がってます。
プラモデルではバンダイのMGでWのガンダムが最近ぽつぽつ発売されていますし、なんでなんでしょう?
そこへ来てこの新作小説の刊行です。さりげにガンダムWは好きなので購入。

ガンダムWはOVA、映画で公開されたエンドレスワルツで全MSがその後作られることは無かったと言う部分があるので、話的につなげにくいのですがどうなったんだろうと思ったら一応、エンドレスワルツより後の時代の話になっていました。
本編で主役級だったデュオや五飛が登場しそれなりに中年(壮年?)になっており、次世代のキャラクターが登場している感じの作品なのですが…。
この巻では全く話が進んでいません。
なぜかWの主役であるヒイロがコールドスリープされており、それを起こす必要が有ると言うネタになっています。
記憶障害が起こるかも知れないのでヒイロの人格を形成したであろう過去の出来事を起動キーにするという話になっており、本編でガンダムパイロットに協力したサリィの娘がそのキーを確認する作業にそって話が進んでいきます。
これが味噌でW本編の話より先の話なのに、大半は過去語りなのです。
それもヒイロではなくトレーズの。

トレーズが若くして天才であったのは本編でも語られて居ましたが、拍車が掛かっている。さらに、本編で出てきた名前を次々につなげてありファンなら楽しめるだろうけど、W本編を知らない人には結構きついんじゃないだろうか?
だって10歳とかで普通に戦場でMS乗って活躍する人がごろごろと…。しかもゲリラではなく正規軍のエリート部隊ですよ?
Wの登場人物は天才揃いなのでそれで良いのですが、多分知らない人は引くだろうな。
あからさまなファン向けの作品だと感じました。

ですが読んでて面白くないかというとそう言う事はなくて、ガンダムWの世界観を旨く補足していてこれはこれで面白い。
MS出せないと言う縛りがあるのは前述の通りだけど、この後どう展開していくのかな。
楽しみ。

 

電波女と青春男SF版


電波女と青春男SF版

入間人間:著
ブリキ:イラスト
電撃文庫


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おまけなんだろう。
8巻まで読んでいれば別段この巻を読まなくてもストーリーは閉じられていて終わる。
内容としてはまるまる1巻の焼き直し。
といっても全く同じな訳ではなく状況や登場人物がかなり異なっている。

星中さんが真と連絡を取り合っているのと、社が登場するのが大きな違いであり、ストーリーを解釈するのに重要な鍵になっていると思う。
基本は1巻の話しなので転校してきた真が、引きこもって簀巻きになって電波垂れ流すエリオを引っ張り上げる話しなのであるが、状況が1巻の時より厳しく描かれている。
エリオの電波度合いがより顕著であり、町の人達の距離の取り方が顕著である。それは真にまで及んで来ると言う感じになっている。
1巻では距離が遠くなって断絶した後という感じであったが、この巻ではまさにバチバチやり合ってる最中という感じで痛い。
しかも8巻で社会復帰しつつあるエリオの姿を読んだ後だったから、この拒絶され具合がすごく効いた。

これ、パラレルなのか時間軸が変なのかと言うのは描かれなかったけれど、社があれこれ手を回しているのと、最後に海にダイブした真が、ダイブ直後の真と激突(パラレルかなにかでの展開として世界の分岐点なんだろう)する事で話しが締めくくられる。
この時に社がこれで大丈夫的な事を言うのだが、これ未来を変える為にやってるよね?
エリオが未来において重要人物になる(宇宙人とのコンタクト的に)が、このままだとエリオがその場に立つことが無くなってしまうからと言う感じになって、過去(もしくはパラレル)を改変しているという様な感じ。
SF(少し不思議)と書かれているがいままでぼかされていたSF的な展開をマジメにしている感じがした。

星中さんと連絡を取り合っている事で真が本編ほど青春に固執していないのが、エリオが救われない事につながる気がした。リュウシさんや前川さんは本編よりいい人に描かれているが、真が少し引いた感じになっているのだ。
星中さんと完全に切れていないことで「この町」の住人になりきれない真が居る。
だとすればエリオはきっと救われないのだろう。
社はそれをただしにきたと言う感じ。

SF的な展開が見えるのは最後の最後なのでそれまで何なんだろうこれ?って思いながら読んでた。
1巻の焼き直しなので、ストーリーの先は見える訳だし、面白くないおまけだなぁと思ってたのだが、最後の最後でにやりとさせられた。
ファン向け。読んでおいて損は無いと思う。

 

電波女と青春男8


電波女と青春男8

入間人間:著
ブリキ:イラスト
電撃文庫


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最終巻。
とはいえ、SF版と銘打たれたもう一冊と同時発売され順等に読むとこちらを先に読むだろうから、電波女と青春男としてはもう一冊あることになる。
僕はこちらから先に読んだが、人によっては逆で読む人も居るかも知れない。逆で読んだ方が分かり易いかも知れない。

この巻で終わるのであるが、本来の終わりは6巻だったのではないかと読後に思った。
7巻があることでこの8巻とSF版を書いたけれど、6巻でエリオが舞台の上で独白した事をきっかけとした人間関係の変化などを少しだけ描いて終わるのが良かったのかも知れないのだが、7巻があの調子だったので引くに引けずこうしました感が否めないなぁなんて思ったりして。
蛇足感があると言うのが正直な感想。

エリオが電波をある程度卒業して社会復帰に向けて歩き出したのは6巻で明らかになっている。
そこから7巻の真の妄想を経て8巻なのだが、真の妄想から抜け出してきた様なリトルスマキンが登場してストーリーにかかわってくる。
このリトルスマキンは妄想の中ではエリオの孫だかひ孫だかの立ち位置に居たキャラだが、言ってることもやってることもそのまま電波なエリオな訳で。
そのリトルスマキンにかかわったことで真がエリオの子供時代を追体験するような話し。
ここでエリオがさらにもう一歩踏み出して、社会復帰だけではなく元々の夢であった宇宙飛行士を目指す事を思い出すと言う所になっている。
エリオについてはそれで良いのだが、どうもリトルスマキンを出してやる話しではないような…と言う感じがずっとつきまとう。

リトルスマキンの話しについては、7巻をやっているうちに思いついたSF的な設定を展開する為にやっているというのが正しいのかも知れない。
時間軸の話しと未来の可能性についてのSF的なストーリーをぼかしながら展開していると言う感じ。
パラレル世界なのか未来人なのかは判別付かずにおわってしまうけれど。

全巻を通して謎のまま終わる複線がいくつか。
前川さんの名前、エリオが記憶を失った原因と失踪中の足取りなどは伏せられたまま終わる。
エリオが記憶を失ってる間、何をしていたかというのはきっと、リトルスマキンと同じようなことをしていたのではないかと僕は推測しているのですが(タイムトラベルなのかパラレルワールドへ行っていたか)、実際の所は分からないです。
全部を見通して知っているキャラクターが1人だけいるのですがその人物が語るつもりが無いようなので。
前述したとおり蛇足感はあるものの、良い感じにまとまって終わったなぁって思う。
シリーズ全体を通して面白かった。

 

電波女と青春男7


電波女と青春男7

入間人間:著
ブリキ:イラスト
電撃文庫


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7巻。
読み終わった時にこれで終わりかな思った。
だが実際には8巻が刊行されてこれは途中と言う事になっている。
作中に登場する各ヒロイン達毎のエンディングが描かれている。
実際には主人公真の妄想というネタで、いわゆるギャルゲーのマルチエンディングを模した作りになっている。

各ヒロインとのゴールインを妄想している描写があり、これで本当に終わっちゃう訳ではないのは読んでいれば分かるのであるが、どうしてもこの巻の内容はこの作品の終了を想像せざるを得ないなと思った。
実際にこれで終わりだと思ったのは確かだし、これで終わってもこの作品的には有りだったとも思う。
なぜならば、各ヒロイン毎に真が妄想した結果がどれも青春の終わりだったから。そしてエリオが電波じゃなくなる話しが描かれていたから。
この作品のタイトルは明らかにエリオと真を指す単語から構成されている。だからエリオが電波じゃなくなったら、真が青春を卒業したらそれはこの作品の終了を意味することだと思ったのだ。それが妄想ではあるけれど描かれたことでここで終了としても良いのでは?ここで終了なのか?と言う考えに及ぶに至った。
(実際には最終章で複線貼っているので終わりと言う事は無いと言う結論には至れる)

描かれているエンドはリュウシさん、前川さん、エリオ、社な訳ですが(他にバッドエンドっぽいのがいくつか)、それぞれにその後が描かれている。
社エンドは未来過ぎちゃって真がどういう選択肢を選んだか分からなくなっていますが、その他のエンドではそれぞれ対象のヒロインを選択したと言う結果のもと描かれています。
違和感があるのがリュウシさんと前川さんのエンド。結果としてエリオを切り捨ててしまっているエンディングです。1人の人物を彼女に選ぶという選択肢を選択した結果、他の人と疎遠になってしまうという結果がそこにはあります。真はそこまで達観出来るキャラじゃないと思うんですよね。1人の人を選ぶとしてもそれは大分先の話しであり、描かれたエンディングのように直近の選択じゃないと思う。そして何よりエリオを切り捨てることだけは絶対にしないと思うのだ。少なくともエリオが電波卒業していないのならば。
にもかかわらず描かれたのはエリオを切り捨てた真であり、そこに違和感があった。あくまで真の妄想であるのだが。

妄想から脱却して描かれた現実が真の居る現実で、みんなで仲良くというコース。
このエンディングの先には社のエンドかエリオのエンドが待っている気がするのだが、それはそれ。
この2つのエピソードはかなり先の未来を描いているのでそこに到達する課程ってのは、これからというところで納得出来る。
少なくとも真がリュウシさんや前川さん「だけ」を選ぶと言うのは無いような気がするのだ。
だから、リュウシさんや前川さんと携帯の番号を交換するエリオを見る真という図がすごく安心出来るものだった。
それはエリオが勇気をだして一歩前に踏み出した結果であり、ここまでエリオの手を引いてきた真の優しさがたどり着いた所だと思う。
良いなと感じられるシーンだった。

 

よんでますよ、アザゼルさん。

1話15分のアニメ。
ほぼ原作の通りのアニメ化で元々きわどい描写がある作品ではあるがそのままだった気がする。
ストーリーの展開順やカットされたエピソードはあるものの、可もなく不可もない感じのアニメ化。
下品なギャグストーリーなので好みは別れるかと思うけれど…。
普通にけらけら笑いながら見れた。だが、2度見たいと思うものではない。これは原作もそうだけど。
妙に声優さんが豪華だったのが印象的。

 

30歳の保健体育

同名の恋愛ハウツー本のアニメ化。
原作であるハウツー本の2巻や3巻にあたる内容をストーリーを付けてアニメ化したと言う感じで、元はストーリーは無い(一応マンガ部分であるにはあるけど)ので、正直全く別物。
1話あたり15分。(正確には15分番組の中に数話入っている)
今期は15分アニメがなんかいっぱいあった。

アニメの方は正直ハウツーになってるのかはなはだ疑問。
確かに恋愛が苦手な主人公&ヒロインに対してこうした方が良いと言う指南する役のキャラクターがおり、指南してくれているのですが、ストーリー仕立てになってしまっているので逆にその点は見逃しがち。
それにギャグ要素がふんだんなせいでどちらがメインなのかよく分からない作品になっている。
見てて思ったのはこれ面白いかなぁと言うこと。
アニメ化するならするで、もっと本の方と同じような内容を淡々とやった方が良かったんではないだろうかなんて思った。

 

アクセル・ワールド8 -運命の連星-


アクセル・ワールド8 -運命の連星-

川原礫:著
HIMA:イラスト
電撃文庫


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8巻。
いろいろ、新ネタが毎巻毎巻でてくるので大変だなぁと思いつつも、主人公のハルユキが知らないだけで元々加速世界にあった情報が開示されているだけと言う事実にふと気がつく。作者さんは何処まで初期段階でこの世界観を構築していたのだろうか?
少なくとも今回大きく追加されたネタ(神器)についてはクロム・ディザスターの背景を設定したであろう5巻位の時には思いついてそうですが…。

今回は盛り上げて落とすと言う展開。
物語前半は負の感情/システムに囚われたタクムの救出とハルユキ、ウタイの帝城からの脱出と言う前回から引き継がれている話の決着が描かれます。
タクムを救うエピソードは心意システムの新たなステージへのとっかかりになり、「飛ぶ」という事に特化していたハルユキのシルバークロウが新たな武器を得ていく話になっています。
これが後半のエピソードとの対比になってるような気がして印象的です。
タクム救出ではハルユキ、チユリ、タクムという幼なじみの絆が、帝城脱出ではネガ・ネビュラスの仲間との絆がそれぞれ描かれ、ハルユキが手に入れた大切なものを再認識できるエピソードになっています。
1巻ではタクムは別の学校で遠くなっており(しかも敵になっている)、チユリとは距離を置いていたハルユキ。虐められているので友達はいないという状況に黒雪姫が押しかけてきたと言うのがこの物語の最初の状況でした。
そのハルユキが築いて来たものがここに極まったと言うような感じに描写されていて心が熱くなる思いを感じることが出来る。
それが前半。

後半というか最後の部分が一度は押さえ込むことにすら成功した負の感情の権化であるクロム・ディザスターをハルユキ自らが手にしてしまうと言う結末で締めくくられている。それを捨てるために頑張ってきたのにと思わないでもない。
それに頼らなくても君には仲間がいるから何とかなるのではないかと思わないでもない。
でも、緊急自体で怒りに我を忘れていて、そこに状況を打破できる力があったら。
それはしかたないとも思ってしまう。大きな失敗ではあるかも知れないけれど。
ハルユキのそれは優しさから来るミステイク。
だから根本にあるものが黒い感情だけではないから次できっと打破してくれると信じたい。
何よりもそこで起こった事件を見過ごせる、気持ちが繋がった人を見捨てる事を選択するような事をハルユキにはしてもらいたくない。
ハルユキは本当に中学生らしい子供ではあるのだけれど、何が大切かってのをちゃんと知っていてそれを選択できる人間であるので、応援したくなる。
感情移入がすんなり出来るキャラクターであり純真で良いキャラクターだなぁとつくづく思う。

クロム・ディザスターとハルユキが掴んだ心意システムの新しい技。
これが同じ感情に根ざしたものだったりするのがすごく印象的でした。
クロム・ディザスターも元は助けたいと言う心が生んだもの、ハルユキのレーザーランスも助けたいと言う心が生んだもの。
同じ心情を元にしているのにどうしてここまで真逆なものになってしまったのか。
偶然なのであろうけれど、クロム・ディザスターのエピソードが悲し過ぎる。

と言う訳でまだ終わっていないクロム・ディザスター浄化話。…作者引っ張りすぎだよと言いたいのであるが、これはこれで良いのかなと思わないでもない。作者の罠にはまり込んだ感があるね。

 

レンズと悪魔Ⅷ 魔神変光


レンズと悪魔Ⅷ 魔神変光

六塚光:著
カズアキ:イラスト
角川スニーカー文庫




前の巻を読んでから3年ほど放置してました。
とりあえず、積んでしまって他のを優先している間にそんなに経ってしまったのがビックリです。
前の内容を忘れないうちに読んでしまおうと言う事で再開したと言う所です。
したらオチがついたんですがね…。

6巻で当面のボスキャラ的バルヒーヨを倒してしまったので、これからどうするのかなぁと言う所で7巻が閑話休題だったので、どうなってるかと思いながらワクワク感ばっちりで読み始めたら、話が急展開してた。
あとがきで作者が言ってる通り、「転」に相当する展開でした。
人間関係の再構築を行っている感じで、前に登場したキャラが出てきてるんですが、それぞれ立場が変わったりして面白かった。
ガラっと各キャラの行動指針が変化していくのですが、見てて辛い方向へ流れてるのでクライマックスへ突入していくのかと言うのが分かる。
でもこれすでにシリーズが全巻刊行済みで12巻で終了って分かってるんですよね。
話の1/3がまだ残ってる訳ですが…。
状況の変化が大きくて残りの冊数の多さも納得出来る。

なんか構成としてはガンダム→Zガンダムみたいな印象を受けた。
割と単純に1対1の戦い(エルバ達vsバルヒーヨ)だったのが、三つどもえの戦いに変わったからかもしれない。
三つどもえというと直ぐZガンダムが出てきちゃう自分どうなのよとか思ったり。

さてオチ。
この8巻を読んでる間に続きを購入しておこうと思ったんですが…。
そう言えば最近急に本屋さんで見なくなったと思ったんですよ。
でも最終巻でてから3年も経ってないのだし、作者の別シリーズが刊行されて居るので、直前のこのレンズの悪魔が本屋から消えるってのは変だなーと思ってた。
amazonで見たら新品在庫が無くて中古のみ。しかも一部プレミア価格がついてる。角川のページでは重版未定となっている。
実質上絶版?と思っていろいろ調べたら、絵師さんが写真素材の無断利用したうんぬんの問題があったらしく、どーも一部の出版社では関係作品を回収したと言う騒ぎがあったらしい。
角川は公式コメントは出してないんだけど、どーもある程度回収したっぽいんだよね。
本屋から急に見なくなったのはそう言う事情が関係してる見たいだった。
とりあえず、行動範囲の本屋を順次チェック中。未購入だった9~12巻のうち11巻までは購入出来ました。
完全に回収したと言う訳ではないみたいなので探せばあるっぽいと言う事で今は12巻を探しています。最悪は中古だなーと…。
やめてくれよそんなオチは…。

 

こうして彼は屋上を燃やすことにした


こうして彼は屋上を燃やすことにした

カミツキレイニー:著
文倉十:イラスト
ガガガ文庫


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第5回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作。
ガガガ文庫は割とラノベよりハードなイメージのある作品が多いのでこの作品はどんな感じなのかとわりと想像出来ない状態で読み始めた。

ラノベではあるのだが、ラノベ的な現実世界からかけ離れた設定は皆無。
もしかしたらどこかでこのような事が起こっても不思議じゃないストーリーでした。
不思議の国のアリスを題材にして、ライオン、カカシ、ブリキ、そしてドロシーと呼ばれる高校生の少年少女がマイナスのスパイラルから脱していく物語でした。

根底にあるのはイジメ問題でした。
その結果、大切なものを失ってしまったライオン、カカシ、ブリキ。
それぞれ勇気、知恵、心を持っていない為、大切なものを奪う原因になった者達に復讐をしようと考えてしまいます。
悲しい負のスパイラル。
そこへ闖入するドロシー。ドロシーは失恋で自殺しようとしてたのを割とぞんざいな理由で中断を余儀なくされて3人の仲間になります。
とりあえず、3人に比べて精神的なダメージの少ないドロシーは3人の為に奮闘します。ドロシーは登場人物の中では一番一般人で普通の女の子です。
他の3人は心に負ったダメージが大きくてちょっと普通の感性からはかけ離れていてあまり感情移入が出来ないのですが、ドロシーが良い感じにそれを補っていて読者の感情移入の対象となっています。
イジメを行っていた敵役の屑っぷりが半端無くて、こんな感じの人間が社会に出てきたら嫌だなぁと思った。こういう人物にターゲットにされたらやはり復讐とかを考えざるを得ないんだろうかと思う。

オズの魔法使いを題材にしてますから結果は推して知るべし。

 

キミとは致命的なズレがある


キミとは致命的なズレがある

赤月カケヤ:著
晩杯アキラ:イラスト
ガガガ文庫

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第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
特徴的な表紙がすごく印象的でこの表紙に惹かれて読むことを決めた作品でした。

精神的、心理学的な要素がたっぷり織り込まれた作品です。
だれが本当のことを言っているか誰が正しいのか全く分からない状態で進んで行くミステリ作品でした。
殺人を犯してしまったかも知れないが記憶を失っている為それが本当なのか確証がもてない主人公が、状況からどんどん追い詰められて、自分が多重人格であるのかと疑いを持って行くと言うストーリーです。

こういった精神世界をあつかったストーリーは大好きです。
主人公のあやふや感が溜まらなく引き込まれます。
よくよく読み込むと、最後のしかけとかも読めますし、表紙に描かれているキャラクターが重要じゃないわけがないという、よく考えられて展開が決められている感じがします。
荒削りなところは有るものの完成度がかなり高いと思いました。
こういった新人賞的なものに応募された作品でミステリがそのまま受賞するのって難しい気がするんですよね。
そもそもラノベの新人賞ですからファンタジーとかで勝負した方が絶対的に楽なんですよ。それをミステリで勝負しているのがすごいと思いました。

読み終わってみると少し肌寒い恐怖を感じた作品でした。

 

金の瞳と鉄の剣


金の瞳と鉄の剣

虚淵玄:著
高河ゆん:イラスト
星海社FICTIONS


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魔法少女まどか☆マギカでやたらと反響を巻き起こした虚淵さんの小説。
虚淵さんの作品はいろいろ接した事がありますが、どれも銃が存在する文明レベルを持った世界(現実世界の現代)が多かったのですが、これは王道系のファンタジーです。
文明レベルは中世ヨーロッパで魔法が一般的ではないが存在して一般に知られているというごくごく普通のファンタジー世界です。

主役は若い野心家の戦士と世間の一般常識を知らない無垢な魔法使いの2人。
この2人が旅の途中で経験したエピソードを幾つか収録した短編集になっています。そして話としてはこれで完結するわけではなくて何かこの後も何冊かが出てくる予感をさせる物語の構成になっています。
この構成、初期のファンタジア文庫でよくあったパターンなんですよね。
最初の数巻が短編集的な断続エピソードで構成されていて、それで世界観と登場人物の説明を行った後に長編がスタートすると言う構成。ファンタジア文庫の初期の代表作である風の大陸がこの構成を取っていたのですが、キャラクターの設定やストーリーの構成に似た雰囲気を感じました。

戦士タウはぶっちゃけよくあるタイプの戦士でぶっちゃけ特徴がありません。割と人情家なんだけど世事にたけた野心家タイプの人間です。
ファンタジー作品なんかでは大体1人は登場して主役を張ることも少なくないタイプのキャラクターです。
対して魔法使いのキアは海外作品ではあんまり見ないんですが、日本では風の大陸があるせいかよく見るタイプのキャラクター。知識や力はすごくて超天才レベルなんだけれど、生まれが特徴的で世事に疎いタイプのキャラクターです。このキアがすごく風の大陸のティーエを連想させますが…。
やはり虚淵さんの作品なので人間の裏面とか負の感情的なところをクローズアップさせる部分があり、無垢故にキアの行動が怖かったりして風の大陸のティーエとはまた似て非なるキャラクターになっています。

もの凄く面白かった!というタイプの作品ではないけれど、続きが読みたいなと自然と思わせる作品でした。
虚淵さんが描く人間のマイナス面などに触れながらキアやタウがどう成長し、どう考えて動いていくのかそこに興味がもて、続きが読みたいと思う作品でした。
人の優しい面やすごいところもさりげなくちりばめられていて、絶望だけでは終わらないという雰囲気が良い感じでした。

 

囮物語


囮物語

西尾維新:著
VOFAN:イラスト
講談社BOX


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物語シリーズ第2シーズン。
撫子のストーリーです。
猫物語が羽川さん、花物語が神原が語り部だったように今回の語り部は撫子。
さて、読みにくい。
恐らく読みにくいと言う理由で傾物語は八九寺が語り部なのではなく阿良々木くんだったのだと思います。もちろんストーリー展開上、八九寺がほとんど出てこないと言うのもあるのですが、一番の理由は八九寺が語り部では読みにくいからと言う理由があるように思えます。
それで撫子ですが、ぶっちゃけ読みにくい。撫子があまり漢字を知らないらしく途中にひらがな表記がぽんぽん入るのもさることながら、撫子の思考のまんま描写されるともの凄く読みにくい。
それは撫子というキャラクターの特殊性故なのですが、最初の数ページで一度萎えた。

展開的なギミックが花物語とこの囮物語で取られている。
囮物語は今までの物語シリーズとは違い、話が決着していないのですが、この囮物語より後の話である花物語があることである程度この先の展開が読めるようになっている。
ある意味興ざめである一方、花物語で描写されなかったこと(主に撫子の事)がどうなったのかもの凄く気になる展開になっています。
この先、阿良々木くんや戦場ヶ原さんについてはある意味安心して読めるのですが、撫子については安心して読めない…。

撫子というキャラクターは今までの物語シリーズを良く読んでいるとかなり「ずるい」キャラクターです。
今回、月火ちゃんが指摘しているとおり、「可愛い」キャラクターなのですが、それだけで全てを乗り切って来ちゃうキャラクター。それが撫子というキャラクターの特徴なのだからそれを否定しても仕方ないのですが、撫子はそれを否定しつつかなり効果的にそれを利用してくる性格なんですよね。
阿良々木くん視点だとあまりそう言う部分が目立たないようにぼかされていますが(阿良々木くんが何度も「ん?」となるポイント)、撫子視点なのでそのぼかしが効かない。
この囮物語を読んでるとかなりえげつない性格をしています。
月火ちゃんはその点を彼女なりのまっすぐな視点で指摘していますが、その時点だとまだ読者としても撫子をかばってしまう位(もうやめてあげて月火ちゃんとか思ってしまう)、撫子は「ずるい」可愛さを発揮しています。
物語シリーズ第2シーズンは各キャラクターのストーリーに決着がつく(問題が解決する)のだと思っていたのですが、撫子の場合は問題が解決するどころか泥沼に。
そして、第2シーズンが実はヒロインズの内面に視点が当たっていることに気がつきます。阿良々木くんが、読者が見ることの出来なかったヒロインズの内面に視点が当たっている。だから羽川さんは「気持ち悪い」し、神原は「良い子」として描かれていた。そして撫子は「性格悪い」のである。
その性格の悪さ故か…撫子の話は決着がつかないまま次巻以降へ持ち越しになっています。
それでも撫子にも救いがあって欲しいと願わんばかりです。

猫物語で張られた伏線がまだ回収されてない。
そして、唯一ヒロインズで相互に面識の無かった撫子と戦場ヶ原さんが初めてであったとかあるので、すごく内容的にはいろいろ話が展開されていくので読みごたえがあります。
撫子モノローグが読みにくいですけど。
物語シリーズでこんなに後味が悪いと言うか早く続きをとなったのは初めてでした。

 

ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ


ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ

川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫


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安定したペースで7巻。
ソードアート・オンラインはすでにWEBで発表された作品を改稿しているだけとはいえ、アクセルワールドと交互に一定ペースで出せているのはすごいと思います。
複数シリーズをやったりすると片方がおざなりになったり、ペースが落ちたりするものですがそうじゃないのが、この作者さんの律儀さというか、真面目な面を印象づけている感じ。

これまでは一貫して主人公として描かれていたのはキリトでしたが、この巻はキリトは脇役。それでも良いポジションには居ることは変わりませんが。
今回はアスナがヒロインかつ主人公的にストーリーが展開します。
単純なストーリー展開ではあります。オンラインゲームをやっていれば出くわすこともあるであろう良くある事である、ゲーム内で知り合った人からイベントをクリアするための助力を頼まれてそれに参加するというありきたりなストーリーです。
ですが、それがプレーヤーが命をかけてやっていると言う事実が話を重くするし、ありきたりなストーリーを心に響かせてくる。
そして、今までのソードアート・オンラインで描かれた命のやりとりに比べて、ぼかされず、しかも現実でもあり得る人生をどう考えるかを描いていますので、響いてくる度合いが全く違います。
これまでのソードアート・オンラインでもラノベとしては破格に訴えてくるものがあるのですが、この巻は軽くそれを越えてきた感じ。

何に命をかけるか、命が終わりそうな時に何をするかと言うのは人それぞれ。
たとえば亡くなった棋士の村山聖さんは最後まで将棋に命をかけていた。
この作品ではオンラインゲームであるけれど、それはチョイスとして問題があるとは思えない。
何だって良いのである、それだけ打ち込めることがある、その人に取ってはそれしかできないと言う面もあるのだけれど、それを馬鹿には出来ない。
そして、その人の力になれるなら何とかして上げたいと思うのはとても優しくて素敵な事だと思うのです。
アスナやキリトのような出会いをしたのなら、僕も彼らのように行動したい。
そう思える。

 

新約 とある魔術の禁書目録


新約 とある魔術の禁書目録

鎌池和馬:著
灰村キヨタカ:イラスト
電撃文庫


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禁書目録。
新約とついて22巻までと何か大きく変わるのかなぁと思いきや、主人公である上条ちゃんが不在という状態でストーリーが開始される以外はまるっきり続き。実質的な23巻です。
これまでも15巻とか全く上条ちゃんが出てこない巻もありましたから別段何か違う雰囲気を感じたりはしませんでした。
なんで新約とかつけて仕切り直しをしたのかいまいちよく分からない。
前巻で上条ちゃんが行方知れず=死亡した的に書かれていたからかも知れません。
すでに刊行から時間が経っているのでネタバレしますが、上条ちゃんこの巻でちゃんと登場します。だから読後感としてよりなんで新約?と言う事に。

第3次大戦があのような形で終了して、もやもやした感じを引きずった状態での学園都市。そんな中でも日常というか、かりそめかも知れないけれど平和な一時を感じていた浜面君と一方通行さんが例によって陰謀的なトラブルに巻き込まれた幼女を救うために共闘して戦うという、一歩ステージが進んだなぁと思わせる展開でした。
もちろん一方通行さんはああいう人ですから素直じゃないんですけど。めっきり良い人になってます。それもこれもロシアでの体験や上条ちゃんの影響が大きいのが分かってにやりとするのですが。

禁書目録の世界では大人は大体2つのパターンの人物像で描かれています。
陰謀を張り巡らせる嫌な奴としてが1つ。もう1つは頑張っている子供達の背中を押して協力してくれる大人。小萌先生などが後者のパターンですが、今回名前も出てこないような登場人物ですが大人の技術者が奮闘している浜面君に協力してくれるシーンがあります。そこのくだりが一番盛り上がるというか格好いい。燃える展開でした。
無駄に熱い展開が多い禁書目録ですが、ここのシーンは本当に熱かった。
こういう大人になりたい。

世界がいろいろ変わった様な変わらない様なと言う感じに描かれていて、これからどう展開していくのかがあまり判断つきにくいところなんですが…多分最後の敵になるのはアレイスターで間違い無いと思うんですよね。
全てを知っているアレイスターに対して、現状その駒でしかない上条ちゃんや一方通行さんがどう立ち向かっていくか、どうアレイスターのところへたどりつくかが早く読みたいところです。

しかし…。
インデックスと美琴…すごく扱いが酷い。
というか、あれだけ心配かけたのは上条ちゃんも理解してるんだからいの一番に2人のところに行ってやれよと言う気になる。
そうしてらんない事情ってのはあるんだろうけど、相変わらずヒロインの扱いが酷い作品だと思う。

そして、急に良い子になってしまった麦野さんが微妙…と共に絹旗がやっぱり可愛いなぁ。

 

三日坊主ではないはずなんだけど…。

ノート術を試して見てるんですが、どうにも上手く行かない。
というか2ヶ月くらいで書くことが無くなってしまった。

始めた頃はいっぱい書くことがあった。
多分それは溜まっていた分を一気に吐き出したからいっぱいあったんだと思うので、今、それほどいっぱい書くことが無くてもそれはそれで良いのかも知れないが、なんか三日坊主っぽい雰囲気があって困る。

諦めたつもりはないので記述したいことが溜まればまた書けば良いのだと思うし、ちょくちょく見直しに使ってたりするので書いてること自体は無駄にはなっていないと思うんだけどね。
なかなか改革って上手く行かないものです。

いろいろ、てんぱってるから書いてる余裕が無いってのもさもあらん。(笑)

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

ノイタミナ。2011年4月開始の後半の方。
2011年4月開始のアニメでは一番評判が良かったんじゃないだろうか。

タイトルが馬鹿みたいに長い。
新番組紹介が雑誌やネットで取り上げられ始めた頃にこのタイトルみて思ったのは、何じゃこりゃと言うことだった。
文章になっているタイトルがラノベではやっているけど、その流れを汲むのかなと思った。ラノベでそういったタイトルの作品はギャグ系が多いのでそういう作品なのかなぁと思いながらも絵柄がそれっぽくなかったのでどういう作品なんだ?と困惑しながら見始めた。少しファンタジーが入った、至極まっとうな青春ドラマだった。
アニメではなく実写でやっても良いレベル。

小学校の時に仲良しだったグループが、あるきっかけでばらばらになってしまった後、高校生になったと言う所からスタートして、すれ違ってしまった立場や気持ちをまた1つにしていく話。
ばらばらになった理由はそれぞれの恋愛感情や、事故で死んでしまった仲間への複雑な思いからなのですが、この死んでしまった仲間が幽霊として現れた事でそれぞれの絆を取り戻したり感情を整理して、小学生の時に止まってしまった部分を取り戻すと言う流れ。
どっからどう見ても青春だなぁと思う反面、「死」というものが見え隠れするのでストーリーが重い感じ。
画面から受ける印象はすごく青春ドラマっぽく、アニメで描かれているせいかよもすれば軽い感じがするのですが。

ずっと人の感情を描写していてそれが丁寧ですごく良い作品だなと思った。
何よりも絆を取り戻していくと言うストーリーがぐっと来る。
楽曲の使い方も効果的で、かつてZONEが歌ってはやった「secret base ~君がくれた もの~」をすごくうまく利用していた(作中で使われるのはキャストの声優さんが歌うカバー)。舞台設定がマッチしているのもあり、視聴者の心をつかむのがうまいなぁと関心させられる。
泣ける作品。

 

[C] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL

ノイタミナ。
割と「あたり」な作品が多いフジテレビのノイタミナ枠。
2011年4月開始の2作品は珍しくどちらも原作無しのアニメオリジナルの作品でした。
そして2作とも良い作品、面白い作品だったと思う。
これは前半に放送されてた方。ノイタミナの前半作品は後半の露払いとか言われることもありますが、この作品はそんなことはありませんでした。
確かにもう一方の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のが評価は高いようですが。

すごく面白いネタだけど、少し敷居は高いかも知れない。
少なくとも担保とかそういう金融用語を理解している必要があるから。まぁ見ていればわかるレベルだし高校生にもなれば自然と身についてるレベルの知識で問題無く見られる。
設定がすごく面白くてすごく怖い。
自分の未来(幸せな未来)を担保にして金銭をやりとりできると言う設定なのだが、それを奪い合う手段が普通の経済活動ではなく、ガチの殴り合いだったりする。
格闘して負けたら未来を奪われる代わりに、勝てば巨額の資本が手に入ると言う話し。
当然、未来をお金に換算して活動しているから、その国の経済レベルが落ちたりインフレーションを起こしたりすると資産価値=未来の価値が下がるという怖い作品。
又、未来を完全に失うよりは、金融レベルを下げて対処出来ると言う事もあって一長一短だったりします。

そんな中、主人公の公麿が未来をどう考えてどうしていくか、悔いが残らないように生きていくにはどうすれば良いかを考えていくストーリーでした。
設定上どうしてもお金に魂を奪われる人が多いんだけど、公麿は最後まで金ではなく「未来」という意識を崩さずにそれを勝ち取っていった。

世界経済が冷え込んでる中、こういったテーマの作品ってのはすごく重い。
ものすごく考えさせられた作品。

 

聖痕のクェイサーⅡ

2期目。
相変わらずおっぱいアニメ。段々描写が過激になっているからか、都条例に配慮しているからか1期目に較べて画面に入るエフェクトがでかくて正直、見ていてフラストレーションがたまる作品だ。

話しの構成がすごく不出来な感じで1クールやったうち、ちゃんとストーリーがあるのは前半数話分だけ。
後半は単発のストーリーが連続してた。
最後まで何がやりたいのか分からなかった作品。本気でおっぱい見せたいだけなのだろうか?その割にはおっぱい自体は例のエフェクトで隠れているので何がなにやら。

最終話の展開は次に続く話しになっているので第3期への繋ぎであるなら理解もするが、人気が無ければ次は作られないであろうアニメ作品でこの作り方、展開は無いんじゃないかなぁと思う。ものすごくつまらなかった。
エロさだけで持ってる感じ。
1期目にあったストーリー展開のおもしろさってのは無くなった。

 

Aチャンネル

最近はやっている「ゆるふわ系日常アニメ」です。
あずまんが大王以来、こういう系統の作品結構あるんですけど、ここまで本当にゆるふわなだけの作品ってあんまり無いんじゃないかなぁと思います。
初期のあずまんが大王はキャラクターが良い意味で濃すぎますし、最近の作品であるけいおん!はバンド活動、GAは芸術科という特殊スキルを持ったキャラクターが対象だったんですよね。他にも際だった舞台設定か特徴があるキャラクターがでてるのが普通だと思います。
このAチャンネルは本気で一般的なキャラクターしか居ないのが特徴。

もちろん、本当に特徴が無いキャラクターだと困っちゃいますので、天然系キャラや無口キャラとか揃っていますが、それでも一般人の粋をでないキャラクターばかり。
それでも日常風景が面白く描かれているのはすごいと思いました。

ほんわかしてて暖かい良い感じの作品だった。
日常がどこまでも日常ですごくありそうでありきたりなのに、そこで笑わせたり楽しませたりするのはすごいと思う。すごく面白かった。
原作はトオルがバット持ってる表紙が印象的ですが、作中のトオルはバットずっと持ってるわけじゃなかった。
バット常に携帯しているキャラクターなのかと思ってたよ。

 

神のみぞ知る世界Ⅱ

2期目。
ぶっちゃけた話しやってることは1期目と全く変わらないので、取り立てて面白いと言う印象が無くなってきたのが残念な感じ。
ギャルゲーにあるいろいろなヒロインを1人ずつ攻略しているのだが、王道なキャラクターはおおよそ1期目でやってしまったので、2期目はサブヒロイン的なキャラクターが多かった気がする。
要は1期目よりキャラクターが魅力的ではない感じ。
そのかわり、1人頭の話数が多かった気がするのだが(1期に較べてヒロインキャラが少ない)、実際は途中にエルシィとだけ絡んでる話しとかがあるのであまり変わってないかも。

クラスメイトと先生は良かった気がするけれど、何となく桂馬がうまく立ち回れていないというか1期の時みたいな絶対的な自信と攻略手順で事に当たっているのではなく、振り回され気味なのと、落とすと言う内容がちょっと違う方向性を持っている気がしたのでそのせいかもしれない。

最終回だけ桂馬が全力でゲームをやっていて女の子と絡まないのは1期と同じだった。
つか、最終回がガンダムぱくりまくりでこれサンライズに怒られないのかなぁとか変な心配をしてしまった。
まぁ、お気楽に見られる作品だなぁと思うので多分3期目やったら、又気楽に見るんだろうなと思う。

 

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日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
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