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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

ヘヴィーオブジェクト 採用戦争

ヘヴィーオブジェクト 採用戦争

鎌池和馬:著
凪良:イラスト
電撃文庫


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1冊で終わりだともったら次がでたし。
これの後、続巻がでてるし…。
かまちーは筆が速いから良いですけどこれが出ることで禁書目録の刊行が遅くなってるのは確かだと思うんですけどね…。

前巻が巨大究極兵器に対して、生身の人間レベルの装備でヘイヴィアとクウェンサー対処していくという話でした。
前回ではミリンダのベイビィマグナムはほとんどまともな動きをしていなく、主人公2人は味方のオブジェクトの援護なしという戦闘を強いられていたのですが、この巻では立場がおおよそ逆転した感じです。
正体不明の敵やどう出てくるか読めない状況の中での戦いを強いられているわけですが、立場が変わると行動も変わると言うのが面白かったです。
ほとんど何から何まで1巻と逆の立場的なので。
それでも、やっぱりヘイヴィアとクウェンサーは生身で頑張るですけどね。

面白いなと思うのはオブジェクトの立場がどんどん弱くなってること。
究極兵器ですと言う触れ込みで1巻では恐怖の対象として描かれていたのですが、主人公2人の行動でどんどん対処可能になっている。
もちろん、動いちゃったら対処できるのはオブジェクトだけという状況は変わらないのですが、動く前なら割といろいろ対処出来るよ的になってる。
なんか全然究極兵器じゃない感じなんですが、実際動いた後の脅威というのを実際のオブジェクトの破壊力や戦闘力で示すというより、登場人物の行動で表現してるのが面白い。
苦心の跡が見受けられる感じです。
大抵、こういった場合はメカの破壊力、戦闘力で表現することが多いので新鮮ではある。

2巻になって世界情勢が少し見えてきた感じ。
1巻だとまだおおざっぱな感じだったけど、巻が進むとどんどん開示されていくのかな?
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されど罪人は竜と踊る6 As Long As I Fall

されど罪人は竜と踊る6 As Long As I Fall

浅井ラボ:著
宮城:イラスト
ガガガ文庫


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短編集。
前の5巻同様に8話収録で最後の1話をカウントしないで良いのも同じ構成となっています。
ギャグパートが5巻より減って1話だけ。
残りは燃える話と何処で間違ったんだろう?と感じる切ない話となっています。

5巻が比較的、攻性咒式士や剣舞士といった人に焦点があたっていて、そう言った人達がどう見られているかと言うのが描かれていたのに対して、この巻では逆の視点が描かれていたように思います。
その視点を担うのは主に主人公であるガユスの視点であるわけですが、攻性咒式士という特殊な視点、言うならば極限まで現実主義でなんだかんだ良いながら、1人で立って戦っていける(直接的な戦闘だけでなく人生という戦いも含めて)人から見た普通の人の悲しみ的な短編が描かれています。
どれも、何処でボタンを掛け間違ったんだろう?と感じる切ない話で胸が苦しくなります。
抜け道が見つからない現代の日本に照らし合わせられる事が多くて凹む。

そんな切ない攻撃を癒すかのように最後の方にまとめられた燃える話とギャグ。
燃える話はラルゴンキン事務所のチームワークのお話。そしてギャグはやっぱりジヴが壊れてる話。
どう考えてもされ竜で一番怖いのはジヴだと思います。

前の5話分読むのに時間の掛かること掛かること。
それに対して後ろの方の3本分はあっと言う間に読み終わる。
でもされ竜は読みにくい5話分の方が本質だと思う。

 

這いよれ!ニャル子さん5

這いよれ!ニャル子さん5

逢空万太:著
狐印:イラスト
GA文庫


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すでに6巻が出てますが5巻です。
読んだのは比較的でて直ぐだったはずなので暑い時期だったはずなんですが…。

今回はセラエノ図書館ですか。そうですか。
ハス太が出てきてからその存在が言及されていましたが、図書館自体が登場です。
なんだかんだいって、地球上での行動が多かったニャル子さんですが、今回は場所が宇宙だったりします。
何かもう何でもあり的な分に気ですが、それはそれでこの作品の魅力なひとつだと思います。
ただ、そろそろ初期の勢いが無くなった感は否めなかったりします。
結局同じ事の繰り返しな話ではあるので。

オチが面白かった。
というよりは読者は普通に気がつけるようになっているけれど、事の発端がニャル子さんではなく真尋側にあるってのは今まで無いパターンで面白かった。
しかし、真尋…いろんな事件に巻き込まれっぱなしだけど、SAN値は大丈夫なのかね?
SANロールでいい目出し続けてるんだろうなぁ。

 

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

見てきました。
劇場版蒼穹のファフナー。

ファフナー…2004年なんですよね。
6年も前にやったTVアニメの続編となります。
ファフナーはその終わり方が今だったらきっと最終回の後に次回予告よろしく「続きは劇場版で」的な終わり方だったんですが、ずっと音沙汰はありませんでした。
TVアニメ終了後に特別編やりましたがそれは前日談でしたし。
そして、ファフナーの名前は覚えていますが過去の思い出的になってきたところで劇場版制作の報が。
是非みたいと思いながらワクワクしてました。

面白かったです。
もちろんTV版のストーリーを知っていること前提のおもしろさですが、それはそれで。
アニメとして絵の出来がすごく良かった気がします。(TVの時、少々絵がひどかった時があったので…)
I.G.が大々的に参加してるみたいでした(冒頭に制作会社として出てくる)けど、XEBECにだけは任せてらんないっていうてこ入れ?XEBECってI.G.の子会社だったよね?
見せ場であるファフナーの戦闘シーンはファフナー各機の特徴毎にちゃんと描き分けができていてすごく格好良かった。
ストーリーも流れるように展開されていって自然に結論までたどり着いた感じ。
そこは脚本が冲方さんだからというのはあるのかもしれません。

テーマが直近で公開されたガンダム00と被ったのはちょっと残念な感じではありますね。
もともと「対話」はファフナーのテーマのひとつだったんですが劇場版は後になってしまったのでちょっと残念。見終わった後、周りでは00と同じとかネタに困ったら「対話」で回避とか言ってる感想がちらほら聞こえました。
僕はテーマが同じであっても結論や立ち位置、思考の土台になっている思想、そのようなものが大きく異なるので00とファフナーは似ていないと思う。
00の描いた対話はある意味「理想」。ファフナーには「現実」感が少しにじむ。
劇場版ファフナーではTV版で敵として描かれた北極のミールとの共感が描かれましたが、依然として他のミールとの共感は成り立っていませんし、共感したミールとは意見を異にする他派が存在している事が、フェストゥム側の登場人物である来主操の口から語られて居ます。
まだ平和にはなっていないんですよね。ファフナーのラストって。
対話の結果、「ダメ」ってなることはありますし、フェストゥム側へ伝えられたのは人類を分かってくれというよりも「命」というのはこういうものだから大切にしてくれという事だけで歩み寄りってのはまだまだこれからという気がします。
とりあえず戦いで始まってしまったが、それだと失われるものが多すぎるので、語ろうぜと言う所だと思います。
ファフナーが持っている「対話」の現実感がそこにある気がします。「対話」には終わりがない。ずっと続けていかないといけないと言うのが語られたのではないかと思います。それは人類とフェストゥム間だけではなく、一騎と総士などに象徴されるように人類同士もまだまだ対話していかなければならないよと言う現実。決して理想だけじゃない厳しさってのがそこにあったと思います。

そうそう。
公開3週目に入った時期でしたが公開館が少ないせいもあってか混んでましたが客層がおもしろかった。
年齢層が高い感じです。最低ラインが大学生くらい。上は50、60代くらいの方がいらっしゃいました。これは冲方さん目当てなのかなと感じたり。
あと、男女比が半々くらい。
これ絶対意図的に狙った客層だよねこれ。
ぶっちゃけ、女の子がおおいかなーとか思ったんですがさすがにロボットアニメだけあって男子は半分を維持した感じ。
面白い客層だなぁと思いました。

 

灼眼のシャナⅩⅩ

灼眼のシャナⅩⅩ

高橋弥七郎:著
いとうのいぢ:イラスト
電撃文庫


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20巻です。
大台ですね。0とかSとかもあるんで実際にはもっと冊数は多いのですが、やっぱり通巻の番号が大台になるのは感慨が深いものです。
漫画じゃないんだから20冊とかどうなの?とか思わないでもないですが。
これで終わりという訳ではなくこの書評書いてる段階で21巻が出てたりします。

ここ数巻のシャナはあからさまな感じで少年漫画的な引き延ばしが掛かってるのでこの巻特有の感想は少なかったりします。
内容的にはもっと詰め込んでしまっても何ら問題が無い展開がずっと数巻に渡って続いてる感じです。もちろん、漫画と違って絵ではありませんから何かが起こって状況が動いたりしてはいるんですが、シャナと悠二の周辺に視点を絞っておいた方が間延びもし無いし、展開も早くて良いと思うんですが…。人気作品の宿命って感じなんでしょうか?

祭礼の蛇のやろうとしたことが明確になって、フレイムヘイズが敗退し、シャナが戦うことを再確認して、マージョリーが復活してと内容的にはてんこ盛りなんですが、なんか違和感がつきまとう感じだった。
祭礼の蛇と悠二の思いには食い違いがあるんではないかな?というのがそれの原因。それに登場人物が全員振り回されている感じがするのです。
ボタンを掛け違ったような感覚というのだろうか?誰もが事柄の本質を見失ったままなのではないかな?と思ったり思わなかったり。
悠二と祭礼の蛇の考えには相容れない食い違いが実はあるのではないかと感じます。悠二の祭礼の蛇になる前となった後での考え方が少し違うのは当たり前なのですが、それが歪みに見えるんですよね。
この作品に置いては歪みってのは徒が巻き起こす災厄の事ですから。何かが歪んでいると感じたらそれは「間違い」が発生している部分なんですよね。
それを悠二が語る全てに感じられる。

フレイムヘイズはなんか四神という設定上にあった最強の部類の者達も引っ張り出して祭礼の蛇の行いを阻止しようとしていて、その理由ってのも語られてて、それは分かるんですが、そんな大仰な事しなくても、悠二と祭礼の蛇引っぺがせば(可能ならなんですが)それで事が全部片付くような気がしないでもない。
実際、シャナやマージョリーはそう動くだろうしなぁ…。

なんか消化試合的な感じがしないでもないので、早く次のステップへ進んで欲しいなぁ。
次のステップ=完結なのかも知れないですが…。

 

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い致します。

さて。
新年明けましたね。
なんか、年々正月らしさってのが無くなって久しい気がしますが、テレビ番組は特番ばっかりだったりしますし、やっぱり正月は正月なんだなーとか思ったり。

今年はいい年であると良いなぁ。

 

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はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

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