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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

有酸素運動

有酸素運動始めました。

もともとがたいをよくしようと思っていたので、筋トレは比較的やってましたが、有酸素運動は最低限で筋トレ前のウォームアップや後のクールダウン的にやるくらいだったんですよね。
自律神経失調があんまり芳しくなく(ジムでの筋トレ程疲れちゃうと次が続かない)、ジムの方は退会してしまったのですが、筋トレ自体は家で、ウェイトを落として続けてました。
いわゆる自重トレーニングって奴ですな。少しダンベルとか使ってたけど。

風邪をひいた影響で通院したんだけど、そこでの血液検査の結果、LDLコレステロールがやばい状態であるとのこと。
前まではそんなに高くなかったのですが(むしろ低かった)、ここ数年で急激に上がってきた。
んで治療を始めますと言うことになって食事療法を指導されました。
食事療法での資料を見ながら食生活を見直してみると…わりと範囲内。努力目標内にはじめから入っています。
と言う食生活なのになんで?と考えてみたところ、1つ思い当たる節が。

ドグマチール。

そう。自律神経失調の原因である軽鬱を治すために飲んでいた抗鬱剤です。
こいつは良く言われる副作用にコレステロール値の上昇や肥満が上げられるお薬なんですよね。
例に漏れず、僕もこれ飲み始めてから急に体重増加しました。
お医者さんから明確にこれだろうと言われた訳ではないけれど、少なくとも原因のいったんはこれにあることは間違いなさそうと言う事で納得しました。

で。
運動です。食事療法はある程度はやるとしても元々努力目標内ですのであんまり効果が出ないと思うんですよね。
というか、やり過ぎると必要なエネルギー、栄養が不足する自体になる可能性も否めません。
それで不健康になってはまずいので、運動療法を取り入れることにしました。自分的に。
一度始めてしまえば定期的な運動は苦になりませんから、筋トレと平行して毎日1時間の自転車サイクリングを始めてみました。
本当はジムのカーディオマシンを利用するのが良かったのかも知れないですが、退会しちゃったし。
今の所、あんまり負荷が高いと逆に自律神経失調が顔を見せてしまうので、普通にお金を掛けずに出来る範囲でと言う事で。
もともとMTB乗りですからサイクリングは好きですし、走るのは素人なので膝の負担が心配(割といため易いらしいし)、ウォーキングは景色が変わらないし楽しみが少ないと言う事で、MTBライドを楽しむことにしました。
ウォーキングとサイクリングは同じくらいの負荷らしいし。

で、始めてから1週間です。1日お休みしましたが6日乗りました。
最初4日は45分、後2日は1時間です。300分くらい乗った計算。
サイクリングでダイエット効果が出るのは週に180分以上ということなので、このペースで良い感じです。
休むと言う事を効果的に使いたいので1週間に5日乗る予定で(今週は6日乗ったけど)行きたいと思います。
あんまり痩せると元々のガッチリ体型目指したいのから離れちゃうんで困るんですが…コレステロールは減って欲しいです。

ところで内蔵脂肪と血中コレステロールってどっちから減るの?
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猫物語 黒

猫物語 黒

西尾維新:著
VOFAN:イラスト
講談社BOX


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化物語、傷物語、偽物語につづく物語シリーズ第4弾。
つばさファミリーというエピソードのみ収録されているので、タイプとしては傷以降の1エピソード1冊のタイプですね。
1冊に1エピソードしか入らなくなったのは、雑談が多いからだと思うんですが、それが物語シリーズの楽しみであるのは確かだから否定は出来ないんだけど。それに雑談であっても、ちゃんと後にエピソードの本質的な所に関わってくる会話だし。
今回の話は時系列的には化物語の前、傷物語の後になりますので、登場人物が限定されます。つまり、化物語で阿良々木君と本格的に関わっていく事になる戦場ヶ原さん、真宵、神原、撫子は出てきません。まぁ彼女らに言及する言葉は出てきますが。
それと、これ以前の作品と大きな違いが化物語のアニメ化前か後であるかと言う事。この猫物語には多分にアニメを意識した描写が出てきます。月火ちゃんの声(井口裕香さん)に言及したり、アニメで黒駒とか描写されてた所に言及してたりします。
単独でもちゃんと楽しめますが、より楽しむにはアニメ視聴が必須な感じ。

月火ちゃんとの雑談が1/3でパンツの話。それ以外がこれまで散々エピソードがあったと語られてきたゴールデンウィークに羽川さんが最初にブラック羽川になったという話です。ぶっちゃけストーリー的には予定調和の中、流れていきます。
どうして羽川さんがブラック羽川になったか、どうして障り猫に憑かれたかとかそういうエピソードで今まで語られていなかった部分を補完していく形になっています。
その上で、羽川さんの願望やどういう生活を送りどういう過程を踏んでそこに至ったかと言うのが語られるのですが…。
阿良々木君の態度がちょっと羽川さんには可哀想だ。この時にはすでに羽川さんは阿良々木君を好きで居たんだろうに…。でもあくまで阿良々木君はそれに気づかず、しかも自分の気持ちに気がつかず(僕はそうとった、この辺の解釈は人によってまちまちな気がするし、文章的には人を思いやること今回の事で知ったとあるので複雑)、あくまで羽川さんを恩人として友人として扱った。その結果が、化物語のつばさキャットに繋がるんだけどね。

羽川さんの本心とかを知ると、あぁ、羽川さんも普通の娘なんだってちょっと安心する。忍野さんは、本心を隠して演じられる羽川さんを「きもちわるい」と言っていたけれど、それは完璧過ぎるからではあるので、本心までが普通じゃないのかとはちょっと違うと思う。
本心をさらけ出した羽川さんは至って普通の女の子でした。
まぁ、完璧だけどな。どんなときも。
その羽川さんを飛び越えていった戦場ヶ原さんがすげぇってことになるんですけどね。この巻にはでてないですし、語られて居る部分ではないんですけど、この巻や傷物語の話があった前提で、羽川さんや阿良々木君の態度などを見ているはずなんですよね。戦場ヶ原さんは。だからこそだったのかな。あの電撃告白とスピードの速さは。
自分の好きになった人を他に取られないように先手を打ってくる。それは戦場ヶ原さんらしいし。この巻によって、より化物語のエピソードに深みがでた感じがします。

しかし羽川さんが家に人を呼ぶのをかたくなに拒む理由は分かった。
壮絶過ぎる。これに耐えてきた羽川さんはやっぱし半端無いのかも知れない。
そしてこの巻で続編について展開予告がでました。
偽物語の終了時点ではあと、羽川さんと真宵に決着つけるって言ってたんだけど…。
全員に新作エピソード書くみたい。

 

シャギードッグⅤ 虹の幕間

シャギードッグⅤ 虹の幕間

七尾あきら:著
宮城:イラスト
GA文庫


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短編集。
と言っても、ラノベシリーズの短編集にありがちなそれまでの巻の途中などに当たるエピソードが収録されている訳ではなく、完全に4巻の続きとなっている。
また、それぞれのエピソードも時系列に並んでおり、4巻の後の日常のある期間を切り取ってそれぞれのキャラクターに焦点を当てる感じになっているといえば良いかと思う。

5編収録されていて、オズ、沙織、アブドーチャ、大介&カイ、大介&まりんがフィーチャーされていますが、どのエピソードもまりんがキーキャラクターになっています。大介とカイの一遍だけはちょっと違いますが。
本編もそうなんですが、誰かと誰かの繋がり、心の交流みたいなものをスポット的に描いています。
特に印象深いのは沙織のエピソード。
4巻で衝撃のラストを迎えた訳ですが、まりんはその顛末を知ってるんですよね。その上で沙織が親との接し方がよく分からないで困惑したり、それ故に心ない行動をとってしまったりするのをみて必死にそれを是正しようとするまりんの優しさにジーンときた。
まりんが居れば沙織は大丈夫だと感じられる。
4巻のラストが非常に沙織にとってひどい結末だったので、手遅れではあったのかも知れないけれど、こういった救いがあるのはとても読んでる方も救われた気分になれると思う。

まりんが関わってると話が暖かいなと思うね。
この巻のエピソードはみんなそんな感じにまとまってる。

 

幻想譚グリモアリスⅡ 千の獣が吼ゆるとも

幻想譚グリモアリスⅡ 千の獣が吼ゆるとも

海冬レイジ:著
松竜:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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1巻を読んでから、他のシリーズの消化とかの関係で置いておいた2巻です。
奥付きをみると約2年ほど前のようですな。
1巻がラノベ的でありながら、ミステリー的な雰囲気を醸し出していて普通のラノベと違った雰囲気を持ったんですよね。
この2巻を読み始めて思った事、1巻の内容を受けた結果がこのラノベ的な展開なの?と言う事。いや、展開というよりはキャラクターの立ち振る舞いかな。
前の巻では誓護の記憶が曖昧でアコニット達との関係とかをリセットした状態だったのもあって、それぞれのキャラクターでラノベ的記号なキャラクターの立ち振る舞いが無かったんですよね。
それが急にアコニットはツンデレだしなぁ…。
なんか興ざめした感は否めない。

1巻が夜想譚とのつなぎでキャラ関係の再構築と新たなストーリーの開始の為のプロローグだったんだと思う。
実際のストーリーは今回からスタートする感じで、これからのストーリー展開のためにいろいろ伏線を張っている状態を延々読んでる感じでした。
もちろん、この巻で1つの事件、1つの物語には決着がつくんですが、どのキャラクターについても決着がついていないと言うか、それぞれに次が用意されていてそこに歩いていったという感じにまとまっています。
これ1巻じゃないよね?そんな感じ。

印象に残ったのは傷つけられたもの故の強さ、それは実は弱さな所とか、強すぎる故に敗北するとかそういった二律背反的な存在達でした。
どちらも誓護に絡んでくるんですが、弱い方の人達は絡み方が気持ち悪い。
いろいろ精神的に負い詰まっているのは分かるんですが、そのダメージを他人にも強要している風に見えてしまうんですよね。
協力しろ、仲間になれ、分かってくれるだろう?的な事を言ってくるんですが、それがすごく圧迫感があって、誓護じゃなくてもそれは首を縦にふらんだろうと思いました。

面白いシリーズでは有ると思うんだけど、はがね的にはここで終了予定。
理由はこれ以上に面白いシリーズの数が多いと思うから。

 

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(追記)

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)

賀東招二:著
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)

賀東招二:著
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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急に感想書いたから書き忘れたというか、上下巻に分けて書いたから忘れたというか。ので追記。

この作品全体を通して語られた事ってのは「あきらめないこと」だったように思える。
特に最終巻であるこの上下巻ではそれが顕著になっていたと思う。
それは目の前の戦いだけではなく、人生の過去未来においてもそうで、かなめの選択は過去を「嫌なもの」としてあきらめないという選択だった気がします。
文面では彼女の選択は「自分の知っている宗介はこの人物ではない」というものでしたが、そこには宗介の過去やその宗介を好きになった自分を形成していった過去を否定しない、「嫌なもの」としてあきらめる事をしないという事だったのではないでしょうか?
また、宗介はレナードやカリーニンとの戦いの中、ずっと前向きにあきらめる事をせずに愚直に挑んでいきました。彼自身が語っている通り、彼には勝てる要素が少ないにもかかわらず。
それでもあきらめないという姿勢は他のクルーゾーやマオやテッサもそうだった。デ・ダナンの面々はけっしてあきらめなかった。
印象的なのはやはりかなめと宗介、そしてアルという事になりますが。
やはり、あきらめないというのは重要だと思うんですよね。
あきらめない姿勢が運も呼び寄せる。それは実際にも有ることだし。
彼らを見習って生きていきたいものです。

 

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)

賀東招二:著
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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最終巻っ!
承前で上巻からの続きですが当然のように戦闘戦闘戦闘と最後の大団円に向かって、ずっと戦っている感じ。
上巻でここに至る状況は消化し終わったので後はそれぞれがどう決着をつけていくかと言う事だから、これはすごく正しいね。

サブタイトルから最後のシーンは想像つくわけですが、それに至る道が上巻終了の時点ですごく遠く感じられます。
かなめは自失状態だし、TAROSによる世界の書き換え(と言うより間違わなかった世界の創造)は迫ってるし、核発射は迫ってるし…。なのにソースケ&アルはまだメリダ島にたどり着いただけ、メリッサたちは着地しただけ、テッサに至ってはメリダ島に近づいてる最中と、なかなかに絶望状態で上巻が終わってましたから。
で、怒濤の勢いでそれらが消化されていきます。
読んでいて当然、全てが同時進行なのでシーンが切り替わるのですが、あぁ!どうなったの!と言う所で切り替わり、あっちもこっちも気になるという状態を味わった。
そしてアクションとしてすごい画面がイメージしやすかった。アニメ化されている事も有って想像しやすいんだけど、それにしてもはっきりと映像イメージを持って描かれてるなと感じた。

エンターテイメントとして、有るべき姿の良さを味わわせてもらった。
ソースケとかなめがであって、それぞれのいるべき場所を確認していく物語。ラストはものすごく良い感じだった。
この二人の関係はすごく素敵だし良い感じだ。

逆に悲しいのはなんと言ってもレナードだなと思った。
彼は結局、小さな子供だった気がする。
彼は優秀すぎてそれ故に心がとても弱かった。
彼が幼い頃に負った傷は彼をそこで止めてしまったのだと思う。レナードが居なければこの話は成り立たないし、ソースケが帰る場所を再認識することもなかったように思うので、彼の立ち位置というのは非常に重要。
TAROSを使った計画の実行者と言う事ではなく、ソースケとはまた違った立ち止まり方をしてしまった対比を描いていたんだと思う。
レナードは心が止まったまま思考だけを前に進めてしまった。ソースケは思考を止めたまま心だけはいろいろなものを受け止めていった。
その違いが彼らの中には有ったんだと思う。
どちらも小さな子供のままだったんだと思うのだ。

読み終わってみるとやっぱりレナードの計画には賛同できないなぁ。
だって、書き直すっていっても全部の人をカバーできるとは思えないから、たぶん出来てもウィスパードを中心に彼らに関わる人たちの情報を書き換え、是正って事になると思うし、なによりもソフィアの主観が入り込むわけだしねぇ…。
それはどーなの?と思っちゃうわけで。
結局、かなめ自身が否定したわけだけど。

何はともあれ、読んで満足のいくエンターテイメント作品だった。
重すぎず、軽すぎず。
絶妙のバランス。
あと1冊くらい短編がでそうなのでまだ楽しめるかな?

 

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)

フルメタル・パニック! ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)

賀東招二:著
四季童子:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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待ちに待ったフルメタル・パニック!長編最終エピソード上巻。
どうやら1冊にまとめると厚くなりすぎると判断しての上下巻構成になったようですが、ぶっちゃけた話、本屋で見た時になんだこの薄さと思った。
確かにこの厚さの本を2冊並べればかなりな厚さにはなるんだろうけど、最終エピソードよ?
あれやこれやを片付けるには薄くないか?と言った心配が無きにしもあらずだった。

だが読み始めると、すごく密度の高い1冊になっている。
上巻であるので当然ながら後ろは尻切れトンボな訳であるが、それはしょうがない。
映画で言えばラスト30分をここに凝縮している感じだった。
対立する両組織ミスリルとアマルガムの成り立ちやその創設に関わった人達の苦渋。レナードの計画がどう言ったものなのかのまとめなどが前半に。
後半はやむを得ず2局面に対することになったテッサ達の苦しい戦いが描かれていきます。

レナードの計画は俯瞰する立場で見てると、あまり賛同できるものではない。
当然ながらテッサ達はそれを否定するんだけど、中にはそれを是とする人も居るのは分かる。やり直せたら、間違った事を全て訂正できるなら、平和が訪れるなら。そう考える人も居ると思う。
でもテッサが語っている通り、全てリセットなのでそれまで人々が築き上げてきた人間関係も18年前にリセットっていう事になる。
それでもと言う事に気がつかないで賛同しているキャラクターがいっぱい居そうなのが気になった。
それって、現在の人間関係の否定だよね。それって寂しくないか?と思った。
考えてみるとレナード側の人々はあまり親密な人間関係を持っていない。ビジネスライクというかそんな感じ。対してテッサやソースケ達は数々の戦場を乗り越えてきて上司部下という関係より「仲間」という関係だ。
それが彼らの道を決定的に違えたポイントなのかも知れない。

そして読了後はワクワクというよりドキドキしながら下巻を待つことになった。

 

シャギードッグⅣ 人形の鎮魂歌 ~reborn~

シャギードッグⅣ 人形の鎮魂歌 ~reborn~

七尾あきら:著
宮城:イラスト
GA文庫


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人形の鎮魂歌編完結巻。
主に3人の心情や立場がメインに描かれていきます。
あれー?この作品の主人公ってだれ?ヒロインってだれー?な状態でしたが、まぁこれはこれで。面白かったし、読後感のさわやかさが有ったので良いかなと思います。

2巻から引っ張ってきた大介とカイの関係ですが、カイからして見れば大介はライバルであった人のクローンでその知識技術記憶を受け継いでると思ってたんですよね。
すざまじい失望感はあったろうなぁ。
なまじ強すぎるが故に彼は、それだけに頼って生きてる感じがするので、大介がその父親と同じ強さは出せないと言う事を知ったりして、受け入れられないと感じるのはよく分かる。そして、大介を大介だと認めた上で強くなれ的な行動をとってくるあたり、カイすらも大介の「父親」的な人の1人になるのかなと感じた。

大介自身の心の葛藤が解決するのがこの巻の読後感のさわやかさの源であると思う。
結構長い間、父親との関係や自分がクローンであることや、ファイターであるのかボーダーであるのかふらふらと定まらない感じの中でもがいてた大介ですが、カイとの戦いの中で自分が目指したい場所、到達点みたいなもの、自分の居場所の再確認をしていきます。
結局、戦士、強さを求める人という所の到達点や、その結果の生き死にへのスタンスとかそういったものに大介が決着を付ける。
そういったのと無縁な生活をしている僕には、彼の至った所はとても怖い所ではあると想像するのですが、彼自身、そして僕がもしそういう立場の人間だったら…そう考えるとそこに至ったら、それはもう、開放感たっぷりだよなーとか感じた。

そして、沙織。
彼女がこんな嫌な運命を背負ってるというのは、予想してなかった。
人形の鎮魂歌っていうサブタイトルが、何を意味しているかがこの巻で分かる感じです。
特に人形の鎮魂歌の後ろはこの巻は沙織のためにある感じです。
もちろん大介のことでもあるので、ダブルミーニングなんでしょうけど。
綺麗にまとまった感じはあるんですけど、ちょっと沙織には悪いけど蛇足感が無くもない。大介の話だけでまとまってた方が、密度が高いストーリーになったんではないかと思うけど…。
これからの彼女が後のストーリーで大きなウェイトを占めるんだろうと考えるなら納得がいく。

やっぱりこの作品はイメージの連続が印象的だ。

 

終戦記念日ですね。

終戦記念日です。65回目の。
終戦から65年経ったと言う事ですが、今年も戦争の記憶、歴史を語り継ぐためのTV番組などが数多く放送されています。
僕が小学生だったころはもっと多くの番組をやっていましたが、今でも無くなりはしない。
とても大切な事だと思います。

僕らの世代は戦争の悲劇、悲惨さ等は実体験してないので、そういったメディアの情報や祖父祖母の体験談でしかそれを知る術はないのですが、やはり知識だけだとしてもそれは知っておくべき事だと思います。
まぁ、日本でのメディアや情報は敗戦した、多数の被害を出したと言う面に偏っては居るのですが…。
その時になにがあったのか、残された僕らの世代は知っておくべきだと思います。

それと同時に、これは日本の立場だからなのかも知れないけど、戦争を知らない世代の人が戦争責任だとか過去の遺恨とかを口にして、他国を責めることはしてはいけないと思う。
それが過ちだったとしても、責められている方にもその実感は無いのです。
すでに65年も経過しました。確かにまだ戦争経験者の方はいらっしゃいますが、すでに皆さん一線を退くご年齢です。
戦争の傷にもっとも苦しみさいなまされた方々をこれ以上苦しめなくてもと思うのです。
僕ら次代を担う者達は、戦争とかの記憶、歴史を語り継ぎ、同じ過ちを繰り返さない様にしなくてはいけない。
そして、その遺恨は消化されたものとして、苦い記憶としてだけと考えていかないと、何時までも何時までも新たな諍いの種を抱え込むのではないか?と毎年考えさられる。
僕が小学生だったころ(もう30年位前のことだ)はまだ仕方ないと思う。
だけど、そろそろ、人々は次のステップに進むべきじゃないかとも思う。

戦争で犠牲になった数多くの皆様のご冥福をお祈りすると共に、これからの世界から戦争が無くなっていくことを切に望みたいと思います。

 

コミケ最終日ですね。

と言う訳で今年の夏コミ最終日ですね。
今年もすごい人出のようで、参加されてる方はちゃんと水分とったかな?
たぶん救護所のお世話になった人も多いだろうなーと思いつつ、おうちから出ないでクーラーの下でグースカ寝こけたのがはがねです。

本当なら行きたいんですよね。
コミケでしか手にはいらんものとかあったりするし、コミケには必ず予定を合わせてくる友人とかと会ったりしたいし。
でも、病気してからは人混みで具合が悪くなる事が多いので、かなり負荷の高い即売会系のイベントには参加出来ずです。
渋谷の雑踏でもまだやばいときあるしね…。

完全に直ってないんだなぁと思うのが、こういうのを意識して避けないといけないと言う時。意識しないでも大丈夫になるのはもしかして難しいのかも知れないけど、いつかはまた行ってみたいね。

 

ヴァンダル画廊街の奇跡

ヴァンダル画廊街の奇跡

美奈川護:著
望月朔:イラスト
電撃文庫


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第16回電撃小説大賞金賞受賞作。
名画と言われる絵画をフィーチャーした短編の連作により構成されたストーリーが面白かった。
絵画が規制されてしまっている時代、過去に名画を見たことがある人の思い出を呼び起こし感動を与えるために精密な複製模写をゲリラ的に公開して、思い出と感動を呼び起こすと言う話を軸に、主人公でありヒロインであるエナが父親のやろうとしたこと、感じた事を追体験していくと言う事なのだが…。
1つ1つの話は良くまとまっているし、出来も良いし、読んでて面白い。にもかかわらず、読後感があまりよろしくなかった。
なんというか、前提となっている世界観が受け入れがたいものだったからか。

近未来が舞台で芸術関係がかなり規制された世界観になっています。
いわゆる言論の自由がかなり束縛された世界観なんですが、その割には他の統制が現代とあまり変わりがありません。
大体、いままであった様な物語では、言論の自由を規制されている=かなり高度に管理されたコンピュータ社会な世界観が多かったし、それ故に言論が規制されている事に違和感が無かった。理由付けが納得いくから。
この作品の世界感ではその世界の管理している感じが希薄(現代と変わらないレベル)であるため、言論の規制なんていう事が実際に行われている事に違和感がありまくりだったのです。作品の根幹に関わっているところなので、すごく気になってしまいました。
そこが無ければかなり良作な気がするんですけど…。
ちょっと、どうしてもその辺が気になってしまった。

すでに、2巻が刊行されてます。

 

COP CRAFT2 Dragnet Mirage Reloaded

COP CRAFT2 Dragnet Mirage Reloaded

賀東招二:著
村田蓮爾:イラスト
ガガガ文庫


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リニューアル版第2巻。
ここまではゼータ文庫版ででてたぶんの焼き直し。
一度読んだ本の再読と言う事になります。文章の整理とティラナの設定年齢の低下がある以外は全く変わらないので、感想も前と変わらずかな…。
と思い、前回読んだ時の感想を読み直してみると、刑事もののドラマとして好印象を持っていたようです。それは変わらず。
海外ドラマのような流れとノリの良さが心地よく、読みやすく、面白い。純粋に楽しめた。2度目だったのだが、ほとんどストーリーを覚えておらず(1巻はちゃんと覚えてたのに)、印象はほとんど初見な感じだった。
ティラナが家を造るのと、トニーの演技だけ覚えてた。(笑)

ゼータ文庫版を読んだ時の感想としてもう一つあったのが、ティラナが定型的なキャラ過ぎて魅力が無いという事だった。
たしかにそんな感想を持った記憶がある。
ゼータ文庫版とティラナについては感想が一致しなかった。十分魅力的なキャラクターであると思ったのだ。
定型的なキャラクターという印象もあまりなかった。ティラナが低年齢化したことによって受け入れ方が若干変わったのかも知れない。
文章や台詞が大きく変わった訳じゃないんだけど、ガガガ文庫版のティラナはやっぱりローティーンである印象がちゃんとあるので、その辺の違いかも知れない。

3巻からオリジナルになるわけなので期待。

 

アクセル・ワールド5 -星影の浮き橋-

アクセル・ワールド5 -星影の浮き橋-

川原礫:著
HIMA:イラスト
電撃文庫


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3巻4巻がシルバークロウの翼の喪失という大事件に伴い、ハルユキが自分の心の傷やそれに伴って何を思っていたのかを思い返すと言う内容だったので、この巻のストーリーはとても日常風景な感じがした。
と言っても、加速世界という設定があるわけですから、彼らの日常には普通の日常とは違う要素が紛れ込んでいますが、各キャラクター達のトラウマ等をのぞけば、やってることは学生が日常の合間にネットゲームで遊んでいると言うそれだけのストーリーではあることを思い返した。
それを見せているだけだとエンターテイメントにはなりにくいのだが、アクセル・ワールドに登場するブレインバーストは各キャラクターの心の傷に直結していると言う事から、そこにエンターテイメントとして成り立ってる。
この作品が人気作であり、作者さんが一気に人気作家に上り詰めたのも頷ける。

見た目的なストーリーの流れは、ブレインバーストに新たなステージが開設され、それに伴うイベントが開催されてそれにネガ・ネビュラスの面々が参加しましたと言うそれだけ。
それに、強く有りたいと言うハルユキの思いに便乗したクロム・ディザスターのエピソードや、スカイ・レイカーのトラウマの話とかが付加されてるだけで、ずいぶんネタが重い感じにテイストを変えたなとおもう。
クロム・ディザスターのエピソードは、実はすごく重要でハルユキのこれからを左右するであろう事なんだけど、さらっと回避しちゃった感が無くもない。最後のエピローグ的な所で、次の巻の出だしが始まっちゃってる感じでは有ったけど。

ただ何となく、この巻の感じは4巻までの感じに比べて軽い感じがしなくもない。
エピソードのメインな要素になっているのが、ハルユキの話ではなくスカイ・レイカーの話であり辛い事や重い思いが有ったんだと思うけれども、ハルユキ視点で書かれている作品なので、その辺がぼかしてある為だ。
空、そしてその先にあるものにあこがれていた心を取り戻した、あきらめから開放されたと言う事で終始してしまっている気がするんだけれども、それに直結するトラウマの元がぼかしてある為にどうしても感情移入出来る度合いが少ないんですよね。
ハルユキのストーリーの方がやはり見通しが良いし、感情移入がしやすい気がする。
次からはハルユキ主体に戻りそうなので、期待しよう。

 

機動戦士Zガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに ADVANCE OF Z



機動戦士Zガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに ADVANCE OF Z

今野敏:著
齋藤卓也、藤岡建機:イラスト
DENGEKI HOBBY BOOKS


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下巻の詳細情報はこちら


機動戦士ガンダムガンダム00Pの前に電撃ホビーマガジン誌上で連載されていたZガンダムの外伝ストーリー。
ムック6冊でリリースされていましたが、その小説パートを単行本上下巻に収録したものです。
ムックでは模型とメカ設定解説がメインでストーリーは半分のパートしか収録されていませんでしたが、単行本ではちゃんとフルで収録。

ティターンズはZガンダムのストーリー上、「敵」として描かれていて、そこに所属している兵士達も割と「悪い人」的な描写がアニメ本編ではされていました。
ですが、実際にはティターンズの中にも志高い人は居たと言う事を軸にティターンズで開発されたもう一つのガンダムを描いています。

グリプス戦役直前から終戦までのパートと、主人公エリアルドが軍事法廷で裁かれると言う戦後のパートの2つからなっていますが、ムックには軍事法廷のパートが収録されていませんでした。
ストーリーとして重要なのはこの軍事法廷のパートで、いかにエリアルドを初めとするマーフィー小隊の面々が誇り高く戦ってきたかという事を証明する流れとなっています。確かにその時の事実の方は戦役時のパートで語られますが、ムックで何で法廷のパートを削ってしまったかが疑問。(たぶんページの関係)
連載ものであり毎回区切りを付ける必要があった点、連載時にMSの説明をヴィジュアルで行ったためMSの描写が甘い点がこの作品の欠点だと思う。その為、MSに魅力を感じる人はムックの方を見ながら読まないと行けないかもしれない。
そして描かれる内容に比べてストーリー全体の分量が少ない。これくらいのストーリーなら分量は倍あってもおかしくないと思うんですよね。

ガンダムは戦争ものですので、ある一方から見た正義と別の正義が他方にはある。
ティターンズにはティターンズの正義があったわけですし、実際に0083のラストで語られる通りそれは必要な正義だった。
おそらく多くの志ある若い兵士が志願したんだと思う。
でも、上層部には別の思惑があってそれはZガンダム本編で描かれた通りだったわけで、ティターンズは結果的に悪とされた。
でもその中の構成員はやっぱり志ある人だし、間違った行動もしていないんですよね。
でも、体制がひっくり返ったりするとそれだけで、その部隊に所属していたと言うだけで罪に問われたりする。理不尽な事です。
「ガンダム」が絡むからなおさら。

0083とZガンダムを繋ぐ話なので割と重要なんだよね。
ガンダムを押さえると言う面において。
でも映像化されてないせいか、あんまりメジャーじゃない気がする。
残念でならない。

 

ソードアート・オンライン4 フェアリィダンス

ソードアート・オンライン4 フェアリィダンス

川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫


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フェアリィダンス編の完結巻。
いろいろエンターテイメントにはつきものの偶然の多発がちょっと気になったが、それ以外はすんなりと楽しめた。
キリトがもてすぎて閉口するところはあるんだけど、ゲーム内の話がメインだし、強いPCってのはそれだけで英雄、人気者になれる世界ではあるので、それは良い。だが、ちょっと直葉の心情的に受け入れられない感じがあったのは否めない。
前巻からリーファはキリトに対して恋愛感情的なものを抱いていたが、それはPCに対してなはずなんですよね。そして、直葉は和人を恋愛対象にしてもよい男性だって言うことを情報として与えられて困惑、混乱しているという状況だった。
その上で、キリト=和人という事を知ってしまったとき、リーファ=直葉は恋する乙女的な心情の上での行動にでてしまっていた。
ちょっとそこら辺で疑問に思ってしまったのだ。
ラノベだからという面はあるだろうけど、やっぱり兄妹として育ってきた訳だし、なんかこう、いろいろ事件があったとはいえ兄を恋愛対象としてみるもんなの?という所が気になったのだ。
なんとなく、僕の抱いた直葉のイメージっていうのは、そういうところは割と素直な感じを受けたので兄が実は従兄弟でしたといわれたからといって、そういう感情に走るというより、あーそうですか…で何が変わるの?と言うキャラに思えるのだ。
ちょっとその違和感を最後まで引きずって読んでた。

しかし、アスナはSAO同様に命を握られているからアスナやキリトに緊迫感があるのはわかるけど、他のキャラクターにはそんな危険は無い訳で…。
他のキャラはPCに入れ込みすぎだろうとか思ったりもした。
まぁ、そこはそうしないと緊迫感がそがれるしね。仕方ないか。

これ続編が予定されているんだけど、基本的にSAOのシステムからは外に出ない気がする。だとすると、結果的にはキリトはずっとチートっぽいキャラだよなぁ。とか思ったりした。(レベル下がっちゃった的な描写はあったけど)
世界の創造者である茅場晶彦の後ろ盾があるようなものだもんなぁとか思ったり思わなかったり。

 

風邪辛い

田舎から帰ってきてからこっち風邪になやまされてます。
連休明けからちゃんと会社には行ったものの、熱っぽく、関節痛がしていたのですが、金曜にダウン。
発熱してましたので、医者に行って薬をもらうことに。
最初の週末をそれで過ごした後、月曜は会社に行ったものの、医者に行くために早退し、火曜水曜とまたダウン…。
とにかく辛い。
何とか復帰して週末まで辛い辛い良いながら過ごしました。
んで週明けが今日。
まるまる2週間、風邪に悩まされてる状態です。

今現在は咳が残ってますが、おおむね良くなった。
咳については残っちゃうたちなので、長期間にわたるお薬をもらってますし、そのうち直るでしょうけど、なんなの?という感じでした。今回の風邪。
夏風邪は辛いっていいますが、とんでもなく辛かった。まぁ、インフルエンザほどではないんですが、インフルは特効薬があるからなぁ…。
特効薬がない分、最近では普通の風邪の方が辛いんじゃないかしらとか思ったりもした。
早く咳なおらないかな…。

 

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