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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

されど罪人は竜と踊る2 Ash to Wish

されど罪人は竜と踊る2
Ash to Wish


浅井ラボ:著
宮城:イラスト
ガガガ文庫


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ガガガ文庫版第2巻。
前の巻では読みにくさを感じたのだが、この巻ではそんなことは無かった。主人公たちが見えない部分、関係ないかなと思えちゃうけど実はというような事が書かれていないからかなと思うのだが…、実際のところはただ単に1巻に比べると話がアクションメインになってるからかも知れない。
1巻ではギギナとガユスといった主人公の描写に当てたり、話しの舞台になるエリダナの説明に当てていた分をアクションに回せるので、アクション多めに感じるのかも。

各章のイントロ部分で過去に起こった事がちょっとずつ書かれ、それが話しの真相にいたる話しというのがすぐに分かる。これが凄く悲しい物語だ。
とても悲しい。
自分をさらったいわば誘拐犯の人達となれ合っちゃうような人が、絶望と後悔と憤怒によって起こす事件ってのが凄く悲しい。そこに巻き込まれて命を落としていった人達も可哀想だ。しかも、この犯人も悪い人ではい。むしろ共感できるいい人なんだよね。
でも、それと復讐に巻き込まれるのは話が別。ギギナとガユスも戦う訳ですが…。
超強いコンビに見えるギギナ、ガユスも圧倒され、共闘する仲間をどんどん失っていくってのは凄いなぁと思った。
どんだけ危険な世界なんだよ。

すごく面白い。
だが、そのおもしろさってのは白熱する戦闘や、悲劇に涙するという楽しみ方だ。確かにラノベではあるんだけど、複雑な人間関係や事件背景なんかはかなりラノベ的ではなく、ハードボイルドなんかの雰囲気を醸し出す。
ハードボイルドとファンタジーと化学が良い感じにハーモニーを奏でているのがこの作品だなと感じさせる1冊。
ちょっと厚さがあるので、その辺は取っつきにくいが、読んでいて確かに面白いと感じさせる。
1巻からちょこっとずつ展開されている伏線がらみの話しもそろそろ出てきそうなので、次への期待が膨らむ。
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ひんやり

空気に冷たさが混じりはじめた。
今日の朝はひんやり。
空気が澄んで遠くの山影がはっきり。

秋、そしてその先の冬はもうそこ。

 

体力がそろそーろ限界かなー

こないだの土曜日は健康診断でした。
日曜日は休みましたが、土曜はすごく疲れました。
ご飯も食べずに活動しないといけないってごーもんだよね。健康診断。
その前の週の土日は社員旅行でした。
休めてません。

困ったものです。
基本的に体力が続かないという状態が続いているのに、この様な無体なスケジュール。
お休み出来ていません。
正直そろそーろ体力が限界かなぁーとか思ったり。
鍼治療にもいけてないのがちょっとねぇ。
なんとか、ここまで持ったけど、次の土曜日まで持つかが不安。
さてさて。
持つかなぁ…。

毎朝つらいよぅ…。orz

 

いけないくせ

よろしくないなぁ。
集中出来ないのは自分のせいなんだが、その性で焦燥感を感じて追い詰まっていくという堂々めぐりな悪い癖。

今日買ってきたビジネスの本には集中出来ないときはサボれというなんかすごーい事書いてあったけど。(汗)
サボりながら自分を見つめ直して分析しなさいって事なんですけどね。
ただそこで見直しちゃうと自分を責めちゃうんですよ…。どうしても。
本には自分を責めない事って書いてあるんですけどね…。
難しい訳で…。
簡単にできれば苦労しないよ…。とほほ…。


できる人の実践前倒し仕事術

日経BPムック


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グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩

グイン・サーガ122
豹頭王の苦悩


栗本薫:著
丹野忍:イラスト
ハヤカワ文庫JA


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ハゾス奮闘するの巻。
シルヴィアは結局、父親がだれだか分からない子供を産むことになってしまいましたが…。やっぱしなんかこの人に同情してしまうなぁ。
ハゾスなんかは困った人って事で腹を立てたまま行動してますが。
そう言った感情しか抱いてくれない人の中に暮らしていたら、どんどん、ひねくれちゃうよね。最初は些細な失敗だったのに…。
それが植え付けたレッテルで悪い方悪い方へ転がってしまって…。

最近のグイン失踪に絡んで出てきていた、パロの宰相ヴァレリウスと比べてしまうと、ハゾスは割とそういった立場の人に必要な冷徹さってのを出せない人かなって思っていたのですが…。
ものすごく冷徹にグインの立場を守り、ケイロニア皇帝家の立場を守るために奮闘。ただし、読んでいるとそれが正しい対処の仕方なのかってのは至って疑問。
それを指摘する、黒衣のロベルト。
目の見えない、アキレウス皇帝の話し相手としてしか登場が無かったロベルトですが、ものすごく冷静で、ものすごく優しい人という印象をもって登場。
あぁ、なんでハゾス、この人にもっと早く相談しなかったんだよぅ。そう思ってならない。
目が見えないというハンデのせいで、より世の中が見通せるようになっているロベルトはケイロニアにとってご意見番として凄く重要な位置に居るのではないだろうか?
アキレウス皇帝の話し相手だけじゃなく、ご意見番としてグインやハゾスの近くにいたらケイロニアはもっと良い国になる気がする。

さて、不幸なシルヴィアの息子。
左右の目の色が違うという特徴を持って生まれました。
これが後々重要になってくる伏線に思えてなりません。ロベルトはこの子にシレノスの神話になぞった名前を付けました。シレノスはグインの象徴となるような神。その傍らに居る英雄の名前を付けられた赤子。
将来、この子がグインの傍で英雄になる予感が…。
是非、そうなって欲しい…。

 

デジカメバッテリーのメモリ効果に悩む

バッテリーを使うに当たっての注意点として、メモリ効果に気をつけるというのがあるんですが…。
これでちょっと思い悩んでいたり。
僕のデジカメはかなり古い機種なのでバッテリーがNi-MHというタイプのもの。これの特徴は継ぎ足し充電ができない=ばっちりメモリ効果が発生するということ。
最近のデジカメだとリチウムイオンのバッテリーが使われているのが主流みたいですが、これは携帯電話なんかと同じで継ぎ足し充電してもメモリ効果が発生しない電池。
はがねのは古いのでちょっとした失敗ですぐメモリ効果により、使えないバッテリーとなってしまう。
うーん。

なにやら、充電~完全放電を繰り返すことでメモリ効果を解消する事は出来るみたいなんだけど、それもねぇ…。完全放電なんてそーそー出来ないし。
乾電池の形をしていれば、それなりに簡単にできるんだろうけど、特殊な形状をしてるからねぇ…。ちょっと困っているわけで…。
やっぱし、モーターか豆電球で放電装置を自作するのが良いかなぁ…。

それか、新しいデジカメを買うこと。
…まぁどう考えても新しいデジカメ買った方が良いんですけどね。
今のデジカメ…性能が携帯電話のデジカメレベルだし…。(汗)

 

権力と権限は違う…。

「朝日は人の悪口ばかり」橋下知事、本紙社説を批判
「朝日新聞無くなった方が世のため」 橋下大阪府知事が批判
「朝日が早くなくなれば…」 橋下知事が批判エスカレート
大阪府の学力調査結果開示 文科相「好ましくない」
大阪府、学力テスト部分開示へ 橋下知事、請求者に通知

知事って権力者なんだ…。
と思ったりした。
そういう考えで居る人は政治家やってはいけないと思う。
民主主義という前提では権力をもっているのは一般の民衆だ。政治家はその代表として選ばれただけで、権力を持っている訳ではない。
持っているのは権限であってこれは、選ばれたことで与えられたものであって、権力とは違う。そこの所をはき違えてないだろうか?
タレント弁護士だった頃はおもしろい人だなぁと思っていたが、最近のこの人の言動は感情的でカツカツしすぎていてどーも好きになれない。

朝日新聞に知事を辞めたらどーかと言われたのだって、真摯に受け止めるなら「控訴せず」に「返上」という前提つきだ。もちろん、一側面しか見ていないのだから、橋下知事が指摘したように、事務所スタッフの生活を考えた記事にはなっていない。冷静に対処するなら、「ご指摘の通りかもしれないが事務所経営もしておりスタッフを生活を保障する義務もあるので、弁護士を続けさせてもらいたい」と一言言っておけば、見識のある人だなぁとか、ちゃんとスタッフのこと考えてるなぁと思われる訳なんだが…。感情で反論しちゃってるから反感も食らうし大人げないとか言われるわけで…。
あ、でも控訴しちゃってるのか…てことは反省してないよ?ととられる可能性の方が高い訳で…。一応謝ってはいるが…。
さらに同じ事言い返しちゃってるし…。朝日新聞が廃業したらあんたの所の比じゃなく路頭迷う人がでるのだが…。

感情的になっているんでは?権限を持っているだけであって権力者ではないよ?というのをはき違えているのでは?と感じる事は学力公表の件にもある。
これも朝日新聞は橋下知事の思い通りにはなっていないのだが、これについて反権力的と批判している記事を見た。
いつから君は国の最高権力者になったんだい?と言いたい。
そも文部科学省は全否定はしていないが「あまりよろしくない」という態度を示しているわけで…。それに準じているという立場をとっただけである。
別に反権力的でもなんでもない。
大阪府の意向より、全国紙である朝日新聞が国の意向をとっただけの話である。
そも権力者じゃないし。知事って。

そも新聞てさ、その会社毎の意見ってのがでるものだし。
社説ってその会社の意見言うところだし。
いちいち目くじらたてるとイメージダウンにしかならんと思うんだけどなぁ。

 

ちゃんと人間が対処してあげないとね

犬ブルセラ症、感染広がる 流産の病気、検査義務なく

検査義務が繁殖業者にないのは確かに怖いんですけど…。
ちょっと調べたら根治できないらしい…。
それが怖いですね。

そんなに感染力が高い訳じゃないみたい(経口感染、交尾感染)なので、そんなに神経質にならなくても良いみたいですが、やっぱし、可愛い我が子が感染するのは避けたい訳で…。
出来れば、早急にワクチンみたいなのを開発してもらって根治できるように、また、法整備も必要なんじゃないかなぁと思う。
重篤になるケースは少ないとはいえ、人に感染するとかじゃねぇ…。
わんこの立場的にもよろしくないし…。

わんこはこういう病気とか防ぐ手立てを持ってるわけじゃないから、やっぱし飼い主とか繁殖業者とか人間側がちゃんと見てあげないとね。

 

もうちょっと詳しい条件を書いてほしいなぁ

携帯プレーヤー長期・大音量で「聴力失う恐れ」欧州委

大音量でイヤホンで音楽聴いてると耳が悪くなるってのは昔から言われていたけど…。
「携帯プレーヤー」とわざわざ書いてあるのは何でかなぁ?と思ったり…。大音量ってーといったいどれくらいの音量なの?とか…。
ちょっとこれじゃ漠然としすぎてて分からないよぅ。

携帯音楽プレーヤーとしているのが、例えば昨今のデジタルオーディオプレーヤーの事で、聴覚を失う原因ってのが、ビットレートを落として録音するという、デジタルオーディオプレーヤー特有の事なのか、CDやMDプレーヤーやカセットテープも含むのかはっきりしないよねー。多分、イヤホン利用が前提ってことで、全部含むんだとは思うけど。
だとしたら、携帯音楽プレーヤーでなくても、イヤホン利用すればなるってことだしねぇ。イヤホン利用なのか、プレーヤーに問題があるのか知りたいなと思う。
この書き方だとどっちにもとれるじゃんと。

あと大音量っていったいどれくらいの音なのかなぁと思ったり。
イヤホンの形にもよるだろうし。
開放型のヘッドホンや密閉型のヘッドホンを利用している場合もあるだろうし、イヤホンだって従来の形のから最近はやりのカナル式のまであるわけで、それぞれ聞くときに設定する音の音量は違うだろうしねぇ。
あーそういえば、骨伝導ヘッドフォンってのも最近はありますねー。
なので、いつも思うのは大音量ってのはいったいどれくらいの音量よ?と。

耳悪くなる、最悪聴覚を失う可能性ってのは昔から言われていることだし、こうしてわざわざニュース記事になるってことは最近の研究発表があったからだとは思うんですが…。
詳しい検証条件を書かないと危ないですよ?っていう警告の意味もなさないようにおもうんですけどねー。

 

いやん…雨降ってきた…

昨日洗車したばっかりなのになぁ…。
たまに洗車すると雨降るんだよなぁ…。
勘弁してほしいなぁ。

 

レンズと悪魔Ⅶ 魔神決壊

レンズと悪魔Ⅶ 魔神決壊

六塚光:著
カズアキ:イラスト
角川スニーカー文庫


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閑話休題となる巻。
前の巻であと倒すべきのがヤミ=ヤタとそのマスターだけという状況になっている魔神戦争ですが、いきなりお休みとなります。
いいのか、そんなことしてて…。
とりあえず閑話休題とわいえ、それなりに関係する話ですとの事ですが…。
うーん。
やっぱ閑話休題だよねぇ。

中編2作が収録されているという構成。
どちらも滑稽な話というか、ちょっと変な人達を書くのが得意な作者の真骨頂なんでしょうか?
1編はゾウ(舞台になる世界ではゾウは居ないことになっている)にこだわるお話。他人の執着心というのは結構、滑稽に見えるものですが、頭のねじがちょっと緩んじゃってるような感じの方のはとても滑稽過ぎるという話し。しかし、この作者さんはタマラセの時代から、こういう頭のねじが緩んだキャラクターを書かせると、とっても生き生きと書くなぁと思います。ラノベ作品にはこういう要素ってのは重要だよね。
もう1編はタマラセにも出てきた凶悪スポーツ、スパイクボールのお話。エルバたちがスパイクボールに挑むという話しなんですが…。この世界では一般的なスポーツなの?もちろん、やるのはプロだけっぽい感じですが、一般市民も観戦するようなレベルのスポーツになっています。てかありえねぇ!(笑)
あれだけ凶悪なのスポーツとはいえねぇよっ。アメフトだってスポーツ?っていうと語弊がありそうなのに、武器持ってる上、ボールがトゲトゲだなんてありえねぇ!それが一般的に観戦するようなスポーツって、どんだけ血に飢えてるんだよ、一般市民。(笑)
そんな話しで純粋にノリだけで読んでいける。

まぁ、タマラセから読んでて、この巻まで読んでるような読者なら、このノリはついて行けるとは思うが…。この作品からだけしか読んでない人は引くんではなかろーか?
いちいち引いてたらつきあえませんが…この作者さんの作品は。

 

グイン・サーガ121 サイロンの光と影

グイン・サーガ121
サイロンの光と影


栗本薫:著
丹野忍:イラスト
ハヤカワ文庫JA


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グイン、ケイロニアに帰還。(やっと)
長かったなぁ…。パロの内乱に端を発したグインのパロ行き→アモンとの対決→記憶喪失。一応、グインも元に戻ったし、スーティとか強い印象の記憶はそのうち戻りそうな予感を醸し出していて一安心。
まぁ、ブランやドーカスとかの記憶は戻りそうに有りませんが…。(哀れ)

前半はグインの帰還に沸くケイロニア、サイロンの様子が描かれます。浮かれているのが一般の人達だけじゃなくて、ケイロニアの重鎮や皇帝陛下まで浮かれているのが凄くほほえましいという話しです。
グインの英雄性ってのはこういう所で発揮されているんだなぁとか思ったり。善政を敷いているのと、いくつかの遠征で常に凱旋する以外は大したことしてないんだけどね。ケイロニアは元々中原では珍しく安定した国家だし。
それでも、善政を引くってのは臣民の心をつかむ上では凄く重要なんだろうね。

後半は…。
シルヴィア殿下のわがままで振り回されるの図。
どうしても振り回されているグインやハゾスの方に同情しがちになるが、シルヴィアって凄く可哀想な人だなぁと思う。
人よりちょっと心が弱かっただけなのに、普通の暮らしをしていたらこんなに壊されることも無かっただろうに、生まれがケイロニア皇帝家だっただけで、心強い事を強要され、悲惨な運命に弄ばれ…。
凄く可哀想だ…。
誰かに気がついて欲しかっただけなのに、立場上、対等という訳にはいかないだろうけど、それなりに近い位の人に気がついてもらえるだけで彼女の人生はものすごく変わったんではなかろうか?そう言う意味で彼女の心に気がついておきながら、しかも彼女と対等以上に接することが出来たグインの罪は重い様な気がする。というかグインのせいだよなぁ大半は。
フロリーやスーティにあれだけ丁寧にそして優しく接することが出来るグインがなんで、シルヴィアにはそうして上げられなかったんだろう?
惚れた弱み?そう考えるのはちょっとねぇ。だってグインだよ?

巻の前半と後半で凄く印象が異なる巻。
前半はケイロニア安泰ってかんじで安心できるが、後半はこれからケイロニアどうなっちゃうんだろう?と不安にさせる巻である。
なにより、グインの立場が維持されるのかなぁって不安になるわけで。
でもまぁ、グインは豹頭王で有り続けることが決定されているのでそれほど不安にはなりませんが。
物語上の重要なターニングポイント何じゃないかなぁ。この巻。

 

空の中

空の中

有川浩:著
角川文庫


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ファンタジア文庫の富士見書房からハードカバーで刊行された書籍の文庫落ち。何故かファンタジア文庫ではなく…角川文庫から。
しかもスニーカー文庫じゃなくて通常の角川文庫でです。
なんで、角川文庫というラノベブランドじゃないところからの刊行ってなってるのかはあとがきに書いてあった。
ラノベって主人公の年齢制限とかあるらしい。出版社的にって事なんでしょうけど。大人が主役のものはファンタジア文庫ではNGらしい。たしかにないかな?
ファンタジア文庫に限らず、大人が主役のラノベってないねぇ。高校生くらいが上限。ファンタジーなんかで年齢が明記されていない作品もあるけど、実際読んで見ると年齢は未成年ってのがほとんどかなぁ。

ジャンル分けしずらい作品。
しいていえば、SFなのかな?人間外知的生物との遭遇を扱った作品です。読んでみた感想としてはおもしろかった。そしてラノベ的だったと言うところでしょうか?
作品の舞台設定などはハードな現実社会を舞台としていますが、登場人物がね。女の子が可愛いのですよこれが。
ラノベ的な感じなので、大人のキャラクターも微妙に精神年齢が低いような書き方になっています。純粋っていえばいいのかな。
現実社会を舞台にしているだけあってか、ラノベ的な薄っぺらい舞台感はない。ちゃんと話の展開に見合っただけの舞台が用意されてちゃんと考証された上で書かれている。この変は普段ラノベの薄っぺらさ(用意された舞台以外の設定が見えないとかね)は全くといって感じない。
人間外知的生物との邂逅があった割にはパニックはあんまり描写されません。
至って普通な感じに…。現実でも結構それで終わっちゃいそうですが…。もちろん戦闘とかになればパニックは起こるんでしょうけどね。
宇宙人は居る可能性が高いって思ってる人も多いでしょうし、一昔前の宇宙人もので政府が宇宙人の存在をひた隠しにする理由である「パニック」ってのは現実的じゃないのかなぁとか思ったりしながら読んでました。

話の展開がこぎみよく、厚さの割にはスラスラ読んでいけてしまう。読みにくいのは話の半分が高知が舞台なんですが…そこで出てくる登場人物の方言が…。(笑)
これ、高知じゃなくても良かった気がしますが、地方である必要というか、地方の温かさってのが結構、主人公である瞬の人格形成のキーになっているので、どのみち方言は必要かなぁと考えたり…。
最近では、若い人がお年寄りとかと話しをする機会ってあんまりないというか、ないんですが、駄目ですね。人生の先達からはやっぱしいろいろな話を聞かないと。
この作品では大人が良い味を出しているというか、深い。
考えさせられるし、温かい。すてきな作品だなぁと感じた。

 

マギ・ストラット・エンゲージ

マギ・ストラット・エンゲージ

松山シュウ:著
かわぎしけいたろう:イラスト
電撃文庫


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ボーイミーツガール。
んで、男の子一般人、女の子異能者。男の子弱、女の子強。男の子1、女の子複数。
ラノベではごくごく一般的な登場人物設定です。この作品もこのパターンの作品です。

折り返しや帯、表紙や口絵の雰囲気からFate/stay nightっぽい話の展開を期待しましたが、まぁ、話の展開はそれっぽい感じか。でもそれほど重い感じはしませんでした。比較的軽いノリのまま進んでいき…そのまま終わる。あれ?

読んでみてから思ったのは、ラノベ的な大量生産品な感じだなぁと言うこと。世界観は良かったんだが、その辺はまだ出ていない、今後の展開でという感じか。
魔術の話が展開のベースになっているのだが、これの設定はまぁまぁおもしろかった。でもそれだけな感じがする。
登場人物にそれほど魅力を感じないというか、ステロタイプ過ぎる。主人公の世郎は、あまりないタイプかなとは思うが、ちょっと不良っぽいか?という程度で無いと言い切れる程、一般的なキャラクターでない訳ではないし…。3人居るヒロイン的キャラは、重い運命背負ってるお嬢様、無口でたまに吐く言葉が辛辣かからかいな年上キャラ、事件巻き起こして主人公を巻き込むタイプのツンデレっぽいの…。そこら中にあふれかえってるよ?と思ってしまう訳です。

ノリとキャラのやりとりはおもしろいので、2時間程度の暇つぶしには良いが、なんかこー期待しちゃいけないかなーと…。
ストーリーがものすごくおもしろいよと言うような作品ではないので、こういった作品を数多く読んで行く中で、好みの作品に当たればよしという人なら、つぼる可能性はあるので読んでおいて良いかなと思うが、厳選して読む人にはお勧めするほどではない。
はがねは大量に読む方なので、まぁ、普通というところだが。

なんかはがねにしては結構厳しい評価かな?
おもしろかったんだけど、真新しさが全くないなぁと思ってしまったのがその原因かなと思う。

 

Xトーク

Xトーク

来楽零:著
緒方剛志:イラスト
電撃文庫


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ホラー。
表紙絵に惹かれて手に取ってみたんですが、手に取った時はSFかな?って思ったんですよね。ファンタジーと分かる記号がない場合で現代風のイラストが描かれた場合、ラノベだとSFが多いので。折り返しなどの説明文を見てみると、ホラーであると書いてある。ちょうど、そのとき、ホラーが読みたいかなと思っており、角川のホラー文庫なんかを物色したけど、ぴっと来るものがなくてパスした後だったので、購入してみました。
出会いは肝心です。

ホラーにもいろんなジャンルがあるとは思いますが、これは都市伝説系のホラー。
登場人物が怪談を考えてきて、披露するというオフ会を舞台とした短編集となっています。各編は登場人物が披露した怪談として描写されています。
登場人物といっても、プロローグ、エピローグ以外には出てこない登場人物でしかも、名前がなくオフ会参加者っていうなんともなぁという扱いですが、この本で一番怖いのは、このプロローグとエピローグだったりするのですが…。

短編が4編収録されています。
怪談しているという設定ですので、幽霊ばなしとか混じるかと思ったんですが、全部都市伝説系の話で統一されてました。
ホラーとして書かれると、結構、都市伝説も怖いもんです。普段、都市伝説っていうと失笑しちゃうタイプのが多いんですが、この本に収録されているのは、恐怖の度合いの差は少しありますが、どれも失笑することは無い、ちゃんと怖い話になっています。
いや、夢にみちゃったよ。(汗)
ラノベらしく、登場人物は学生が多いですが、ホラーとしてちゃんと読めるし、ちゃんと怖い。
おもしろかったって言う表現変かと思いますが、ホラーとしておもしろかったと言う感じですかね。イコール怖かった。
普段、ホラーを好んで読んでる人には子供だましかもしれませんが、たまに読むならこれくらいがちょうどいいのかなぁとか思った。

 

眠い…。

先週、眠りが終始浅い感じで、日々体調が悪かった。
鍼に行った時にその事を先生に伝えたのだが…。

今度は眠すぎる。(笑)

深く寝れるのは良いことなのだが。
起きてても始終眠くなる。
むぅ。
ちょうど良い感じにならんのはどうしたものか。

まぁ明日には普通になってるんだろうと推測するんですが、昨日今日とすっげく眠い。
元々鍼行った後は眠くなるのですが、それは良いことらしい。
でも眠りが浅いのを直してもらったら効き過ぎてるよ?ママン。
思うようにならんのはどうしたものか…。(汗)

 

ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上)

ひぐらしのなく頃に解
第三話~皆殺し編~(上)


竜騎士07:著
ともひ:イラスト
講談社BOX


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解第3話上巻。
前の巻で、ひぐらしがどんな話の構造をしているかが明かされて、この巻の冒頭ではそのおさらいがある。
ひぐらしを読み解く上で必要となる「ルール」の再確認。
これによって読者は昭和58年の雛見沢で起こる惨劇をどのように回避したら良いか推理していく訳となる。
これまでも、どうすれば回避出来るかという推理は行っていたが、はがねは話の統合を考えていた。
どうすればこの話が統合できるのか?そういった読み方をしてたのだが、ミステリという前提にとらわれ過ぎていたせいでそうした読み方をしていた。これは失敗であった。ひぐらしはそういった読み方をするのではなく、ミステリでは御法度だった平行世界で、どのような平行世界なら惨劇が起こらないかというのを推理するのが正しいひぐらしの読み方になる。

今回の皆殺し編は、タイトルに反して全てがうまくいくという話。上巻の最後では祟殺し編と同じく沙都子がむごい状態になりますが、沙都子以外の登場人物が非常にうまく悲劇の引き金を回避していくので梨花が期待を持つという話です。
何があっても友達の為にあきらめるという事をしない圭一やレナの行動は心打つものがあります。梨花ちゃんじゃなくても、これは期待したくなるというもの。
でも…。
これ、最後じゃないだよね…ひぐらし解の…。
ということは作中で、今回駄目だったらと言うのが現実になる気がする。
それでも、梨花と羽入が運命はちょっとした事で変えていけるんだという事を学ぶのが、この編の主旨になるんではないだろうか?

しかしながら…。
この巻には皆殺し編というすごく不吉なタイトルが付いている。
他の巻の方がましなタイトルだと思うんですよね…。
それに、昭和58年の惨劇を回避するには、自然現象も味方につけないといけない訳で…。
最後の最後に毒ガス発生という最悪の可能性があるというのが何とも切ない。
でも、毒ガス発生が起こらない編もあるので、絶対じゃないんですよね。この毒ガスって…。てことは人為的なものなのかなぁ。この毒ガスも…。
まだひもとききれない。
さすがだなぁ…。

 

アビスゲート2 深きを夢見る淵の王

アビスゲート2
深きを夢見る淵の王


神坂一:著
芳住和之:イラスト
富士見ファンタジア文庫


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本当にこれ、スレイヤーズと同じ作者なんだろうか?
といっても、神坂さんの作品はスレイヤーズとこれしか読んでないんで、比較検討といっても2作品だけという事になるんですけどね。
スレイヤーズはシリアスな場面でもコミカルな感じが抜けなかったんですが、アビスゲートではシリアスなシーンは本当にシリアスで、重い内容を展開している。どちらも登場人物は比較的コミカルに描かれているのにかなり印象が違う。
好みは別れるところとは思うが、作品の質としてはアビスゲートの方がかなり上何ではないだろうか?ノリで押し切るというより、ストーリー性で押す感じがあって、ノリではなく物語が読みたい人にはかなり良いのではないか?

クトゥルフを意識したと言う、謎の生物アビスフォームですが、どうやら深き者をモデルにしている様ですね。まぁ、生態からして深きものなんですが…、今回の第2巻で明らかになる事実ってのが、まさに深きもの…。人が得体の知れないものに変わるという事実は、話として読んだりする分には良いんだけど、想像するとすごく気持ち悪い。
それを突きつけられたと考えたら、うーん…。

続きが気になるけど、これどうやったら終わるんだろ?
なんか、「終わり」の条件的なものがさっぱり見えない。
アビスゲートはこの世界の世界観として、出現しないようにする事は出来ないだろうと考えられるので、そこは終わりじゃない。
だとすると、人為的にアビスゲート出現を行っている敵を倒したら終わり?という事になるのかとは思うが、それだと主人公クラウスがたどり着く結末としてはお粗末な感じだし。
どうなると終わりなんだろう?
雰囲気的にあんまり長くなる作品ではないような気がするんだけどね。

しかし…神坂さん…グロい生き物すきだなぁー。(笑)

 

ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ

ブラック・ラグーン
シェイターネ・バーディ


虚淵玄:著
広江礼威:イラスト
ガガガ文庫


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人気のガンアクションコミックのノベライズ。オリジナルストーリーでの展開です。
こういったノベライズの常通り、原作者がイラストを描いて、著者は別の人という構成。しかし…。Fate/Zeroに続き、虚淵さんは他人の土俵での作品発表だよ。それでもちゃんとその作品に即した話しを展開出来るあたり、この人はすげぇなぁと思うんですが…。もともと虚淵さんの土俵に近い所の作品では有るんでしょうけど。

背徳と悪党の街、ロアナプラで発生する1つの事件に焦点を当てたストーリー。原作の一部に有っても何ら違和感は無いであろう話しです。
ちょっと、虚淵さんらしいエロティックな展開があるんですが(なんかガガガってラノベなんだけど対象年齢が高いよな)、そこだけ、違和感が少しある。レビィ…絶対やらないんじゃないかなぁ…そう言うこと。でも原作者がそこをチョイスしてイラスト描いてるからなぁ。「あり」なんだろうねぇ。

主人公は一応、ラグーンのメンバーということで描かれているんだろうけど、はっきり言ってラグーンのメンバーは脇役である。
この作品で出てくる、スタニスラフが主役。この構図は原作の方でもその回毎の主役がゲストキャラになっているのと同じ構図。それは問題無いんだけど…。このキャラにあんまりラグーンのメンバーが絡まない。
バラライカとこのキャラが因縁を持っていてそちらがメインストーリー。これが格好いい悪役の話で実に泣ける。
んでラグーンのメンバーはその間何やってるかって言うと…。他のメインじゃないゲストキャラと絡んでる。わらかし役とサブの敵役の方に絡んじゃって、目立たないのだ。
まぁ、この重さはラグーンのメンバーより、バラライカ向けだなぁとは思いましたけど。ちょっと人生経験や性格のノリなんかでラグーンのメンバーは軽いんですよね。バラライカに比べて。(というより、バラライカがブラック・ラグーンの登場人物の中で飛び抜けて重い過去を背負っている…他のキャラが及んでないだけか)

若干違和感(先に書いた点)は有ったが、さすが原作者が押した作家が書いたというところでしょう。間違いなく、この作品はブラック・ラグーンだ。
原作の持つコミカルな点もばっちり小説で展開されている。さすが、虚淵さんというところか。

 

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Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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