
賀東招二:著
篠房六郎:イラスト
竹書房ゼータ文庫
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出るとは思ってなかったのですが、いつの間にかに書店の刊行予定に入っててびっくり。で、はがねがチェックしてた刊行予定よりかなり早く刊行されちゃってて、作者のblog見てびっくりしたと言うオチ付き。(笑)
さて、著者が変わってますね。前作では原案だった賀東さんみずからが執筆してます。なにやら大人の事情?か、作家さんに多い逃亡劇?があったようで。
その辺はあとがきにちろっと書いてありますが…。はがねとしては、この作品もともと賀東さんが書いてるつもりで読んでたので(きぬたさんを起用したのは、賀東さんがフルメタ終わるまでは別シリーズやらない発言してたからだけだと思ってた)、そんなことはどうでも良かったりします。
まぁ、これのせいで、フルメタの刊行ペースが下がるのは嫌ですが。
前の巻がテレビシリーズ開始の1話目の特番で2時間枠のだったとすれば、今回はそれに続く2話目、3話目と言う位置づけ。
丁度本の半分にするくらいのボリュームで2編収録されています。
脇を固めるキャラクターとかも出始めて、本格的にシリーズ化するのかなぁって言うノリですね…。
1巻で終わってたら、それはそれで良いんですが、この2巻が刊行されたことにより、オチを付けないと終われない状況になったんでは無かろうか?
だとしたら、賀東さん結構首締めてねーか?(笑)
タイトル思い出せないんですが、アメリカのちょっと昔の刑事物ドラマがあったんですが、やっぱしそれを意識してるんでしょうね。
ノリ、雰囲気、全部そんな感じ。それに、ファンタジーをちょこっと入れた感じ。ファンタジー入れたせいで…Xファイルかーとか思っちゃった。(笑)
基本、ノリはギャグなんだよなぁ。
車とか派手に壊れるし。ボンネットに鉄骨刺さったりするし。(笑)
脇キャラがいい感じをだしてますね。これはシリーズ化するんだろうなぁ。
ぶっちゃけ、一番、魅力無いキャラは…ティラナだったりします。
一番、魅力あるキャラはケイで主人公なんですけどね。
ティラナ、定型すぎるんだよなぁ。現代社会に紛れ込んだファンタジーキャラって言うアーキタイプから全くと言ってはずれてないんだよなぁ。
ケイもアーキタイプから離れてないキャラなんだけど、こっちは、逆にそうそうこういうキャラじゃなきゃ!っていう所ですからねぇ。
難しいね。
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