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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

戦姫絶唱シンフォギアXV

5期目。1クール13話で放送されました。
戦姫絶唱シンフォギアの終章に当たるはず…。
とりあえずこれで大団円という事なので見ました。ここまで付き合ってきたのだし。
さて面白かったかというと、まぁ、惰性で見ちゃってただけなので僕の感想としてはもっと頑張ればもっと面白いものができるんじゃないの?という気分が付きまとってしまって、あまり楽しんでみたという印象はありません。
声優さんのキャラソンを売る為のアニメという印象はぬぐいされず、僕のごひいきの声優さんはあまり出ていないので、何ともという感じですかね。
キャラソン好きな人はこれで良いのかもしれないですけれど。
僕としては合わない作品だったなぁというのが最後まで付き合った結果抱いた感想です。
人を選ぶなこれ…という感じですかね。

この作品をここから見る人は居ないと思うんですけれど、こっから見た人はちんぷんかんぷんだろうなぁという感じです。
また、過去の4作を見てないと分からない小ネタとか展開とかあるので、ちゃんとこれまでの4作を見てきた人向けの作品となっています。
話の展開は前半と後半でガラッと変わっていて、前半はパヴァリア光明結社残党を風鳴訃堂が利用してマッチポンプ的な感じで戦いを先導していた感じでした。悪い顔だけど、一応世界を守る為に動いてた人が結果的には悪い人になったような展開でした。パヴァリア光明結社残党であるノーブルレッドは自分たちでも言っているように不完全で弱いので、終始シンフォギア装者に押される展開でしたので、翼がひとりで空回りしてうじうじしていた展開以外には安定して見れてる感じでした。翼のうじうじは割とシンフォギアではお約束なので今回もという感じでしたね。
後半は、前半の戦いの中で出てきた聖遺物シェム・ハの腕輪にまつわる話。
これを解析してたら、出てきたシェム・ハさんの制御が効かなくて、これとの戦闘になるという話。シェム・ハの目的がなんかものすごく暴力的で、何のためにそれをなそうとしているのかとか語られないのでいかんともしがたいのですが、とりあえず、個々で違う事を認めつつも、互いに手を取り合い分かり合おうとする人類を否定するというスタンスでした。
なお、シェム・ハと戦っていて、月に幽閉されてたっぽいエンキは協力してくれる立場でした。シュメールの神々の話を無理やり突っ込んだ感が否めない。

2期での神獣鏡、4期での神殺しの話なんかを織り交ぜつつ、響と未来の絆を描いたというのがこの5期だったといえばまぁ、わかるかなという感じです。

話の展開が唐突で、しかもやってることは1期から変わらないスタンスというもので、よく5期まで続いたなぁと思いながら見てました。
うん。よくここまで付き合ったな僕。
面白くないと思ったら、視聴中止してもよかったんですけれどね。
なんか、ここまで見たんだからというのと、井口さんが出てるというのだけを頼りに見てました。
最後、井口さんも歌に参加しててよかった。
ソロ曲が無いのが悲しいぞ。

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キャロル&チューズデイ

2クール、全24話で放送されました。オリジナルアニメ。
BONES制作で火星が舞台になっています。端々に登場する例えばお金の単位などが、カウボーイ・ビバップと共通になっており、関係性を感じさせましたが、話の内容、登場人物などで共通する要素はなく、背景世界の雰囲気が共通という事だけにとどまったようです。

ミュージシャンを目指す二人の少女がある橋の上で出会って、デュオを組むことになり、デビューを目指して頑張るというお話。
デビューはストーリーの半ばで叶うので、その後は上を目指して頑張るという話にシフトしていきます。
その話をベースに火星における政治的なこともあり、表現の自由が守られなくなるというストーリーと、家族とは何ぞやというストーリーが並行して展開されていくというお話で、基本的には主人公のキャロルとチューズデイは歌を作って歌う事しかしません。
いろいろな事態に悩んだり落ち込んだりしながらも、楽曲づくりを続けていく中で、いろいろな人に出会い、影響しあって上へ上へ、良い方向良い方向へと進んでいく話。
見ていて、ちょっとハラハラドキドキする部分もあるけれど、おおむね安心して見ていられる二人の少女のサクセスストーリーとなっています。

メインのストーリーはあくまでキャロルとチューズデイのデュオのサクセスストーリーなんだけれど、それを取り巻く環境で彼女たちが起こす奇跡への流れを作っていきます。
キャロルは地球からの移民で貧困層に属する人の代表的な部分があります。対してチューズデイは母が大統領選にでている候補者で裕福な層の代表なイメージ。ただしチューズデイは母から見放されているところがあり不自由な生活を送っているところを家出して自由に音楽をやる道を選ぶという形になります。
この移民と大統領選という二人に付きまとっているイメージは最後まで引っ張ることになり、最後の最後ではチューズデイの母が強引で違法な大統領選の戦い方を止め、大統領選候補から降りて落ち着いてチューズデイの歌を聞くことで幕を閉じる形になります。
その大統領選の間で問題になって話題となるのが、地球からの移民問題と表現規制の話。表現規制の話はあまりヴァレリー(チューズデイの母)が主導しているという描写はありませんが、移民問題は積極的に排斥する方向で政策を掲げていて、ヴァレリーが当選したらキャロルもどうなるのかとかわからないというのが背景に流れています。
どうも、キャロル自身は違法移民ではないようで、その辺は落ちついては居ましたが。
後は母と子という葛藤が描かれるのが特徴。
チューズデイとヴァレリーの親子、そしてキャロル&チューズデイのライバルとなるアンジェラとその母であるダリアの親子が対比として描かれる感じですかね。
あまり対比にはなってないかもですけれど、どちらも娘を抑圧する親として描かれていて、ヴァレリーからは娘に対する落胆が、ダリアからはアンジェラへの高すぎる期待が描かれていました。
どちらも娘を抑圧する結果になっているのは興味深かったです。
結果的にヴァレリーは思い直してチューズデイを見ることができた。ダリアは肝心な時にアンジェラの心を失った上に命を失ってしまい、アンジェラが助けを求めたときに肝心な時に居ないという結果に。
そして歌われる奇跡の歌「Mother」。

歌は全部英語歌詞になっていて、声優さんと歌唱は別の人が担当。歌唱はプロのネイティブのイングリッシュスピーカーが担当するという形です。マクロスの歌を別の人にやらせるパターンを全員に適用したという力の入れ具合でした。
楽曲がとにかく素晴らしく、心惹かれるものが多かったです。特に、キャロル&チューズデイとアンジェラの曲は歌詞が対比するように作られてる面もあり、孤独でのもひとりで生きていく強さみたいなものをアンジェラが歌えば、それに対応するように孤独の厳しさと救ってくれる人を見つけるという意味合いを持った曲をキャロル&チューズデイが歌うといった形です。
特に孤独というキーワードはこの3人の中には共通としてあって、パートナーを見つけたキャロル&チューズデイの曲は終始、アンジェラへ向けて手を差し伸べている曲になっている印象がありました。
また、その人物のイメージの印象として「Fire」という単語が彼女らの曲には多く出てくるのですが、そのすべてを燃やし尽くすようなイメージと対比して暖かさをイメージさせたりというのに使われているのは印象的でした。
最後の最後の奇跡として歌われる「Mother」にもその辺は受け継がれている感じ。
「Mother」の企画をキャロル&チューズデイを上げたときには「We Are the World」かよって思いましたが、ちょっと主旨とかは違いましたね。
「Mother」自体は表現の自由を求めて歌われた歌であって、そして、救いの歌であったので。

この「Mother」によってこれが歌われた7分間は奇跡の7分間と呼ばれるようになったと1話の冒頭から語られているんですけれど、実際にどう変わったかはご想像にお任せしますという形になっています。
物語は「Mother」が歌われたところまでで終了で、その後、奇跡が起こった後の事は描かれていないです。
ただ、奇跡と呼ばれているのですから、すべては良い方向に流れたんだろうなという想像はできます。
移民問題はヴァレリーが引いたことで解決しますし、きっと、この曲を切っ掛けに表現の自由が守られる方向に向かったんだと思いたいですね。

素晴らしい楽曲と、少女たちのサクセスストーリー。
派手さはないけれど、とても素晴らしい作品だったと思います。

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ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

Fate/stay night、Fate/Zeroの続編小説のアニメ化作品。時系列はZeroの10年後、stay nightの直前という事になりますが、本編には聖杯戦争としか出てこないのでZeroは登場人物の関係で知っている必要がありますが、stay nightは知っている必要はありません。

1クール13話で放送されましたが、昨年末先行で公開されていた第0話が放送開始前週に放送されており、実質14話での放送となりました。
以前4話までの時の感想にも書きましたが、前半は原作小説にはないオリジナルの展開。後半(7話以降)が原作の魔眼蒐集列車に当たる部分となっています。
原作では1巻が剥離城アドラ、2巻3巻が双貌塔イゼルマという作品になっていて、この魔眼蒐集列車は4巻5巻です。6巻7巻がアトラスの契約、8巻9巻10巻が冠位決議となっていて、魔眼蒐集列車はこのロード・エルメロイⅡ世の事件簿という一連の事件の方向性を確定する話になります。
実際には剥離城アドラや双貌塔イゼルマにも、ドクター・ハートレスの残した片鱗というのは出ているので全部を把握するのに削っていいというものではないですが、アニメでは剥離城アドラや双貌塔イゼルマはカットされ、また事の発端である魔眼蒐集列車までのアニメ化となっています。
このことから、分割クールで後半クールにアトラスの契約や冠位決議をやるのだろうと思っていたのですが、現状では何もアナウンスはなく魔眼蒐集列車までで綺麗に終わるかのような閉じ方をされていました。
この後やるんですかね?
前半のオリジナル部分では魔眼蒐集列車までの人間関係の説明を尺の関係で剥離城アドラや双貌塔イゼルマ両方全部をやることはできないからオリジナルで補完したという感じになっています。
でも、魔眼蒐集列車までやるだけならいらない人物の説明もあったりする。例えばルヴィアと獅子劫の登場は原作ではアトラスの契約以降になるので出す必要はないんだけれど、魔眼蒐集列車ではあまり活躍の無いフラットとスヴィンを活躍させる為の仕掛け的にゲストとして登場することから、この人達の説明までやったという感じになっていました。

Fate/Zero好きは見ておけという作品ではあるんですけれど、この魔眼蒐集列車だけでは何とも中途半端感が否めません。
また、小説1冊3話法則によって展開された魔眼蒐集列車も若干尺不足で表現しきれない部分とかあってですね。
あの人どーなったの?とかあれなんだったの?というシーンが結構残ります。
特に12話目と13話目のつなぎがよくない。12話のラストでヘファイスティオンの神威の車輪とグレイのロンゴミニアドがぶつかり合って終わるんですけれど、13話目はすべてが終わった後として描かれていて、12話の後どうなったかが描かれていないんです。
また12話自体もヘファイスティオンとの戦いには本来、登場人物が協力して当たるんですけれど、ほぼ何をしているのかよくわからない描写になっていました。オルガマリーが何をしていたかとか、魔眼蒐集列車の魔眼砲なんてなんで使ったのか意味が分からない状態です。
これ原作では全部、対ヘファイスティオンとして使われるものなんですけれどね。
ちょっと、これはどうなんだろうと思いました。
前半のオリジナル部分をもう2話減らして魔眼蒐集列車本体の描写を増やすべきじゃなかったかなぁと感じました。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿の醍醐味はロード・エルメロイⅡ世=ウェイバー・ベルベットが、数々の事件に遭遇するうちにかつて経験した第四次聖杯戦争の影みたいなものに触れて、そしてドクター・ハートレスも目的と自分の目的と決別するための葛藤を描いて、そして最後にイスカンダルに再び出会うことが叶うという話です。
それを無理やり魔眼蒐集列車だけでやった印象を受けました。
ラストシーンでオケアノスらしき場所でイスカンダルと語るというシーンも本来は、ドクター・ハートレスの目的を挫いたことで行われるべきことだし、第五次聖杯戦争への参加を辞退したという台詞はそれまでの葛藤を乗り越えた上でハートレスを追わないといけないという目的が出来たことプラス、時計塔からの参加者がすでに決まったという事実があってこそなんですけれど、そういう細かいところは描写されずじまいでした。
第0話がとても出来が良いオリジナルだったので、その後の展開がちょっと残念でしたね。オリジナルの部分はロード・エルメロイⅡ世が謎を簡単に解きすぎるという感じはありましたけれど、それなりに面白味もあって良かったんですけれどね。実際に原作にある本編となる魔眼蒐集列車の話に入ったら粗が見えるし、足りないしという状況だったのは残念でなりません。

好きな作品で期待度が高かっただけに、ちょっとアニメ化としては物足りない、残念に思う部分が多く見える状態になっていると感じてしまいました。
ぜひ、アトラスの契約や冠位決議をアニメ化して挽回してほしいなぁって思いました。
何となく、あのラストを持ってきたという事は、この後の話のアニメ化はなさそうですけれど…。

 

MIX MEISEI STORY

タッチの続編であるMIXのアニメ化作品。
2クール24話で放送されました。原作の10巻までのストーリーをアニメ化しています。高校一年時の夏の予選で敗退するところまでですね。
タイトルがMIXなはずなんですけれど、OPとかCMのアイキャッチとかにはMEISEI STORYとサブタイトルが入ってるので、一応、それに倣ってます。
原作は既読。

さて。
アニメを見て改めて思ったのですが、あんまりおもしろくないなこの話ってことでした。いや、タッチの印象が強すぎるせいもあるのかもしれないんですけれど、ストーリーの展開が遅々としていて人間関係が前に進みません。着実に時間は経過していくんですけれど、主だった登場人物である主人公の二人とヒロインの二人の関係性が当初から全然変わらないんです。
タッチでは達也が南を意識しているのは最初からの決まり事として描かれていたのですが、その前に暗い影を落とす和也の死というものと、和也が南とした約束を達也が代わりに果たすという物語で、野球の描写で甲子園が近づいて行けば何かが変わるだろうという予測予想みたいなものがありました。
MIXでは投馬と音美、走一郎と春夏という組み合わせが確定していて、そこに約束事とかないんですよ。恋愛ものとしてはお互いを恋人として見始めるのはいつか?というのはあるんですけれど、今のところ投馬からしたら音美は妹のままですし、走一郎と春夏の組みはどちらかというと春夏の興味が投馬にあるという状態から固定されていて動かない。
これ、原作もそうなんですけれど、これじゃ盛り上がらないよなぁというかんじです。
野球漫画としては、あだち充作品に共通することですが、細かい描写があるという訳ではなく、また、今回は投馬と走一郎という血のつながらない兄弟バッテリーが引っ張っていくという内容なので、あんまり野球の他の描写で楽しむって感じではないんですよね。
恋愛ものとしても野球ものとしても中途半端な状態になってしまっている感があります。アニメだと途中で終わってしまうので、なんとも。

タッチの続きだからという理由で僕は原作を読んでますが、なかなか話が進まないなぁという悪印象がそのままアニメにも出てしまっている感じでした。
その代わり、サブキャラクターの心象を多めに描くことで、周りのキャラクターが明青学園に期待する思いみたいなところは原作よりアニメの方がつたわってきました。
その辺はとても良かったとおもいます。
達也たちの時代のあと低迷してしまった明青の復活の物語。
青春を明青野球部ですごした大人たちの過去を振り返っていく話だというなら結構良い感じだったかもしれません。
実は主人公はお父さんたちなのか?(笑)

これ、原作のストックができたら2期やるよね?
じゃないと中途半端だよ?
あ、そういえば、明るい時間帯にやっていたのも特徴的だったかも。
土曜日の夕方の時間帯というなんともゴールデンに近い時間にやってましたね。
アニメとしては珍しいと思います。
まぁ、家族で見れる作品ですからね。
タッチの続き!懐かしい!って思いながら見るのが正しい見かたなのかもしれませんね。

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彼方のアストラ

同名のコミックのアニメ化作品。
12話1クールで放送されました。1話目と最終話が1時間枠での放送でしたので実質14話での放送という感じです。
原作は全5冊で完結済みの作品で未読状態で視聴しました。ちょっと調べたところほぼほぼそのままのアニメ化だったようです。
アニメだと5冊で1クールくらいなんですね。少し、縮めれば1クールに5冊入る感じ?そんなところに目が行っている、最近の原作付きのアニメに対する疑心があるはがねです。

ちょっと最終話を見る前に原作コミックや本作に対する感想をネットで見てしまったのですが、面白いなぁというのはSFは死んだという最近、SFというジャンルで良作が出ていないことに対する評論と対になるように、彼方のアストラというジュブナイルSFの良作があるじゃないかという反論があることでした。
ジュブナイルSFなんだ…と思わないでもないですが、原作がコミックであり、シリアスな中にもギャグを各所にぶち込んであって割と終始明るい雰囲気の本作はたしかに、若い子なんかにもとっつきやすい作品だと思いました。
なお、僕はSFは死んだとは思ってません。数ある作品を読み切ってない人が言うことなんていちいち信じてられんわ。

さて本作はジャンルは前述のようにSFとなります。
割と純粋なSF作品で、最後には人類史の改竄という話まで出てくる大作になっています。大筋は宇宙漂流もので、はるか彼方の惑星に飛ばされた高校生9人が母星であるアストラ星に帰還するまでの冒険を描いています。
その中で、自分たちが漂流する原因を作った事象に対する謎解きや、偶然発見し帰還に利用する宇宙船の無線機を壊した裏切者探しや、その目的の推察など、いろいろな要素がSFでありがちな事件として描かれています。
そして、クライマックスに向けてすべての謎が解けて、大団円を迎えて帰還を果たすというストーリー。
その中であるいろいろな人間模様の描写やガジェットの在り方なんかが、SF作品としてとても満足できました。

半面、アニメの展開の問題なのか原作ではどうなってたのか分からないのですが、いくつか強引な展開も見えたりしました。
いくつか挙げてみると、登場人物のザックがものすごく優秀な科学者(の卵)であり、アストラ号の操縦やいろいろな機械の開発なんかを手掛ける割には、通信装置だけは直せないとか、長距離探査用の船であるアストラ号に自力での食糧生産や水の生産ができる装置が積んである描写が無いとか。
また、SF要素以外でも唐突に登場人物が全員誰かのクローンだって話がいきなり出てきたリ、ちょっとそこはその考えに至った経緯なんかを説明しようよという気にはなりました。確かにその切っ掛けになったキトリーとフニシアについてはDNA鑑定をするというストーリーはありましたが、他のメンバーについてはDNAを調べたという話はなかったですし、その場にいない親とのDNA鑑定ができるわけもない。
急に話の核として、全員が違法につくられたクローンでありそれが抹殺されそうになった理由!と言われても、妄想じゃね?と思わなくもありませんでした。
その辺はちょっと描写が少ないし、その結論に至る経緯が弱いと思ったところでした。
それが無ければ、ものすごく良い作品になったと思いますが、その点があるせいでちょっと今一歩さを感じなくもない作品となってしまったように僕は思いました。

でも全12話。
とても楽しみながら見れた。
ストーリーに強引さはあったけれど、展開や内容で見せるところは見せて、涙を誘うところもあり、未来に向かっていくという常に前進思考をチームとして見せるというのは良い部分だったと思います。
ひとりだとできなくてくじけてしまうところでも、仲間がいれば乗り越えられる。
それがこの作品のテーマだったと思うので、そこはきちんと押さえられた作品だったと思いました。

 

PSYCHO-PASS SS Case.3 恩讐の彼方に_

PSYCHO-PASS SSの第3話です。
前2話同様にBDでの視聴です。

主人公は満を持して狡噛さんという事になります。
時系列としては現状発表されているPSYCHO-PASSのストーリーでは最後尾に位置する話となります。
Case.1の直後という事になるらしいですが、登場人物の流れでそれが分かる感じになっています。
狡噛さんの話で日本外にいるので厚生省公安課第1係の面々が出てこれない(劇場版のような手を使えば海外にも出れることは出れるのでしょうけれど)事情があるので、狡噛さん以外は新規キャラかな?って思ったら、Case.2から出ていた外務省の花城さんがサブキャラクターとして登場しています。

舞台は劇場場のシーアンから移ってチベット、ヒマラヤ同盟王国となっています。シーアンが東南アジアっぽかったので、狡噛さん、日本から離れるように移動しているのがわかりますね。チベット、ヒマラヤ同盟王国はやっぱり紛争地帯で、なかなかうまくいっていないというところ。そこに向けて傭兵として狡噛さんが流れていくという話です。
同時に、治安維持部隊も入り込んできて紛争解決に動き出しているというタイミングです。
そんな中で、出会った少女テンジンとの触れ合いを通して、狡噛さんが少し復讐という事について考え直すというか改めて復讐について考える場となるという感じになっています。
槙島の幻影はやっぱりまだ狡噛さんの心理の中に居て、ちょくちょく口を出してくるという感じでした。
テンジンは家族というか村全体?を武装ゲリラの襲撃で失っていて、その復讐をしたいと考えています。戦い方を知っている狡噛さんを先生と慕って戦闘技術を学ぼうとするテンジン。でも人殺しの技術は教えたくないという狡噛さんという図式で話が進んでいきます。

テーマとして復讐の先にあるものという事と、人を救うってことの難しさや大切さというのがあったと思います。
佐々山の復讐として槙島を殺害した狡噛さんと、家族の敵を前にして引き金を引けないテンジンとを対比している感じがしました。
そして、結果的にテンジンは大怪我を負いますが未来を手の中に残すことができました。対して、狡噛さんの方は未来を閉ざして放浪しているというのが対比かなと思いました。そして、狡噛さんがあの事件の後、積み上げてきたものが迎える結末というのが面白いなと思いました。
結果的に外務省が今後どうかかわっていくのか分からないですけれど、結果としては狡噛さんが下した決断というのがどうなっていくのが気になる終わり方をしていました。

たしかにストーリーはPSYCHO-PASSで、チベット地方でもPSYCHO-PASSの時代としてのガジェット、建築物とかが出てくるんですけれど、なにせ日本から遠く、かつシビュラシステムの手が及んでいない地域が舞台なので、シビュラも色相がどうのという話も全く出てこないとは言いませんが、出てくる要素が極少なので、今までのPSYCHO-PASSの話としては斬新に思えました。

PSYCHO-PASS SS全体を通して結局、狡噛さんも含めて厚生省公安課第1係ってやっぱり正義の味方だなぁと思いました。
SSって正義の味方の話だったなぁと振り返って思いました。
そして10月からPSYCHO-PASS3が始まりますので、このSSがどうつながっていくのかが楽しみですね。
SSは続きがあるよ!っていう終わり方をしたので、3でも狡噛さんとか出てくるんだろうなぁと思いますしすごく楽しみですね。
SS、すごく面白かったので、何回もみて楽しみたいと思います。
そして3期も見るぞー!

PSYCHO-PASS SS Case.3 恩讐の彼方に_
東宝


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PSYCHO-PASS SS Case.2 First Guardian

PSYCHO-PASS SSの2話目です。
1話目の時に書いた通り、BDでの視聴になります。

1話目は霜月監視官の成長物語的な話でしたが、今回、メインキャラクターになるのは須郷執行官と征陸執行官になります。
須郷さんはテレビ版だと2から出てきたキャラクターで、その時は2係の所属だったのであまり出番がなく、2の後に1係に異動になって劇場版で活躍するかというと劇場版では朱が単独行動してる関係で全然出てこないキャラクターとなっています。
征陸さんは1で死亡しちゃうキャラクターなんで、須郷さんとの絡みってないんですよね。
その二人がメインとなるとどうなるかというと、まぁ普通に過去の話になります。
須郷さんがまだ潜在犯になっておらず、軍に所属している時代に、軍内での陰謀劇に巻き込まれて、その捜査に出てきた青柳監視官と征陸さんと絡むという話になっています。

外務省との絡みが少し出てきますが、劇場版を受けて外で問題が出てくるケースが今後あり得るという感じで、外務省側から須郷さんが引き抜きを受けるというところから始まってですね。
須郷さんが、今の立場にあって今の立場での正義とか信念を感じてその外務省からの引き抜きは蹴ることになるんですけれど、その信念などを得るようになった切っ掛けを描いているという感じでした。
外務省はちょっと厚生省にたいして力をある程度保持している感じなのが、気になるところでした。

それに対して、シビュラの配下としてシビュラの思惑で、陰謀を実行して兵を捨て駒にしたというのが軍部という対照的な展開になっています。
その軍部の中にあって、須郷さんが過去の重要な案件に関わったという事から厚生省の捜査を受けることになるのですが、その担当が征陸さんたちという形です。
征陸さんの生きざまってのが割と重要な感じに描かれていて、疑いを掛けられてるのに憤りながらも、自分を実は疑ってない征陸さんたちの様子を見ながら、軍に疑問をもったり、過去の作戦とかの真実とかどうなのと思い悩みながら、事件の解決に関わっていくという流れです。

1話目が霜月の話で、暗い中にも彼女の明るい地があって、正義の味方の話だから!という感じになっている面がありましたけれど、この話は信念や正義の在り方という面の話ではあるものの、結末は決意で終わってびしっと締まっている感じがあるのですけれど、全体にはシビュラや軍部によって振り回されて捨て駒のようになった人物たちの悲しい話となっていました。
須郷さんが未来について絶望せず、信念をもって進んでいくんだという決意を見せてくれるのが救いとなる作品でした。

しかし、1話目で核廃棄物、この2話目では廃棄された原潜が出てくるなどしていて、なんか核関係の事ってPSYCHO-PASS SSにおいて重要なキーワードなのかなぁって思いながら見てました。
Case.3では狡噛さんの話になるはず。
どうなるんですかねぇ。
手元にディスクはあるので、あとは見るだけですね。

PSYCHO-PASS SS Case.2 First Guardian
東宝


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PSYCHO-PASS SS Case.1 罪と罰

今年の1月くらいに期間限定で劇場公開されたPSYCHO-PASSの短編。
これ、Case.1とついてる通り、2月にCase.2、3月にCase.3が公開されたものです。
短編シリーズですね。
その1本目。たしか、当時あんまり体調が良くなく、3本全部を劇場で見るのはつらいと思って、BDが出るのをまって買おうと思っていたものでした。
で、1本ずつ発売されるのかと思ったら、3本一気に発売されました。
まぁ、3本バラバラでの発売だったんですけれど、僕はAmazon限定の全巻収納BOXがついているセットを買いました。
パッケージの中に絵コンテが入ってるので妙に箱が重いです。

本作のSSはショートストーリーとかじゃなくてSinners of the SystemのSSになってます。まぁ、ショートストーリーとのダブルミーニングだとは思いますが。
システムの罪人たちですね。
こういうタイトルがついてるという事はシビュラシステムの罪を描いていくストーリーなのかなと思っていました。
まぁ、1本目を見たところその解釈はあってるかな?

時系列は後でも書きますが劇場版の後になります。
で、PSYCHO-PASSの世界観や登場人物の説明については全くなしで、1、2、劇場版と全部見ていることが前提となっている作品ですので、その辺は注意が必要ですね。
とくに2とか見てないとキャラが分からないですしね。

短編なので、今まであまりフィーチャーされてない人にスポットが当たったのかな?
主人公を霜月さんが担当する作品になっています。
いままで、2、劇場版と朱に盾突く役だったのに、お互いに切磋琢磨しつつ正義を司るキャラに成長していていい感じでした。
あと、宜野座さんがその霜月をサポートしていくという感じの展開になっていました。
作品の時系列は映画の後の話になります。
作品中で明示はされないのですが、宜野座さんの狡噛さんに久しぶりに会ったという台詞や朱と霜月の関係性、シビュラとの関係から、映画より後の時代だっていうのが分かります。
この時間経過で霜月がどうなったのかというのが描かれているメインになってましたね。成長した霜月の姿、正義の代行者として朱とは違うもう一人の人物として描かれて行きます。
まぁ、朱よりは不安定ではあるんですけれども。霜月は霜月なりに仕事やシビュラにたいして相対していくというのが見れるという感じです。
朱がいない時の霜月ってこんな感じなんだというのが見れて面白かったです。また、アクションや謎解きしていく過程とかやっぱりテレビ版から劇場版までの流れを汲んでいて、こぎみよい。尺の問題からあまり複雑な謎や陰謀ではありませんが、これはこれで楽しめました。

北の大地にある特区がメインの舞台になっていて、今までの舞台となっている東京以外の都市がどうなっているのかというのが描かれている面も見どころになってます。
特区という事なんですけれど、都市全体が潜在犯の更生施設になっています。
ただこれが、PSYCHO-PASSですので、単純な更生施設ではなくて裏があって陰謀があってという感じになっています。
この時代の抱える闇を少しずつ小出しにしてきてる感じでしたかね。
もっといろいろな地域を出していってほしいなぁという欲が出ちゃいますね。
PSYCHO-PASSの世界って意外と狭い範囲しか描かれてなくて、他がどうなってるのかわからないので…。
舞台はいっぱいあるだろうから、もっと話は作れる可能性があると思いました。

今までのPSYCHO-PASSからの流れとしてこれがある。
そして、これの後、Case.2とCase.3があって、10月から3が待ってます。
PSYCHO-PASS。面白い作品なので、どんどん続けて行って欲しいですね。
SSとしては1/3を見終えた段階。これから、次の話がどうなっていくのかがすごく楽しみです。

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東宝


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ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形- 公式サイト

現在公開中の映画、ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-を見てきました。
当初、2週間限定公開予定だったのですが、京アニ事件をうけてか3週間として封切り。現状、評判がよいので一部劇場にはなるようですが5週までの公開延長が発表されています。
毎週(4週目を除く)、数量限定で原作者書きおろしの短編小説がもらえるのですが、これが入れ替わるのが金曜日。
日曜日の回ではもう残ってないようでもらえませんでした。残念。
何年かたった後には、たぶん文庫化されて収録されるでしょうから、それを待つことにします。
どのみち、全部入手するには4回見に行かないといけないうえ、それでダブらないことが前提ですからね。ランダム配布なので最低4回という形になります。
映画の内容的に4回見ても良いものは良いでしょうけれど、短期間にとなるとちょっとね。
来場特典についてはあきらめです。

さて、本編の映画。
もともとは2本のOVA企画として始まったようなことがパンフレットの監督インタビューに書かれていました。
実際、その時に選ばれていた話がこれだったのかはわかりませんが、前編と後編に分けても良いストーリー。
前半のゲストと後半のゲストの間での手紙のやり取り、最初の手紙へのアンサーとなる手紙が後半で出されることで、感動のエンディングを迎えるという形になっていますので、OVAで出したときにも前と後ろで話が一度きちんと切れるので、それはその形でも良かったと思いますが…。
ちょっとしたこと、後半のキャラを前半で少し描くことでより感動ができるつくりになってるので、1本の映画になったのは良かったと思います。
また、外伝とついてることから、本編であるテレビ版は見ている前提になっており、既存のキャラクターについては説明が全くありませんので、テレビ版の続編映画として見る必要があります。
映像、音楽についてはテレビ版と比較して、もともとのテレビ版も綺麗だったのですが、さすがそれは映画。細部にわたって美麗な映像と音楽が楽しめるものとなっています。

寄宿制の女学校に通うイザベラ・ヨークの元に、ヴァイオレットがヨークの教育係として派遣されてくるところから始まります。
その前にちょこっと冒頭シーンがアバンタイトル的にあってC.H郵便社のあるライデンに船でやってくる少女が描かれて始まります。後半になるとすぐにわかるのですが、この少女が後半の主要人物であるテイラー・バートレット。後半の手紙の依頼人になる少女です。
イザベラが前半の主要人物で手紙の依頼人になります。

イザベラは「僕」っ子で淑女教育が苦手。
それでデビュタント=社交界デビューを成功させる為にヴァイオレットが派遣されてくるという流れになっています。
ヴァイオレットあれで社交とかも割と完璧なんですよね。原作では養母に叩き込まれたらしいですが、アニメだけ見ているといつそれを学んだのかは不明なのですが、まぁ、そのヴァイオレットを頼る形で、いままで関係した国がらみの要請という事で派遣されてくるわけです。
イザベラがマナー的なところが苦手なのは後々にわかりますが、もともと貴族の娘として育てられてたわけじゃなく、割と最近、貴族の娘という立場になり学校に入れられたことが分かります。
この辺の時系列、明確に描かれてないんですけれど、作中で語られる時間経過が5年あるんですよ。
イザベラがもともと孤児でエイミー・バートレットと名乗っていた時が最初の時系列になり、そこからテイラーを引き取って育て始めます。その後、エイミーの存在を知った有力者の実父が引き取りに来て、テイラーをきちんとした養育施設に入れることを条件にエイミーに自分の跡取りとなることを強要するというシーンにつながるのですが、その後にヴァイオレットと邂逅して、とりあえず寄宿舎の中で居場所がない友達がいないという状況から脱したのと、もともとの自分の希望であったテイラーに手紙を託すという形になります。
この辺はいつも通りというか、無表情ではあるけれど真摯な態度で接してくるヴァイオレットが次第にイザベラの心を溶かしていくという流れになっています。
それで、過去を語る流れになるのですが、手紙を書こうといういつのも流れです。
映像は綺麗だったけれど、イザベラの中にはヴァイオレットと別れる哀しみと、託した手紙がテイラーの元に届くのかという不安、そして、テイラーとの失われた絆への想いみたいなものが残っているのが分かる描写がされます。
そしてテイラーのパートに移っていくのですが、テイラーをエイミーが拾ったときが5歳、そして現在のテイラーが10歳なので5年の歳月があります。
エイミーが引き取られて、ヴァイオレットが教育しにくるのがこの5年の間のどこかという事になるんですけれど、その後、イザベラは卒業して結婚したことで、ヴァイオレットとの文通が途切れてしまうという描写があるので2~3年は交流があったように思えます。
C.H探偵社の面々がそれなりに歳を重ねてる描写が後半のテイラーのパートにあるんですけれど、あなたたち変わりありませんなというのがちょっと心配になった。(笑)

テイラーは何歳くらいなのかわからなからず、まだ子供子供した描写されているから年端もいかない感じだなぁと思っていたのですがパンフレットに10歳とありました。
手紙をくれたイザベラ=エイミー=姉の記憶が薄れてしまい無くなっていく中、何かあったら自分を頼れとこれまた手紙を添えていたヴァイオレットの元へ訪れるという流れになっています。
自分に姉との絆を繋いでくれた郵便社にあこがれ、郵便配達人になりたいという彼女がC.H郵便社で見習い郵便配達人として働く姿を描くのが後半です。
まぁ、引き取ってもらうまでの期間限定な訳ですけれど。
その中で、やっぱりヴァイオレットのやさしさに触れ、エイミーに対して手紙を書きましょうという流れになります。
そして、テイラーが語った言葉が消えかけてしまっていたエイミーとテイラーの絆を結び直すというお話。
これだけのことなんだけれど、感動的に描かれるものだから、泣いた泣いた。
字が読めない書けないテイラーが文字の勉強をするところとか、テイラーの手紙が届いたところとかずっとぽろぽろ涙が堪えられなくてやばいかんじでした。

そういえばテレビ版でも、毎回泣かされてたなと思いだしましたよ。

それにしても設定が緻密。
イザベラは肺炎を患っているのですが、これは孤児時代に無理をして働いたせいで、彼女が安穏とした生活を送ってなかったことの象徴になっています。
また、テイラーについても幼児なんですけれど孤児時代はやせ細っていて、孤児院時代は貧乏ではあるけれどそれなりに栄養は行き届いているのかすこしぽっちゃりとした描写になっています。
生活環境の背景ってのを絵やキャラクターの動きとかで表現していて、細かいってすごく印象に残りましたね。

全体的にヴァイオレット・エヴァーガーデンの続き作なので、大好きだった作品の続きが見れて大満足でした。
来年には劇場版と名を打たれた作品が公開になりますし、京アニはまだ大丈夫だと思わせてくれる作品でした。
本作自体はあの事件の直前に完成していたらしいですけれど。

あー。
泣くと言えば。本編で泣かされちゃう視聴者な訳ですが。
エンドロールにあの事件で亡くなった方の名前がしっかりあるんですよ。末端の方の名前はさすがに覚えてませんが、重要な役割を担ってた方で亡くなった方もいる。
その方の名前とかは何度も報道されましたし、しっかり覚えていました。
それを見てまた涙があふれちゃう感じでした。
また、エンドロール後に劇場版の予告が入り鋭意制作中とテロップされます。
京アニのあの事件に負けないんだという意思みたいなものを感じて、また泣かされてというかんじでした。作品だけでも素晴らしいのに。
他の部分でも泣かしにきたぜ?って感じでした。
頑張れ京アニ。
劇場版も楽しみに待っていたいと思います。

 

Fate/stay night[Heaven's Feel] II.Lost butterfly

今年の初めに劇場公開されたFate/stay nightの桜ルートの第2章。
第1章を劇場での鑑賞をパスしたので第2章もパスしたという感じで、BDが今回発売されて届いたのでそれでの視聴です。
時間的には本編117分。約3分第1章より少ないんですけれど、内容はなんか詰め込まれていて、かつあんまりゲーム本編からカットされてる印象が無かったというのは驚きでした。
ゲーム本編からあんまりカットされてないという事はですね。士郎と桜の情事とか、慎二が桜に乱暴するシーンとかがマイルドに(それでもPG-12)はなってるもののきちんと描かれていて、台詞があるという状態なんですよ。
それなのに、きちんと必要な分がきちんと描かれていてびっくりしました。もちろん、ひとつひとつのシーンは少しずつ縮めてるんだと思うんだけれども、そういう印象はあんまりなかったですね。
第1章はルートの分岐地点までイメージでスキップされていたので、すごく印象が違いました。
第1章はやっぱりダイジェスト的な印象は受けちゃうんですよね。
第2章はそれは無かったので完成度が高い印象を受けました。

ストーリーは原作しかも全年齢版じゃなくてパソコンゲームの方に沿っている感じですね。
桜さんが堕ちていくとともに、それに士郎が寄り添っていくという選択をするというストーリー。
どっちが重要なんだろうと言えば、士郎が選択として今までさんざ言ってきた正義の味方であるというあり方を捨てるという選択がすごい重いし、それが、このHeaven's Feelの主題であるわけですけれど、その気持ちっていうのは彼にとっては救いなはずなんですけれど、こっちの道も桜があーゆー状態なので超茨の道を、Fateにおける正義の味方というのは少数を切り捨てるというのの代わりに、さらなる茨の道を選択しているわけです。
それをさ、士郎は途中まで桜が堕ちていくのに気が付いてない(気づかないようにしている)んだよね。
始めは自分に寄り添ってくれる大切な存在である桜に対して、桜の為になるようにと選んだことだったけれど、桜があーゆー状態だって気が付いてからも、それを撤回しない。
覚悟を決めていくという話になってますね。
途中で包丁を持ち出して桜を殺そうとするシーン、それでもできなくてその結果彼が選択したことってのが、この映画の結末な訳だけれども、それまでの自分をすべて否定して、新たな価値観を構築していくっていうのはすごい重いものがありました。
今まで、Heaven's Feel編は完結まで描かれたのがゲームしかなくてですね、一連の作品として描いているのってなかったわけですよ。
ゲームだと選択肢がいろいろある訳で、自分が士郎役として選択をしていくわけですよね。それで、何度もバッドエンドを迎えながら先に進むという作業をしていくわけで、続いてるシーンとして見られない面があるんですよ。
それが今回、士郎があり方の選択をしていくまでの過程が一気に見れるというのは新鮮でした。

桜さんが堕ちていくのは規定路線というか知ってて見ているのですけれど。
日常が壊れていって、暗い闇の世界に堕ちていくわけですけれど、桜が出てくるたびに、何かしら桜的に闇に堕ちていく要素があるという状態で、心苦しいものがありました。
結果として第3章で救われるのは知っているわけですけれど、自分が穢れたものであるというところが、今までのFateでは出てなかった面が前面に押し出されてくるので悲しい感じがしましたね。
PG-12である理由ってのは、Réalta Nuaで描かれた桜の堕ちていく理由ってのがたぶん薄く見えちゃったんだろうなと想像しました。
Réalta Nuaはやってないので分からないのですけれど、R-18のシーンがカットされているRéalta Nuaではそこまで桜が堕ちるというのが薄いんじゃないかなぁと思いました。
性的な堕落というのもあってこそ、この桜が堕ちていくというのは顕著に描けるのではないかなぁとこれを見て再確認したような印象がありました。

本編の中のちょっとしたシーンで、Fate/Zeroとのつながりってのも描かれていて、もともとイリヤのシーンでは切嗣とイリヤの関係ってほとんど描写されてないのですけれど、イリヤが士郎に感情移入しやすいようにこれまでFateの作品群が積み重ねてきて補強された分を詰め込められていると思いました。
Fateの本編系はufotableが多く担当しているのですけれど、だからこそか、繋げられる部分は繋げている感じがしました。
こういう補強ってのはすごく良い感じに思いました。

シーンとして印象に残るのは一番は士郎とか桜のシーンじゃなかったです。(笑)
これ、それでいいのかと思ったのですけれど、士郎と桜のシーンって、この作品の中では静のシーンであってそれぞれきちんと印象に残るんですけれど、一番っていうのはやっぱり動のシーンなんですよね。
その迫力がものすごくてですね。アインツベルン城でのセイバーオルタとバーサーカーの戦闘シーンなんですけれど尺はやたら長いし、部屋で見てたら音についてそんなにでかくしてないのに家族からクレーム来るくらい迫力あるし、セイバー対バーサーカーというのは第1章でもあるんだけれども、士郎という不完全なマスターで全力が出せないセイバーというのと、闇落ちして桜、聖杯から魔力供給を受けてるので全力で戦えるセイバーってのがこうも違うのかというのがびっくりしました。
それに対抗していくバーサーカーがやっぱり大英雄なんだと思いました。この戦いができるバーサーカーを追い詰めることができるエミヤすげぇなと思うと同時に、セイバーにとってマスターって枷でしかねぇとおも思いました。
それほど圧巻の戦いを割と序盤に見せつけられるので、びっくりします。
これ、どこまでやるの?って思いながら見てました。

後は第3章。
桜が救われると同時に、士郎が桜の闇と対峙していくシーンが待っているはずです。
すごく楽しみですね。
来年の春。待ち遠しいです。

Fate/stay night[Heaven's Feel] II.Lost butterfly
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