FIL:Blog

とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

バチカン奇跡調査官

同名のサスペンス小説が原作のアニメ。1クール12話で放送されました。
原作の3巻までを題材としていますが、短編集から2編分アニメ化したのかな?
原作は未読で視聴しました。原作の既刊は16冊ほど出てるようで、人気が出れば2期目とかが期待できる作品なのかなと思いました。
全体的に女子向けかなぁと思いながら視聴していました。

女子向けと思ったのは主人公2名が美形の男性で、出てくるキーキャラクターは基本的に美形男子で固められているからです。
というか、女性キャラクターはモブか死んでるかしてないと出てきてないんじゃないかな?
ということもあって、男性は楽しめるかなぁと4話まで(原作の1巻の分)視聴した段階で思いましたが、十分にサスペンスとして面白かったです。

主人公である平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスの2人のカトリックの神父さんが、世界中で起こった奇跡に対して、それが本当に神の奇跡であったのかというスタンスで調査を行うというスタイルのストーリー。
主人公2人はバチカンの専門の調査官であるという設定です。
で、調査に赴いた先で数々の事件に巻き込まれるというか、奇跡が事件の隠れ蓑になっているのでそれを暴いていくという話になっています。
6話から8話については、ロベルトの過去にかなり関わっていて、彼の人生を左右する話となっていました。
結果的に彼は事件を乗り越えましたけれど、もっと丁寧に描写していってもよかったんじゃないかなぁと感じました。4話までのボリューム感、丁寧さと、6話からのボリューム感、丁寧さに少し差異を感じました。
原作の1冊の話を短編2本を入れる為に、2巻、3巻に相当する部分では3話で終了しないといけないのがちょっと急ぎ足になってしまった原因に思えます。
でも、短編2本も必要な話ではあるので致し方ないというところでしょうか。
あと、本当の奇跡に出会ってしまうと話が終わってしまうというか、神の実在の証明になってしまいますし、話の展開上どうしても奇跡=ペテンやからくりであるというのが基本スタンスであるのがちょっと拍子抜けるというか、バレバレだなぁって思う部分でした。それでも楽しめるように仕掛けはかなり大掛かりな設定にされていましたけれど。

人気が出れば2期目が期待できそうなアニメですけれど、これは原作を読んだ方が楽しめそうだなって感じました。
ミステリとかサスペンスとかをアニメでやるって結構難しいんですよね。

スポンサーサイト

 

戦姫絶唱シンフォギアAXZ

4期目。1クール13話で放送されました。
途中で去年、武道館で行われたシンフォギアコンサートのダイジェスト版が放送されました。このイベントでシンフォギアは5期まで制作されることが公開されていたようで、今期は「つづく」で終了しています。
今までは、後ろが確定していたわけではないので「つづく」ではなくてそこで終わる様な表記だったのですが、今までと最大の違いはそこだと思います。

さて。
いつもどおり、CDを売るための…という作品であるのは変わらない気がしますけれど、3期までよりは少しその傾向は抑え目だった気がします。
作品の公開中に発売が予告されたのは主題歌OP/EDのCDと、主要6人のキャラソンCDだけで、3期目のときのように各キャラをカップリングした楽曲は発売予定に上がらなかったから。
作中では何人かで歌う楽曲はあったのですけれど。
5期がある予定なので、そちらと続くからですからね。5期やるときに怒涛のように発売されそうで怖い感じですね。集めてる方は大変だなぁ。

聖遺物の関係で話を構築していたのが1期2期。3期目は話が少し変わった展開になり錬金術師との戦いが描かれていました。この4期目も錬金術師との戦いとなります。
3期のときのキャロルとは違って、今回は実在の錬金術師をモチーフとした登場人物が敵となっていました。
サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティという3人の錬金術師をメインの敵として戦う相手になります。
彼女らの後ろにはアダムという人物がおり、神の力を手に入れようと画策しているという話になっていました。
サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの3人が最初は敵なのですけれど、何度かの戦いを経て、味方になるという流れでした。実際に味方として立つというよりは、目的を同一としたので共闘するといった方がいい感じでした。
が、殴りあってるうちに仲間になるというのはまぁ、王道な流れですね。3人の錬金術師が共闘関係になったあとはアダムが敵として立ってくるという感じでした。
アダムと3人の錬金術師は基本的に味方同士だったのですが、アダムが自己中心的すぎる感じで最初からあまり仲は良くない感じを受けました。

終盤において、神の力を受け入れられる器について話が展開されて、偶発的に響がその器になってしまうという展開がありました。原罪を背負った人間は神の器にはなれないはずなのにというのが次期へ持ち越しの謎となります。
原罪を浄化されているのでは?ということで、神獣鏡の光を同じ浴びている未来もそうなんじゃないかという展開で幕です。
アダム倒されてしまっているので、神の力をどうこうする人物がいなくなっているのですけれど、5期目はどう話を展開するのかな?

3期までのバラバラだったストーリーの種を、まとめ上げて話を構築し直したという印象を受けました。
ただ、その過程で響が中心であってストーリーが展開されればいいのですけれど、実際に響が中心になるのは後半の後の方になってからであって、それまでは調や切歌の問題やクリスのトラウマの話、マリア、調、切歌のシンフォギアの問題点の解決がメインのストーリーになっていて、主たる流れが分かりにくい感じになってました。
また、歌ってるときの演出が今までよりも台詞よりになっていて、歌が聞きづらかったです。この作品の魅力はキャラクターの歌だから台詞より歌をメインにすべきだったんじゃないかなぁ。
全体的に雑に要素を組み上げちゃった印象を受けました。
それでも3期目よりは面白かったけれど。
もうちょっと設定を前面に出して話を展開してくれればなぁ。エルフナインの台詞だけで裏設定が全部説明されていくのはどうなの?と思ってしまいました。

さて、惰性で見た4期目でしたが「つづく」とされてしまったからには仕方ない。
5期目も見ましょうか。いつやるのかな?

 

メイドインアビス

同名のコミック原作のアニメ。1クール13話で放送されました。13話目は1時間のスペシャル。なので実質14話分のボリュームがありました。
原作未読で視聴。
ホンワカした絵の雰囲気と謳い文句に騙されてみると、つらい目に合うアニメ。最初はホンワカした絵の雰囲気から気楽な冒険ものなのかなと思っていたのですが、主人公のリコとレグが挑むのは帰ることができない旅であって、見始めて数話でええぇ?そんなハードな感じの作品なの?と疑問に思っていたら、最後の方になったらエグイシーンとかふつうにあったり、悲しいシーンが連発したりするなかなかハードな作品でした。
絵の雰囲気と内容に隔絶したなにかがあるのって、まどかマギカ以来流行ってるんですかね。

内容は人類最後の秘境といわれる大穴(アビス)にリコとレグが旅に出るというものです。
実際の地球にアビスはありませんから、ファンタジーだということがわかります。このアビスがなかなか魅力的な舞台となっていてかつての文明を飲み込んだ形跡があるんですよね。そして1万メートルを超す深度がある。
その穴の淵に町ができていて、貴重な遺物をアビスから探窟家が持って帰ってくるという設定になっています。
アビスには地上と違う生態系ができていたり、いろいろな謎があり、なかなか魅力的な場所。ただし、呪いのようなものがあって、アビスに潜った後に上昇(つまり帰り)すると肉体に負荷がかかりいろいろな症状が出るというのがあります。上層部だと吐き気や頭痛程度で収まるようですが、深くなればなるほど、上昇負荷が大きくなり、最深部からの上昇負荷は「確実な死」といわれています。その手前でも「人間性の喪失」などが起こるとされています。獣みたくなっちゃうのね。
そのため、深層へ旅立つことを「絶界行」と称しています。
リコとレグは、リコの母親の残したメッセージ(と思い込んだ)メモにしたがってこの絶界行に挑むという流れになっています。

リコは探窟家見習いの女の子で、好奇心旺盛なところが魅力でした。
レグはリコがアビス内で倒れているところを見つけたロボット?の男の子で記憶喪失(どうも起動しようとしたリコのやりすぎで記憶がぶっ飛んだっぽい)ですが、リコに好意を寄せてる節とかあって体がロボであること以外は基本的に普通の男の子です。
この二人が組んで「絶界行」という無謀に挑む物語になっています。
はじめ、素人二人が組んだところで下までいったら死ぬじゃんって思ったんですけれど、下に行く分には上昇負荷はないので行こうと思えばいけるんですよね。帰れないだけで。
これ、リコの母親に運よく出会えたとしてどうやって戻るつもりなのかしら?と思っているのですが、たぶん当人たちはそんなこと考えてない感じでした。

冒険を楽しみながら進んでいくというのが見ていて面白かったです。
途中、リコが毒を受けてしまい死の危機に直面したあたりから、この物語のきつい面が顕著に顔をだしてきて、そこからは真顔で視聴してました。シリアスな話が好きな僕としては願ったりですが、子供がこれに直面するのはきついなぁと思いながら見てました。
リコは出会った「成れ果て」=上昇負荷により獣化してしまった獣人のような子、ナナチによって救われます。
ナナチが出てきてからはナナチの悲劇にまつわる話が中心になってました。
最後はリコが傷から回復してナナチをともなって3人で旅立つところまででした。
残念なのは原作が未完であるため、良い切れ目としてこの主人公になる3人がそろって旅立つというところまでとしたのでしょうけれど、あまりに中途で話が終わってしまっていること。
張られた伏線のほとんどは回収されてません。リコの母であるライザの行方や、残されたメモの謎、ライザとの記憶があるレグの事、ナナチをあんな姿にしてしまったボンドルドが今どうしているかなど、気になる部分はたくさんあるのだけれど、あとは原作読んでね!みたいなノリで終わってしまった。
ぜひ2期目を期待したいんだけれど、どうもちょっと調べた感じ、原作のストックはあまりないみたいなんだよねぇ。2期が作られるとしたらかなり先になりそうです。
続き見たいなぁ。

メイドインアビス Blu-ray BOX 上巻
KADOKAWA メディアファクトリー


このアイテムの詳細をみる

メイドインアビス Blu-ray BOX 下巻
KADOKAWA メディアファクトリー


このアイテムの詳細をみる

 

RWBY VOLUME1-3: The Beginning

アメリカ産のWEBアニメをTV放送用に再構成したもので、1クール13話で放送されました。
3DCGソフトのPOSERを利用していて、割と低予算なのか日本のCGアニメ(たとえば前クールで放送されていたID-0や正解するカドなんか)と比べてしまうとものすごく素人が作ったのかというようなCGの出来で雑な印象を受けます。最初の数話だとまだポリゴンの調整がうまく行っていないのか洋服の間に隙間があったりとかなり雑な印象を受けました。絵で視聴するアニメを決めている傾向のある僕としては結構つらい感じでしたが、話題にはなっていたし、フィギアが出るくらいには人気があるんだろうと思って最後までみました。CGについてはだんだん良くなっていくのがわかるというのがなかなか面白かった。

これはもともとWEBアニメで公開されていた3シーズン分のお話を1クールにまとめたものとなっています。元のWEBアニメが短編だったとは言え、かなり端折ったのではないかなぁと思います。
ほとんど舞台背景に関する説明的なところはなくて、画面からの情報から察しろという感じの流れになっていました。
The Beginningと副題が付けられているように序章にあたるお話で、主人公のルビーが飛び級してハンターの養成学校であるビーコン・アカデミーに入学するところから始まり、何かしらの陰謀に巻き込まれてビーコン・アカデミーが崩壊するところまでを描いています。陰謀について、これから開示されていくのだろうというところで、幕になってしまうのが残念。
世界観は画面から読み取れた範囲では、この世界にはグリムという怪物がおり、ハンターはそれを退治する能力者であること。普通の武器で戦う他、ちょっとした超能力が使えたりするというのが基本設定になってるようでした。ルビーの能力は画面を見てるだけだとよくわからないけれど、移動に特殊な能力がありそうだった。仲間たちが道を作って、それを利用してルビーが移動するというシーンがよく見受けられたので。

ストーリーは悪くないと思うんだけれども、テンポがちょっと受け付けなかったなぁ。
アメリカのカートゥーンのテンポで描かれてるんですよ。
シリアスなシーンとギャグのシーンが隣り合っていてつながっているの。急に挟み込まれるコミカルな動きやネタにどう反応していいやら困るアニメだった。

良くも悪くも未完成っぽさがあり、登場人物とか世界観に対して視聴者が補完して楽しむ余地をたぶんに残してある作品だったと思う。僕としてはそれなりに楽しめたけれど、アメリカ産のノリについていくのが大変なのでこれ以降はたぶんパス。
キャラクターは十分に魅力的なんだけどなぁ。
WEBアニメじゃなくてディズニーあたりが作ってたらクオリティ的にもかなりいいものだったろうに。
なぜWEBアニメでつくった。もったいない。

RWBY VOLUME 1-3 Blu-ray SET
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

このアイテムの詳細をみる

 

サクラクエスト

2クール25話で放送された作品。
音楽を灰と幻想のグリムガル同様に(K)NoW_NAMEが主題歌、挿入歌やBGMすべてを手掛けています。(K)NoW_NAMEとしては2作目のアニメ作品となるのかな。

P.A.WORKSによる花咲くいろは、SHIROBAKOにつづく「お仕事シリーズ第3弾」であり、今度は町興しがテーマになっています。
SHIROBAKOでの女性5人をメインとして描いていくというフォーマットが固まったのか、本作でもメインは女性5人。
その中で派遣事務所の契約内容をろくすっぽ読まずに、仕事を引き受け、舞台となる間野山を訪れた木春由乃をメインとして描いていきます。
過去の花咲くいろはやSHIROBAKO同様に、さまざまな問題を解決していく過程で、メイン5人や他の登場人物の葛藤や問題も次々に浮かんできては、徐々に解決されていき、ベストとは言わないまでもベターな方向へすべてが向かっていくという流れになっています。

舞台となる間野山はかつてはミニ独立国(カブラ王国→チュカブラ王国)として栄えていたものの今は閑散とした観光地。
ミニ独立国が流行っていた時期はよかったものの、今はそれもはやらなくなって落ち目になっていたところ、観光協会の会長が昔のアイドルを呼んで国王に就任にしてもらい、人を呼ぼうを画策したところ、そのアイドルと名前の字面が似ている木春由乃が呼ばれてしまい、仕方なく国王業務=町興しを始めるという話。
当然、由乃は当初は東京へ戻ることを考えていたのだけれど、いろいろな人と触れ合ううちに、間野山の抱える問題に正面から向き合うようになっていきます。普通だったら帰ってるわーと思いながら冒頭の数話を見てました。だって1日の予定で仕事に来たら任期1年とか言われたら帰るでしょふつう。由乃がいい子でよかったねと思いましたよ。

それからもさまざまな問題をひとつひとつクリアしながら町興しをしていくという話なのですが、なんともかなやっていることが地味ーに見えてしまい、SHIROBAKOのような盛り上がりには欠ける感じがしました。
盛り上げ役が少ないというのも原因かなぁ。青年会とかあるんですけれど基本、田舎の寂れた町ですから登場人物の年齢層が高いんですよね。SHIROBAKOもそれなりに高い年齢層の人が出てる作品でしたけれど、あれはそういう業界にいる人たちですし、田舎の寂れた町の活気が違う、ノリが違うという感じがあったのでしょうねぇと思いながら見てました。

そういえば、間野山の置かれた現状が寂れた観光地であるというのは明言されているのですけれど、限界集落的な話が出てきたりもしてどのレベルで寂れてるのか困惑するところがありました。
もちろん間野山自体は割と広い町で集落がいくつもあるうちの一部が限界集落だってことなんでしょうけれど、人が呼べないっていう問題とフラットにそういった問題も描かれてたので、間野山が置かれた問題の大きさがいまいちつかみづらかったです。

最後は間野山の人たちの考え方、これからを考えるということのきっかけを作ったところで幕。
由乃は間野山を去り、それぞれがそれぞれの道を進むようになっていくエンディングでした。
でも、たぶん、メイン5人の故郷みたいな立ち位置に間野山はなっていくんだろうね。
そういう場所を残して行ってほしいなぁと思う終わり方だったです。

 

Re:CREATORS

2クール22話で放送されました。オリジナルアニメです。
といっても原作として小説とかがアニメの放送終盤に出版されたりしてます。
原作はBLACK LAGOONの広江さん。監督はFate/Zeroなどのあおきえい監督です。
結構、事前の期待度が高かったアニメ作品でした。
22話と2クール作品としては少な目ですが、特別番組が放送前に1回と放送中に2回放送されました。事前の特番は放送スケジュールを把握してなかったので見れなかったのですが、放送中に挟まった特別番組は基本的に女性声優さんがわいわいやってる、声優ファンのための番組となっていて、作品世界を補完する情報とかは流れませんでした。
せっかくの特別番組なのだから作品世界を説明するような、番組になってればよかったのになぁと思いました。声優ファンには放送された内容でよいんでしょうけれど…。
声優さんで見る番組決めてるわけじゃないからなぁ…。(たまに声優さんで決めるけど)

作品としては、プロがセミプロたちに喧嘩を売ったという感じの作品に思いました。
乱立する異世界召喚ものの作品に対して、プロの作家が召喚されるものであれば量産されている現実世界から異世界へ召喚されるというアーキタイプを持った作品ではなく、こういった作品を作ってみろというアンチテーゼとして制作されたのかなという印象を受けました。
この作品では作中作であるラノベやアニメ、ゲーム作品の登場人物が、現実世界に現れて騒動が起こるという、異世界召喚ものとは逆の構図を持った作品となっていました。

各作中作品から主人公クラスの人物やロボが現実社会に召喚されるのですが、1人だけ、元になった作品が判別できないキャラクターが現界しています。そのキャラクター、アルタイルの目的は世界の破壊であり、現実社会を破壊しようとする目的をもっています。
その行動原理は復讐心なのですが、それを隠したままで、いろいろと行動していきます。
その結果、他の作品のキャラクターたちも巻き込んで、呼び出されたキャラクター達はアルタイル派と反アルタイル派になって戦っていきます。中にはトリックスター的に立ち回るキャラクターもいましたが。
反アルタイル派は主人公の颯太や作者の説明を受けて、起こっていることアルタイルの行動を阻止しないといけないことを理解して動いていきます。

アルタイルの正体を探りながら、そしてアルタイルの正体が判明してからは絶対的な力を持つアルタイルに対してどう戦っていくかを探りながら、颯太が過去と向かい合って自分自身を見直すという物語になっていました。
そして消えていくキャラあり、新たに表れるキャラありという状態の中、アルタイルに対するという共通意識で各キャラがまとまっていくという流れでした。
すごく、見ていて燃えるし、熱いし、練りこまれたシナリオが秀逸だし。すごく面白い作品でした。
アルタイルの最後もすごく見ごたえがありました。

しかし。
この作品のために作られた数々の作中作。
大まかなストーリーしか見えないのですけれど、見てみたいなぁと思いましたね。
それぞれが面白そうな感じでした。
そう思わせるというのもすごいなぁと思いながら見ていました。
人気作家の本気はすごいんだぞっていうのを見た気がした作品でした。

 

アニメの質。

7月から始まったアニメはFate/Apocrypha以外は手つかずで、前期までにやっていたアニメを必死に消化していたんですが、やっとこめどがたったので、RWBY Volume 1-3: The Beginningの1話を見ました。
海外のCGアニメで大型の武器を持った女の子が戦うというアニメだということはCMなんかで知っていました。
見てみてちょっと愕然。
アニメの質として絵が割とボロボロでした。CGなのでそれ以上に崩れるということはないんですけれど、ポリゴンに隙間があったり、テクスチャーの質感やレンダリングされたCGとしての質がそもそも日本のアニメ、とりわけCGアニメと比べて愕然となるほどに違いました。
びっくり。
普段、外国のアニメ作品ってなると、ディズニーくらいしか接することありませんから、どんなもんだろうと思ったのですが、かなりひどいかなーこれは…というできでした。

調べてみると、RWBYはWebで無料公開されていた短編アニメらしく、どうもお金はあまりかかってなさそうでした。それであの出来だったんだなと納得はいったのですけれど…。
日本って、素人が作って出してくるアニメでもそれなりの絵だったりするので、質的な問題としてアニメを見るということにおいて日本人は本当に恵まれてるなぁって思いました。
海外の人が日本語を学んでまで日本のアニメを見るの理解できますわ…。
普段、絵の質で見るアニメを決めているところがある僕としては、RWBYは結構きついかもと思い始めてます。
シリアスなストーリーに挟み込まれる、海外的なコミカルなノリもちょっときついし、どうしようか迷ってます。
通して見終わったときに、また感想は書くと思いますけれど。
1話をみて愕然としたので。
ちょっと別途感想を書いてみました。
日本のアニメってすごいんだなと再確認する意味ではよかったかも…。

 

心が叫びたがってるんだ。

2015年に公開されたアニメ映画作品。
TVで地上波放送でされたので見ました。
劇場公開時、見に行こうかと思ったのですが、都合がつかず見に行けなかった作品です。スタッフが基本的に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」と共通です。というか、「あの花」のスタッフが再集結して制作した映画ということで当時話題になっていました。
今回テレビ放送されたのは実写版の公開記念ということで、エンドロール後などに実写版の宣伝が入っていました。エンドロール短かった気がするけど短縮されてたのかな。

主人公は喋ることが出来ない少女、成瀬順。
喋れない原因は精神的なストレスによる失語症といったところでしょうか。物語は小学生の頃、おしゃべりだった順が失語症になるところから始まります。
父親の不倫現場を目撃してしまう、それを無邪気に母親に話してしまうということをしてしまった結果、家庭は崩壊。父親から「全部お前のせいだ」と言われてしまった順はそのことを後悔した結果、卵の妖精?を幻視し、喋れなくなる呪いをかけられてしまう。
そのまま成長した順は今度は喋らないことで母親から責められており、精神的にかなりストレスがかかっている状態の少女となっていました。
そこに転機として訪れるのが学校と地域のふれあいのための交流会出し物を企画する委員に担任教師から半ば強制的に選ばれてしまった順が困惑しながらも、ミュージカルなら歌なら声が出せるかもという希望を得て行動し始める話となっています。
もちろん、自己否定的に育ってしまっているので、順ははじめは乗り気ではないものの、同じく委員にされてしまった坂上拓実とのふれあいの中で、少しずつ心を開いていくという物語。

青春ものらしく、主要登場人物4人の葛藤や恋模様を描きつつ、最後に順が言葉を取り戻してストーリーは終了します。
拓実に恋をした順。でも拓実は別の少女と恋人関係にあり、失恋したり。
そのことで、結果的にまた殻に閉じこもったり。
迎えに来た拓実に対して心の内を爆発させたりして、前に進んでいくです。
登場人物がそれぞれ言えないこと、言い出せないことを少なからず抱えていて、それを少しずつミュージカルを成功に導いていくことで解決していくという流れになっています。
割と見てる間は登場人物のストレスが大きく、見ていてイライラすることも多かった。
でも、順が言葉を最終的に取り戻し拓実に(ふられること前提で)告白したり、最後に皆でやり遂げたという解放感を描くことや、告白してくるという田崎大樹の行動などに心が洗われていく感じがする話でした。
「あの花」とはまた違う形だけれど、青春物語を描かせたらこのスタッフはいい仕事するなぁと思いました。
同じスタッフ(監督、脚本)が「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を作ったとか笑い話かと思う。
2時間足らずという尺の中でまとまっていていい作品だなぁと思いました。
こういう青春の思い出あると人は強くなれるんじゃないかなと思いました。

心が叫びたがってるんだ。
アニプレックス


このアイテムの詳細をみる

 

アトム ザ・ビギニング

手塚治虫の鉄腕アトムの前日譚として書かれた漫画作品のアニメ化。
1クール12話で放送されました。原作の漫画はまだ連載中で未完ですので、切が良いところまでのアニメ化となっています。原作漫画の6話までに準拠していてオリジナルの展開が差し込まれていたようです。

原因不明の大災害が発生した後の日本が舞台となっており、災害復興のためにロボット工学が急速に発達したという設定で始まります。
この舞台背景はあまり物語には関係してこないで、現代風の日常の中にロボットが自然にいる状態を生み出すための下地だけだった感じでした。僕はアトム世代よりちょっと後なので、アトム詳しくないのですが、鉄腕アトムもこんな設定だったのかしら?
ちょっと気になりました。
物語は大学の研究室で、天馬午太郎とお茶の水博志(後の天馬博士とお茶の水博士)がロボット研究をしているというストーリー。その産物がA10-6という主役ロボットで、作品世界でもかなり進んだAIを搭載した自律思考型の人型ロボットです。
このメンバーが中心となって、日常の中で発生する問題や大学の研究費稼ぎやらを経て、ロボットレスリングでA10-6が同じような自律思考型の人型ロボットのマルスと戦うことで、思考を超えた感情のようなものを抱き始めるというところまでを描いています。

鉄腕アトムでは、天馬博士とお茶の水博士の間には特に関係性があったわけではないように思いましたが(記憶がさだかじゃないです)、この作品では二人が意見をぶつけ合いながらA10-6を開発していく姿が描かれています。
主役はA10-6ではなくて、この二人の研究生なんですよね。この作品。
鉄腕アトムでの描かれ方同様におおらかで人の好い博志と、独善的で自分勝手なところがある午太郎、二人の対比がメインになっていました。
最初はうまく行っていたのですが、決定的な亀裂を生みそうになったところでぎりぎりで決裂せずに次のステップへ進む(A10-6の後継機を作る)というところまでで、話が終了します。
もともと、僕はあまり鉄腕アトムにあまり思い入れが無いというか、あの作品をあまり面白いと感じてはいなかったのですが、そのせいもあってか、この作品もあまり面白いとは感じられませんでした。ひとつの作品として完成度は高いなとか思ってはいましたが、なんか、乗り切れない自分がいた感じ。
たぶん、鉄腕アトムに思い入れがある人が見れば、かなり面白いと感じられるのではでしょうか?
僕には正直ちょっと合わなかったかな。
途中から、午太郎の独善的なところが目につくようになっていくのですが、それがあってすごく気になってました。
もともと、彼は最強のロボットを作ろうとしていて、自律思考型AIのアイディアを持ってきたのは博志の方だった。ただ、意気投合して二人でAIであるベヴストザインを作り上げたのは確かですが、A10-6の命ともいえるベヴストザインの開発、A10-6の開発をさも自分の手柄のように語る彼の姿が、すごく気になった。
簡単に言えば嫌な奴に思えてしまった。彼自身には彼自身の葛藤というものがあって、そうなってるのでしょうけれど、画面を見ている限り、葛藤とかそういうものよりも、自己を誇示するのが目立ってしまって、嫌な感じがしてしまった。
その辺も僕が合わなかったところかもしれません。

NHKだから、原作のストックが溜まったら2期あるかな。
アトムの名前を連想させるA10-6がその後どうなっていくのか興味はあります。
アトムとは別の機体だと思うので、この話がどう鉄腕アトムに繋がっていくのだろうかと思うところはある。
興味はあるから見るだろうけれど、あまり続けて見られる自信はないなぁ。
というくらい僕には合ってなかった作品でした。

 

有頂天家族2

第2期です。1クール12話で放送されました。
原作の2巻目をアニメ化したものになっています。原作は未読。
なお、原作は3部作のようですので、そのうち3期目が制作されるだろうなと推測しています。ただ、原作の3巻目は未刊なので、いつになるかは分からずと言ったところ。

狸たちを中心として、天狗や人間たちのドタバタな騒動を描いているのは1期目と変わらずですが、1期目が偽右衛門であった矢三郎たちの父狸が狸鍋にされてしまって没してから、偽右衛門の継承にまつわるドタバタであったのに対して、今期は前半は単発の話が連なってる印象を受けました。
どこか、物悲しい印象を受けて、カラカラと笑ってだけ見ているという訳にはいかなかった感じを受けました。
なんか、いがみ合いが下地にあってちょっと嫌な感じが残るんですよね。面白いのは相変わらずなのですけれど。

原作の2巻には「2代目の帰朝」というサブタイトルが付いています。
これ、ダブルミーニングだなぁと見終わってから思いました。
物語の最初で、赤玉先生の息子が京都へ帰ってくるところから始まります。普通にこの人物が2代目と称されていて(というか作中で名前が呼ばれず、2代目と呼称されてる)、この人物が話の中心になるのかなぁと思ってしまうのですが、帰ってくる2代目がもう一人いて、最後を畳むのはこちらの2代目。夷川家の2代目なんですが、これがまたできた狸なんですわ。
途中はすっかり騙されてましたが(騙されてしまうのは仕方ない描写でした)、話のメインになるのはこの夷川家の2代目。
ただ、ストーリーのテーマに寄り添っているのは赤玉先生の息子の方という感じでしたね。

基本、家族の結びつきというものを描いている作品ですので、下鴨家の狸たちの結束はすごく心温まる感じ。
それに海星がはいってくるんだなっていうラストはすごくいい感じでした。
ただ、弁天様がすごく可哀想な感じ。彼女は嫉妬とともに2代目に心惹かれてたんじゃないだろうかと僕は思っているのですが、どうなのかな。
1期目よりも深みが増した感じの2期目でした。
3期目にも期待したいですね。

 

« »

10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
アクセスランキング

ぽちっと押されよ。
プロフィール

はがね

Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アフィリエイト