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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

GUNDAM SONG COVERS / 森口博子

GUNDAM SONG COVERS / 森口博子



昨年、NHKで放送された「発表!全ガンダム大投票」内で発表されたガンダム関連楽曲のランキング上位10曲を森口博子さんがカバーしたアルバム。
といっても、森口さんのデビュー曲である「水の星へ愛をこめて」や代表曲である「ETERNAL WIND -ほほえみは光る風の中-」がそもそも第1位だったり第3位だったりなので、セルフカバーを含むという感じになってます。
アルバム自体はランキング上位の10曲に直近の森口さんのガンダム関連曲である「宇宙の彼方で」を含む11曲が収録されています。

カバー曲ということで、気になるのは元の楽曲のイメージからどれくらい離れているかというところ。
もともとがガンダムの各作品のテーマ曲だったわけで、イメージがずれてしまうとガンダムの曲って認識しずらくなると思うんですよね。
普通のカバーアルバムとは違って、その辺がこのアルバムには枷としてあるように感じました。
結果としてはイメージがずれる楽曲よりも、今、作り直したらこうアレンジされるっていう感じのものが多かったように思えます。
上位10曲は割と古めの曲が多くてですね、最近のガンダムの曲って「フリージア」(鉄血のオルフェンズ)、「RE:I AM」(ガンダムユニコーン)くらいで、他は20年以上たってる楽曲ばかりでした。というか、宇宙世紀もののシリーズの楽曲が多いというか、F91までの楽曲でほとんどを占めてるんですよね。
11位以降になると新しめの曲も増えるんですけれど。
ですが、アレンジされた楽曲に古さは感じませんでした。今でも十分聞けますね。

演奏者に著名なアーティストを迎え入れていることも印象に残るアルバムになってますが、名前を知っててもそれがアレンジに生かされてるか顕著にわかる人って割と少ないかなぁ。というか、僕が名前を知ってたのは寺井尚子さんと押尾コータローさんくらいでした。
6名の方がゲストとして参加されていますが、顕著にわかるのは「水の星へ愛をこめて」に参加された寺井尚子さんくらいかな。寺井さんのヴァイオリンが全体をリードしていくようなアレンジになっていました。

特に印象に残るのは僕にとっては「めぐりあい」と「RE:I AM」でした。
「めぐりあい」はアレンジがものすごく面白くて、曲自体を楽器を使わずに人の声で表現した曲になっています。それに森口さんの声でボーカルが入るって感じですごく印象的。
当然、元の楽曲とは印象はかなり異なっているんですけれど、これはこれで映画のあのシーンで使われてても違和感はないなぁと感じました。
「RE:I AM」はもともとAimerさんが歌われた楽曲ですが、Aimerさんの独特の歌い方がすごくマッチした曲でした。それに対して森口さんは非常に歌唱力の高い歌手ですが歌い方はいたってオーソドックスなタイプ。どう聞こえるんだろうと思ったんですけれど、Aimerさんのような独特さはないけれど、「RE:I AM」はこう歌うというお手本のような曲に仕上がってたと思います。歌い方はオーソドックスなんだけれど、「RE:I AM」が持ってる緊張感とかはしっかりと伝わってきてさすがは森口さんだなぁって思いました。

あと面白いなと思ったのは、「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」。これちょうど、THE ORIGINのTV版でLUNA SEAがカバーしてるんですよ。
聞き比べができちゃいます。このアルバムのはオーケストラアレンジ、LUNA SEAのは当然バンドでのアレンジになりますが、僕は森口さんの方がこの曲にあってるって思いました。
オーケストラアレンジでも元のイメージからあまり逸脱しないアレンジだったので、比較しやすかったですね。

僕がもともと森口さんのファンだってこともあるんですけれどとても満足できるアルバムになってました。
できれば40位くらいまでシリーズとしてリリースしてくれないかなぁ。
10位までだと宇宙世紀ものに偏っているので。
それ以外のガンダムの楽曲も森口さんの声で聴いてみたいって思うじゃないですか。
ぜひぜひシリーズ化してほしいなぁ。

GUNDAM SONG COVERS
森口博子
キングレコード


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天気の子 / RADWIMPS


映画「天気の子」のサントラアルバム。
なんですけれど、RADWIMPSのアルバムとしてリリースされているんですよね。
これは基本的に「君の名は。」の時と同じになっています。
全31曲で内7曲がボーカル曲。2曲はボーカルに三浦透子さんを迎えている楽曲になっています。
映画をみていて印象に残るボーカル曲はオープニング曲になっている「風たちの声」、三浦透子さんの声と子供たちの声が重なって印象深い「グランドエスケープ」やエンディングの時の「大丈夫」ですかね。
あとは「愛にできることはまだあるかい」ですが、これは「君の名は。」のときの「前前前世」当たる曲で、本作を象徴するような曲になっています。

BGM関係はやや暗めの印象が強いです。
もちろんコメディシーンやアクションシーンの曲も含まれているので、それに見合った明るさや激しさを持った曲もあるのですけれど、「君の名は。」は半分は入れ替わりを体験するシーンでありコミカル、残り半分が隕石落下で集落が消えた事実を受け入れてヒロインとの再会を目指すために模索する不安な印象をもった感じの曲で構成されていた感じがしますけれど、「天気の子」では天候が異常気象の中で話が進行するという感じになっていて、明るいテンポの曲の中にも少し物悲しい印象があるように感じました。
全体的にちょっと暗く重い印象ですかね。
暗から明に変わっていく曲もあるんですけれど、締めが暗くなるような印象がありました。
作中の天気の状態=雨というのが楽曲に反映されている印象ですかね。

ボーカル曲は「君の名は。」の楽曲が映画のテーマソングであることや挿入歌であることを意識している印象が強かったのに対して、この「天気の子」のものはどちらかというと普遍的なポップスである感じがあります。
「君の名は。」の「前前前世」がそれを聞くと作品の舞台となる隕石の繰り返しの落下と、面々と伝えられてきた入れ替わりを印象付けるような歌詞になっていますが、「愛にできることはまだあるかい」では映画の舞台の説明的な歌詞は与えられていませんし、他の曲も同様。
また「スパークル」のように透明感が突き抜けている曲があり、全体的に透明感や伝承をテーマとしていたためか透き通るようなイメージのある「君の名は。」の楽曲群に比べて、普遍的なポップス的な曲、バラード調の「大丈夫」「愛にできることはまだあるかい」を除いてはどちらかというと爽快さを感じるように作曲、作詞がされている印象があります。
これは「天気の子」で天気を回復させるというヒロインがいることを表しているのだと思いますが、そういう印象の方面でまとめられています。
映画の主題にそっての楽曲作成というのがあるのでそうなったのだと思いますが、印象としては「君の名は。」の方が印象が強い曲が多くなった印象ですね。
あと、このアルバムに含まれてるボーカル曲のほとんどにMovie Editという注釈がタイトルについてます。ということはOriginal版がある訳で、実際、「君の名は。」の時にはRADWIMPSのアルバム「人間開花」に「前前前世」と「スパークル」のOriginal verが収録されました。
ということは今後でるRADWIMPSのアルバムにこれらの楽曲のOrignal verが収録されるのか気になるところです。
「グランドエスケープ」とか不自然に短いんですよ。いい曲でもっと聞いていたいのに、盛り上がってするっと終わってしまうので。

映画を気に入った人なら必聴のアルバム。
でも、どうしても「君の名は。」と比べちゃいますね。
天気の子
RADWIMPS
Universal Music


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Light A Fire / The Loneliest Girl


アニメ「キャロル&チューズデイ」の劇中歌。
The Loneliest Girlは主人公であるキャロル&チューズデイ(Vo.NaiBr.XX & Celeina Ann)のデュオの曲。
Light A Fireは二人のライバルでありもう一人の主人公ともいえるアンジェラ(Vo.Alisa)の曲となっています。
The Loneliest Girlは1話からちょくちょく劇中でかかるんだけれど、Light A Fireは12話の前半クライマックスでのコンテストで初めて披露される曲となっています。
The Loneliest Girlも完全な状態で聞けるのは12話の時点でとなります。
The Loneliest Girlは物語前半における

この2曲、対になっていてどちらも孤独な少女の事を歌っている曲になってるのね。
劇中ではコンテストでアンジェラが歌った後に、遅刻してきてコンテストを失格になったキャロル&チューズデイが歌う事をゆるされて披露するという体裁になっていました。
これの流れが素晴らしくて、ひとつひとつでも完成度の高いバラード曲であるこの二つの曲が、テーマ的につながってひとつの最後の希望になるような感じになっていました。
孤独であるけれど孤独を感じているけれど、その鎖を振り切って炎を燃やすかのようにひとり生きようと歌うアンジェラに対して、孤独な少女に対してそれで癒されるのかと問いかけていくキャロル&チューズデイの歌。
ちょうどLight A FireへのアンサーソングにThe Loneliest Girlになっていて、孤独を癒すよ一緒にいるよと語りかけるThe Loneliest Girlのやさしさがすごく印象的になるようになっています。

単独で聞いても、力強いLight A Fireも素晴らしいし、物悲しくも優しいThe Loneliest Girl素晴らしい。
でも、この2曲はバラバラで聞くよりも、つづけてぜひ聞いてほしい曲となってます。
2曲の対比がとても素晴らしい。

キャロル&チューズデイのボーカルコレクション Vol.1に2曲とも収録されていて、アルバムのラストを飾る曲となっています。
それだけでもこのアルバムを聞く価値あるよ。

キャロル&チューズデイ VOCAL COLLECTION Vol.1
フライングドッグ


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何もかも有り余っている こんな時代も



Goose Houseのシングル「笑顔の花」のC/W曲。
Goose Houseと言えば銀の匙のOPだった「オトノナルホウヘ→」や四月は君の嘘のOPだった「光るなら」が有名で、あとはYoutubeで公開されているカバーソングが有名なのかなと思います。
この楽曲はGoose Houseのオリジナル楽曲。
シンガーソングライター集団であるGoose Houseが6人体制になって最初のシングルになるのですが、これが実質的にGoose Houseの最後のシングルになりました。
大人の事情によってGoose Houseは事実上の活動停止。大部分のメンバーの脱退という状態になっています。脱退したメンバーがコアになって今はPlay.GooseとしてGoose Houseの思いや目的を引き継いで活動中という感じです。

GW期間中に今までなかなか聞けなかったGoose House、Play.Gooseの長時間動画を視聴していたのですが、その中で歌われていたのがこの「何もかも有り余っている こんな時代も」でした。
曲調もテーマも僕の好みでいきなり心を掴まれた感じでした。
Goose Houseと言えば、みんなで楽しんで歌う曲というのが多い印象だったので、彼らのオリジナルはあまり購入していませんでした。というか「オトノナルホウヘ→」と「光るなら」だけでした。即、配信で購入したさ。アルバムに収録されてるのでアルバム毎。
Goose Houseのオリジナル曲をもっと聞きたいと思わせてくれた曲でした。
たぶん、Goose Houseの熱心なファンからはきっと、あまりGooseらしくない曲だって評価されてるのかもしれないなぁと思いながらも、僕はこの曲に彼らの思いをとても良く表している曲だなぁと感じました。

グループの曲ですので各人でパート分けされていて、歌われる楽曲となります。
そして、間奏部分ではハミングというか、オーオーオーという掛け声みたいな声援みたいなパートがある楽曲となっています。
曲調としてはミドルレンジの明るさを持ったところから、未来へ向かってハイになっていくと言った曲。
歌詞は閉塞した現在、大切なものを見失いがちな飽食の時代の中にあって、仲間や愛する人といった大切なものを見つけ、未来に向かっていくということが歌われています。
曲の盛り上がりがサビへ向かってとても素晴らしい楽曲になっています。

こういったグループソングで、暗い中から明るい未来へ駆けていくというテーマの曲、僕はとても好きで、この曲はそれにとてもマッチした曲となっていました。
残念ながら、Goose Houseはいったん終わってしまった。けれど、彼らはまだ歌い続けてます。
この曲を含めて、Play.Gooseとしてまた新しい道を模索して未来を向いている。
そういう意味でも、この曲はとても彼ららしいんじゃないかなと思いました。

笑顔の花/何もかも有り余っている こんな時代も

Goose House
SMR


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この世界に花束を / キミノオルフェ



エガオノダイカのED曲。
歌い手さんはこの曲で初めて知りました。キミノオルフェさんです。
特徴的な曲となっており、普通に歌唱している部分とポエムを語っている部分が交互に出てくる楽曲となっており、すごく印象的でした。
また、歌詞の内容はエガオノダイカの本編の内容をとても意識した内容になっており、もともとエガオノダイカの監督さんから発注された際にいくつかのキーワードが決められていたようです。たぶん、「笑顔」や「代価」といったエガオノダイカの内容に直結するキーワードが決められていたのだと思います。

最初に聞いたのはエガオノダイカの2話でした(1話ではこの曲は使用されなかった)。その時、主人公であるユウキが終結したと思っていた戦争が続いていて、さらに兄的存在で自分を守る騎士でもあり幼馴染であったヨシュアが戦死した事実を知り悲鳴を上げるというシーンに続いて、「笑った私は素敵でしょ」といきなりこの曲が始まるなかなかに凄惨な感じの出会いがありました。
この曲、歌詞を聞いてみればわかるのですが、すごく「笑顔」とか「笑った私」とか出てくるんです。とにかくそういう明るいイメージが繰り返されるのですけれど、そのために犠牲になったものがあるのだというのがうたわれていて、歌詞のぱっと見の印象ほど明るい曲ではありません。むしろ暗い曲です。
曲調も一見楽し気に聞こえるんですけれど、どこか息詰まった感じを受ける曲調となっています。
これが、最後に笑顔のために犠牲になった者たちへの感謝や哀悼を経て、前に踏み出すという段になり気持ちが未来へと向かっていくような感じに曲が受け止められるようになっています。
4分弱の短めの曲なんですけれど、1つの物語がその中にギュッと凝縮されている感じの楽曲でした。
全編を通して初めて素敵な曲といえる曲かもしれません。
胸が締め付けられて締め付けられて最後に開放される。そんな感じの曲。
とても、劇的で素晴らしい曲だと思いました。

なお、アニメ、エガオノダイカの主題歌は「この世界に花束を」という楽曲なのですが…。張り付けてあるYoutube上で公開されているPVは「この世界に花束を[bye bye, see you again someday VER.]」となっています。
バージョン違いです。
CDで販売されているのは無印の方でアニメに使われていたのはそちらになります。
このYoutubeのPVのバージョンは配信で提供されてるバージョンとなります。
僕はアニメを見てこの曲がとても気に入ったのですが、配信で購入して聞いたらなんか印象が違うように思ったんです。
でよくよく配信楽曲のタイトルを見てみると、[bye bye, see you again someday VER.]とついているわけです。アニメのエンドロールを見るとそんなのはついてない。
調べてみると、無印のはCD買わないと手に入らないようだということがわかりました。
で、CDも買って聞き比べよう!と思って購入したんですけれど…。
いざ、CDの曲と配信の曲と比べてもいまいち違いが判らない。たぶんボーカル部分は全く同じだと思います。何が違うかというと伴奏が若干違う。
[bye bye, see you again someday VER.]の方が若干、にぎやかになってる感じがしました。
言い切らないのは何度も聞き比べたんですが、ここが違うって明確な確信が持てないくらいの差しかなくてですね。自信がないからです。(笑)
調べたんですけれど、この2つのバージョンの違いに言及している人がいなくてですね。キミノオルフェさんも言及してないので違いが判りません。
違いがわかない男、はがねです。
まぁ、最初に印象が違うと感じた。聞き比べてたぶんここは伴奏が違くなってるといえる部分はあるということから、伴奏が変えてあるんだと思います。
無印の方はおそらくはエガオノダイカ本編につながることを意識した印象が持たれるようになっていて、[bye bye, see you again someday VER.]の方は12話まで見た後に聞く用にエガオノダイカの後の登場人物たちの心境などを意識した曲調になっているのだと思います。
たぶん曲の明るさが若干違く、それで配信版を初めて聞いたとき違和感を感じたんだと思います。

お勧めは配信版である[bye bye, see you again someday VER.]かなぁ。
最後に救われた後のイメージであると思うので。
キミノオルフェ好きな人は、C/WのこともあるのでCD版、配信版両方かった方がいいと思います。
アニメで使われたままのがいい人はCD版を…。
ですが、まぁ、両方買うのがいいかと。(笑)

この世界に花束を
キミノオルフェ
Stray Cats


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この世界に花束を[bye bye, see you again someday VER.]
キミノオルフェ
Project Shirofune / noterminus LLC.


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narrative / SawanoHiroyuki[nZk]:LiSA



現在公開中の劇場用アニメ、機動戦士ガンダムNTの主題歌。澤野弘之さんとLiSAさんがコラボした作品で澤野さんのSawanoHiroyuki[nZk]ブランドの一曲としてリリースされました。シングルにはTMレボリューションの西川さんとコラボした曲も入っていて豪勢なシングルになっています。
澤野さんがガンダムに関わるのはUCに続いてのことになります。
NTはもともとがUCの外伝として書かれた「不死鳥狩り」のストーリーを元にしたものですから順当な音楽の担当という感じですね。
UCでもRe:I amとStarRingChildを担当していましたから、ガンダムの主題歌3曲目ということになりますね。
その他にもUCがらみではありますが、澤野さんはお台場のユニコーン立像の特別映像の楽曲を担当もしているので、ガンダムファンとしては、安定の澤野サウンドという感じです。安心して音楽に身を浸せるといった感じです。

さて、この曲ですが、比較的暗い印象が残ることが多い澤野さんの楽曲の中でも、とりわけ暗い印象を受ける楽曲になっています。
人の記憶の暗いところに訴えかけてくるような印象を受ける楽曲になっています。
それは歌詞のこともあるんですけれど、記憶を象徴するかのような弦楽器の音からはじまってその旋律の上に重なってくる電子楽器の旋律もそうなんですが、LiSAさんの歌い方も普段の彼女の歌い方よりもせっぱつまったような印象を受ける歌い方になっており、その印象を増長させるものとなっています。

たぶん、この曲の歌詞は澤野さんがガンダムNTのストーリーを意識して作られたものになっているのだと感じました。
僕自身はまだガンダムNTは見ていないのですが、話の大筋はもともとガンダムUCの外伝として書かれた「不死鳥狩り」の話なのでどういう話なのかは知っています。
1年戦争の時に子供だった主人公たちが大人になって、事件に絡んでいくという話なのですが、この子供の時の記憶、そして大人になってからの後悔と覚悟を歌っているような曲になっていると感じました。
いつもの澤野さんの曲と違って英語詩が全く入っていないのも特徴的ですし、言葉遊び的な言い回しが無いのもいつもとは変わった印象を受けました。
ただ、抽象的で難解な歌詞は相変わらずといったところ。

子どもの頃に背負ってしまった罪?後悔?を背負って、歩く主人公の事を歌っているようです。歌詞の主人公はその重さに倒れそうになりながら、それでも立ち上がっていくという歌詞になっています。
それはものすごい苦痛ではあるけれども、子供の頃の無邪気な笑顔を微かな希望として、今を、これからを目指して立ち上がっていく。
そんな楽曲です。

初めて聞いた時にはLiSAさんの心情のこもった歌い方が逆に災いして歌詞が聞き取れなかったんですが、何度も聞いているうちにすごく心にしみこんできました。
曲も歌もとても素晴らしい。
心に刺し込まれて行くかのような曲です。

narrative/NOISEofRAIN
SawanoHiroyuki[nZk]
SACRA MUSIC


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Here / JUNNA



アニメ「魔法使いの嫁」の第1クールOP曲。
歌い手さんは「マクロスΔ」のワルキューレで美雲の歌を担当したJUNNAさん。若い方なんですけれどすごく大人びた声質で歌う方ですね。
JUNNAさんのソロデビュー後の1stシングルのタイトル曲となります。
ワルキューレの楽曲も含め、ミニアルバムもこれ以前に出てるのであんまり1stシングルというイメージがわきませんでした。

最初に聞いたのはアニメ視聴時ではなくYoutubeに上がっているPVででした。
アニメの映像ではなく赤いドレスを着たJUNNAさんが風が強く吹いている砂丘?(たぶん荒野のイメージ)で歌ってるという映像ででした。
その時にものすごく切ない曲だとおもったんですよね。
ひとりぼっちの行き場のない女性が、それでも無限に続いていく日々を生きていくという曲に聞こえたからです。
でもフルコーラスを聞いてみると、世界にはその人の為の場所があるんだと言っています。
その部分があるかないかで、すごく印象かわる曲。
「魔法使いの嫁」の世界観に実によくあっているなぁと思いました。居場所がなくて自分を競売にかけてしまうチセ。そしてチセのいる場所になったエリアスの家。世界は厳しいように見えるけれども、きちんと見ればちゃんと居場所を見つけられれば、それは美しいものであるのだと歌っているかのような曲でした。

曲はアカペラの部分と曲に合わせて歌う部分があって、アカペラのところをキーにして心情というか感情が爆発してくるような歌い方。
そして、次々とテンポが変わっていくので、ひとつの印象にまとまらない曲だなぁと思いました。
1人の女性の人生を歌ってる、だから沈んでいるときもあれば、優しく歌っているときもあれば、力強く歌う必要があるときもある。そんな印象を与えてくれる、とてもきれいな楽曲だと思います。
歌詞としてはすごく単純なんですけれど、それが幾重にも意味を変えて聞き手に届くような曲であったなぁと感じました。

ちょっと泣ける。

Here
JUNNA
FlyingDog


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Open Eyes / 福原美穂

福原美穂のソウル楽曲を集めたアルバム「The Best of Soul Extreme」に収録されている楽曲です。
初めて聞いたのはYoutubeでガンダムUCの関係動画を見ていた時でした。
この楽曲に込められたテーマがガンダムUCにマッチしていると考えた動画のアップ主が、この曲のPV風にガンダムUCの動画を編集したものを見たのが初めてこの曲を聴いたきっかけでした。
最近はそういうパターンも増えていますね。
ただ、残念だけど、その動画自体は著作権法違反なんではないだろうかと思っています。
のでこのBlog記事にYoutubeのその動画のリンクは貼りません。あしからず。
見ちゃった僕はどうなるのだろうと思うのですけれど、知らないで見ちゃうってケースもあるからなぁ。グレーゾーンという事で赦して下さい。
なお、その動画、あまりに出来が良かったので、最初僕は知らないガンダムUCのイメージソングがあったのかと思って見てました。ちょうど使われている素材がガンダムUCの6巻までの素材で、7巻の発売延期とかあったから、その合間にごめんなさい的に提供された動画があったのかなーと思ってたんですよね。そうしたら、どうやらアップ主は個人だったという感じでした。気が付いたのは動画を見終えてからでしたよ。それくらい、できの良い動画でした。
まぁ、そんなわけで、この曲を気にいった僕はmoraでダウンロード購入して、ウォークマンで楽しんでいます。動画のインパクトがそれだけあったという事ですね。楽曲も素晴らしかったのですが。

楽曲のジャンルはソウル。になるんだろうけれど、やっぱり本場の人が歌ってるわけじゃないから、J-POPになるんだろうなと思いながら聞いています。ソウルフルな感じなと言えばいいかな。
R&Bに近い感じですかね。ブルース的な曲となっています。

歌詞がとてもガンダムUCにマッチしているのは前述していますが、ガンダムUCの為に作られたのではないかと思わせるくらいマッチしています。
ガンダムUCは見るべきもの知るべきものから目をそむけ続けた人たちと、それに向かって正面から見つめあい考えて行動した人たちの物語でした。
知りたくはない過去や目を背けたい物事というものは誰にでもあることで、目をそむけ、耳をふさぎ、顔を伏せて殻に閉じこもる事はあるでしょう。それに自分自身をそういったことから守るために理論武装してとげとげしく他者とやりあう事もあるでしょう。
でもそれでは何も生まれなくて、伝わらなくて、と諭しているのがこの曲の語り部です。
曲の語り部は殻に閉じこもった曲の主人公に目を開けてと語りかけ、目を開けて世界を見渡してみれば素晴らしいものが見えると訴えかけてきます。
すごくグッとくるものがありました。これ、ガンダムUCにあてはめると硬化した思考をもつ人類に対して、ミネバやバナージが語りかけたという事と同じ構図なってるんですよね。

Aメロで語り部は主人公に問いかけ、Bメロでは主人公の現状を歌い、サビで解放へと導いていく。
すごく流れがスムーズです。
Bメロの主人公の現状を歌っている部分がすごく心苦しくて印象に残ります。
自分もそういうところ、そういう面が多々あるので、この部分が特に胸に突き刺さりました。
そこから、導いてくれるようにサビに突入していく。目を開ければ素晴らしい視界が待っているのだと説いてくれる。
救いになっている曲です。

アルバム収録曲だし知名度は低いと思いますけれど。
こういう曲に出会えるのだからYoutubeとかの動画侮れない。
気にいったらちゃんとお金を出して楽曲を購入しましょうね。

The Best of Soul Extreme
福原美穂
SMR


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Knew day / (K)Now_NAME



TVアニメ、灰と幻想のグリムガルのOP主題歌。
楽曲を担当する(K)Now_NAMEはホームページの説明によると、アニメの楽曲を制作するクリエーター集団という事だそうで、この灰と幻想のグリムガルが初仕事のようです。
OP主題歌だけではなくEDや挿入歌、BGMも含めてグリムガルの音楽全体のプロデュースを担当しています。
集団で楽曲を作ってる強みか、灰と幻想のグリムガルは挿入歌がすごく多くて、下手をすると1話につき1曲挿入歌が作られてるんじゃないかというくらいの勢いです。
その数ある楽曲の中でも一番のお気に入りがこの主題歌のKnew dayです。

「にゅーでい」と読むはずなんですが、これKnowの過去形のKnewなんでしょうか、それともNewにただ飾りとしてKを付けたのでしょうか。
ちょっと判断に悩みます。Knew dayって言う書き方は普通しないように思えますの(英語得意じゃないけど)で何らかの意図をもって付けられているんでしょうね。
記憶にある過去の日々的な意味なのでしょうか。KnewがNewの意味を込められているのであれば、これからという意味になるでしょう。未来。
どうもダブルミーニングっぽいんのですけれど。なかなか面白いタイトルの付け方だと思いました。

サビを語るように始まり、サビのラストは決意を感じさせる力強さで歌われて、聞く者の意識をがっちり掴むように曲が始まります。
曲調はミドルテンポとハイテンポのちょうど中間位。
ちょっと間奏を入れてからAメロ、Bメロと続いていきます。サビがとにかく印象的で、あまりよくない過去とそして信じて進んで行けばきっと訪れる素晴らしい未来を歌っています。
そして、その道を行くのはけっして1人ではなくて、共に歩む人が居る事が歌われていて、その絆について語っているという曲です。
1人じゃないから、つれあう仲間が居るから、それぞれの過去が重なって光ある未来へとつながって行く。そんな楽曲です。

間奏はストリングスの音色がメインに据えられていて、アニメのボーカル楽曲では珍しい感じ。BGMならストリングスを利用した曲ってよく聞きますけれど、ボーカル楽曲でストリングスが使われ、しかもメインのメロディを奏でるのはすごく印象に残る。とても珍しい感じがしました。
ストリングスのバイオリンやビオラの音って、すこしテンポを早く演奏すると、なにか駆り立てるような印象を受けるのですが、この楽曲でもそんな印象を受けました。
早く傷だらけの過去から抜けだして未来へ行くんだという焦りというか、決意というかそういうものの象徴にこのストリングスが使われていると思いました。

同じ事を繰り返し語る手法でつむがれた歌詞なんですけれど、少しずつ違うんですよね。全く同じ繰り返しではない。同じ繰り返しが無いんです。この曲。
少しずつでも前に進んでるという曲のテーマをそういうところでも表している。聞いていて力づけられるような気がした楽曲でした。

Knew day

(K)Now_NAME
東宝


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STEEL -鉄血の絆- / TRUE



機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの後半EDテーマソング。
TRUEの楽曲は僕としては初めて耳にした曲となります。
初めて聞いた印象はさわやかなバラード調の曲だなという感じでした。前半のEDだったMISIAのオルフェンズの涙が重々しい感じの楽曲だったので、余計にそう感じたのかもしれません。
ものすごく、鉄血のオルフェンズの内容を意識した歌詞、タイトルになっていて、タイトルには「鉄血の」と入っており、歌詞の中には「血よりも深い鉄の華」という鉄華団を意味する言葉が入っています。

ゆっくりとしたバラードで始まり、最後の方は力強く歌い上げて行くという感じの楽曲で、聞いていて励まされる感じがすごくあります。
抑圧されていた鉄華団の面々が、自分たちの自由を勝ち取り、一歩を踏み出し、前だけを見据えて進んでいけたなら、きっと希望へとたどり着けると歌う歌。
その中で、なくした友の元へ手招きされているようだと歌う部分があったりして、鉄華団の危うさや彼らの行く末に待ちうける危険等が語られれているようでグッとくるものがあります。
劇中でビスケットが死んだ話ではEDがこの曲ではなくてオルフェンズの涙に替えられていたのですが、僕はこの曲の方が友の死を超えてなお進まなければならない鉄華団には合っているのになぁと思っていました。
オルフェンズの涙も葬送の歌、そして進まなくてはならない残されたものの曲として同じようなテーマで歌いあげられているのですが、先が見えない感じのあるオルフェンズの涙よりも、理想とする場所、帰るべき場所が明示されている鉄華団にはこの曲の方があっているように思えたのです。

何度聞いても、「血よりも深い鉄の華」というところでグッとくる曲。
そして、最後の部分がすごく気になるんですよね。涙を流しながらも命を燃やしてという感じの歌詞なので、燃え尽きちゃいそうで…。
物語とかなりリンクして書かれた歌詞ですから、その辺が鉄血のオルフェンズの最後を示唆してそうで少し怖いです。
普通に聞いていれば、さわやかな応援歌なんですけれどね。これ。

STEEL -鉄血の絆-

TRUE
ランティス

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Author:はがね
日記は思考が結構、鬱っぽいので鬱日記になること多し。
購入して読んだ活字媒体と購入したCDのレビューやってます。
オタなので、ジャンルはオタ方向に傾倒。

チベタン・スパニエルという珍しい犬種の愛犬記事もありまする。

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