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とりあえず日々思ったことなんかをつらつらと。

 

新約 とある魔術の禁書目録19

新約 とある魔術の禁書目録19

鎌池和馬:著
はいむらきよたか:イラスト
電撃文庫


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新約19巻。
もう新約に入って19巻目なんですね。神の右席とかと戦ってたのが無印のこれくらいの巻だったような気がします。
ずいぶん脇道にそれたような気がしないでもないですが、前の巻からアレイスターとのやりあいとか出てきてるので、やっと本筋に戻ってきたという感じなのでしょうか?
本来、「とある魔術の禁書目録」という一連の流れを構築しなおすと半分以上の巻は不要な巻になってしまいそうで恐ろしい感じがしますね。いろいろ脇道に寄ったのも含めて「とある魔術の禁書目録」だというのも正しいとは思うんですけれど。
作者が描いた1巻の話とそれから繋がっていって、作者が考えている最終巻の物語までを一本の話として構築する為の要素としては割と少ないような気がしないでもないです。
実際のところどうなんだろうね。

この巻ですが、割と読みにくい巻だなぁと思いながら読んでました。
視点が主要な登場人物がそれぞれバラバラに動いているように見えるから。なんかそれぞれ違うことをしていて、それが繋がっていないように見えるんですよね。
今回は上条ちゃん、浜面君、一方通行と、主役をはるキャラクターが出てきて何か行動しているのですが、最後の方まで方向性というかやってることの繋がりが見えなくて、読んでる間で視点が変わると「んんん?」ってなる感じがしました。
結果的には最後で繋がってるのがわかるし、話が互いに関係している面もあったりするのですが、ちょっと困惑する感じがしました。たぶん作者の意図的。
浜面君と一方通行は途中で邂逅するんですけれど、上条ちゃんは最後まで合流しませんしね。

話の中心として描かれるのは浜面君。
いきなり襲われて気絶している間にプロセッサースーツってのを着せられて困惑しているときにに、赤ん坊を拾ってその赤ん坊を保護するために頑張るというのが主としての流れです。
一方通行はわかりにくいですが、プロセッサースーツ自体に用があって絡んできます。
上条ちゃんは一度ローラに殺害されて可能性の分岐という形で復活したアレイスターとともに、ローラ(悪魔コロンゾン)と戦っている。見事にばらばらです。
最後には話がひとつにまとまるのですけれど、それまでが訳が分かっていない浜面君の視点で訳が分からないままに赤ん坊を救おうとしているというのがね…読みにくくした要素だったかなと思います。軸がぼやけちゃった感じがしました。
それでも浜面君が頑張って守ってる赤ん坊が「リリス」であるということから、アレイスターの絡みであるというのはわかるのですけれど、リリスそっちのけで(気が付いてないので)アレイスターはコロンゾンとやりあってますからねぇ。

結果的にこの巻ではエイワスによって救われて肉体を得ることができたリリスと、父親アレイスターの感動の再会話であるはずなのに、アレイスターは美少女の体になってるし、なんとも締まらない再会になってました。
感動のシーンなのになぁ。
そして舞台はイギリスへ移っていくことになるのですが、今まで敵っぽく描かれていたアレイスターが味方とは言わないまでも、理由や目的に片がついてしまったので、最後の敵はアレイスターじゃないんだなって感じになってきました。
言われてみれば、インデックスを支配してあれこれつらいことをしていたのは必要悪の協会=イギリスな訳で、そこと戦って、インデックスを完全に支配から解き放つのが目的になりそうな雰囲気で幕を閉じてます。
浜面君や一方通行にもアレイスターから和睦条件、共闘条件みたいなものが提示されてましたし、ローラ=コロンゾンを倒すのが一応の今後の目的になるのかなというところです。それで、長いこの物語に幕がくるのかはわからないですけれど。
上条ちゃん、また海外か…留年確定っぽいよね。

それにしても、悲劇的な別れがあった親子の再会なんだから、きちんと感動的にすればいいのに…。
締まらな過ぎです。
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されど罪人は竜と踊る10 Scarlet Tide

されど罪人は竜と踊る10 Scarlet Tide

浅井ラボ:著
宮城:イラスト
ガガガ文庫


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10巻です。
9巻を読んだときに10巻はすぐに読もうと思うとか言った記憶がありますが。実際に手を付けたのは1年以上空けてしまいました。他の作品を消化するので手一杯で、1冊が分厚い「され竜」には手を出しにくいというのがありますね。
最新巻は20巻なのでちょうど半分まで追いつきました。前の巻を読んだときの最新巻は17巻だったので引き離されてるとも言います。困ったものです。
読み始めると割とサクサク読めるんですけれどね。
やっぱり他の本よりは時間が掛かる本なので。

血の祝祭が本格的に始まって、ザッハドの使徒が次々にエリダナに集まっていく過程が描かれます。もちろん、ただ集まっただけではなくザッハドの使徒たちは凶悪な殺人者の集まりですので、1人来ればそれだけ人死にが出るというような展開。
それに対してハーライル率いる特別捜査官たちとギギナ、ガユスたちが対抗するという図柄が出来上がっています。パンハイマは何度かの説得にも応じることなく独自路線を貫くという形でした。
互いの思惑が絡み合って複雑に見えますが、結局のところ殺すか殺されるかの単純な構造だったのかもしれないなと読み終わってから思いました。
ハーライルは警察官であるので使徒の逮捕を試み一網打尽にする罠を張りますが、その罠を巡る一連の出来事がこの巻のハイライトだったかと思います。
ほぼすべての登場人物がその場に出てきますしね。

終わってみれば最初から最後まで血と狂気が暴虐の嵐となって吹き荒れていったという印象。ペトレリカに対するアンヘリオの扱いが非常に狂気的で、さらにそれを真顔で何事もないかのようにやる狂気、狂人性がすごくうすら寒かったです。
また、イディスという女性がちらちら出ていましたが、アンヘリオの勘違いによりチェレシアの代わりに虐殺されてしまうという悲しみもあって、その手口がやっぱり狂気に満ちていて怖かったです。
全体的にアンヘリオの狂人性がどんどん浮彫になっていっている感じです。
他の使徒も狂人ではあるんですけれど、描写があまりないのと殺人自体が目的であってその死体をもてあそんだりしないのが、アンヘリオとの大きな違いなのかなぁって思いました。
アンヘリオ自信が自分はザッハドの使徒ではないと言い切っていますし、確かに違う存在なんだなと思いました。

そんな狂気が吹き荒れる中で、何とか自分の愛する人や元恋人を守ろうとするガユスの姿はなかなか熱いものがありました。
どちらを優先するかとかいう問題で悩まされたり、彼自身、不幸体質が染みついているなぁと思いながら読んでました。
でも、ガユスの悩みや思い、苦しみや怒りとかってこの本を読んでる間で、自分を正常に保つためのカンフル剤みたいな役目になってる気がしました。それくらい、狂気の描写が連続するので、ガユスの心情に同調できる自分を発見して安心するみたいな、そんな読み進め方になってましたね。

何人かの使徒が退場しましたけれど、やばそうなのがまだまだ残っているし、これからどう対処していくのか、ペトレリカは救えるのかとか気になるところはいっぱいです。
ロレンゾも復讐心に駆られていて、味方っぽく見えないんですよね。ポジション的にはパンハイマと同じところかなという感じで。
次はどうなっていくのかしら。また暴虐の嵐なのかしらねぇ…。

 

Occultic;Nine③ -オカルティック・ナイン-

Occultic;Nine③ -オカルティック・ナイン-

志倉千代丸:著
pako:イラスト
オーバーラップ文庫


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発売予定が伸びに伸びて、もともとの刊行予定がいつだったか忘れたころになってやっと刊行されました3巻です。
2巻から3巻までの間にオカルティック・ナイン関係ではいろいろなことがありました。アニメ化があって、ゲーム化の発表がありました。ゲームの発売はもうすぐそこまで迫ってるという感じです。
アニメは1年前に放送開始って感じで、それ以前から3巻の刊行予定は出てましたから最低でも1年は伸びた計算になりますね。
あとがきでは反省しているのだか反省していないのだか、よくわからない事情があったということで(アニメ作中で出てきたアデリーヌ・レポートに関係して)延期せざるを得なかったということです。
たぶんですが、アニメ化、ゲーム化が決まったことで、原作の小説としてどのような落としどころへ持っていくかが大きく変わったんじゃないかなと推測しています。

ストーリーとしては、我聞たち登場人物たちがニゴロ事件の被害者であると認識する過程を描いています。
そして、自分たちが幽霊であるけれどという前提に立って、事件に向き合い始めるところまでという感じになってました。
ストーリーの流れとしては多少前後する部分はあるけれど、アニメ版とほとんど変わることが無かったかな。
FBI捜査官の鬼﨑あすなも出てきてサイコメトリーで事件の真相に迫っていったり、我聞とコンタクトを取ったりしていました。
やはり、話のキーになるのは我聞だよなぁという感じ。
あすなのサイコメトリーに反応しないという特色があるので(これってその場に我聞がいたから?という見方もできるとは思うんだけれど、いまいち判然としない)、後々に我聞がキーになって話が収束していく切っ掛けになるんだと思います。
話としてはまだまだ途中で、実優羽がやっと立ち直りつつあるところまでで終わってます。

アニメ版と大きな違いは我聞が自分が幽霊であるということを認識するまでの時間経過にかなり差異があります。
アニメ版ではけっこう長いあいだ、自分の死を認識できずにうだうだしてましたけれど、原作である本作では結構早くに立ち直って、事実を検証し始めているというのがありました。
周りに認識されないというのを利用して女風呂を覗きに行ったりするあたり、少しアニメ版よりアクティブな印象を持った感じです。

とりあえず、八福神の会とかが出始めてるので、流れ的にはアニメ版を今のところなぞってる感じではあります。
たぶん、ラストは変わると思うけれど。
この巻を読んで気が付いたのだけれど、稜歌視点のパートってないのね。
ということは初めから、稜歌は9人の中に入ってなくて、あすなが10人目の登場人物なのではなくて9人目なのかしら?
やっぱり稜歌=アデリーヌってことで話が今後展開していくのかなぁ…。
4巻はいつでるのだ?

 

ヘヴィーオブジェクト 最も賢明な思考放棄

ヘヴィーオブジェクト 最も賢明な思考放棄

鎌池和也:著
凪良:イラスト
電撃文庫


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14巻目です。
この巻は今までの巻と違う特徴がありましたが、またそれは後にして。
雰囲気はいつも通り始まります。
クゥエンサーとヘイヴィアが貧乏くじを引いているといういつものノリで始まり、戻ってきたら情報同盟の船が座礁=海難事故で救援を求めていて、国際法にのっとって救助に当たるというところから情報同盟との因縁が付き始めます。
でも今回、第一章で当たる敵は信心組織のオブジェクトだったりして一瞬けむに巻かれそうになりますが、本筋は情報同盟のマティーニシリーズという人工の天才にまつわるお話となっています。
実際に戦っている敵は信心組織だったりするので、一見間違いそうになるんですけれど、話の本質、真の問題点は情報同盟の方にあると常に言い聞かせながら読んでました。

流れ的には割といつも通りにオブジェクトの脅威にさらされてる人達を救う感じの話で、中立地帯にある町を守ったりそんなことをしつつ進んでいきます。
その陰に見え隠れするマティーニシリーズの女の子たちって感じで、話は進んでいきます。
マティーニシリーズは、遺伝子工学によって生み出された人工の天才という感じで、基本は1人の人間の遺伝子?因子を受け継いでいるようでした。
それで人工の天才が生み出せるのかなぁとかちょっと思ったのですが、調整はしているという感じだったので、強化された人間なのかな?という感じでした。ただ、出てきた人物たちは全員がオブジェクトのパイロットではなかったので、そこまでの天才ではないのかしら?という感じ。
オブジェクトパイロットとは別のベクトルの天才ということなんでしょうけれど、こうやって天才を生み出すと、その天才がどういった行動をとるかということで、話が構築されていました。

人に対して優しいというか、厳しいんだけれども反乱を起こさないタイプと、能力を過信というかその能力があるが故に反乱を起こしていくタイプといろいろなマティーニシリーズの個体が出てきて(どれも幼女から少女だ…)なかなか面白かったです。
今回の主人公側というか正統王国軍は完全に巻き込まれ型で、いらぬ陰謀に部隊ごと巻き込まれちゃってます。
クゥエンサーとヘイヴィアはともかくとして、部隊ごとというのは珍しいかなぁと思いました。大体の場合は、クゥエンサーとヘイヴィアが巻き込まれたことで、彼らの行動によって部隊が巻き込まれるというパターンが多いですが、今回は初めから部隊ごと巻き込まれてる感じです。
名前のついてるキャラクターは死んでませんが、名もなきキャラクターはいっぱい死んじゃってる感じ。
これ、フローレイティアさんの怒りの図ってのがその後に見れるのかな?とちょっと期待しています。

さて、今回、ヘビーオブジェクトでは初となる上下巻構成になってました。
話が終わっておりません。
基本的に1冊で1エピソード完結を通してきたヘビーオブジェクトですが、今回のラストはまさかの「つづく」です。
また、話のスケールがそれに伴って、過去の巻に比べて大きく、4大勢力の勢力図が書き換わる様な事態が発生したというところで幕引きされています。
これから、どうクゥエンサーとヘイヴィアは対処していくのかというのが見ものですが、あまりに敵となる存在がでかすぎて、1オブジェクトの運用部隊である第37機動整備大隊が事件の収拾を任されるのかも怪しいよ?という事態になってます。
つか、どう考えても第37機動整備大隊だけじゃ対処できない状態が発生しています。これどうやって収めるんだろう…。

という訳で、明らかに今までと違う展開で、今までの話の後に来ないと整合性が取れない話となっています。
また、巻数表記はないけれど、続く次の巻とこの巻はセットで読まないといけないんだろうなと思いました。
話があまりに大きいので、これが収拾ついたらヘビーオブジェクト完結なのかな?なんて考えもしています。
どうなるんだろうと、ワクワクしながら次巻を待ちたいと思います。

 

ソードアート・オンライン20 ムーン・クレイドル

ソードアート・オンライン20 ムーン・クレイドル

川原礫:著
abec:イラスト
電撃文庫


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20巻です。
サブタイトル表記は19巻と同じ。前の巻からの続きという意味で、この巻の話がアンダーワールドで起きた殺人事件を扱った話の続きですというのが明確になっていますね。
このように、2冊にわたっておなじサブタイトルが付くのって、アリシゼーション編が始まる前までのソードアート・オンラインのフォーマットだったんですよね。
2冊で1つの話を構成するというの。
久しぶりにそのフォーマットで書かれた話だったというわけです。
でも、話の舞台が基本的にアンダーワールドですので、アリシゼーション編の続きという印象が強い感じがしました。
後日談ですしね。

前の巻では殺人事件の犯人としてゴブリンが疑われたことによって、キリトが人界とダークテリトリーを行き来していましたが、今回の話は基本的にセントリア周辺でこじんまりと起こった出来事を描いています。
きちんと、前の事件から引っ張って来た話は一応きちんと片が付くようになってます。
ただ、今までのように2冊で一区切りついてはいないです。
殺人事件については、決着がつくのですが、根本的な問題については片付かずに持ち越ししになります。これが最終的に決着つくのが18巻のラストシーンで描かれたアビッサル・ホラーまで書かないといけないとか「あとがき」に書かれてるし、ソードアート・オンライン、どこまで続くんですかねぇ…。

さて、この話ですが…。
割とアンダーワールドでのキリトとアスナの日常を描いているのとか、そちらが重視されていた感じがしました。
また、キリトやアスナが強すぎる力を持ってしまっていることから、バトルシーンで活躍するのはティーゼとロニエという形になり、視点がいろいろ移るのが特徴的です。最終的に綺麗にまとまって、キリトとアスナが決着をつけますけれど。
謎を解いていくという形のストーリー構成なはずなのですけれど、ひとつひとつの謎が解決していく鍵が偶然によって持たされていくので、謎を解いているとか、戦って道を切り開いていくという印象はあんまりありません。
その辺、少し盛り上がりに欠けるかなぁと思いました。
ティーゼとロニエの危機や活躍はそれなりに面白いのですけれど…。
どうしても偶然で話が進行していくのはちょっとなぁと思いました。
これなら、謎は謎のまま、キリトやアスナが強大になった敵と戦うまで引っ張った方がよかったのでは?と思わないくもなかったです。
月駆が頑張るシーンはグッときましたが。(動物すきー)

次の巻からは、高校生になったアスナやキリトを描いていくという話らしいです。
アンダーワールドから帰還した後の話となるわけですが、精神年齢が上がっているはずの彼らをどう描いていくのか、難しいところですよね。
なんとなくですが、アンダーワールドでの200年なんてなかったかのように振る舞うような気がしてますけれど。
なんかいろいろ理由をつけて。
ソードアート・オンラインはこの19巻、20巻を読む限りでは、18巻のあのラストで終わらせておいた方がよかったんではないかなぁって感じます。
読めばそれなりに面白いので刊行されれば読むのですけれど。
いつまで続くかなぁ。

 

アルスラーン戦記15 戦旗不倒

アルスラーン戦記15 戦旗不倒

田中芳樹:著
丹野忍:イラスト
光文社カッパノベルズ


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15巻です。
完結1つ前まで来ました。
さすがにいろいろクライマックスに向けてお膳立てがそろってきた感じがあります。
けれど、普通の作品だったらここから数巻は書かれそうな感じですが、アルスラーン戦記はこの巻を除けばあと1冊で終わりなんですよね…。
全部の伏線に決着をつけれるのかなぁとかちょっと不安になるくらい、いろいろな要素が残っています。

アルスラーンというかパルスの置かれている立場って、7巻までの第1期より困難な状況になってないか?という気がします。
第1期でもルシタニアに国土を奪われ、その中で回りから群がってくる諸国と戦いながら軍備を整えていきましたけれど、今回は周りが連携しているわけでもないのに、さも連携しているかのように一挙にパルスに侵攻してこようという流れになっているのが、なんとも心苦しいです。
パルスが大陸の要所にあって、そこを押さえることに軍略的な意味があるのは分かりますけれど、各国の王がこぞって狙ってくるのもなんともいえない感じです。
しかも、今回、各国の王を誑かす人物がそれぞれに居るってのもなんとも言えないですね。チュルクではザッハーク一味が、ミスルでは銀の腕輪をもつフィトナが、マルヤムではヒルメスがそれぞれ王を誑かして(チュルクはちょっと違うけれど)、パルスに攻め込むっていうのを画策するというのが、パルス恨まれてるなぁという感じです。
特にヒルメスの行動が、すごく気になる。彼、もっと頭の良い人物であるように思ってましたけれど、結果的に恨み事が先行してしまっていて、彼の頭の良さを殺してしまっているのが悲しいです。恨み事を捨て去れればパルスの有力な将になれるでしょうし、アルスラーンにこのまま子供が出来なければ王位を得ることだってできるかもしれないのに。たしかにアルスラーンの方が年下ですので、このままいけば王位は手に入れられないのですけれど…。彼の今後を考えれば、アルスラーンと和解した方がメリット多そうなのになぁと思わないでもないです。
それなのに復讐心に心を囚われていて盲目になってるのが悲しいです。

ザッハークの魔軍との戦いが本格化してきた感じです。
今回は、まずはザッハークの影である巨人との戦いをするのですが、イルテリシュが完全に乗っ取られて、強さを増して登場しています。キシュワードが戦うのですが、討ち果たせずで、逆に危ない感じがしました。キシュワードには奥さんも子供もいますし生き残ってほしいのでハラハラしながら読んでました。
アンドラゴラスの身体を乗っ取ったザッハーク本体がついに目覚めて動き始めてますが、巨人サイズで動き回られるよりは、ダリューンとかが戦えるサイズになってるので、組みしやすそうではあるかな?とか思いました。
でも、決着までには何人もの被害がでそうですよ…。

さて。この巻のクライマックスは侵攻してきたマルヤム軍との戦いです。
まさか、ここで、十六翼将の内、最重要と言える人物の命が失われるとは思いませんでした。
田中芳樹さんは軍師は最後まで生き残らせる気はないのでしょうか?
せめてもの救いはアルフリードと結ばれてからの戦死だったことでしょうか?いや、アルフリード的には後悔は残らないでしょうけれど、それがあったからこそ、逆に読者としてはつらい結末になった感じです。
報告を受けたメルレインの淡々とした口調が怖かった。
たぶん、ヒルメスと今後相対する役目を負うのはメルレインになるのでしょうけれど…。ヒルメス強いんですよね。メルレインだと少し役不足に感じるくらいです。というか安心して相手を任せられるのってダリューンくらいなのですけれど…。
しかしこれで6人の十六翼将が失われたことになります。半分近くいなくなってるんですけれど…。
読んでいてつらいです。
どんどん、アルスラーンの翼がもがれていく感じがして。
その分、亡くなった誰かの分を背負って、アルスラーン自身は成長していってるのでしょうけれど…。

さて、あと1冊を残すのみとなりました。
どう決着するのかな?
少なくともザッハークは倒して終わると思うのですけれど、その後にアルスラーン自身すら生き残ってる保証がないからなぁ…。
せめて、その後にパルスに平和が訪れたと言えるラストシーンであってほしいです。

 

アルスラーン戦記14 天鳴地動

アルスラーン戦記14 天鳴地動

田中芳樹:著
丹野忍:イラスト
光文社カッパノベルズ


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14巻です。
13巻を読んだときに近いうちに14巻、15巻を読むと言っていたのですが、他の本を読んでいるうちに1年が経過していました。おや?
Twitterで最終巻が脱稿されたと聞き、やばい、読まないととなったのでまずは14巻を片づけることに。
アルスラーン戦記は読みやすいのですらすら読んでいけるのがよいですね。

どこもかしこも不穏な動きをしているというのが、この巻の印象でした。
とはいえ、シンドゥラのラジェンドラさんがとってもいつも通りで和ませてくれます。そのラジェンドラさんもパルス軍が放棄したペシャワール城へのこのこやってきたところに魔軍の襲撃にあって慌てふためくというのがなんとも。
我がまま言っているようで、何かとパルスの役に立っている(ナルサスの策略により立たされている)ラジェンドラさんがとってもいつも通りでした。
冒頭だったからすごく印象に残った感じです。

あとはチュルクにイルテリシュが乗り込んできて乗っ取るとか、ミスルで遅咲きの野心家であるテュニプがヒルメスを追い落として国を取り戻すとかあります。ミスルの場合、簒奪したヒルメスを追い出して、再簒奪したというのが正しいのかな?正統な跡継ぎさんを殺害しているから、簒奪を企てていたヒルメスを追いだしたというのではなく、テュニプによる簒奪と考えてよいでしょう。
チュルクやミスルでの件はイルテリシュが魔軍を使っているものの、なんとなくですが、普通の戦いを描いていた印象がありました。
あんまり、魔軍の怪物とかの印象がなかったからだと思います。

アルスラーン周りではギランでの戦いがやはり印象的。
十六翼将が何人もそろってる状態での魔軍との直接的な戦いになります。やはり空を飛べない人間に対して、空を飛べる魔軍の怪物は脅威で、十六翼将でも苦戦するというのが、わかる話となっていました。
というより、ザッハークを退治するに当たり、部下の損失を覚悟しないといけないというアルスラーンに、その通りだと突きつけんばかりの展開となります。
グラーゼとジムサの戦死はすごく唐突で、厳しいものだと思いました。
まだ、この段階ではアルスラーンの覚悟は決まり切っていないのに、それでも部下を失ったことを現実として受け入れないといけないという現実。
文章は淡々としていて、紙面の関係か割とあっさり流されている感じがしましたが、やはり堪える部分ですね。
グラーゼとジムサの前には、ザッハークの起こした地震による建造物の崩落でアルスラーンを守ったトゥースもあっさりと亡くなってますし、この巻では一挙に3人もの十六翼将が欠けることに。
前巻のザラーヴァントと合わせると4人が亡くなったことに。
それに伴って、人事が動くわけですが、キシュワードが責任を重く感じないようにアルスラーン自信が罰しないといけないとか割と重い事柄が描かれてました。キシュワードそんなに弱い人かなぁと思いながらも、その危険を排除するのも王の役目なんだなぁと思いました。空席となった大将軍職は代わりにダリューンがその地位へやっと着くことに。
トゥースの代わりにはクバードがとなるのですが、この辺の人事を受ける側にもそれぞれの覚悟ってのが見えていて、なんか最終局面に向けて悲壮感がただただ、漂ってる感じがしました。

さて。
地震とか天変地異まで起こしてくる蛇王に対して、人間でしかないアルスラーンたちはどうやって戦うのかしら。
イルテリシュみたいに人間の姿をして出てきてくれればまだ、ダリューンとかが対処しそうですけれど…。
皆殺しの田中さん、何人生き残らせるつもりなのかしら…。最終局面で全滅とかやめてほしいです。
たぶん、次の巻も何人か十六翼将から死人が出るんだろうなぁ。覚悟して読もう。

 

悲亡伝

悲亡伝

西尾維新:著
講談社ノベルズ


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伝説シリーズ7冊目。
タイトルの付け方が1巻を除いて、二文字目が数字の読み方になってるのがこのシリーズでしたが、どうもゴロがよいナナ、シチ、セブンなどの読み方のものが見つからなかったようで…。形が七に似てる亡の字が採用されています。
なかなか苦労している様子が見て取れてちょっとクスっとしてしまいました。
これを読んでる時点で次巻の悲衛伝はすでに刊行済みですが、そちらはエイトに近いエイという読みができる文字が当てられています。九巻目十巻目も数字に読める文字が当てられる予定です。

さて、前巻で四国ゲームがやっと終わって、新しい状況が始まるよーというこの巻では、まず近況から始まります。
空々君がちょっと左遷させられて、第九起動室室長から、空挺部隊長へ降格になったという近況とその空挺部隊のメンバーが四国ゲームを生き残ったメンバーですということの説明から始まります。
まぁ妥当かなという始まり方で、そこへ事件が舞い込んできます。
世界各地にある対地球組織の内のひとつであるロシアの道徳啓蒙局が何者かにつぶされたという話が舞い込んできます。容疑があるのは他国の対地球組織。
そこで、どこの組織が裏切者なのかを内定調査してこいという命令が空挺部隊に下されます。そこで2名ずつで6か所へ内定調査に向かうという話になります。

まずは、その担当分けについて空々が悩んで決めて、各ペアの活動がどうだったかを描いています。
半ばで、犯人=裏切者がどこだったかが明かされて、後半に入るとその目的まで悲恋がべらべらしゃべりだすという感じ。
初めから裏切者がどこだったか感づいてるメンバーがいたり、悲恋がコンピューターならではの解析能力で読み切ってしまっていたりして、この巻の話は一体なんだったのー?と思うことしばし。
読んでみるとですね。たったこれだけの事をまるまる1冊この分厚い本を使って書いたのかとひとしきり感心してしまいます。というかあきれた感じ。

とはいえ、四国ゲームを生き残った絶対平和リーグの面々が地球撲滅軍の中でどう過ごしているかとか重要ですし、対地球の戦いがどうなっていくのかというのも話としては重要な要素なんですよね。
そこへ入っていくためのプロローグを時間をかけて描いていったという感じでした。
対地球の本格的な戦いが次の巻から始まるのかなという予感を抱かせるエピローグで次巻へ続くとなっていました。
しかし、西尾維新、無駄に長い話を書かせるとうまいなぁと思います。これさ、普通の作者さんだったら半分で終わってると思うんですよね。
それをこれだけ引っ張るのって才能だと思うんですよね。
読まされる方としては勘弁してという気にもなるんですが。
でも四国編よりは面白かったかも。視点が空々以外にも移るのが新鮮でした。
次は宇宙らしいですよ?
マジか。

 

小説 BLAME! 大地の記憶

小説 BLAME! 大地の記憶

冲方丁:著
弐瓶勉:原作・イラスト
講談社


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アニメ映画も公開されにわかに活気づいているBLAME!の小説版です。
原作はシドニアの騎士で人気を得た二瓶さんの作品、つまりコミックです。
結構古い作品になるので、なんで今頃?という気がしないでもないですが、映画化に合わせて小説などを出版したという感じでしょうか。
原作も新装版が出てますしね。
さて、BLAME!ですが僕は原作を連載していた雑誌を読んでいた関係でちょこっと読んだことがあります。単行本も買いました。1巻だけ。原作は10巻まであるのですが、1巻で挫折したという苦い経験がある作品です。1巻の内容以降は雑誌でも読まなくなってしまったので、ほぼ初見といっていいでしょう。
原作でなんで挫折したかというと、主人公の霧亥が強力な武器を片手に何かを探しながら巨大構造物の中を移動していくという話で始まっているのですが、情報量がものすごく少なくて、何がなんだかよくわからなかったから。科学者のシボが出てくると少し情報量が増す感じはありましたが、基本、霧亥はしゃべりませんし、敵と会話すら成り立たないことが多いように思えました。
そういった中で、目的がなんなのかも良くわからないまま、独特の世界観と絵柄で押してくる作品は当時の僕には早すぎた感じがします。
挫折した作品であるのですが、小説ならば少しは情報量が多くなってるだろうということと、冲方さんの作品であるということで、手に取ってみました。
読後に少し情報を検索しましたが、ほぼ初見と同じ感覚で読み始めました。どうもこの作品は原作の2巻までをノベライズ化した作品ということのようです。

無尽蔵に高い構造物が建てられて、その中で人類(またはその系統分岐種)が暮らしているという世界観。構造物を建造しているのは基本機械でオートメーションされていて、またセーフガードという存在が、中で暮らしている人々を見つけ次第排除しにくるという危険な世界となっています。端々に出てくる時間の情報から、この構造物が「地球」に建てられている構造物であることと、とんでもない高さと広さを誇っていることがわかります。そして、人類が進化していろいろな種へと分岐して存在していることからとんでもなく未来の話であることが分かります。
その中でネットスフィア(構造物を維持管理しているネット空間)に接続できるネット端末遺伝子を持った存在を見つけることを使命とした霧亥が旅を続けていくという話になっています。その過程で出会った特殊な遺伝子を持った存在のサンプル収集などをしながら、旅をしていきます。基本的に霧亥の行動指針は人類を守る存在であり、依頼さればそれを遂行します。ただ、その依頼がなければかかわらないなど、自分を律するルールがややロボット的に感じました。本作で最初につれている少年と接するときや、シボと出会ってからは人間的なところも見せるのですけれど。
シボに請われることで生電社の頭取と戦うことになり、塊都という空間を救うために戦い、勝利を勝ち取るところで本作は終わっています。
そこまでで霧亥が空を見ることと大地についての記憶の断片を思い出すことをして、霧亥という存在がどんな存在なのかをおぼろげながらに説明して本作は終了となります。
ある一つの結末ではあるのですけれど、これ途中だよね!という感じになりました。

遠い未来において、都市から人々が切り離されて生きている時代に、霧亥という人がどういう風に感じてどういう風に生きていくのかを描いていた。それは冲方さんの感覚で現在の人たちにも投影できる感覚らしいですけれど、僕の実感としてはあまりそういうのは共感できず、読後感としてどう受け止めていいかすごく迷う作品になってました。
人によって受け取り方は違うと冲方さん自身も言ってるのでそれでいいのだとは思いますけれど。面白かったかといえば、原作のコミックよりはわかりやすかったし、作品世界を理解できたというのはあるんですけれど。満足感はちょっとない。
この先に霧亥がどうなっていくのかとか、結局、ネット端末遺伝子は手に入っていないので旅は続くんだということとか、人類が滅びに向かっていることが示唆されているとか…。この先が読みたくなることがいっぱい残っていて…。原作を読めってことなんでしょうけれど…。小説の終わり方としては不満足感がありましたね。先を読ませろと言いたい感じです。
でも、雰囲気からして小説版はこれで終わりなんですよ。
大地という大切な場所の記憶を断片的にでも霧亥が思い出したという点で、人類にとって帰るべき場所というのがどこであるのか示唆されている気がしました。この構造物に寄り掛かって生きている間は、人間は滅びの道から逃れられない。そんな気にさせられる物語、語りでした。

冲方さんのネームバリューを壮大に使った原作の宣伝小説。
そんなポジションなんですかね?これ。

 

86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―

86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―<上>

安里アサト:著
しらび:イラスト
I-Ⅳ:メカニックデザイン
電撃文庫


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スマッシュヒットを飛ばした第23回電撃小説大賞受賞作から5ヶ月。
2巻目が刊行されました。
人気あったみたいだからなぁ。本屋では山積みになっていましたし、それが順調に減っていってたみたいだし、なかなか運のよい作者さんだなぁと感じました。
もちろん、1巻の話はとても面白かったので、迷わず2巻目のこの巻も購入しました。
ただ、1巻でこの物語って一応の完結をみているのですよね。
レールガンを搭載した〈レギオン〉によって突破口を開かれてしまった共和国は滅び、レーナ達は連邦に助けられてシンたちと再会する。そういう終わりでした。
この物語ってこれが一番きれいな終わり方であってさ、〈レギオン〉との最後の戦いまで描くかどうかというのはまた別の問題であったわけです。
この第2巻を読み始めるときに、どの時点の話を描くのだろうと思って読み始めました。可能性のあるのは、シンたちが特別偵察へ出た後、連邦へたどり着くまでの話になるのか、連邦にたどり着いた後、レーナと再会するまでの話になるのか、はたまた新たな戦場へ赴く話になるのか。3つの物語が考えられましたが、本作は連邦にたどり着く直前から、〈レギオン〉の大侵攻が始まるところまでとなっていました。
1巻で存在だけ示唆されたレールガン搭載の〈レギオン〉が出てくるところまでとなっています。

きつい戦いを戦い抜いて、シンたちスピアヘッド戦隊の5人は1人も欠けることなく隣国となる連邦へたどり着き、あわやというタイミングで救われます。
そこで、良心的な後見人を得て戦いから離れた生活を経験するところから始まるのですが、物語の都合上彼らは軍属であるはずなので、軍隊に復帰することは分かってました。
悲しいけれど、彼らの居場所って平和な都市、守られた場所ではなく、守るために戦う場所がそれなんですよね。
そうやって生きてきて、そうやって生きることを決められてきた。それ以外の生き方は知らないし、戦わなければ人類に未来が無いことを知ってしまっている。だったら戦うという選択肢しか持たないというのを確認する物語になっています。
レーナのシーンが無いわけではないのですが、紙面のほとんどはシンの心情を描くのに費やされていました。1巻では戦闘シーンこそシン達に視点が当たっていましたが心情が描かれていたのはレーナの方でしたのでちょうど逆の状態になった感じです。

帝国の遺児であるフレデリカとの交流を描きながらも、シン達86の悲しい運命を描いているといった感じでした。このフレデリカが下巻ではキーキャラクターになりそうです。レールガンの〈レギオン〉にはこのフレデリカの関係者の脳が使われてそうな感じですし、あきらかに狙われてる感じでしたので。
巻の最後でレーナ側の戦いも描かれて1巻で語られた共和国の最後の1週間が始まったことが分かりました。
3巻はこの話の下巻になるのですが、どういう展開になるんですかね。
今から楽しみです。

そういえば、物語の中で1つあいまいになってることがあり、すごく気になりました。
それは作中での時間経過。
シン達は〈レギオン〉の支配域をどれくらいの時間で通り抜けたのか、また、作中で士官学校へ行ったことが書かれているのですが、どれくらいの時間経過があったのかが明確には書かれてないんです。
書かれてなくても、シン達に変化があれば気にもしないのでしょうけれど、変化が無いんですよね…。1巻の時のメンタリティとあまり変わった感じがしないんです。
士官学校へ行ったのであれば、少なくともそこで1年2年は経過してるでしょうから、それだけシン達は歳をとるわけです。シンが何歳なのか明確には書かれてないのですがどうもミドルティーンのよう。この時期の年という単位の時間経過は結構大きいと思うんですよね。また、フレデリカにも変化があったようには描かれてないんです。
フレデリカは10歳前後と描写がありましたから、シン達が士官学校へ行ってる間にローティーンから下手したらミドルティーンへ差し掛かる年齢なんですけれど、描写が10歳のままだったんですよね…。
ちょっとその辺が気になりました。
もしかして連邦の士官学校って戦時ということもあってすごく、就学期間が短いんですかね?
その辺はまだ若手の書き手さん故のところですかね。

3巻は今年の冬だそうです。11月くらいに出ればいいなぁ。早ければ早いほどうれしいけど。

 

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